北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Arrow Lake reportedly confirmed to launch as Core Ultra 200 series, Raptor Lake-H Refresh coming as Core 200H(VideoCardz)
Intel Arrow Lake CPU Gets Core Ultra 200 Branding, Raptor Lake-H Refresh Gets Core 200H(WCCF Tech)
午後11:46 · 2024年3月30日(HXL@9550pro)
Golden Pig Upgrade Package 2024年03月30日 21:45(bilibili)

これまで多数のリーク情報を伝えてきたGolden Pig Upgrade Package氏によると、次の世代のクライアント向けCPUコアである“Arrow Lake”はCore Ultra 200 seriesとなるようだ。そして、“Raptor Lake-H Refresh”がCore 200H seriesとなる。
The slowest Meteor Lake spotted: Intel Core Ultra 5 115U with 8 cores(VideoCardz)
Intel’s Lowest-End Meteor Lake CPU Makes An Appearance: Core Ultra 5 115U With 2 P-Cores(WCCF Tech)
Google rex(Geekbench)
Intel(R) Core(R) Ultra 5 processor 115U(Intel)

“Meteor Lake”は昨年12月に発表され、現在までCore Ultra H seriesが5種類、Core Ultra U seriesが6種類ラインナップされている。しかし、Intelはひっそりと新しいSKUを追加したようだ。

今回追加されたSKUというのがCore Ultra 5 115Uである。これまでのCore Ultra 5 125Uよりも更に下のSKUである。
Intel "Family 6" CPU Era Coming To An End Soon: Code Suggests Cooper Forest & Adams Lake(Phoronix)

90年代中頃のPentium Proで採用されたP6マイクロアーキテクチャからおおよそ16世代にわたって、IntelはProcessorに“Family 6”のCPU IDを与えてきた。そのため、長らくIntelは新しいマイクロアーキテクチャが登場した場合、Family 6の中に含めつつModel numberを新しくすることで対応してきた。例えば“Meteor Lake”ならFamily 6 Model 170、“Emerald Rapids”ならFamily Model 207である。CPU ID identificationはLiunuxのカーネルや他のOSで、CPUの世代を正しく識別するのに用いられる。
しかし、IntelのLinuxエンジニアによるとこの“Family 6”はまもなく終わりを迎えるという。
Intel Xeon “Granite Rapids-SP” ES CPU Leaks Out: Features 80 Cores, 160 Threads, Lots of Cache & 350W TDP(WCCF Tech)
午後4:48 · 2024年3月28日(YuuKi_AnS@yuuki_ans)

Intelの次世代Xeon Scalable Processorとなる“Granite Rapids”のCPU-Zのスクリーンショットがリークした。

“Granite Rapids-SP”は今年後半の登場予定で、“Sierra Forest”の次に出てくる予定である。“Sierra Forest”は初のE-coreベースのXeonであるが、“Granite Rapids”はこれまでのXeonと同様P-coreをベースとする。“Granite Rapids”のベースとなるコアは“Redwood Cove”である。“Granite Rapids”と“Sierra Forest”はBirch Streamと呼ばれるプラットフォームで展開され、LGA4677またはLGA7529に対応する。

今回“Granite Rapids”のCPU-ZのSSを明らかにしたのはYuuki_Ans氏である。Code Nameの欄には“Granite Rapids-SP”とあり、Specificationの欄には“Genuine Intel(R) Xeon(R) (ES)”とある。Steppingは“0”となっており、かなり初期のサンプルであることが推定できる。

実際にCPU-ZのSSを見てもらった方が早いだろう。
Intel Lunar Lake MX processor pictured on a reference platform, specs confirmed(VideoCardz)
Intel Lunar Lake Chiplet Arrangement Sees Fewer Tiles—Compute and SoC(TechPowerUp)
News from Intel’s mobile Lunar Lake CPU – rumors confirmed (picture and schematic)(Igor's Labs)

“Lunar Lake”に関する噂がここ数ヶ月で活発になっているが、Igor's Labsではその噂の内容を裏付けるいくつかのスライドを入手した。
“Lunar Lake”は合計8-coreの構成でP-coreである“Lion Cove”が4-core、E-coreである“Skymont”が4-coreとなる。iGPUは“Battlemage”世代のコアである。8 Xe2 core構成でExecution Unitの数は64基である。
そして特に注目されるのは“Lunar Lake”のCompute TileがTSMC N3Bで製造されることだ。Intelが主力となるProcessorを外部のファウンドリで製造するのは特記すべき事項であろう。
Intel Arrow Lake-H processor with 24 cores has reportedly been photographed(VideoCardz)
Intel Arrow Lake 24C Pictured | Nvidia Rubin Release Date Leak(Moore's Law Is Dead)

Moore's Law Is Deadに“Arrow Lake”の24-core版の写真?が掲載されている。

Intelは現在、パートナーに“Arrow Lake”のQualification Sampleを配布している段階である。“Arrow Lake”は現在の所今年末の予定とされている。
今回Moore's Law Is Deadが“Arrow Lake”の写真(レンダリングされた画像???)を明らかにした。この“Arrow Lake”は最先端のパッケージング技術を用い、複数のChipletを接続したものである。


明らかにされたのは“Arrow Lake-H”の24-core版とされる。“Meteor Lake”と同様“Arrow Lake”はGPUとして“Alchemist”の低消費電力版であるXe-LPGを使用する。SoC die, I/O dieも備えている。また写真左下と右下にはダミーダイが配置されている。そしてCompute dieであるが、最上位は8 P-core + 16 E-core構成のダイが使用される。この構成は現行“Raptor Lake”と同様である。しかし噂では“Arrow Lake Refresh”として8 P-core + 32 E-coreの可能性も示されている。
Intel Launches the Core i9-14900KS Special Edition Processor for Enthusiasts(TechPowerUp)
Intel Announces Core i9-14900KS: Raptor Lake-R Hits Up To 6.2 GHz(AnandTech)
最高6.2GHz動作のフラッグシップCPU、Intel「Core i9-14900KS」アキバに登場(hermitage akihabara)
(レビュー)
Intel Core i9-14900KS Review - The Last of its Kind(TechPowerUp)
暴れ馬すぎる「Core i9-14900KS」、今すぐ使いたい人向けの設定を検証!(ASCII.jp)

Intelは3月15日、Core i9 14900KS Special Edition processorを発表した。Core i9 14900KSはCore i9 14900Kと同じく“Raptor Lake-S Refresh”をベースとしており、コアの構成は8 P-core + 16 E-coreである。
Core i9 14900KSの特徴はP-coreとE-coreの周波数を引き上げたことで、P-coreのBoost時周波数はCore i9 14900Kより200MHz引き上げられて6.20GHzに、E-coreのBoost時周波数は100MHz引き上げられて4.50GHzとなる。
しかしこの程度の周波数向上ではCore i9 14900KSを“Special”たらしめることは出来ない。Core i9 14900KSには320WのExtreme Power Delivery Profileがある。これはCore i9 14900Kにはないもので、選ばれたZ790, Z690マザーボードで使用できる。8-pin EPS電源を2系統有することが条件で、高いBoost時周波数を支えるための大電流を流せる必要があるからだ。


スペックは以下の通り。
Intel “Lunar Lake” at 17W set to offer 1.5x MT boost over “Meteor Lake-U” despite lack of hyperthreading(VideoCardz)
Intel "Lunar Lake-U" 17W Processor Offers Almost 50% Multithreaded Perf Boost Over "Meteor Lake" 15W Despite Lack of HTT(TechPowerUp)
午後2:12 · 2024年3月10日(Bionic Squash@SquashBionic)

Intelの情報をしばしば扱っているBionic Squash氏が“Lunar Lake”のMulti-thread性能について言及している。
それによると17Wの“Lunar Lake”は15Wの“Meteor Lake-U”と比較し、Cinebench R23やCinebench 5.4.5のMulti-thread性能が50%向上しているという。


“Lunar Lake”の情報はまだ完全には出ていないが、今のところ8-core構成でP-coreである“Lion Cove”が4-core、E-coreである“Skymont”が4-coreの構成となる。“Lunar Lake”は“Arrow Lake”と同じマイクロアーキテクチャを採用しているが、位置づけとしては薄型低消費電力ノートPC向けとなり、“Meteor Lake-U”の後継となる。

“Lunar Lake”は過去の情報でファンレスで8W駆動が可能であるが、ファンを搭載する通常の環境では17-30Wでの駆動となるとされている。おそらくTDP (PL1) は17Wの設定となるだろう。
Intel Core i9-14900KS to cost $749 according to MicroCenter(VideoCardz)
Intel Core i9-14900KS Pricing Confirmed to be $749(TechPowerUp)
Intel Core i9-14900KS Desktop Processor Pricing Set at $749(Guru3D)
Micro Center reveals potential $749 MSRP for Intel's upcoming Core i9-14900KS Special Edition CPU – imminent flagship CPU might be even more expensive than expected(Tom's Hardware)

MicroCenterによるとCore i9 14900KSの価格は$749であるという。この価格はCore i9 14900Kの価格である$599よりも25%程高い。なお、Core i9 14900KSの価格について米国大手のリテーラーから話が出てくるのは今回が初めてである。

Core i9 14900KSは3月14日に登場するとされる。過去に登場したCore i9 12900KS ($739), Core i9 13900KS ($699) と同様、“KS”を名乗るその世代の最上位モデルにして特別モデルである。8 P-core + 16 E-coreで24-core/32-thread構成で、周波数は最大6.20GHzである。

最上位かつ特別モデルのため、価格もCore i9 14900Kよりも高くなることは容易に予想されるが、今回その価格が$749という情報が出てきた。この価格は過去のCore i9 12900KSに近く、Core i9 13900KSより高い。なお、Core i9 12900KSの価格は発表時は$739だったが、今現在Intel ARKのデータベースを見ると$813-823となっている。
Intel CEO Pat Gelsinger to Deliver Computex Keynote, Showcasing Next-Gen Products(AnandTech)
Intel’s Computex 2024 keynote to include next-gen client product showcase, Arrow Lake incoming?(VideoCardz)
Intel Likely to Unveil Arrow Lake Chips at Computex 2024(Guru3D)
Intel CEO Pat Gelsinger to Deliver Keynote Speech at COMPUTEX 2024(Computex)

TAITRA (Taiwan External Trade Development Council) はIntelのCEOであるPat Gelsinger氏によるkeynoteが6月4日のComputex 2024で行われることを発表した。Computex 2024のテーマの1つでもあるAIを盛り上げるべく、Gelsinger氏はIntelの次世代データセンターおよびクライアント向け製品を紹介し、“AI Everyware”をキーワードに、AI技術を広く展開するようだ。
Intel Core i9-14900KS reportedly launches on March 14(VideoCardz)
Intel Core i9-14900KS Reportedly Launches Next Week(TechPowerUp)
Intel Core i9-14900KS Allegedly Launches Next Week(Guru3D)

Core i9 14900KSはLGA1700に対応する最後のハイエンドCPUで、おそらくはCore iの名前を冠するProcessorとしても最後のデスクトップCPUとなるだろう。

このCore i9 14900KSのローンチは既に秘密ではない。IntelはこれまでCore i9 12900KSやCore i9 13900KSを投入してきているからだ。そしてVideoCardzが得た情報によると、Core i9 14900KSのローンチ予定日は3月14日となったようだ。
Intel Arrow Lake series to feature up to 4 Xe-Cores, no hyper-threading and DDR4 support(VideoCardz)
Golden Pig Upgrade 2024/03/04 13:25(Bilibili)

Intelは“Arrow Lake”を今年末にローンチする見込みで、デスクトップからMobileまでtop-to-bottomで投入し、全てにAI-acceleration coreを普及させる。デスクトップ向けの“Arrow Lake”はLGA1851と呼ばれる新しいSocketを使用し、メモリはDDR4のサポートが打ち切られ、DDR5のみの対応となる。

つい先日、“Arrow Lake-S”の怪しげな情報を紹介したばかりなので「またかい」と怒られてしまいそうだが、話の種としては興味深いので懲りずに紹介したい。
Biostar Debuts First AMD A620A Chipset Motherboard, Based on B550 Chipset With Gen3 Interface(WCCF Tech)
A620MH AURORA(BIOSTAR)

BIOSTARがAMD A620Aチップセットを搭載する初めてのマザーボードとなる“A620MH Aurora”を明らかにした。このA620Aチップセットであるが、B550チップセットをベースとしたものである。

AMD A620チップセットはSocketAM5向けのエントリー向けに設計されたもので、$100未満のマザーボードに搭載され、安価なSocketAM5システムの構築を可能としている。そんな中AMDとそのパートナーはひっそりとA620Aなるチップセットを投入した。このA620AチップセットとA620チップセットは同じものではない。

BIOSTAR A620MH Auroraに使われているA620AチップセットはB550 (Promontory 19 PCH) と同じものである。B550チップセットはSocketAM4向けに登場したものである。しかしながらA620マザーボードとして使用するには適切で、オリジナルのA620同様チップセットからのI/OはPCI-Express 4.0には対応せず、PCI-Express 3.0までとなる。CPU/APUからのPCI-ExpressレーンはGen 4.0まで対応する。合計のPCI-ExpressレーンはRyzen 7000 series CPUの場合でCPUから24本、チップセットから8本の合計32本となる。
A620AとA620の相違点として、A620はProcessorとの接続がGen 4x4リンクであるが、A620Aは前世代のGen 3x4となることが挙げられる。
Intel Core i7-15700K / i9-15900K specifications exposed: Intel 20A + TSMC 3nm process(ITHome)

ITHomeが3月2日に得た情報によると、Intelは第15世代Core processsorとなる“Arrow Lake-S”を2024年末にローンチするようだ。“Arrow Lake-S”は最先端となるIntel 20AプロセスとFoveros 3D packaging technologyを用いる。そして性能は現行の第14世代から大幅に引き上げられる。

情報元はYuuKi_AnS氏のツイートであるが現在は削除されている。ITHomeは削除前にそのツイートを発見することができ、第15世代となるCore i9 15900KとCore i7 15700Kのスペックを知ることが出来た。

“Arrow Lake-S”はCPUコアがIntel 20Aプロセスで、GPUコアはTSMC 3nmプロセスで製造される。
“Arrow Lake-S”ではHyperThreading technologyが無効となる。またAVX-512への対応もない。PL2の数字は第14世代の253Wから177Wに減じられる。PL4は333Wである。
Intel puts 1nm process (10A) on the roadmap for 2027 — also plans for fully AI-automated factories with 'Cobots'(Tom's Hardware)
Intel 10A (1 nm-class) Node to Enter Mass Production in 2027(TechPowerUp)

先日、Intel Foundry Direct Connect 2024で、Intelの製造プロセスおよびファウンドリサービスに関する様々な情報が得られたが、更にその裏側ではNDAで保持されたプレゼンテーションがあった。今回、Intelがそのプレゼンテーションを明らかにし始めたため、追加のニュースを伝えらえっる用になった。

IntelはIntel 10Aプロセスを2027年後半に開発に入る予定であるという。そしてその前のIntel 14Aは2026年に生産に入るという。

元の文章では“Intel's previously-unannounced Intel 10A (analogous to 1nm) will enter production/development in late 2027”というわかりにくい表記となっているが、注釈がついており2027年のIntel 10Aの予定は開発開始であり、大量生産ではないと説明されている。
Intel Launches Core Ultra vPro Processors for Commercial Notebooks(TechPowerUp)
Intel launches Meteor Lake chips with vPro, including new 9W Intel Core Ultra processors(Liliputing)
Intel Brings vPro to 14th Gen Desktop and Core Ultra Mobile Platforms for Enterprise(AnandTech)

Intelは2月28日、商用のMobile向けノートPC製品用としてCore Ultra vProを発表した。ベースとなるのは“Meteor Lake”である。モデル毎にvPro EnterpriseないしはvPro Essentialの対応となっており、大規模組織での管理などに対応する。

タイミングを合わせる形でTDP9W版も登場している。
Intel Previews Sierra Forest with 288 E-Cores, Announces Granite Rapids-D for 2025 Launch at MWC 2024(AnandTech)
Intel、288コアのSierra Forestで性能2.7倍実現へ。KDDIが採用に前向き(Impress PC Watch)

IntelはMWC2024で“Ice Lake-D”の後継となる“Granite Rapids-D”について、2025年中に登場することを発表した。また第6世代Xeon Scalable Processorの一員となる“Sierra Forest”についてもアップデートを行い、今年後半のローンチを目指すとともに、最大288-coreでvRAN network oprator向けに設計されたものとし、5G workloadの性能を向上させると説明した。
Intel CEO Confirms TSMC’s Process Nodes To Power Next-Gen CPUs: N3 For Arrow Lake & N3B For Lunar Lake(WCCF Tech)

IFS Direct 2024イベントのセッションで、Pat Gelsinger氏がTSMCとの協業について説明し、“Arrow Lake”や“Lunar Lake”でTSMCの最先端プロセスを使用することを明らかにした。

Pat Gelsinger氏はTSMCへの注文を増やしたと説明した。TSMCは“Arrow Lake”と“Lunar Lake”のCPU, GPU, NPU chipのオーダーを受けている。そしてこれらはN3Bプロセスで製造される。
Intel's Desktop and Mobile "Arrow Lake" Chips Feature Different Versions of Xe-LPG(TechPowerUp)
Intel Arrow Lake-S to feature Xe-LPG architecture without “Plus”, Arrow Lake-H gets the Xe-LPG+ variant(VideoCardz)
Arrow Lake-S は Xe-LPG, Arrow Lake-H は Xe-LPG Plus に(Coelacanthe's Dream)

2024年末にIntelはクライアント向けProcessorに新しいアーキテクチャとして“Arrow Lake”を投入する。“Arrow Lake”はデスクトップ向けとMobile向け両方に投入される製品群となる。デスクトップ向けはLGA1851をSocketとして採用する見込みである。

“Arrow Lake”は第2世代Core Ultraとなる見込みだ。デスクトップ向けについては初めてのCore Ultraとなる。“Arrow Lake”世代のiGPUは“Meteor Lake”で使用されたXe-LPGをベースとするが、デスクトップ向けの“Arrow Lake-S”とMobile向けの“Arrow Lake-H”で異なるものになるという。その相違点は単純にGPUの規模―Xe core数だけでなく、アーキテクチャそのものに関わってくるものである。“Arrow Lake-S”が使用するiGPUはXe-LPGであるが、“Arrow Lake-H”のそれはXe-LPG+と表現すべき改良されたものになる。