北森瓦版

　
掲載された写真は明らかに新しいNUCハードウェアのものであり、このことはIntelが“Broadwell-U”をベースとする小型PC向けプラットフォームの開発が完了したことを意味している。Webサイトにはスペックは一切掲載されていないが、写真からいくつかの特徴を読み取ることはできる。まず、正面の写真から黄色のUSB充電ポートがあることが見て取れる。左側のより小型のユニットは以前のNUCよりも若干短くなっているようだが、角度の関係で断言するのは難しい。

NUCのシステムボードの写真もあり、ここからはメモリスロットとして2本のDDR3L SO-DIMMスロットやM.2スロット、mPCIeスロットが見られる。SATA 6.0Gbpsは1ポート用意されている。ProcessorはCore i3かCore i5 5000 seriesだろうか。
Intelはこの次世代NUCを2015年1月―おそらくはCESで明らかにするとみられる。

写真自体はIntelのNUCのページに掲載されており、2014年12月15日22時39分現在も見ることができます。スペックが掲載されているわけでも、新型NUCという触れ込みがあるわけでもないので、気がつかなければ普通のNUCの写真で終わってしまいますが、ComputerBase.deが使われているNUCの写真が今までにない形状のものであったことから、“Broadwell”世代のものではないだろうか、という話に発展した模様です。

まず、高さの違う2種類のNUCが並べられた写真ですが、正面からの写真で、青色のUSBポートと黄色のUSBポート、ヘッドホン端子を確認できます。黄色のUSBポートは充電対応となる模様です。
基板ですが、指摘されているM.2スロット、mPCIeスロット、SATA 6.0Gbpsポートを確認でき、またメモリはDDR3L SO-DIMMスロットが2本となります。CPUのヒートシンクは写真からは確認できません。

登場時期は2015年1月でCESで発表されるのではないかとみられています。

Intel Broadwell 15W coming to CES （Fudzilla）

Intelは14nmプロセスで製造される“Broadwell”を数週間後のCES 2015で明らかにする。

TDP4.5Wの“Broadwell-Y”はCore Mとして登場しており、今度登場するのはTDP15～28Wの“Broadwell-U”である。“Broadwell-U”はノートPC向けで、通常型から可変形にまたがる市場を担う。

“Broadwell-U”はiGPUとしてHD Graphics 5500, HD Graphics 6000, HD Graphics 6100（以前の情報ではHD Graphics 6100ではなくIris 6100と言われていた。そのため、Iris 6100の間違いの可能性はある）。これらはQuick Sync Videoをサポートし、解像度は3840×2160＠60Hzまで対応する。

製品名は順当にCore i 5000 seriesとなる模様です。
NUCでも使用されることになるTDP15W～28Wの“Broadwell-U”はCES 2015で発表されるのではないかという話です。上のNUCの話と合わせても矛盾はありません。

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