北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD EPYC “Milan-X” specifications leak out, up to 64 cores, 280W TDP and 768MB L3 cache(VideoCardz)
Milan-X (GN-B2) has 768MB L3$ per CPU. Let's confirm the specs(ExecutableFix@ExecuFix)
午前1:15 · 2021年8月27日(188号@momomo_us)

3D V-cacheを搭載した“Zen 3”世代のEPYC―“Milan X”の存在は5月下旬からに噂されるようになったが、今回、ExecutableFix氏が“Milan-X”のスペックを明らかにしている。

明らかにされた“Milan-X”のスペックは以下の通りである。
 
◇EPYC 7003X series(Milan-X / TSMC N7 / SocketSP3 / 8ch DDR4-3200)
  7773X 64-core/128-thread 2.20GHz/Boost 3.50GHz L3=768MB TDP280W
  7573X 32-core/64-thread 2.80GHz/Boost 3.60GHz L3=768MB TDP280W
  7473X 24-core/48-thread 2.80GHz/Boost 3.70GHz L3=768MB TDP240W
  7373X 16-core/32-thread 3.05GHz/Boost 3.80GHz L3=768MB TDP240W



24-coreと32-coreの製品は最小で4 CCD+IOD、16-coreの製品は2 CCD+IODの構成を取りうるが、今回明らかになった製品は全てがL3=768MBであり、いずれも8 CCD+IODの構成を取っていることがわかる。1つのCCDには元々持っていた32MBのL3 cacheに加え、3D V-cacheにより64MBのcacheが積層され、合計96MBのL3 cacheを有する。96MB/CCD×8 CCDで768MBである。下位モデルのCCDを減らすことなく8 CCDにしたのはキャッシュ増量の恩恵を最大限にするためだろう。そのため、EPYC 7573Xの場合は4-core/CCD、7473Xの場合は3-core/CCD、7373Xの場合は2-core/CCDとなり、有効化されたCPUコア数だけ見ると大分贅沢な使い方をしていることになる。

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コメント
この記事へのコメント
183743 
768MBって20年くらい昔のメモリの容量かな?
凄い時代になってきましたね
2021/09/16(Thu) 23:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
183744 
もうRAM無しで、キャッシュだけでWindowsXP動かせそう
凄い時代になったものだ
Ryzenにも降りてこないかな
2021/09/16(Thu) 23:49 | URL | LGA774 #-[ 編集]
183758 
EPYCの768MB L3はデータベースには2桁%かそれ以上に効きそうだけど
最大2CCDのRyzenで64MB→128MBとしてコストに見合うアプリあるかな
2021/09/17(Fri) 10:20 | URL | LGA774 #-[ 編集]
183789 
L3キャッシュ256MB版の多コアなmillanは市場に出てるのに何で8コア版を出さない?
まさか1CCXに3D V-cache256MB積んで誤魔化そうとしてるんじゃないだろうな?
まあ届く前に廃番になりそうではあるが
2021/09/18(Sat) 15:14 | URL | LGA774 #W3ugQoag[ 編集]
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