北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
「1プラッタ375GB」をうたうHDDが発売に(AKIBA PC Hotline!)
1プラ375GBのHGST製3.5インチS-ATA HDDの販売がスタート(ASCII.jp)

HGSTから1プラッタの容量が375GBとなる“Deskstar 7K1000.B”シリーズが登場した。
今回登場したのは160GB, 250GB, 320GBの3モデルで、ラインナップとしてはこの他に500GB, 640GB, 750GB, 1TBのモデルがある。
価格はおおよそ以下のとおり。

  ・160GB:5000円
  ・250GB:5300円
  ・320GB:6000円

HDDも高性能で高容量なものが安くなったものです。
・・・しかし何故私がP7K500を買った直後に出てくるのか。
45nm版の最下位Quad「Q8200」などが31日(日)から発売に(AKIBA PC Hotline!)
インテル、エントリーモデルの「Core 2 Quad」などを投入!(ASCII.jp)

Core2 Quad Q8200(2.33GHz / FSB1333MHz / L2=2MB x2 / TDP95W)とPentium Dual-Core E5200(2.50GHz / FSB800MHz / L2=2MB / TDP65W)が販売開始となった。製造プロセスはどちらも45nmで、E5200はPentium Dual-Coreとしては最初の45nm製品となる。

価格はQ8200が27000円前後、E5200が9500円前後。
Abit to Exit Motherboard Market(techPowerUp!)
Abit to exit motherboard biz(Fudzilla)

ハイエンド向けおよびゲーマー向けマザーボードを作ってきたabitがマザーボード事業から撤退するかもしれないという話が出ている。同社のマザーボードの生産は今年末に停止するという。

abitの撤退話は過去にも出たことがありました。前回の撤退話は最終的に否定されましたが、今回はどうなるのでしょうか?

Nvidia preparing release of the GeForce 9550 GT(TechConnect Magazine)

来月Radeon HD 4600シリーズが登場するのを控え、NVIDIAはGeForce 9 seriesの新カードでカウンターを仕掛けるようだ。
GeForce9550GTは今秋にリリースされ、320spのRadeon HD 4670に対抗するものとなる。GeForce9550GTのスペックは分からないが、GeForce9500GT(32sp, コア:550MHz、Shader:1400MHz、メモリ:1400MHz)よりも高クロックとなり、32のStream Processorと128-bitのメモリインターフェースを有すると推測される。


GeForce9550GTはSLIをサポートし、PCI-Express 2.0に対応する。そして512MBのメモリを搭載する。

この記事を読む限り、9550GTは9500GTの高周波数版とみて良さそうです。

Nvidia backtracks to authorize native SLI technology support on Intel X58 motherboards(DigiTimes)
Nvidia still considering Lynnfield & Havendale chipset(Fudzilla)

NVIDIAはX58チップセット(と自社のnForce)でのみSLIを許可し、今のところこれ以外のチップセットでSLIをサポートさせる予定はないという。

NVIDIAはIntelのQPIを使用するライセンスは得ているが、QPIを使用するチップセットの計画はない。ただ、DMIをサポートするLGA1160向けのチップセットは計画しているという。

LGA1160向けのチップセットの計画は生きているようですが、LGA1160ではそれこそノースブリッジの機能がほとんどCPUに統合されており、チップセットの役割は従来のサウスブリッジ機能のみとなります。グラフィックコアも“Havendale”ではCPUに統合するため、IGPをここで投入するのも難しいでしょう。

個人的にはLGA1366で2-way SLIまでをサポートするようなX58より安価なチップセット(nForce850i?)を作った方が需要があるような気がします。
4-way SLI対応はさすがにもてあますという人は多いでしょうし・・・。

AMD to Start Transition to New Platform Form-Factor in March, 2009.(X-bit labs)

AMDは2009年第1四半期に新Socketを予定している。新SocketはSocketAM3でより高速なメモリが使えるようになるほか、いくつかの拡張がなされている。

SocketAM3ではDual-channelのDDR2-1066またはDDR3-1333に対応する。またThermal sense interface(TSI)のサポートが行われ、Serial VID interface voltage regulator(SVI)が追加される。

SocketAM3に対応する最初のCPUはPhenom X4で“Deneb”と“Propus”のコードネームで呼ばれていていたものとなり、2009年3月に登場する。そして2009年第3四半期には3-coreの“Heka”と“Rana”、Dual-Coreの“Regor”が投入される。これらはいずれも45nmプロセスとなる。

TSIは温度を従来よりも正確にモニタする機構のようで、これにより安定性と信頼性が向上するとしています。
なお“Deneb”自体は先の情報にもあったとおり、SocketAM3に先行して2009年1月8日にアナウンスされ、SocketAM2+にも対応するものとなります。

AMD’s First 45nm Desktop Microprocessors Set to Arrive on the 8th of January, 2009(X-bit labs)

AMDは同社初の45nmプロセスデスクトップ向けProcessorをConsumer Electronics Showの初日である2009年1月8日にアナウンスすることを計画しているようだ。
NVIDIAが、Intel X58チップセットでのネイティブSLI対応を緊急発表(Impress PC Watch)

NVIDIAは27日NVISION08で緊急会見を行い、Intel X58チップセットでネイティヴでSLIをサポートできるようにすると発表した。
今まではX58チップセットにnForce200を加えることでSLIに対応できるようにするとしていたが、今回の発表により、X58チップセットではnForce200なしでSLI(2~4way)に対応できるようになる。

なお、nForce200を別途搭載することにより、x16レーン4本でのSLIに対応させることもでき、CUDAアプリケーションではX58のみのx8レーン4本でのSLIと差が出るだろうと話している。

Intel CPU向けのチップセットをやめると発表したわけではありませんが、だいぶ後に引いた感じはします。記事中でも述べられているとおり、“Nehalem”世代ではノースブリッジ機能の大部分がCPUに統合されるため、NVIDIAも対応チップセットを作りにくくなっているのかもしれません。
一方のAMD向けは当面従来どおりnForceチップセットを供給することで、SLIに対応させていくようです。
One New Dual-Core AMD Athlon X2/K10 Processor Is Planned for September Launch, Say Sources.(X-bit labs)

AMDの計画に詳しい情報筋によると、AMDがDual-CoreのPhenomをリリースする計画はないと言う。しかしK10アーキテクチャのDual-Coreのリリース計画はあるようで、Athlon X2のブランドネームで投入される。

3種類のPhenom X2の代わりに投入されるのがAthlon X2 6500である。このCPUはK10アーキテクチャをベースとしており、9月初めに投入される。周波数は2.30GHzでL2=512kB x2, L3=2MBである。そしてDual-channelのDDR2メモリコントローラを搭載する。TDPは95WでSocketAM2+に対応する。

Athlon X2 6500は“Kuma”のコードネームで呼ばれていたもので、Dual-CoreのK10 CPUである。Athlon X2 6500は倍率ロックが解除されており、オーバークロックが簡単に出来る。またAthlon X2 6500はチャネル向けのみ製品となる。

Athlon X2 6500に加え、AMDはPhenom X3 8850(2.50GHz)、8550(2.20GHz)、8450e(2.10GHz)、8250e(1.90GHz)を9月2日に予定している。

2.30GHzでTDP95Wとは・・・。
記事中でも指摘されていますが、この周波数では到底Athlon64 X2 6400+の性能を超えることは出来ないでしょう。
Nvidia Prepares For 40nm GPUs(VR-Zone)

NVIDIAは予想よりも速く40nmプロセスへの移行を進めるようだ。従来、NVIDIAは先端プロセスへの移行については慎重な姿勢をとってきたが、AMDに対抗するべく40nmへの移行を進めることに決定したようだ。40nmへの移行はリスキーではあるが、NVIDIAはいくつかのシミュレーションを行っており、TSMCの40Gプロセスの安定性とイールドの検証を行っている。
40nmプロセスの最初のGPUはMobile向けのN10xで現在の65nm/55nmのNB9xに続くものである。NVIDIAは40nm化をデスクトップGPUでも行おうとしており、低コスト化と低TDP化を実現することにより、GT200でGX2タイプのカードを投入できるようになるかもしれない。


GT200系のミドルレンジ~ローエンドカードはまだその情報すら出てきていませんが、それらは40nmで登場することになるかもしれません。

AMD launches new desktop CPUs, cuts the prices of the rest(Hexux.net)
"AMD launches new desktop CPUs, cuts the prices of the rest(VR-Zone Forum)

AMDは新たに4種類の新CPUを投入するとともに、価格改定を行い、ラインナップをリフレッシュするようだ。

投入される新CPUは以下の通り。
  ・Phenom X4 9950 Black Edition TDP125W $186
  ・Phenom X3 8750 Black Edition TDP95W $139
  ・Athlon X2 6500 Black Edition TDP95W $105
  ・Athlon X2 5050e TDP45W $90
AMD Phenom Dual-Core "Kuma" gelistet(Hardware-Infos)
AMD Phenom Dual-Core "Kuma" is listed(VR-Zone Forum)

65nm K10 Dual-Coreとなる“Kuma”のラインナップが掲載されています。

◇Phenom X2(Kuma / 65nm / 2-core / SocketAM2+)
  GE-6600 2.30GHz HT 1.60GHz L2=512kB x2/L3=2MB TDP45W
  GE-6500 2.10GHz HT 1.60GHz L2=512kB x2/L3=2MB TDP45W
  GE-6400 1.90GHz HT 1.60GHz L2=512kB x2/L3=2MB TDP45W

Athlon X2 6xxxではなくPhenom X2 6xxxという命名であるのが意外ですが、なにはともあれK10のDual-coreを待っていた人は多そうです。
NVIDIA CUDA Delivers 446% Speed Increase to Pegasys Video Processing Solution(techPowerUp!)
NVIDIA CUDA DELIVERS 446% SPEED INCREASE TO PEGASYS VIDEO PROCESSING SOLUTION(ocworkbench.com)

NVISION 2008でNVIDIAはTMPGEnc 4.0 Xpressの開発メーカーであるPegasysとともにGPUによりVideo processingのデモンストレーションを行った。

NVIDIA CUDA technologyを使用することにより、PegasysはTMPGEnc 4.0 XpressでNVIDIA GPUのPafallel processingを利用することが出来るようになった。GeForce GPUを用いたTMPGEnc 4.0でのVideoデコードと演算の速度は実に446%高速化された。

CUDAを用いることによりTMPGEnc 4.0での処理が大幅に高速化されたようです。次世代PhotoshopもCUDAに対応させるプラグインを用意しているという話もあり、一般用途でもGPUが3D以外にも広く利用されるようになる日が意外に近いのかもしれません。

Nvidia nForce 770i SLI chipset coming in Q4(TechConnect Magazine)

NVIDIAはIntel CPU向けにnForce770i SLIという単体チップセットを予定している。nForce770i SLIはnForce790i SLIの機能を一部削減したもので、Core2 Duo, Core2 Quad, Core2 Extremeに対応する。nForce770i SLIは2-way SLIにのみ対応し、メモリはDDR3-1333までに対応する。

nForce770i SLIは2008年第4四半期にリリースされる予定となっている。

nForce790i SLI搭載マザーは高価なマザーばかりでしたが、このnForce770i SLIはミドルレンジ向けとなり、比較的手の出しやすい価格になることが予想されます。

Galaxy preparing Atom too…with ATX PCB?!(Expreview.com)

GalaxyもAtom搭載マザーを予定しているようだ。しかし、他のマザーベンダーのマザーボードがMini-ITXであるのに対し、GalaxyのマザーボードはATXとなっている。

Galaxyのマザーボードも他社のAtomマザーと同様Atom 230とIntel 945GC+ICH-7を搭載している。このマザーの最大の特徴は多くの拡張スロットを備えている点で、PCI-Express x16が1スロット、PCIが5スロットとなっている。このマザーは通常のDIYユーザー向けではなく工業用として設計されているものともおもわれる。価格は$100。

非常に興味深いマザーですが、工業向けということもあり、リテール向けには出てこないのではないかと記事中では言われています。

DDR3 to DDR4 Transition Chalked-out, DDR4 in 2012(techPowerUp!)

QuimondaがDDR4への転換の計画の概要を説明した。Quimondaの開発プランによると、DDR4は2012年になるという。DDR4メモリはDDR動作で周波数は2133MHzになるという。電圧は1.2Vとなる。そして2013年には2667MHz動作で1.0Vのものを登場させる。

Quimondaが示したスライドによるとDDR3でもいくつかの改良が行われるようで、2010年に1.35V版のDDR3-1333が登場し、2011年には同じく1.35VでDDR3-1600が登場するようです。そして2012年にDDR4-2133となるようです。

MSI's X58 'Eclipse' motherboard pictured(TechConnect Magazine)

ASUS, Gigabyteに続きMSIからもCore i7に対応するX58マザーボードがお披露目された。
MSIのX58マザーボードは“Eclipse”と呼ばれ、写真ではチップセットの冷却機構がはずされた状態となっている。冷却機構は銅製のヒートシンクとなるだろう。


MSI “Eclipse”はLGA1366 socketを搭載し、6本のDDR3メモリスロットを有する。メモリはTriple-channel DDR3に対応することになる。PCI-Express x16スロットは3本で、CrossFire Xに対応する。S-ATAは10ポート、加えて2ポートのeS-ATAを有する。バックパネルにはオーディオコネクタはない。MSIはこの“Ecplipse”をCore i7のローンチと同時期に投入するようである。
[IDF]Ibex Peak show up with Socket 1160(Expreview.com)
Early Lynnfield/Havendale motherboards showcased at IDF(TechConnect Magazine)

IbexPeak搭載マザーボードがIDFでお披露目された。LGA1160マザーボードでは“IbexPeak”のみのシングルチップ構成となり、公開されたマザーボードでもその様子を知ることが出来た。またCrossFireをサポートする他、メモリはDDR3のDual-channelに対応する。

LGA1366マザーボードとは異なりメモリスロット数は従来どおりの4本となっており、Dual-channelのDDR3に対応します。またPCI-Express x16スロットを2本有しており、CrossFire Xに対応する様子も伺えます。
S-ATAは写真で見る限り、6ポートとなっています。また背面パネルにVGA出力とHDMI出力(? / 写真が暗く、やや不鮮明)が搭載されており、グラフィックコア内蔵の“Havendale”にも対応するマザーであることが分かります。

で、CPUクーラーの固定方式はどう見てもプッシュピンです。本当に(ry

RV710 has 25W dissipation(Fudzilla)

Radeon HD 4450となるであろうRV710だが、このカードの消費電力は25W以下になる。この数字はかなり低い値であり、またFSAAやAnisoがEnableとなったベンチマークではRadeon HD 3650を10~35%ほど上回るだろう。

RV710は2種類が用意される。1つはDDR2を搭載するものでもう1つはGDDR3を搭載する。DDR2版は256MBのメモリを搭載し、価格はより安価に設定されている。GDDR3版は512MBのメモリを搭載する。

RV710はファンレスのカードとなり、DDR2版はロープロファイルサイズで登場するだろう。RV710は9月後半に予定されている。

RV710にもUVD 2は搭載されているでしょうから、重いゲームをほとんどせず動画鑑賞メインという使い方ならば良い選択肢になりそうです。

◇AMD 790GXマザー
Gigabyte製「AMD 790GX」マザーの販売がスタート!(ASCII.jp)
SAMSUNG製LFB搭載の「AMD 790GX」マザーがJetwayから(ASCII.jp)
AM2初の省電力機能を備えた「AMD 790GX」マザー!(ASCII.jp)

発売となったのはGigabyte “GA-MA79GP-DS4H”、Jetway “HA07”、MSI “DKA790GX Platinum”。価格はそれぞれ約19000~19500円、約14000円、約23000円。
いずれも128MBのLFBを搭載するのが特徴。AMD 790GXマザーはBIOSTAR, Foxconnからも登場しているが、これらもLFB(BIOSTARは64MB、Foxconnは128MB)を搭載している。x8レーン2本によるCrossFire Xに対応するのも共通。

というわけで、早速Gigabyteの“GA-MA79GP-DS4H”をPhenom X4 9350eとともに通販しました。
暇が出来る1ヶ月後くらいに簡単なレポートを書きたいと思います。
New SATA standard expands to 600 MB/s, enables next phase for SSD performance(TG Daily)

IDFでS-ATA 3.0が始めて姿を現した。最新のSSDは転送率が250MB/sに達しており、S-ATA IIの上限である300MB/sに近づきつつある。

今年のIDFの招待客らはS-ATA 3.0のスペックを見ることが出来た。S-ATA 3.0は帯域が拡張され、S-ATA IIの3Gbps(300MB/s)から6Gbps(600MB/s)になっている。興味深いのはS-ATA 3.0のスペックはオリジナルのSASの帯域と同じであることである。S-ATA IIからS-ATA 3.0で速度が倍になったことにより、今後数年は十分値域が確保されることになるとみられている。

ただ、SSDの速度はこの12ヶ月で増加しており、S-ATA 3.0デバイスが既に開発されていると言う事実を考えたとすると、6Gbpsに達するものはこの12ヶ月で出てくるのではないかと(TG Dailyでは)予想している。Fusion-IOのような会社は2GB/sに達する製品を開発しており、こうなるとS-ATA 3.0の600MB/sでは足りなくなってくる。

現在はHDDよりもSSDの方が高速化が著しいようです。このS-ATA 3.0も主にSSDの高速化に応えるべくして登場するもののようです。
S-ATA 3.0はいつ頃登場するのでしょうか?

“SuperSpeed” USB 3.0 demoed at IDF(TG Daily)

サンフランシスコで開催されているIDFでUSB 3.0のデモが行われた。USB 3.0の試作品のボードとケーブルは307MB/secの転送速度を出していた。USB 3.0は理論上USB 2.0の10倍の速度となり、転送速度600MB/secとなる。USB 3.0ならば27GBのHDコンテンツが60~70秒で転送できるという。

USB 3.0はUSB 2.0デバイスと下位互換があり、旧来のデバイスを新しいハブまたはポートで使用することが可能である。

昨今はUSBフラッシュなどの容量も増加してきており、従来のUSB 2.0の転送速度では間に合わなくなってきているとこの記事では指摘しています。
実際、転送するものがGB単位になってくると待たされる印象はあります。

Gigabyte GA-X58-Extreme motherboard pictured(TechConnect Magazine)
GIGABYTE shows us its X58 Extreme mobo in Taipei(TweakTown)

GigabyteのX58搭載マザーの写真が掲載された。写真のマザーボードは“GA-X58-Extreme”と刻印されているが、物自体は廉価版であるGA-X58-DS4のようである。

“GA-X58-Extreme”はX58+ICH-10Rを搭載し、LGA1366をサポートする。メモリはDDR3 Triple-channelに対応する。拡張スロットとして4本のPCI-Express x16スロットを有しており、4枚のグラフィックカードを指すことができ、CrossFire Xに対応している。S-ATA(3.0Gbps)は6ポート、IDEコネクタは1つである。この他、8つのUSBポートや、IEEE1394、Dual Gigabit Ethernet,、7.1ch Audioなどを搭載している。
One more TPC!NVIDIA will offer a upgraded GTX 260 in mid-September(Expreview.com)
GeForce GTX 260 reported getting Processing Core upgrade next month(TechConnect Magazine)

Expreview.comで得た情報によると、NVIDIAはGeForce GTX 260のアップグレードを9月に予定しているようである。このアップグレードではGTX 260に搭載されるTexture Processing Cluster(以下TPCと表記する。GT200系のでは24のStream Processorが1つのクラスタを作っている)が1つ増やされる。

元々のGeForce GTX 260は8つのTPCを有していた。新しいGeForce GTX 260ではこれが9となる。つまりStream Processor数は192から24増加して216となる。
TPCの増加とは裏腹に、その他のスペックは据え置きとなる。つまりコア周波数は576MHz、メモリ周波数は999MHz、Shader周波数は1242MHzとなり、メモリインターフェースは448-bit、搭載メモリ量は896MBとなる。


これがそのままGeForce GTX 260として出てくると新旧入り混じってややこしいことになりそうです。GeForce GTX 265とでもなれば良いのですが。

RV710 has 120 stream processors(Fudzilla)

RV710は消費電力が非常に少ない一方、120のStream Processorを有する。

Radeon HD 3400シリーズは40spだったのでこの120spというスペックは非常に強い印象を与える。RV710はRadeon HD 4450となるようで、$60未満の製品となる。
RV710はGeForce9400GS(GeForce8500GTを改名したもの)に対抗する製品となる。

 
techPowerUp!ではRV710の写真が掲載されています。
ATI's Junior League Strikes a Pose: RV730 XT/Pro and RV710 Pictured(techPowerUp!)

掲載されている写真ではRV710の冷却機構はファンレスとなっており消費電力・発熱の低さをうかがわせます。

Radeon HD 4670 & 4650 3DMark Vantage Performance Revealed(VR-Zone)

Radeon HD 4600の3DMark Vantageスコアは以下の通りになる。
  Radeon HD 4670:P35xx
  Radeon HD 4650:P21xx
  Radeon HD 3850 DDR2:P32xx
  GeForce9500GT GDDR3:P19xx
Intel Nehalem benchmarked: muscling to victory(HEXUS.net)

2.93GHzの“Bloomfield”のベンチマークが掲載されています。
詳細は元記事をごらんいただくとして、ここでは大まかな傾向だけ手短に紹介します。
次世代CPU「Core i7」の詳細が明らかに!(ASCII.jp)

“Nehalem”のコードネームで呼ばれるCore i7だがIDFでその機能の一部がさらに明らかにされた。

◇Integrated Power Gate
動作していないCPUコアの電源を完全に0にすることができる。これを実現するためにCore i7では各CPUコアの電源にパワースイッチとなる回路を設置している。
この機能はSpeedStepの一部として提供される模様。

◇ターボモード
上記のIntegrated Power GateでいくつかのCPUコアを完全停止させる一方、動作している残りのCPUコアを定格以上の周波数で動作させ、処理能力を引き上げる。ターボモードで動作しているコアはOC状態なり、その分消費電力は大きくなるが一方で動作していないコアは停止しているため、ターボモードでの消費電力増加分は相殺され、CPU全体で見るとターボモード動作時もTDP範囲内となる。

ターボモードはMobile向けのCore2 Duoに搭載されていますが、その登場時に、片方のコアが停止という状況下でもう片方のコアをフルロードさせるという場面があまりなくターボモードはそこまで有効に機能しているとはいえないというレビューがありました。
“Bloomfield”の場合は4-coreでのターボモードとなります。これがどれほどの場面で有効活用されるか興味深いところではあります。

NVIDIA Plans to Take on AMD 790, Intel P45 DDR3(techPowerUp!)

NVIDIAはnForce770i SLIと呼ばれる新チップセットのリリースを計画している。nForce770iはP45のDDR3対応版に対抗するためのチップセットとされる。そのためnForce770iはDDR3メモリコントローラを搭載し、PCI-Express x8 2本でのSLIに対応する。一方のP45はx8 2本でのCrossFireに対応している。

以前nForce790iの廉価版が出るという話がありましたが、おそらくこれのことでしょう。

Report: Intel's Dual Core Atom to Launch in September(DailyTech)

Dual-CoreのAtom 330は9月にローンチされる模様。
Atom 330は従来のAtom 230同様、45nmプロセスで製造され、HyperThreading Technologyを搭載する。そのため2-core / 4-threadとなる。

関連してAtom 330を搭載する“D945GCLF2”がアナウンスされている。