北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel 600-Series Chipsets Leak Out In Latest Drivers – X699 For HEDT, Z690 For Mainstream, W680 For Workstation & More(WCCF Tech)
Intel entire 600-series chipsets for Alder Lake CPUs leaks out, X699 HEDT listed as well(VideoCardz)
Intel Chipset Device Software Version 10.1.18836.8283(HXL@9550Pro)

メインストリームからワークステーション、そしてHEDT向けに至るIntel 600 seriesチップセットのラインナップが最新のチップセットドライバから明らかになった。
Intel 600 seriesチップセットが記載されていたドライバはIntel Chipset Device Software Version 10.1.18836.8283で、HXL@9550Pro氏が発見した。ドライバのリストには19のDveice IDがPCHに割り振られていた。


見つかったチップセットは以下の通りである。
 
  ・X699:HEDT (LGA2066後継?), Enthsiast向け
  ・Z690:Mainstream (LGA1700), Enthusiast向け
  ・W685:Workstation (LGA1700?), Enthusiast向け
  ・W680:Workstation (LGA1700?), Mainstream向け
  ・Q670:Business / Enterprise (LGA1700)
  ・Q670E:Buiseness / Enterprise Laptop
  ・R680E:R-Embedded, Laptop
  ・H670:Mainstream (LGA1700), Budget
  ・B660:Mainstream (LGA1700), Budget
  ・H610:Mainstream (LGA1700), Entry
  ・H610E:Mainstream Entry, Laptop



ラインナップ自体はこれまでのチップセット製品群とそれほど大きな違いはない。命名規則は若干の変更があり、Mobile向けのチップセットがこれまでHM~ないしはQM~だったのが、末尾に“E”がつけられたものに変更されている(今回明らかになった範囲ではMobile向けチップセットのラインナップが少なく、これらとは別にメインストリーム向けにH670Eに相当するチップセットがありそう)

コンシューマデスクトップ向けはこれまでとほとんど変わりはなく、上からZ690, H670, B660, H610という4種類のラインナップとなる。ワークステーション向けはW685とW680の2種類に拡充される。

注目されるのがX699である。HEDT向けとしてその型番自体は特に疑問を抱くものではないが、X699の存在自体が注目に値する。IntelのHEDT向けは“Cascade Lake-X”とX299で止まっており、“Ice Lake-SP”を使用した“Ice Lake-X”に相当する製品は出てこない。しかし、X699というHEDT向けのチップセットがあることは、それと対になるHEDT向けのCPUが存在するとことを示している。そしてそのHEDT向けのCPUはおそらく“Sapphire Rapids-SP”をベースとした“Sapphire Rapids-X”となるだろう。

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コメント
この記事へのコメント
183451 
Sapphire Rapids-X、ブーストクロック次第で売れそう
2021/08/22(Sun) 15:27 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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