北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
NVIDIA GeForce RTX 4090 with Nearly Half its Power-limit and Undervolting Loses Just 8% Performance(techPowerUp!)
NVIDIA GeForce RTX 4090 power limiting and undervolting test shows only 8% performance drop at half the TDP(VideoCardz)
RTX 4090 FE power limit vs. Undervolting Power Ratio Test(Quaser Zone)

Quaser ZoneがGeForce RTX 4090を使用した興味深い検証を行っている。

行われたのはGeForce RTX 4090のPower Limitを低減し90%、80%、70%、60%としたときの電力と性能を測定するというものである。Power Limitの制限はソフトウェアで行っている。

GeForce RTX 4090のTotal Graphics Powerは450Wであるが、4Kゲーミング時の消費電力は概ね340W程度にとどまっている。Power Limitを60%まで下げると270W弱まで消費電力は低下する。一方で性能は8%程度の低下にとどまる。
ASUS Reveals Intel Scrapped DLVR Power Delivery Tech For Raptor Lake Desktop(HotHardware)
Intel Raptor Lake chips don’t support Digital Linear Voltage Regulator (DLVR) after all(KitGuru)

Intelはこれまでいくつもの電圧レギュレーターを開発し、Processorの効率を最適化しようとしてきた。例えば第4世代Core processor―“Haswell”ではFully-integrated voltage regulator (FIVR) が実装された。しかし、FIVRはあまりにも不安定だという理由で、第6世代の“Skylake”以降では外されている。
そして、昨年には第13世代Core processorである“Raptor Lake”でDigital Linear Voltage Ragulator (DLVR) が導入されるという噂が立った。しかし、ASUSの開発者によると、少なくともデスクトップ向けにおいては“Raptor Lake”へのDLVRの導入は立ち消えとなったようだ。
NVIDIA 4nm AD104 "Ada" Silicon Pictured, Half the Die-area of AD102(techPowerUp!)
NVIDIA AD104 GPU for GeForce RTX 4070 Ti has been pictured, half the size of AD102(VideoCardz)
NVIDIA AD104 ‘Ada’ GPU For GeForce RTX 4070 Ti Graphics Card Pictured, 25% Smaller Than GA104(WCCF Tech)
AD104(MEGAsizeGPU@Zed__Wang)

旧GeForce RTX 4080 12GB→GeForce RTX 4070 Tiやその下のGeForce RTX 4070に使用されるAD104の写真が明らかにされた。
“Ada Lovelace”世代のGPUコアとしてはAD102, AD103に続き、AD104は3番目に大きいコアとなる。ダイサイズはAD102の約半分で、295mm2前後と推定される(AD102は608mm2)。トランジスタ数も半数以下になっていると推定され、過去の情報ではAD102の763億に対し、AD104は358億である。


以下は9月下旬に出てきたAD102, AD103, AD104のスペックである。
NVIDIA reportedly discontinues GeForce RTX 2060 and GTX 1660 series(VideoCardz)

BoardChannelによると、NVIDIAはGeForce RTX 2060とGeForce RTX 1660 seriesの終了を発表した模様だ。

どちらも“Turing”世代の製品でGeForce RTX 2060はTU106を、GeForce GTX 1660 seriesはTU116を使用した製品である。一度はGeForce RTX 30 seriesに置き換えられる形で終了するはずだったが、グラフィックカードの高騰および品薄の影響により、ラインナップに復活した経緯がある。特にGeForce RTX 2060については新しく12GB版が投入され、ラインナップの強化が行われている。ともにGeForce RTX 3060の下のラインナップを維持してきたが、最近はGeForce RTX 30 seriesが潤沢になり、GeForce RTX 3060 TiやRTX 3060に追加モデルが登場する一方で、上位はGeForce RTX 40 seriesへ置き換えられるのを待つ格好となっていた。
午前0:08 · 2022年11月29日(188号@momomo_us)
Details for Result ID 2x Intel(R) Xeon(R) Gold 5418Y (24C 48T 3.8GHz, 800MHz/2.2GHz IMC, 48x 2MB L2, 48x 45MB L3)(SiSoftware Official Benchmark Ranker)

“Sapphire Rapids”世代のXeon Scalable ProcessorとなるXeon Gold 5418YがSiSoftwareのOfficial Benchmark Rankerに登録されているのを188号@momomo_us氏が発見している。
登録日は2022年9月27日となっており、新しいものではない模様だが、逆に消されずに残っているということはパチモノの可能性は若干下がるだろうか?

実際に見ていこう
Intel’s next-gen 14-core Core i7-1370P mobile CPU shows up with 5.0 GHz clock(VideoCardz)
Dynabook Inc. Portable PC(GeekBench)

Intelは第13世代のMobile向けCore processorについて、TDP45WのH, HK seriesやTDP55WのHX seriesなど高性能向けに注力している。しかし、TDP28WのP seriesについても用意されている。TDP28WのP seriesは主に薄型ノートPCやハイエンドタブレットPCで用いられる。

11月28日付けでGeekBenchにCore i7 1370Pが登録された。Dynabookに搭載された形で登録されており、第13世代が大型ノートPCだけでなく、薄型軽量ノートPCにももたらされることを示している。
AMD’s upcoming Ryzen 9 7900 and Ryzen 7 7700 CPUs already listed by retailers(VideoCardz)
AMD Ryzen 9 7900 12 Core & Ryzen 7 7700 8 Core ‘Zen 4 Non-X’ CPUs Confirmed By Lenovo(WCCF Tech)
午後10:27 · 2022年11月26日(188号@momomo_us)
Lenovo SP AMD Ryzen 9 7900 3.6GHz/12C/24T(PC21.fr)
Lenovo SP AMD Ryzen 7 7700 3.6GHz/8C/16T/(PC21.fr)

AMDのSocketAM5 processorが解禁されてからまだ日が浅いが、一部のリテーラーが未発表のSocketAM5 processorの情報を部分的にではあるが出し始めている。
今回、Lenovo desktopのアップグレード向けとして、PC21.frのWebサイトにRyzen 9 7900とRyzen 7 7700が掲載された。


Ryzen 9 7900は12-core、Ryzen 7 7700は8-coreで、いずれもTDP65Wと推定される。周波数はどちらも3.60GHzとなっている。
Intel W790 motherboard for Sapphire Rapids workstation CPUs has been listed for $960(VideoCardz)
First Intel W790 Sapphire Rapids Workstation Motherboard Spotted(Tom's Hardware)
X13SWA-TF Intel W790 LGA-4677 6x PCIe4.0x16 2x 10G-LAN RJ45 IPMI eATX(188号@momomo_us)
X13SWA-TF Intel W790 LGA-4677 6x PCIe4.0x16 2x 10G-LAN RJ45 IPMI eATX(ATIC Computers)
(参考)Intel(R) 600 Series Chipset Family Platform Controller Hub (PCH)(Intel)

カナダのリテールショップが未発表のマザーボード―Supermicro X13SWA-TFを掲載した。このマザーボードはIntel W790チップセットを搭載し、SocketはLGA4677となる。つまり、“Sapphire Rapids”に対応するワークステーションマザーボードである。

Supermicro X13SWA-TFはE-ATX規格のマザーボードである。価格は1290カナダドル($965)となっているが、製品がいつ頃利用できるようになるかは説明されていない。
AMD ROCm Software update confirms Navi 32 GPU has 60 Compute Units(VideoCardz)
AMD Confirms Max CU Count of RDNA 3 GPUs: Navi 32 Maxes Out at 60 (7680), Navi 33 Maxes Out at 32 (4096)(WCCF Tech)
午後11:43 · 2022年11月25日(Kepler@Kepler_L2)
ROCmSoftwarePlatform /
rocWMMA
(GitHub)

8月中旬のAngstronomicsの情報で“Navi 3x”のCompute Unit数に関する噂があった。このうち“Navi 31”はAngstronomicsの情報通り96基のCompute Unitで登場した。
同じ情報によると、“Navi 32”は60基、“Navi 33”は32基のCompute Unitを搭載するとされていた。


そしてAMDが11月24日にROCm softwareの開発者向けに“performance.hpp”と呼ばれるファイルをGitHubに投稿した。その中に“Navi 31”、“Navi 32”、“Navi 33”のCompute Unitに関する記述が見られた。“Navi 31”は発表されたとおり96基となっていた。そして“Navi 32”は60基、“Navi 33”は32基と8月の情報通りの数字が記載されていた。

403行目から427行目が該当する部分である。
TSMC 3 nm Wafer Pricing to Reach $20,000; Next-Gen CPUs/GPUs to be More Expensive(techPowerUp!)
DigiTimes: TSMC 3nm wafer price breaks $20,000. (RegiredEngineer(R)@chiakokhua)
消える100ドル未満のプロセッサ(Impress PC Watch)

DigiTimesの報道によると、TSMCの3nmプロセスのウエハの価格は$20000に達するという。この価格は5nmの1.25倍となる。
TSMCは7nmプロセスのウエハを$10000で提供していたが、5nmでは$16000にコストが上昇した。そして最新の3nmではとうとう$20000に達する。しかし、TSMCは持続的に革新をもたらし続けており、顧客はTSMCの最先端プロセスのウエハを購入し続けるだろうと見込まれている。