北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
ASUS Launches STRIX-E, ProArt Creator and TUF Pro AMD X570 Motherboards(techPowerUp!)
ASUS launches four X570 motherboards: ROG Crosshair VIII Extreme, STRIX-E, ProArt Creator and TUF Pro(VideoCardz)
Four new ASUS X570 motherboards keep enthusiasts at the cutting edge(ASUS)

ASUSは8月14日、ROG Crosshair VIII Extremeを初めとするAMD X570チップセット搭載マザーボードの新製品を4種類発表した。

発表されたのは以下のマザーボードである。
 
  ・ROG Crosshair VIII Extreme
  ・ROG Strix X570-E Gaming WiFi II
  ・Pro Art X570-Creator WiFi
  ・TUF Gaming X570-Pro WiFi II

これら4種類のマザーボードの共通点は従来のX570チップセット搭載マザーボードでは搭載されていたチップセット冷却のためのファンを廃止し、ファンレス仕様としたことである。ファンレス仕様のX570マザーボードとしては“X570S”の型番を冠したGigabyteやMSIのマザーボードが思い浮かぶが、ASUSはこれらのマザーボードに“X570S”の型番を冠していない。そのため、若干従来型との区別がつきづらい印象はある。

個人的に好印象を受けたのは“ROG Crosshair VIII Extreme”と“ROG Strix X570-E Gaming WiFi II”、“Pro Art X570-Creator WiFi”においてチップセットのヒートシンクとM.2スロットのヒートシンクが分離されたことである。X570チップセット搭載マザーボードではチップセットのヒートシンクとM.2スロットが分離されたタイプと一体のタイプがあるが、後者の場合もともとヒートシンクが搭載されているSSDを選択してしまうと、チップセットのヒートシンクまで取り払われてしまうことになり、チップセットの冷却能力が低下する。そのため、M.2スロットとチップセットのヒートシンクが一体となったマザーボードではヒートシンクのないM.2 SSDを選択することが望ましい。一方、分離型であればSSDのヒートシンクの有無を気にする必要はそれほどない。

そのM.2スロットであるがROG Crosshair VIII ExtremeはM.2 2280が3スロット、Pro Art X570-Creator WiFiはM.2 22110が2スロットとM.2 2280が1スロット、ROG Strix X570-E Gaming WiFi IIとTUF Gaming X570-Pro WiFi IIがM.2 22110が2スロットとなる。ROG Crosshair VIII Extreme以外の3製品は通常より長いM.2 22110(例えばOptane SSD 905P等)を搭載できる点も特徴である。またいずれのマザーボードもGPU用のPCI-Express x16スロットとは別にPCI-Express x4スロットを備えるので、ここにNVMe SSDを搭載することも可能である。

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コメント
この記事へのコメント
183331 
TB4付きはASUSから出ないのか。残念。
2021/08/16(Mon) 12:49 | URL | LGA774 #-[ 編集]
183335 
TUF Gaming X570-Pro WiFiが日本で発売されなかったのでⅡは発売されるといいですね。ⅠやPlusの値下がりも期待
2021/08/17(Tue) 13:07 | URL | LGA774 #-[ 編集]
183344 
ASUSもMiniITXはなしか。
小さいとファンレスにできないとかあるのかな?
2021/08/19(Thu) 04:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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