北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Ryzen 7 7840S Lenovo-Exclusive APU Benchmarked(TechPowerUp)
Ryzen 7 7840S Shows Impressive 30W Performance in Yoga 14s Ryzen Edition Laptop(Tom's Hardware)
Lenovo exclusive AMD Ryzen 7 7840S 30W APU tested, 5% slower than 45W 7940HS(VideoCardz)
This is the right choice for a thin and light notebook worth 8,000 yuan! Lenovo YOGA Air 14s 2023 Ryzen Edition Review: Exclusively customized Ryzen 7 7840S ultra-high performance(MyDrivers)

1ヶ月前、Lenovoは最新世代のYoga laptop seriesを明らかにした。その中には“Phoenix”をベースとするRyzen 7 7840Sを搭載した製品もラインナップされていた。Ryzen 7 7840Sは電力プロファイルがカスタム仕様であり、TDPが30Wに設定されている。似た型番のRyzen 7 7840HSはTDP45Wでこれよりも低く設定されていることになる。
Intel Core 7 165H “Meteor Lake” CPU debuts on Geekbench with over 2.5K score(VideoCardz)
Intel Corporation Meteor Lake Client Platform(Geekbench)

9月上旬にGeekbenchに“Meteor Lake”を使用するCore Ultraが掲載された。このとき明らかになったのはCore Ultra 7 155HとCore Ultra 5 125Hである。そして今回、新しくCore Ultra 165HがGeekbenchに掲載された。
Nvidia's Blackwell B100 GPU to Hit the Market with 3nm Tech in 2024: Report(Tom's Hardware)
NVIDIA Reportedly Selects TSMC 3 nm Process for Blackwell GB100 GPU(TechPowerUp)

DigiTimesの報道によると、NVIDIAは来年の製品にTSMC 3nm級プロセスを使用するようだ。NVIDIAはGB100と呼ばれるCompute graphics processorを計画しており、このGB100にTSMC 3nm級プロセスが用いられる模様だ。

DigiTimesの報道ではNVIDIAのGB100は2024年のローンチが計画されている。そしてこの新GPUのローンチはNVIDIAの2年毎の新GPUアーキテクチャの投入ペースにしたがったものである。GB100ないしはB100はNVIDIAの次世代Compute GPU製品で、AIや高性能コンピューティング (HPC) 向けに使用される。GB100はMulti-chiplet設計をとるとも言われており、現行の“Hopper”アーキテクチャを使用するGH100と比較して大幅な性能向上を成し遂げると言われている。
Intel Adopting 3D-Stacked Cache for CPUs, Challenging AMD's 3D V-Cache(Tom's Hardware)
Intel’s working on 3D-Stacked Cache to challenge AMD’s 3D V-Cache CPUs(OC3D)

Intel Innovation 2023で同社のCEOであるPat Gelsinger氏がプレス向けにQ&A sessionを開催し、その中でAMDの3D V-cacheのような3次元積層キャッシュをIntelが採用する予定があるのかという質問がされた。
Pat Gelsinger氏はその質問に対し、若干異なるアプローチをとることになるが、CPUダイへの3次元積層キャッシュを使う予定はあると説明した。“Meteor Lake”では現れなかったが、将来の様々なIntel processorに対し3次元積層キャッシュの開発が行われているようだ。
AMD Ryzen Z1 Packs Zen 4 and Zen 4c Cores: CPUID Dump(Tom's Hardware)
Intel Panther Lake codename(GitHub)
午後9:39 · 2023年9月22日(InstLatX64@InasLatX64)

AMDは携帯ゲーム機向けにRyzen Z1とRyzen Z1 Extremeを今年初めにリリースしたが、似たような名前ながらもこの2つのAPUは全く異なっている。そして今回InxtLatX64氏がRyzen Z1のCPU IDを明らかにし、Ryzen Z1が“Zen 4”と“Zen 4c”を混載する“Phoenix 2”をベースとしていることがわかった。

Ryzen 7040 seriesで広く使用される“Phoenix”は8-coreの“Zen 4”と12 CU (768sp) のRDNA 3 GPUを搭載する。一方、“Phoenix 2”は6 CPU core + 4 CU RDNA 3 GPUの構成で、CPUコアの構成は“Zen 4”が2-coreと“Zen 4c”が4-coreとなる。
Intel Confirms Meteor Lake CPUs Are Coming To Desktop PCs In 2024(WCCF Tech)
Breaking Down Intel's Strategy For Meteor Lake & Beyond(PCWorld / YouTube)

デスクトップ向け“Meteor Lake”はキャンセルされたというのがもっぱらの噂であるが、これに反するようにIntelは2024年に“Meteor Lake”がデスクトップ向けにももたらされると説明した。

IntelのMichelle Johnston Holthaus氏 (Executive Vice President and general manager of the Client Computing Group) がPCWorldのインタビューで、“Meteor Lake”がデスクトップ向けにも展開される予定であることを明らかにした。

以下がそのインタビュー内容である。
Intel 5th Gen Xeon Platinum 8580 “Emerald Rapids” CPU Leak: 60 Cores, 420 MB Cache, 350W(WCCF Tech)
Intel Xeon Platinum 8580 60-core “Emerald Rapids” CPU with 420MB leaks out(VideoCardz)
intel Xeon Platinum 8580(ES2-Q2SP-A0)(Yuuki_Ans@yuuki_ans)
5th Gen Intel Xeon Scalable Overview at Intel Innovation 2023(ServeTheHome)

第5世代Xeon Scalable Processorとなる“Emerald Rapids”を使用したXeon Platinum 8580が姿を現した。

リーク元はおなじみYuuki_Ans氏である。今回姿を現したXeon Platinum 8580は60-core/120-threadである。ベースとなるコアは“Raptor Cove”で、キャッシュが大幅に増量されていることが特徴である。Xeon Platinum 8580は2ダイ構成で、1つのダイに30-coreが搭載される。1-coreあたりのL2 cacheは2MBで1ダイで60MB、L3 cacheは1ダイで150MBである。2ダイ合計でL2=120MB / L3=300MBの大容量となる。“Sapphire Rapids”と比較すると約2.6倍もの容量である。“Genoa”のL2/L3 cache総容量は480MBでこちらとの差はだいぶ縮まったが、3D V-cacheを搭載した“Genoa-X”には遠く及ばない。しかしIntelは今後3次元積層キャッシュを複数の製品に展開することを計画しており、
Undervolted AMD Radeon RX 7800 XT with 200W power limit matches average performance of GeForce RTX 4070(VideoCardz)
RX 7800 XT... But Power Efficient - Testing Games at 200 Watts(Techtesters)

Radeon RX 7800 XTはGeForce RTX 4070に対抗できる性能でGeForce RTX 4070よりも低価格なカードと評価されている。しかし、GeForce RTX 4070にはいくつか優位点があり、DSS 3.5のサポートもその1つである。そして今回の主題であるが、GeForce RTX 40 seriesはRadeon RX 7000 seriesよりも省電力性で勝っており、GeForce RTX 4070とRadeon RX 7800 XTも例外ではない。
Crucial Launches DDR5 6000 MHz Pro DIMMs(TechPowerUp)
Crucial Pro 48GB Kit (2x24GB) DDR5-6000 UDIMM(Curcial)

Crucialは同社のPro seriesのDDR5-6000モジュールを追加した。今回追加されたのは24GBモジュール2枚のキットである。Crucialによると、今回のDDR5-6000はJEDECのスペックに則ったものとしているが、48-48-48のタイミングはJEDECのスペックよりも若干詰められている。最大の特徴は6000MT/s駆動ながらも電圧は1.1Vに収められていることである。現在のDDR5-6000モジュールの多くは1.35Vないしはそれ以上の駆動電圧を必要とする。