NVIDIA announces workstation RTX 4000 SFF ADA desktop GPU and five mobile SKUs(VideoCardz)
NVIDIA launches 6 Ada Lovelace architecture GPUs, including RTX 4000 SFF professional graphics card(BenchLife.info)
NVIDIA RTX 4000 SFF Ada Generation Graphics Card (NVIDIA)
“Ada Lovalace”世代のワークステーション向けGPUはRTX Ada seriesとしばしば呼ばれるが、NVIDIAはGTC 2023で6種類のRTX Ada seriesを発表した。うち5種類はMobile向けで残りの1種類はRTX A4000 SFF Adaと呼ばれる小型デスクトップ向けである。
NVIDIA launches 6 Ada Lovelace architecture GPUs, including RTX 4000 SFF professional graphics card(BenchLife.info)
NVIDIA RTX 4000 SFF Ada Generation Graphics Card (NVIDIA)
“Ada Lovalace”世代のワークステーション向けGPUはRTX Ada seriesとしばしば呼ばれるが、NVIDIAはGTC 2023で6種類のRTX Ada seriesを発表した。うち5種類はMobile向けで残りの1種類はRTX A4000 SFF Adaと呼ばれる小型デスクトップ向けである。
RTX A4000 SFF AdaはAD104をベースとし、CUDA core数は6144、Tensor Core数は192、RT Core数は48となる。演算性能はFP32が19.2TFlops、Tensor performanceは306.8TFlopsとなっている。
カードの形状は2スロット厚で、カード長は16.8cm、高さは6.9cmである。TDPは70Wに収められ、PCI-Express電源コネクタを必要としない。VRAMは20GBのGDDR6を搭載し、GDDR6の速度は16Gbps、メモリインターフェースは160-bitである。
NVIDIAによると、RTX A4000 SFF Adaは$1250でローンチされるという。
Mobile向けのRTX Adaは5種類で、上から順にRTX 5000 Ada, RTX 4000 Ada, RTX 3500 Ada, RTX 3000 Ada, RTX 2000 Adaとなる。RTX 3050 Adaを除くとそれぞれ順にMobile向けのGeForce RTX 4090, RTX 4080, RTX 4070, RTX 4060に似通ったスペックとなっている。RTX 3050 Adaの5120 CUDA coreはコンシューマ向けにはないものである。またGeForce RTX 4050に相当する2560 CUDA coreのモデルはラインナップされていない。
RTX 4000 SFF Adaのスペックは以下の通りである。
◇RTX 4000 SFF Ada
・GPU:AD104
・CUDA core:6144
・SM:48(Tensor Core:192 / RT Core:48)
・GPU clock:1.56GHz
・VRAM:16Gbps GDDR6 20GB
・メモリインターフェース:160-bit / メモリ帯域:320GB/s
・Total Board Power:70W
・ディスプレイ出力:Mini DisplayPort 1.4a×4
カードの形状は“Ampere”世代のGA106を使用したRTX A2000に非常によく似ている。2スロットでロープロファイル仕様のカードで、カード長は16.8cmに抑えられている。また消費電力も70W低く抑えられ、補助電源コネクタを必要としない。
なお3月22日1時現在、デスクトップ向けのRTX Adaの追加SKUはこのRTX A4000 SFF Adaのみで、RTX 5000 Ada等のラインナップはまだ発表されていない。RTX A4000 SFF AdaをRTX 6000 Adaの次に投入してきたNVIDIAの意図は何だろうか? (先代のRTX A2000の売れ行きが良かったのだろうか?)
同時に発表されたMobile向けRTX Ada seriesは以下の通り。
◇Mobile向けRTX Ada series
RTX 5000 Ada AD103 9728 CUDA core 2.19GHz 175W GDDR6 16GB 256-bit
RTX 4000 Ada AD104 7424 CUDA core 2.26GHz 175W GDDR6 12GB 192-bit
RTX 3500 Ada AD104 5120 CUDA core 2.25GHz 140W GDDR6 12GB 192-bit
RTX 3500 Ada AD106 4608 CUDA core 2.16GHz 140W GDDR6 8GB 128-bit
RTX 2000 Ada AD107 3072 CUDA core 2.36GHz 140W GDDR6 8GB 128-bit
(参考:Mobile向けGeForce RTX 40 series)
4090 AD103 9728 CUDA core 1455-2040MHz 80-150W GDDR6 16GB 256-bit
4080 AD104 7424 CUDA core 1350-2280MHz 60-150W GDDR6 12GB 192-bit
4070 AD106 4608 CUDA core 1230-2175MHz 35-115W GDDR6 8GB 128-bit
4060 AD107 3072 CUDA core 1470-2370MHz 35-115W GDDR6 8GB 128-bit
4050 AD107 2560 CUDA core 1605-2370MHz 35-115W GDDR6 6GB 96-bit
こちらはあまり自作PCユーザーが触れる機会は多くないだろうか。

≪RTX 5000 Adaの噂―AD102を使用し、CUDA core数は15360?
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GeForce RTX 4070には従来のPCIe 8-pinを搭載したカードも存在するらしい≫
この記事へのコメント
a2000はgeforceとradeonまで含めて比べても史上最強ロープログラボだったから、マイニング用途でもワークステーション用途でもゲーミング用途でも売れてたみたい
他のプロ向けグラボに比べたら中古市場にかなりの数出てるし
あとはt400からt1000までと、a2000以上では世代は違うけど併売されてたし、geforce同様、毎世代フルラインナップ出すことはもうないのかも
他のプロ向けグラボに比べたら中古市場にかなりの数出てるし
あとはt400からt1000までと、a2000以上では世代は違うけど併売されてたし、geforce同様、毎世代フルラインナップ出すことはもうないのかも
2023/03/22(Wed) 03:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
1スロで発熱ひどいらしいA4000のリプレースかな。
T4とかA2の1~2Uラックマウント推論サーバ用を想像したけど、2スロを1Uサーバに詰め込んだらシロッコファンが窒息しそうだ。
T4とかA2の1~2Uラックマウント推論サーバ用を想像したけど、2スロを1Uサーバに詰め込んだらシロッコファンが窒息しそうだ。
2023/03/22(Wed) 13:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
RTX4000 SFF Ada これ仕事用に欲しかった奴。
AI向けに速度がいるときはクラウド使うけど、ローカルで動作確認するのにぴったり。
ローカルでの動作に速度はいらないけど、クラウドと同じモデル使いたいからメモリは欲しい。
これまでだと20GB積んでるのは3090/4090とかA5000とかデカいのしかなかった。
最新世代互換のAPI使えて、メモリ多くて、遅くて小さいってのは正にクラウド時代に合ってる。
AI向けに速度がいるときはクラウド使うけど、ローカルで動作確認するのにぴったり。
ローカルでの動作に速度はいらないけど、クラウドと同じモデル使いたいからメモリは欲しい。
これまでだと20GB積んでるのは3090/4090とかA5000とかデカいのしかなかった。
最新世代互換のAPI使えて、メモリ多くて、遅くて小さいってのは正にクラウド時代に合ってる。
2023/03/23(Thu) 23:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
AIとかやる人向けで、1250ドル前後という話だから日本だと安くて20万か。TDP低いのはめっちゃいいけどゲームに使うにはきついよねえ。ゲーム用途だと3060Tiか3070くらいの性能なのかな。
2023/03/23(Thu) 23:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]