北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
GlobalFoundries preps 28nm high-k process for 2010(The Tech Report)
Globalfoundries at 32 nm in H1 2010(TG Daily)

◇32nm
IBMのテクノロジーアライアンスからのニュースによると、AMDから分離したGlobalfoundriesは2009年末に32nmプロセスの受注を開始し、2010年上半期に32nmプロセス製品の生産を開始する。

◇28nm
GlobalfoundriesはIBMを筆頭とするグループに入っているが、同社は28nmプロセスを開発している。この28nmプロセスはHigh-Kとメタルゲートを採用し、低消費電力チップ向けのバルクプロセスとなる。

28nm High-Kプロセスは性能が40%向上し、消費電力を20%削減できるという。また現在の45nmプロセスと比較し、ダイサイズは50%小さくなる。

Globalfoundriesは28nmプロセスの評価キットを今年12月に一般顧客向けに提供し、2010年下半期から28nmプロセスの受注を開発する。28nmプロセスはドイツ・ドレスデンのFab 1で製造される。

GlobalfoundriesのプロセスはAMD CPUやGPUのプロセスに大いにかかわってきます。32nmプロセスというのがバルクプロセスの話なのか、それともAMD CPUで使われているSOIプロセスも含むのかは分かりませんが、早ければ2010年にAMDの32nm CPUが登場しそうです。

Triplex HD4830 Preview [6pin Dropped](XtremeSystems Forums)
Triplex Designs Radeon HD 4830 Without Auxiliary Power Connector(techPowerUp!)

あまり名の知られていないメーカーだが、Triplexというメーカーが6-pinの補助電源コネクタが要らないRadeon HD 4830カードを開発したようだ。このカードはRV770を搭載するうえ、しかも周波数はリファレンスデザインのものと同じ(コア575MHz、メモリ900MHz(1800MHz))である。
XtreneSystems Forumに掲載された写真を見ると、このカードのES品の基板は2+1フェーズ電源回路が搭載されている。


搭載するメモリは512MBのGDDR3で256-bit接続である。搭載出力はDVI-D, HDMI, D-subである。冷却機構は2スロットとみられるが、写真では未掲載である。

掲載されているのはES品のようで、またTriplexという聞きなれないメーカーであることから、これが日本で販売されるかどうかは不明です。
このカードはStreamProcessor 640、コア周波数575MHz、メモリ周波数900MHz(1800MHz)と、スペックとしてはリファレンスデザインのものと同等となっています。

・・・しかしこんなのが出てくると、補助電源ありのRadeon HD 4700とはなんなのかという話になってきます。

AMD SB850 Chipset Specs Unearthed(Expreview.com)
AMD's roadmap leaks SB850 info(Fudzilla)

◇サウスブリッジのロードマップ
SB850は新世代となるS-ATA 3.0(6.0Gb/s)を搭載する。搭載するS-ATA 3.0の数は6となる。この他USBポートを14搭載する。

SB850は2009年第4四半期予定となっています。後述のRD890やRS880Dも同時期の登場となっており、おそらくこれらノースブリッジとSB850が組み合わされるものと思われます。
なお、今回の情報ではSB850の情報しかありませんでしたが、別のメディアでは同世代のサウスブリッジとしてSB820という名前も出てきています。SB850がRAID 5をサポートするのに対し、SB820はRAID 5非対応となると言われています。
[SB850とAMDチップセットのロードマップ]の続きを読む
Intel Westmere Samples Shipped Already(Expreview.com / 写真あり)
32nm Westmere samples go out to PC makers(The Tech Report)
A Close Look at Intel 32nm Clarkdale(Expreview.com)

IntelのCEOであるPaul Otellini氏が15日に明らかにしたところによると、32nmプロセスで製造される“Westmere”は既にサンプリングが始まっていると言う。そしてそのサンプルは30のノートPC・デスクトップPCベンダーに送られているという。
[最初の32nm CPU―“Westmere”の現況]の続きを読む
Intel adds virtualization to Q8300, four other processors(TechConnect Magazine1)

Intelは5種類のCPUにVirtualization Technologyのサポートの追加を行うため、アップデートを行うとアナウンスした。対象となるCPUはCore2 Quad Q8300、Core2 Duo E7500, E7400、Pentium Dual-Core E5400, E5300である。
IntelによればVirtualization Technology対応のモデルは6月12日より販売され、これら新モデルには新しいS-specとモデルナンバーが与えられると言う。また新モデルを利用するためにはBIOSのアップデートが必要となる。


このアップデートにより、Virtualization Technologyがより広く使えるようになります。モデルナンバーもこの情報によれば明確に区別されるようで、VT対応モデルと非対応モデルで分かりにくくなるということもなさそうです。

Core i5 CPU specs, prices reported(TechConnect Magazine)
Intel最新Nehalem處理器規劃 Lynnfield售價曝光 Clarksfield僅35W TDP(HKEPC)

“Lynnfield”は45nmプロセスで製造され、最初のLGA1156対応CPUとなる。
“Lynnfield”はCore i5と呼ばれ、2.66GHz, 2.80GHz, 2.93GHzのものが投入される。全てが4-core CPUでDual-channel DDR3メモリコントローラを内蔵し、DDR3-1066 / 1333に対応する。キャッシュ構成はL2=256kB x4 / L3=8MBである。
全モデルがTurbo Boost technologyに対応する。また最下位の2.66GHzモデルを除き、HyperThreading対応である。
[Core i5(“Lynnfield”)のラインナップ]の続きを読む
ATI's Radeon HD 4770 slides leaked(The Inquirer)

INQでは初のデスクトップ向け40nm GPUとなるRV740を使用したRadeon HD 4770のスペックを発見した。
Radeon HD 4770はGeForce9800GTの対抗となるようである。価格は$99である。


◇Radeon HD 4770
  ・コア:RV740(40nm)
  ・トランジスタ数:8億2600万(RV770は9億5600万)
  ・Stream Processor数:640
  ・コア周波数:750MHz
  ・演算能力:960GFLOPs(Radeon HD 4850(RV770)は1.0TFLOPs)
  ・搭載メモリ:GDDR5 512MB
  ・メモリインターフェース:128-bit
  ・最大消費電力:80W

補助電源コネクタがないカードとして人気を博したカードとしてはRadeon HD 4670が真っ先に思い浮かびます。しかし4770では補助電源なしとはいかなかったようで、同コア・下位モデルのの4750とともに6-pin x1を搭載します。

◇Phenom II X4 955
Phenom II X4 955 3.2GHz to launch of the 23rd(Fudzilla)

AMDは3.20GHzで最速のPhenom IIとなるPhenom II X4 955のローンチを計画している。Phenom II X4 955はSocketAM3対応でDDR2/3両対応である。またオーバークロックが容易なBlack Editionとして登場する見込みである。価格は$300前後と見られる。TDPは125Wとなる。
Phenom II X4 955は4月23日に購入可能となる。


Phenom IIの最速モデルとなるX4 955は4月23日登場のようです。3.20GHzという周波数はかつてのAthlon64 X2最速だった6400+に並びます。
[2009年上半期のAMDの新CPU]の続きを読む
Intel Larrabee: around 600-700 mm2 DIE-size?(VR-Zone Forum)
Intel Larrabee: 600-700 mm2 big?(Hardware-Infos)

IDF北京でPat Gelsinger氏はグラフィックチップとなる“Larrabee”のウエハを初めて公開した。
このウエハは300mmウエハで、そのウエハ上には64個の“Larrabee”が含まれている。ここから推測すると“Larrabee”のダイサイズは600~700mm2となる。ちなみに
(65nmプロセスの)NVIDIA GT200のダイサイズが576mm2である。ただし、この“Larrabee”のサンプルは45nmプロセスで作られているものと思われる。なので“Larrabee”はおおよそ20億トランジスタほどのチップとなる。

“Larrabee”がどのプロセスで登場するのかはまだ定かでない部分がありますが(以前は45nmプロセスと言われていた)、仮に45nmプロセスで登場した場合はそのダイサイズから予想するとかなり高価なチップとなりそうです。“Larrabee”が普及価格帯に下りてくるのは32nmプロセスを待ってということになりそうです。

Globalfoundries Set to Start Making Graphics Processors Using 32nm, 28nm Processes.(X-bit labs)

Globalfoundriesはほんの数ヶ月前にファウンダリ事業を開始したばかりだが、新しい顧客を見つけるために、よりアグレッシブなロードマップを描いている。同社は2009年中にGPUの生産に適した32nmバルクプロセスを提供開始するとしており、さらにその先にはHigh-Kとメタルゲートを使用した28nmプロセスが予定されている。

「32nmバルクプロセスはドレスデンで既に動き始めており、今年後半には顧客の設計デザインを受け入れ、2010年には積極的な生産立ち上げを行うことになるだろう」とGlobalfoundriesの製造・技術部門の上級副社長は語る。

おそらくATiのGPU生産は32nmからGlobalfoundriesに託すことになるでしょう。なのでGlobalfoundriesの動きを見ることは、ATi GPUのプロセス変遷を見ることにもなります。Globalfoundriesは2009年後半の32nm立ち上げを目指しているようで、これを見ると2010年前半にはATiから32nm GPUが出てきそうな雰囲気があります。

Phenom II X4 955 3.2GHz listed(Fudzilla)

4月後半にAMDは最高速度となる3.20GHzのPhenom IIを投入する。
SocketAM3のPhenom II X4は決してCore i7 Extreme 965や975に勝るものではないが、その分安価に設定され、より良いコストパフォーマンスを持ったソリューションに仕上がるだろう。
3.20GHzのPhenom II X4 955は$300強となる見込みで、これが最高速のSocketAM3 CPUとなる。TDPは125Wでキャッシュ構成はL2=512kB x4 / L3=6MBである。


とある海外通販ではPhenom II X4 955が$323.74で掲載されている。ただし、X4 955は未発表の製品であるため、この価格は最終価格ではない。

$323.74という値段から推測すると、日本円での価格は30000円台前半程度になりそうです。$300という数字は順当にPhenom II X4 940の上の値段で、さらにCore i7 920を上回る価格設定になります。

◇Radeon HD 4770は9800GT対抗
Radeon 4770 goes against 9800GT(Fudzilla)

AMD-ATiの最初のデスクトップ向け40nm GPUはRV740であり、このRV740を搭載するカードがRadeon HD 4770であるが、この4770はGeForce9800GTに対抗するものである。そして最初の報告ではRadeon HD 4770は9800GTよりも高速になるという。

現在、GeForce9800GTはモデルによって異なるものの$119~139で販売されている。しかし、ATiがRadeon HD 4770を発売した場合は、NVIDIAは価格を調整してくる可能性が高い。

Radeon HD 4770はGeForce9800GTに対抗するものとなるようです。
にしてもグラフィックカードも随分と安くなったものです。
[FudzillaよりRadeon HD 4700シリーズの話題2題]の続きを読む
MSI Takes X58 Motherboard to MicroATX Form Factor(Expreview.com)
MSI working on mATX X58 board(Fudzilla)

MSIはX58チップセットを搭載したMicroATXマザーボードを計画している。
このマザーのモデル名は“MS-7593”で、Triple-channel対応のDDR3メモリスロットを6スロット搭載し、拡張スロットとしては2本のPCI-Express x16スロットを備え、SLIとCrossFireに対応する。この他、7つのS-ATAと1つのeS-ATAを搭載する。写真のマザーボードにはヒートパイプを用いた冷却機構は使われていないが、製品版では変わる可能性がある。


X58のMicroATXマザーボードはASUSとDFIが登場させています。しかし、MicroATX規格ケースでTDP130WのCore i7を動かすのはややハードルが高いかもしれません。ただ先日登場したXeon 5500が動くならば、そのハードルもクリアできることになります。

Intel P55 Chipset Postponed to October(Expreview.com)
P55 will be displayed at Computex(Fudzilla)

Intelは1月に“Lynnfield”とP55のローンチを8月末~9月初めに延期した。これは世界的不況によりチップセットの過剰在庫にマザーボードメーカーが苦しんでいたためにとった措置である。ところが“Lynnfield”とP55はさらに遅れて10月になりそうである。

Fudzillaによると、IntelはP55の使用を見直すようで、P57の特徴をいくつか搭載するようである。

リンちゃんとP55に延期の気配が漂っています。
“Lynnfield”は最初期は2009年第1四半期に予定されていましたが、その後2009年第3四半期に延期され、今回の情報では10月にまでずれ込みました。

Nvidia GT300 tapeout soon(The Inquirer)

NVIDIAのGT300は6月にテープアウトとなる。

GT300はNVIDIA初のDirectX 11対応GPUとされているものです。登場は2009年第4四半期と言われることが多くなっています。
一方AMDのRV8x0系もDirectX 11対応GPUとなっていますが、登場時期はメディアによって異なり、今年第3四半期頃としているものや、こちらの記事のように第4四半期ごろとしているところもあります。

Intel shows off Larrabee wafer in Beijing(TechConnect Magazine)
Intel Displays Larrabee Wafer at IDF Beijing(techPowerUp!)
INTEL LARRABEE DEMONSTRATED(Xtreview.com)

今週の初め、IntelはIDF Spring 2009を北京で開催した。IDF Spring 2009では同社の製品に関するプレゼンテーションが行われ、その中にはIntelの上級副社長であるPat Gelsinger氏による“Larrabee”の紹介もあった。“Larrabee”はGPUで動作するIntel初のメニーコア製品である。
[Intel IDF 2009北京で“Larrabee”のウエハを公開]の続きを読む
AMD Sabine Platform to Support DirectX 11 in 2011(Expreview.com)
AMD’s Microprocessors with Integrated Graphics Cores to Support DirectX 11 – Slides.(X-bit labs)
AMD mainstream notebook roadmap leaks(Fudzilla)

AMDの最新のノートPC向けロードマップによると、AMDはRS880M+SB8xxMチップセットとDDR3-1066対応メモリコントローラを搭載した4-core CPUで構成される“Denube”プラットフォームを2010年に投入する。
[AMDのMobile製品ロードマップ―“Llano”はDirect X11対応GPUを内蔵]の続きを読む
PowerColor Unveils Water-Cooled HD 4890 Card(VR-Zone)
PowerColor's water cooled HD 4890 comes soon(Fudzilla)

TULは水冷のRadeon HD 4890をPowerColorブランドでアナウンスした。このカードは4月16日より$339(通常版Radeon HD 4890は$249)で販売される。
この水冷Radeon HD 4890は銅製の水冷ブロックを搭載している。この冷却機構はメモリや電力レギュレータも覆っており、リファレンスクーラー等再生品と比較すると最大20℃の差があるという。
なお、このカードのコア周波数は900MHz、メモリ周波数は1000MHz(4000MHz)である。


Radeon HD 4890のリファレンスカードの周波数はコア850MHz、メモリ975MHz(3900MHz)です。この水冷Radeon HD 4890はリファレンスよりも周波数があがっていることになります。冷却機構はSingle-slotで収まるようです。

Server Makers Expect Six-Core AMD Opteron Processors in June.(X-bit labs)

とあるサーバーベンダーによると、AMDはIntelが“Nehalem-EP”Xeonがリリースしたのを受けて、6-coreのOpteron(“Istanbul”)を6月にリリースしたいようだ。AMDはこの噂に対して何のコメントも出していないが、その一方で超低消費電力版4-core Opteronについてはアナウンスしている。
もしAMDが6-core Opteronを6月にローンチできれば、AMDは入学シーズンに向けてより多くの契約を得ることができるだろう。
AMDの6-core Opteronは“Istanbul”のコードネームで呼ばれており、6MBのL3キャッシュとDual-channel DDR2メモリコントローラを搭載し、SocketFに対応する。


この6-core Opteronに関してはAMDは口をつぐんでいたが、一方で先週、4-core Opteron EEのローンチについてのアナウンスがあった、このCPUは30~45Wの消費電力枠で投入され、低消費電力サーバーの性能をアップする。

“Nehalem-EP”は相当に強力なCPUですから、AMDとしてもその対抗策として6-coreの“Istanbul”をできるだけ早く投入したいでしょう。さらに言えば“Istanbul”の先の“Magny-Cours”(12-core)や“Sao Paulo”(8-core?)も早急な投入が望まれます。

Intel X57 chipsets to get new features(Fudzilla)

Intelは2009年第3四半期にP55チップセットとQuad-Coreの“Lynnfield”を投入する。そして2010年第1四半期には更なる機能追加を行ったX57チップセットが計画されている。

2009年第3四半期のP55はIntel strage matrix 8.5によりRAID 0, 1, 5, 10をサポート、新機能としてIntel rapid recover technologyがある。
2010年第1四半期になるとユーザーインターフェースがより使いやすくなるよう改良され、MUIのフルサポートが追加される。もう1つ、“Brainwood”
(“Braidwood”の間違い?)と呼ばれる機能があり、SSD機能を内蔵するものである。

FudzillaではX57と言っていますが、どうもこれらは他のメディアで言うP57に近い物のように思えます。今までの情報によれば、“Braidwood”のサポートはP57やH57に特徴的なものです。

Virtualization gets to Pentiums(Fudzilla)

現在、IntelはVT-XをCore i7シリーズとCore2 Quad, Core2 Duoでサポートしている。
しかし2009年下半期になると、IntelはVirtualization(VT)のサポートをこれ以下の安価なCPUにも広げるようになる。新たにVTのサポート対象となるのは、Core2 Duoの下位モデル
(Essentialという区分にあるもの。現在のE7000シリーズが該当)とPentium Dual-Core, Celeron Dual-Coreである。

私自身は仮想化というものがどういうものか明確に説明することはできませんし、実際に使用したこともありません。ですが、Intelが下位モデルのCPUで仮想化機能(Virtualization, VT)をサポートするようになるということは、将来のPC環境において仮想化というものは重要な地位を占めるようになるのかもしれません。

Intel、MID向けAtomの新モデル「Z550/Z515」(Impress PC Watch)
Intel launches 2GHz Atom Z550(Fudzilla)

IntelはAtom Z550とZ515を発表した。
Atom Z515は周波数を動的に変化させる“Burst Performance technology”をサポートし、通常は800MHz・TDP0.65Wで動作し、最大では1.20GHz・TDP1.4Wで動作する。
Atom Z550は2.0GHzであるが、TDPは3W以下
(2.4W)となる。
なお、どちらのモデルもFSB533MHz・L2=512kBである。


Atomの新モデルが発表されました。2.0GHz・TDP2.4WのZ550と“Burst Performance technology”により周波数可変となっているZ515があります。前者は性能重視、後者は省電力性重視といえそうです。

Intel Promises to Ship Octa-Core Processors in Late 2009 or Early 2010.(X-bit labs)

現在のところ、Intelは8-coreのXeon MPのリリース予定に関して、はっきりとしたことは述べていない。しかし、Intelの上級幹部へのインタビューによると、Intelは8-coreのXeon MPを2009年末から2010年初めのかけての時期に投入するようである。

8-coreのXeon MPは“Nehalem”アーキテクチャをベースとし、23億のトランジスタを搭載、45nmプロセスで製造される。8-core Xeon MPは“Beckton”というコードネームで知られており(ちなみにこの他には“Nehalem-EX”というコードネームが知られている)、4本のQPIリンクを持ち、転送速度は6.4GT/sとなる。また、他の“Nehalem”アーキテクチャのCPU同様、“Beckton”はメモリコントローラを内蔵している。“Beckton”のメモリコントローラは4-channelである。SocketはLGA1567となる。搭載するキャッシュの量は24MBといわれている。

まさにモンスターといえるCPUです。“Beckton”または“Nehalem-EX”と呼ばれるこの8-core Xeon MPが最強のx86 CPUの座に君臨することは間違いなさそうです。

AMD discounts 6-core processor upgrades ahead of launch(TG Daily)
AMD launches Opteron Upgrade Program(TechConnect Magazine)

AMDはOpteronアップグレードプログラムを発表した。このプログラムの対象となるのはDual-Core及びQuad-CoreのOpteron 2000, 8000 seriesと2009年下半期に予定されている6-coreの“Istanbul”である。
このプログラムにより、Opteron 2000は$50、Opteron 8000は$100の割引が受けられる。


言うまでもなく“Nehalem-EP”ことXeon 5500の影響でしょう。アプリケーションにもよりますが、2-CPUの“Nehalem-EP”は4-CPUの“Shanghai”をも超えうる性能を持っています。
AMDのとった対策は、簡単に言えば価格競争となります。しかし、Opteronまで価格競争を強いられる現状は、かなりつらいでしょう。

Lynnfield to boost Intel quad core share(Fudzilla)

IntelのQuad-Core CPUであるCore2 QuadとCore i7の出荷量はは全てのIntelのコンシューマー向けCPUのうち9%を閉めるという。

この数字は2009年第2四半期に10%となり、(第3四半期の)“Lynnfield”登場でQuad-Coreの比率は12%となる。
2009年第4四半期にはおそらく15%強くらいになるだろう。


“Lynnfield”登場でIntelのコンシューマーCPUに占めるQuad-Core CPUの割合は増加するようですが、その増加速度は比較的緩やかで、2009年中はQuad-Coreが多数派になることはないようです。IntelとしてはまだDual-Core CPUがメインストリームであると考えているのでしょう。

AMD making progress with Istanbul CPUs(Fudzilla)
AMD、超低消費電力版のクアッドコアOpteron EEを3カ月以内にリリースと発表(Computerworld.jp)

“Istanbul”では単純なコア数増加だけではなく、電力管理機構の追加や性能向上のための拡張が加えられる。“Istanbul”では“Shanghai”と同じ消費電力で性能向上を実現する。
AMDのサーバー・ワークステーション部門のProduct marketing directorであるMargaret Lewis氏によると、“Istanbul”は“Shanghai”をベースにしており、電力効率は同等、加えてキャッシュが追加される。


“Istanbul”は2009年下半期に予定されているサーバー・ワークステーション向けの6-core CPUです。対応SocketはSocket Fで、メモリはRegistered DDR2をサポートします。製造プロセスは“Shanghai”と同じ45nmとなります。

AMD Delays Release of Quad-Core Athlon II, Preps Dual-Core Phenom II.(X-bit labs)

AMDは45nmプロセスの普及版Quad-Core(“Propus”)及びTriple-Core CPU(“Rana”)を延期するようだ。これらはAthlon IIブランドで投入されるが、8~9月ごろの登場となる。一方、Dual-CoreのAthlon II X2は6月のComputexでの登場となる。

以前は“Propus”と“Rana”は4月に、Dual-Coreの“Regor”は6月に投入される予定だった。しかし、X-bit labsがつかんだAMDの最新の計画では、“Propus”と“Rana”は8~9月にリリースされる。

“Propus”はAthlon II X4 600となり、4-coreでメモリはDual-channel DDR2/DDR3に対応する。キャッシュ構成はL2=512kB x4である。“Rana”はAthlon II X3 400となり、3-coreでメモリは“Propus”同様Dual-channel DDR2/DDR3対応である。キャッシュ構成はL2=512kB x3である。“Regor”はDual-Core CPUでAthlon II X2 200として投入され、メモリはDual-channel DDR2/DDR3対応、キャッシュ構成はL2=1MB x2である。

“Regor”とは別に、Dual-Coreの“Callisto”と呼ばれるCPUが6月に登場する。“Callisto”はPhenom II X2となり、Dual-Coreながら共有L3キャッシュを持つ。

“Propus”と“Rana”の延期は少し前からそれを匂わせる情報が出ていましたが、今回それが明確に述べられました。ただし、Dual-Coreの“Regor”(と“Callisto”)はそのままのようで、これらは6月に登場します。

NVIDIA、240SP搭載のパフォーマンスGPU「GeForce GTX 275」
~ゲーム性能を向上させた新ドライバも公開
(Impress PC Watch)
NVIDIA Extends Performance Lead With New GeForce GTX 275 GPU(techPowerUp!)

(レビュー)
GT200コア採用の新ハイエンドGPU「GeForce GTX 275」
~新機能を実装したGeForce Release 185もリリース
(Impress PC Watch / 多和田新也のニューアイテム診断室)
GeForce GTX 275リファレンスカード
Hightech Information Systems H489F1GP
(4Gamer.net)
ATI Radeon HD 4890 vs. NVIDIA GeForce GTX 275(AnandTech)

NVIDIAは4月2日、GeForce GTX 275を発表した。
GeForce GTX 275は55nmプロセスのGT200コアを使用しており、Stream Processor数は240、Texture unitは80でGeForce GTX 285/280と同等だが、ROP数は28、メモリインターフェースは448-bitとこちらはGeForce GTX 260と同等となっており、GTX 285とGTX 260の中間に位置するカードといえる。
[GeForce GTX 275が発表される]の続きを読む
AMD、高クロック化したハイエンドGPU「Radeon HD 4890」(Impress PC Watch)
Radeon HD 4890搭載カードとPCが各社から(Impress PC Watch)
AMD Unveils ATI Radeon HD 4890, the Most Powerful Graphics Processor in the World(techPower Up!)
AMD officially intros Radeon HD 4890(TechConnect Magazine)

(レビュー)
Radeon HD 4870の高クロックモデル「Radeon HD 4890」(Impress PC Watch / 多和田新也のニューアイテム診断室)

AMDは4月2日、Radeon HD 4890を発表した。
Radeon HD 4890は基本的にはRadeon HD 4870をベースにして、周波数を引き上げたもの。しかしトランジスタ数はRV770の9億5600万から9億5900万に増加している。
[Radeon HD 4890が発表される]の続きを読む
AMD partners to launch OC 4890(Fudzilla)

Radeon HD 4890のコア周波数は850MHzであるが、いくつかのパートナーはこれのOC版をリリースするようだ。OC版Radeon HD 4890はコア周波数が900MHzかあるいはそれ以上となる。
MSIの“R4890-T2D1G-OC”もOC版Radeon HD 4890の1つで、コア周波数は900MHz、メモリは1000MHz駆動のGDDR5を搭載する。


Radeon HD 4890はOCで1000MHz近くに達することができ、水冷の場合は1000MHz以上も可能だろう。

Radeon HD 4890関連の情報で「OC版が存在する」というのはわりあいよく聞かれたものでした。先日のtechPowerUp!(IT168.com)に掲載されたスライドにもOC版Radeon HD 4890の記述が見られました。
Radeon HD 4890定格の850MHzというのもGPUのコア周波数としては高いものとなりますが、OC版4890はそれ以上となります。

(過去の関連エントリー)
Radeon HD 4770のスペック(2009年4月1日)