北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD didn't sell fab to TSMC(Fudzilla)

TSMCがAMDとCPUを製造することについて合意したというのは正しくない。

TSMCとAMDは確かに合意したが、それはTSMCで40nmプロセスのGPUを製造することであって、CPUを製造することではない。40nm CPUなどというものは存在せず、計画されてもいない。40nmのGPUならばAMDはRV870を計画している。

この手の話は二転三転することも多く、一概にどっちが正しいとも言えません。こればかりは今後の様子を見るより仕方ないでしょう。

40nm CPUという話自体は非常に興味深いのですが。

(過去の関連エントリー)
TSMCがAMD CPUを製造するかもしれない(2008年9月24日)

Nvidia plans SLI 2(Fudzilla)

NVIDIAは新しいブランドを計画しているようで、それはシンプルにSLI 2と呼ばれるようだ。SLI 2はSLIから改良が加えられ、1枚以上のグラフィックカードをグラフィックレンダリングに使用し、もう1枚のカードをPhysXとして使用できる。

簡単に言うとSLI 2=SLI+PhysXである。SLI 2がいつローンチされるかは分からないが、PhysXをサポートする新しいドライバがようやく登場し、3本のPCI-Express x16スロットを有するマザーならばSLI 2に対応できるだろう。

SLI2は既存のSLIにPhysXを取り入れたもののようです。NVIDIAは最近PhysXを積極的にアピールしており、GPUの用途がゲームやグラフィックに限られたものではないということを主張しているようです。

AMD、バリュー向けGPU「ATI Radeon HD 4550/4350」(Impress PC Watch)
AMD announces the Radeon HD 4550 and HD 4350(TechConnect Magazine)

(レビュー)
ATI Radeon HD 4550リファレンスカード(4Gamer.net)
AMDが全セグメントを4000シリーズ化「Radeon HD 4550」(Impress PC Watch / 多和田新也のニューアイテム診断室)
ATI Radeon HD 4350 and 4550: Great HTPC Solutions(AnandTech)

AMDは9月29日、バリュー向けGPUとなるRadeon HD 4550 / 4350を発表した。価格はRadeon HD 4550が$45~55、Radeon HD 4350が$39以下。
スペックは以下の表のとおり。
More X58 boards get pictured(Fudzilla)
各有各的特色,六款热门X58主板大比拼(Exrpreview.com)

各社のX58搭載マザーボードが掲載されています。

◇ASUS P6T Deluxe
  ・DDR3:6
  ・PCI-Express x16:3
  ・PCI:2
  ・S-ATA:6(写真では8あるように見えるが・・・)
  ・IDE:1
Q45マザーが初登場、デュアルDVIのMini-ITXなど(AKIBA PC Hotline!)

上の記事自体はQ45を搭載するMini-ITXマザーボード“DQ45EK”の紹介記事なのですが、その中に対応CPUとして65W版Core2 Quadという表記があります。
ご存知のとおりCore2 Quadは全てTDP95W(B3 steppingのCore2 Quad Q6600は例外的にTDP105W)となっています。上の記事中にもあるようにTDP65WのCore2 Quadというのは発表されていません。

しかし、実を言うとこのTDP65W版Core2 Quadは某所で既に噂になっています。

P45 Neo3-FIR CPU Support(MSI)

上はMSIの“P45 Neo3-FIR”のCPUサポートリストですがその中にYorkfield Q9550 (2.83GHz, E0, 65W) sampleの表記があります。

ひょっとするとTDP65WのCore2 Quadが発売されるのでしょうか?

MSI X58 motherboard models unveiled(NordicHardware)
MSI readies three X58 motherboards for Q4(TechConnect Magazine)
MSI X58 Tylersburg Motherboard Lineup Surfaces(techPowerUp!)

MSIは3種類のX58マザーボードを計画している。上から順に“名称未決定”、“X58 Eclipse”、“X58 Platinum”である。最上位の“名称未決定”のマザーボードは“Uber overclocker”向けとされ、“X58 Eclipse”はエンスージアスト向け、“X58 Platinum”はパフォーマンス向けとなる。

ハードウェア面であるが、最上位モデルはPCI-Express x16スロットを4本搭載する。加えてNF200チップを搭載しており、Quad-SLIやTriple-SLI+PhysXという構成を組むことが可能である。同様にQuad CrossFireにも対応する。“X58 Eclipse”ではPCI-Express x16スロットは3本となり、“X58 Platinum”では2本となる。

このほかの特徴として最上位モデルと“X58 Eclipse”ではX-Fiサウンドカードが同梱され、GreenPower GenieとD-LED2を搭載する。

Core i7が11月に迫っており、X58マザーボードの情報もこれからどんどん入ってくると思われます。Core i7リリースとともにこれらのマザーボードも登場するでしょう。

Core i7 generation launches in week 46(Fudzilla)

いくつかの情報筋が伝えたところによると、“Bloomfield”ことCore i7は第46週―つまり11月10~14日にローンチされる。
ただし、日本ではもっと早く、11月1日からCore i7を購入することができるようになる。


Core i7のローンチに伴い、多数のX58マザーボードも登場する。

Core i7は11月10~14日の週にローンチされますが、日本ではそれよりも早く11月1日に登場するようです。
・・・Core2の時のようにまた深夜販売も行われるのでしょうか?

AMD to sample AM3 next month(Fudzilla)

AMDはAM3 CPUのサンプルを10月に予定している。

“Deneb”はDDR2とDDR3両対応のメモリコントローラをもつが、初めのうちは2つの異なったタイプのものが出てくる。片方はSocketAM2+対応で、もう片方はSocketAM3対応のものである。やや不明瞭なところはあるが、これらを動かすには最新の790GXあるいは790FX+SB750マザーボードが必要である。

DDR3対応版“Deneb”は2009年第1四半期に販売開始となる。

続いて“Propus”が第1四半期後半となるようです。

AMD energy efficient processors going 45nm(Expreivew.com)

2009年第2四半期にAMDは4種類のEnergy Efficent版Phenomをリリースする。4種類のうち2種類はPhenom X4でもう2種類はPhenom X3である。

AMDはこれらの製品名をまだ明らかにしていないが、新しい命名法が適応され、したがってPhenom X4 1xx00e及びPhenom X3 1xx00eとなる。

Phenom X4 1xx00eは2種類ともL3無しの“Propus”で、2.30~2.60GHz / HT 4.0GHz / TDP65Wのものと、2.10~2.40GHz / HT 3.6GHz / TDP45Wのものが登場する。
Phenom X3 1xx00eに関してもほぼ同様で、こちらは使用されるコアは(L3なしの)“Rana”となる。
Radeon HD 4830 Has 640SP, Launch On Oct 21st(VR-Zone)

Radeon HD 4830は480ではなく640のStream Processorを搭載するようである。メモリインターフェースは256-bitで512MBのGDDR3を搭載する。AIBパートナーはRadeon HD 4830カードを自由に設計できるようで、コア周波数やメモリ周波数、搭載するメモリの種類や容量が異なったものがそれぞれのメーカーから出てくることになるだろう。Radeon HD 4830は10月21日に登場し、GeForce9800GTを対抗製品として見据えている。価格は$150以下となる。

◇Radeon HD 4830
  ・DirectX 10.1対応
  ・Stream Processor数:640
  ・メモリインターフェース:256-bit
  ・搭載メモリ:GDDR3 512MB
  ・PCI-Express 2.0対応
  ・UVD 2搭載
  ・ATi PowerPlay technology搭載
  ・補助電源:6-pin x1

640spで256-bitならば性能は期待できそうです。GeForce9600GTやうまくすれば9800GTと張り合える程度になるのではないでしょうか。

Nvidia to rename its graphics chips(TG Daily)
55nm GeForce 9-series cards to get new names(The Tech Report)

10月15日にGT200 seriesの新しいグラフィックカードが登場するという噂がある。このグラフィックカードの登場に伴い、NVIDIAは8000 series, 9000 seriesの命名法をやめ、GT200 seriesのものに転換する。

業界筋の情報がTG Dailyに語ったところによると、GeForce8000 seriesはそのままフェードアウトとなるものの、55nmプロセスのGeForce9000 seriesはG100 seriesになるという。2008年末までにNVIDIAは現在のGeForce9000 seriesをG100, GT120, GT130, GT140, GT150とする。
【特別企画】台湾ネットブック開発者インタビュー VIA編
~HPへの搭載実績で採用に弾み
(Impress PC Watch)

Impressのインタビューの中でVIA CPUのロードマップの話が出てきている。

現在のNanoはCNAと呼ばれるもの。これにSSE4のサポートなどを追加したのがCNBでこれは今月中にサンプルが出来上がる。CNBをDual-CoreにしたのがCNCで、このCNCではMCMではなくNativeなDual-Coreとなる。製造プロセスは、CNC以降が45nmとなる。CNCは来年登場予定。

NativeということでSmithfield方式はない気がします(それだったら素直にMCMにした方がいい)。
CNCは期待が寄せられる製品となりそうです。
TDP125W版「Phenom X4 9950 BE」の販売が始まる!(ASCII.jp)
Phenom最上位のTDPが125Wに、明日発売(AKIBA PC Hotline!)

TDP125W版Phenom X4 9950 Black Editionの販売が開始された。OPNは140W版の“HD995FAJ4BGH”に対し、125W版は“HD995ZXAJ4BGH”となっている。
なお周波数2.60GHz、キャッシュL2=512kB x4/L3=2MB等のスペックについては以前と変更はない。
価格は21500円前後。
AMD: Bobcat Processor Still in Development, Despite Rumours.(X-bit labs)

AMDは9月24日、今週初めに報道された“Bobcat”のコードネームで呼ばれる低消費電力デバイス向けのCPUが開発中止となったとするニュースを否定した。

「“Bobcat”は重要なコアとして開発が続けられている」とAMDのスポークスマンであるDamon Muzny氏は語った。
AMD to offer new energy-efficient Phenom X4 in Q1(TechConnect Magazine)

AMDはより高い周波数のEnergy Efficent版Quad-Core Phenom―Phenom X4 9450eをリリースする予定だ。Phenom X4 9450eは65nmプロセスで周波数は2.10GHz、L3=2MB、TDPは65Wである。
Phenom X4 9450eは2009年第1四半期初めに登場する。


“Agena”のTDP65W版Phenomはこれが最高周波数になりそうです。
なお45nmではL3なしの“Propus”と“Rana”でTDP65W・45W版が予定されています。・・・ひょっとすると後から“Deneb”や“Heka”でもTDP65W版が出てきますかね?

ATHLON X2 6400 AND ATHLON X2 6300 NEW KUMA PROCESSORS(Xtreview.com)

Dual-Core K10(“Kuma”)はテストを見る限り同周波数の“Brisbane”と比較して8~20%ほど高速な様である。また、倍率ロックが解除されたAthlon X2 6500は4-core版と同等の良いOC耐性をみせた。

関係者の話によると“Kuma”はさらに2モデルが存在し、Athlon X2 6400(2.20GHz)とAthlon X2 6300(2.10GHz)がある。AMDはコレラのCPUを近い将来投入するようである。

◇Athlon X2(Kuma / 65nm / 2-core / SocketAM2+)
  6500BE 2.30GHz HT 3.0 L2=512kB x2/L3=2MB TDP95W※
  6400 2.20GHz HT 3.0 L2=512kB x2/L3=2MB TDP**W
  6300 2.10GHz HT 3.0 L2=512kB x2/L3=2MB TDP**W
  ※倍率ロックフリー

45nm 2-coreの“Regor”は2009年第3四半期ですが、さすがにここまで“Brisbane”を引っ張るわけではなさそうで、“Kuma”がその間にはさまることになりそうです。やや周波数が低いのがネックとなりそうですが、定格電圧で3.00GHzに達したという話もちらほら聞きますので、これからの周波数の伸びに期待してみたいところです。

Deneb to be priced in sub $300-400 segment(Fudzilla)

“Deneb”では“Nehalem”に追いつくことはできない。
“Deneb”の3.00GHzと2.80GHzはCore i7 920(“Bloomfield” 2.66GHz)に対抗することはできる。ただ同周波数では歯が立たないだろう。“Deneb”は同クロックの“Yorkfield”になら対抗できるが、Core i7相手では無理である。


そんな中で良いニュースであるが“Deneb”は$300~400の価格帯で投入される。Core i7 940 2.93GHzが$562であるため、“Deneb” 3.00GHzはこれよりも低い価格に設定される。

$300~400に設定できるということはこの記事中であるとおり“Deneb” 3.00GHz(とひょっとしたら2.80GHz)はCore i7 2.66GHzを上回る程度の性能はあるということでしょうか。それならば今よりもずっと状況は改善されそうです。

AMD kills Bobcat(The Inquirer)

いくつかの情報筋がINQに伝えたところによると、“Bobcat”プロジェクトは打ち切りとなり、AMDは自社の核となるプロジェクトに注力するという。

Atom対抗として低消費電力化したK8が出るという話はありましたが、ここいわれている“Bobcat”はそれとは別の話でしょうか。

ただ、AMDは旧ATiのデジタルTV部門と組み込み部門を売却しており、“Bobcat”で再び組み込み向けに乗り出すのはリスクが大きいと判断されたのかもしれません。現Atom対抗だけならばそれこそK8の省電力化で何とかなるという考えでしょう。

TSMC to Manufacture Microprocessors for Advanced Micro Devices – Rumours.(X-bit labs)

TSMCは2009年中盤からAMDのCPUを製造するようである。

China Economic News Serviceが報じたところによるとAMDとTSMCは2009年第2四半期から40nmプロセスを使ったCPUの製造に関して合意したという。詳細は明らかにされておらず、TSMCで製造されるのがいわゆる通常のCPUなのか、それとも“Fusion”のコードネームで呼ばれているx86コアとGPUのHybrid CPUなのかは分かっていない。

第1世代“Fusion”こと“Swift”がTSMCの40nmプロセスで製造されるという噂話は前にも一度出てきたことがあります。まだ今回の話ではTSMCで製造されるのが“Swift”と決まったわけではありませんが、その可能性が高いのではないかという気がします。

Intel Core i7 Extreme 965 unboxing shots(TechConnect Magazine)
CORE I7 EXTREME 965 BOX VERSION(Xtreview.com)

Core i7 Extreme 965やそのリテールクーラーの写真が掲載されています。

Core i7 Extreme 965はLGA1366となり、現在のLGA775よりも一回り大きいCPUとなります。リテールクーラーもLGA775のものと比べると大型化しており、ヒートシンクにはアルミと銅が使われています。固定方式はLGA775同様のプッシュピンとなっております(鬱)。

Radeon HD 4830 to show up shortly(Fudzilla)

ATiはRadeon HD 4830と呼ばれるカードをリリースするようだ。Radeon HD 4830はRV770をベースとし、256-bitメモリインターフェースを有する。

Radeon HD 4830と4850の違いはStream Processor数で、Radeon HD 4830では(4850から)Stream Processor数が削減される。
位置づけとしては4850の下、4670の上になるものと思われ、対抗製品はGeForce9800GTになるだろう。


記事中にもあるとおりこのRadeon HD 4830は4850と4670の間を埋める製品となるようです。
似たような話では以前RV770LEという192-bit・480spのカードの話がありました。

Intel starts shipping dual-core Atom CPUs(TechConnect Magazine)

IntelはDual-Core Atomの出荷を開始したと説明した。Dual-CoreのAtom 330は45nmプロセスで製造され、周波数は1.60GHz、FSBは533MHz、L2キャッシュサイズは合計1MB、TDPは8Wである。また、HyperThreading technologyに対応し、2-coreで4-threadを走らせることができる。なおAtom 330は2ダイMCMのDual-Coreである。

Atom 330搭載マザーである“D945GCLF2”も発売となっています。
デュアルコアAtomマザーが発売に、1.1万円 Hyper-Threading対応で4スレッド実行(AKIBA PC Hotline!)

ソフマップで動作デモが行われており、それによると4-threadに対応している様子が分かります。またAtomのヒートシンクを剥がした写真も掲載されており、それを見ると2ダイMCM方式の2-coreであることがよく分かります。

チップセットは先代の“D945GCLF”と同じIntel 945GC+ICH-7で、拡張スロットとしてPCIを1本搭載、メモリスロットは1スロットでDDR2-667 / 533に対応します。

VIA Readying Dual-Core Nano Processor(techPowerUp!)
VIA NANO DUAL CORE VERSION IN 2009(Xtreview.com)

最新のニュースによると、VIAは今年末までにNanoのDual-Core版をリリースし、来年のCESで利用できるようにするようである。NanoはHPで採用されることが決まっており、これがDual-Core版Nanoの開発を促進したと見られる。

NanoのDual-Core版ですが思いのほか早く登場しそうです。
なお詳しいスペックはまだ明らかになっていません。

AMD 45 NM PROCESSOR ALREADY IN 2008(Xtreview.com)
AMD 45nm Opteron提前10月登場 重返伺服器晶片組市場 不再依第三方(HKEPC)

AMDの代表は45nmプロセス版Opteronである“Shanghai”を今年第4四半期にアナウンスできるとし、AMDのパートナーは今年末までに“Shanghai”搭載サーバーを供給できるようになると述べた。
AMD 45nm CPU naming scheme changed(Expreview.com)
[No Joke] Phenom x4 20550 coming, AMD new naming scheme disclosed(VR-Zone Forum)

とある情報筋によると、AMDの45nm版デスクトップCPUはPhenom X4, X3のブランドをそのまま継ぐものの、モデルナンバーは5桁になるという。

45nm版PhenomはまずSocketAM2+対応でDDR2をサポートするPhenom X4 20550と20350が登場する。この2つは“Deneb”コアである。なおこのSocketAM2+対応“Deneb”は2009年第2四半期までの短期間の製品となる。

2009年第1四半期と第2四半期に登場する“Deneb”はSocketAM3に移行し、メモリもDDR3に対応する。2009年第1四半期には“Propus”がPhenom X4 16000として、第2四半期には“Heka”がPhenom X3 14000、“Rana”がPhenom X3 12000として登場する。
AMD+ecoキャラクター愛称名募集(AMD)

AMDが「AMD+eco」を推進するキャラクターの愛称を募集しているようです。採用されるとiPod classic 80GBがもらえるようです。

・・・当のキャラクターですがCPUをイメージしたものの様で四角に顔がついたような感じのものとなっています。左上にニット帽をかぶっているらしいのですが、この部分がコア欠けしてるように見えるのは私だけでしょうか? なまじAthlon XPがコア欠けで騒がれたりしていたので余計に・・・。さすがに萌えキャラにしろとまでは言いませんが、もう少しなんとか・・・。
カケタナナ(=コア欠けしたK7)とか送っても絶対採用されないでしょうね・・・。

ってか何が言いたいのやらこのエントリー。
AMD以三打一 首款K10双核6500全球首测(IT168.com)
K10のデュアルコア Athlon X2 6500のベンチマーク(上田新聞blog版)

K10 2-coreである“Kuma”コアを採用するといわれるAthlon X2 6500(2.30GHz)のベンチマークが掲載されています。

比較対象は以下のCPU。
  Athlon X2 6500 2.30GHz
  Athlon X2 5400+ 2.80GHz
  Phenom X3 8450 2.10GHz
  Pentium Dual-Core E5200 2.50GHz

ベンチマーク項目が多いため、一概に言えない部分も多々ありますが、Athlon X2 6500は大体Athlon X2 5400+程度の性能と言って良さそうです。周波数が2.30GHzと低い割りには健闘しています。消費電力もIdle時はやや高いもののLoad時はAthlon X2 5400+の3~6W増し程度に収まっています(ここではPentium Dual-Core E5200の低消費電力さのほうに目を奪われますが・・・)。
ただ、既存のK8 Athlon X2により高周波数のモデルがあることを考えると、Athlon X2 6500の位置づけはやはり微妙といえます。以前の噂のように省電力性を重視したものであればこの性能でもいいかもしれませんが、消費電力の実測値を見る限り省電力性という面でもそこまで優れたものではないように思えます。
Core i7 overclock feature changed(Expreivew.com)
Intel Decides to Unlock the Memory Mutiplier of its Core i7-920 and Core i7-940 CPUs(techPowerUp!)

Intelは最近になって考え方を変更したようで、Core i7 940と920でもメモリ倍率を調整できるようにした。9月以前ではこの機能はCore i7 Extreme 965でのみできるとしていた。
これによりメモリを800MHzまたは1066MHz以外の速度で動かすことができ、より高速に動かすこともできる。またCore i7 940と920でもメモリ倍率が変更できるなったことにより、マザーボードメーカーはBIOSにメモリ周波数を増加させるオプションを追加することができるようになった。


定格派の人にはあまり関係のない話ですが、OCを行う人にとっては関係のありそうな話です。
この機能を使ってメモリをOCして高速に動かすことにより、パフォーマンスのアップが望めそうです。

AMD delayed three mobos, preparing a new 790FX for AM3 CPU(Expreview.com)

AMDは2009年にSocketAM3にCPUラインナップを展開するが、RD890とRS880Dは2009年上半期には間に合わない。そのため、AMDは790FXをSocketAM3対応とし、2009年上半期に投入する。

ミドルレンジには2009年上半期に760Gが投入される。760Gに関しては何の説明もないが、以前Expreview.comでマザーボードメーカー筋の情報をチェックしたところによると、760Gは今年第4四半期に登場するということだった。言い換えるとRD890、RS880D、760Gの3種が送れたことになり、代わりにAMD 790FXがSocketAM3対応となった。

と、Expreview.comでは遅れたようなことを書いていますが、他の情報ではもともとRD890ともRS880DともSocketAM3の登場と同時ではなく少し後に登場するとしていたものも多かったので、遅れたという論調にはやや違和感を覚えます。またAMD 790FXのSocketAM3対応化についても初めて出てきた話ではありません。

AMD 760Gは今回初めて名前が出てきたチップセットで、これに関しては詳細は分かっていないようです。