北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Biostar P67 and H67 motherboards pictured in final form(TechConnect Magazine)
Waiting For Sandy Bridge,Exposure For Biostar H67 and P67 Motherboard(Expreview.com)

BIOSTARの“SandyBridge”対応LGA1155マザーボードが明らかになった。Intel P67を搭載するATXマザーが“TP67XE”、Intel H67を搭載するMicroATXマザーが“TH67XE”となる。

各マザーボードのスペックは以下の通り。
AMD Radeon 6000 - leaks and speculation(Hardware-Infos)

Radeon HD 6000シリーズに関する新たなスライドがBeyond 3D graphicsのフォーラムに投稿された。これには“Barts”のスペックが掲載されており、StreamProcessor数は320(x4)、Texture Unit数は64、ROP数は32となっている。Radeon HD 6000シリーズでは4つのStreamProcessorが1単位のShaderとなる。“Barts”ではこれが320 shader集まることになり、合計のStreamProcessor数は1280となる。
さらにこのスライドにはぼかされているが“Cayman”と“Caicos”と思われるGPUに関しても掲載されている。ここからは推測も混じるが“Caicos”はおそらく160 x4の合計640 sp、“Cayman”は480 x4の1920 spあるいは640 x4の2560 spかもしれない。


さらにこの表にはRender and Processing Engine(RPE)というものの数が掲載されており、“Barts”ではこれが2となっている。となると“Caicos”は1、“Cayman”は3または4となるのだろうか。

“Barts”に関しては先日Chiphellなどでリークした情報に合致するスペックです。またぼかされているもののその他の2種類のコアについても掲載されています。これらのスペックを正確には読み取ることは出来ないものの、右側の“Cayman”と思われるGPUに関してはTexture unit数は3桁で無いように見えます。つまり96という可能性が高いと思われます。これを踏まえて“Barts”と同じ比率でStreamProcessor数を増やすと1920となります。この数字も以前の情報と合致するものです。

ところで・・・“Turks”はいずこへ?

◇加速するK0 steppingへの移行
Core i3-540 and Core i5-650 passage to K0 speed up(Xtreview.com)

10日ほど前、Intelは“Clarkdale”コア製品の3種類で従来のC2 steppingから新型のK0 steppingへ移行すると説明した。当初の予定ではK0 steppingへの以降は10月16日からの予定であった。しかし、今回その予定が変更され、Core i3 540(3.06GHz)とCore i5 650(3.20GHz)については前倒しで9月28日から以降が始まることになった。なお、残るCore i3 530(2.93GHz)については10月16日のままで予定の変更は無い。

IntelのWebサイトで確認した限りではCore i5 680と655K、Core i3 560と550はK0 steppingのみ、Core i5 660と661はC2 steppingとK0 steppingの両方が存在します。残るCore i5 670に関してはC2 steppingのみのようです。

しかし・・・“Clarkdale”は新steppingが投入されているのにおりんりんフィールドは未だに最初のB1 steppingのまま放置とは・・・。

(過去の関連エントリー)
Core i3 530, i3 540, i5 650がK0 steppingに移行(2010年9月20日)
Galaxy to release GeForce GTX 460 card with wireless display connectivity(TechConnect Magazine)

Galaxyは9月30日、“GTX 460 WHDI Edition”を発表した。この“GTX 460 WHDI Edition”はDirectX 11対応のGF104をGPUとして搭載し、さらにAMIMONのWHMI technologyを搭載してPCとTVをワイヤレスで接続できる。

“GTX 460 WHDI Edition”の外観だがブラケット部に5本のアンテナが取り付けられている。そしてこれとはHDTVと接続する為の別に小さな黒い箱(HDTVと接続される)が用意されている。
“GTX 460 WHDI Edition”の周波数については未発表で、価格も明らかにされていない。出荷時期は10月とされている。


5本のアンテナが物々しい雰囲気を漂わせています。
なお、WHDIとは別にDVIとHDMI(多分)コネクタも用意されているので、普通のGeForce GTX 460カードとしても使えます。

(過去の関連エントリー)
NVIDIAが独自のWireless Display technologyを開発している 他(2010年9月27日)

Wireless USB 1.1 finalized, brings more speed and lower power needs(TechConnect Magazine)
Wireless USB 1.1 Specification Now Available(techPowerUp!)
Wireless USB Documents(USB.org)

Wireless USB Promoter GroupはWireless USB 1.1の規格策定を完了し、その仕様を発表した。Wireless USB 1.1によりWireless technologyの採用がより増加することが期待される。

Wireless USB 1.1ではNear Field Communication(NFC)とインストールをより簡単にうするproximity-based associationをサポートする。周波数は6GHzかそれ以上で、Idle時の消費電力はより低く抑えられている。

USB.orgのWebサイトによるとWireless USBの速度は距離3mで480Mbps、10mで110Mbpsとなります。数字上は距離3mならばUSB 2.0 High-Speedと同等、10mでもUSB 1.1の約9倍の速度となります。実際はこんな速度は出ないでしょうが、キーボードやマウス、あるいはプリンタあたりを接続する分にはなんら問題はなさそうです。

他にWireless USBが活用できそうな機器を考えるとスマートフォンや携帯音楽プレイヤーなどがあるでしょうか。

◇Intel 6 series
Sandy Bridge to get USB 3.0 support(Fudzilla)

“SandyBridge”と対になるIntel 6 seriesチップセットではUSB 2.0までのサポートに留まり、USB 3.0はサポートされないというのがもっぱらの情報だった。

ところが、USB 3.0のサポートは最後のサプライズとして用意されているという。ちょうどWireless displayがローンチ寸前まで明かされなかったようにである。つまり、ノートPC向けのIntel 6 seriesチップセットはUSB 3.0をネイティヴでサポートする。
Elpida develops 30nm 2Gb DDR3 SDRAM(DigiTimes)
Elpida makes smallest 2Gb DDR3 DRAM chip using 30nm tech(TechConnect Magazine)
Elpida Develops Industry's Smallest, Most Efficient 30nm Process 2-Gb DDR3 Chip(techPowerUp!)
世界最小面積、最少消費電流の30nmプロセス2GビットDDR3 SDRAM開発完了(Elpida)

Elpida memoryは30nmプロセス級の2Gb DDR3 SDRAMの開発を完了したと発表した。この2Gb DDR3 SDRAMはPD向け及び一般電気機器向けとなり、サンプル出荷が2010年12月、大量生産開始が2010年12月後半に予定されている。
マイクロソフト 藍澤 光 (ひかる) 9月27日生 158cm 42kg、嫌いな食べ物は納豆(Engadeget / 日本語版)
Microsoft Silverlight 第1弾 光 誕生(Microsoft Taiwan)

Microsoft TaiwanのSilverlightのトップページが凄まじいことになっています。

藍澤光のスペックは以下の通り。

◇藍澤光
  ・血液型:B型
  ・誕生日:9月27日
  ・星座:てんびん座
  ・身長:158cm
  ・体重:42kg
  ・趣味:歌、舞、音楽
  ・好きな食べ物:焼肉、お汁粉(・・・多分)
  ・嫌いな食べ物:納豆
  ・光は四女らしい。ということは上に長女~三女がいる?

第1弾とか家族構成に光は四女とする記述があることから第2弾以降がありそうな気配が漂っていますが、今後どうなるかどうかはわかりません。

ちなみにMicrosoft JapanのSilverlightのトップページはこちら
何のやる気も感じられません。

AMD to delay the launch of Radeon HD 6000 series, while Nvidia drops GPU price(DigiTimes)
Radeon HD 6000 debut reportedly postponed(The Tech Report)
AMD TO Postpone Launch For Radeon HD 6000,While Price Drop For NVIDIA GPU(Expreview.com)
HD 6000 series reportedly pushed back to November(Fudzilla)

AMDは次世代GPUとなる40nmプロセスのRadeon HD 6000シリーズを当初は10月12日にローンチする予定であった。しかし、グラフィックカードメーカー筋の情報によるとRadeon HD 6000シリーズのローンチは11月にずれ込むようだ。
◇NVIDIAが独自のWireless Display technologyを開発している
Not Just Intel,NVIDIA Developing Their Own Wireless Display Technology(Expreview.com)

GTC 2010でNVIDIAは独自のWireless Display technologyを開発していることを発表した。

Wireless Display technologyはIntelも開発しているようです。この情報ではIntelとNVIDIAのWireless Display technologyは異なるもののようで、互換性があるかどうかは極めて怪しいといえます(というかなさそう)。独自規格が対立すると何時ぞやのBlu-rayとHD-DVDのようにいつまでたってもその技術が普及しないという事態も起こりえます(そういえばHDMIとDisplayPortなんてのも・・・)。
Galaxy confuses with mini-PCIe port on GTX 460(NordicHardware)
Equipped With Mysterious Port,Galaxy GeForce GTX 460 Leaked(Expreview.com)
Galaxy Designs Mysterious GeForce GTX 460 2 GB Card with Mini-PCIe Onboard(techPowerUp!)

Galaxyがmini-PCIeポートとmini-USB出力を搭載したGeForce GTX 460を開発しているようだ。カードの大きさはGeForce GTX 480と同等で、メモリは2GBを搭載している。
 
このカードの詳細なスペックはわからない。mini-PCIeポートはPCI-Express 1-channel分で転送速度は500MB/sと見られる。おそらくはこのmini-PCIeポートに他のグラフィックカードやストレージなどを接続することが出来るのだろう。

さらに出力端子の並ぶブラケット部にはmini-USBコネクタが搭載されている。

・・・元記事も何故mini-PCIeポートやmini-USBコネクタが搭載されているのかわからないと述べています。本当に登場するのかも含めて謎なカードです。
AMD cuts prices on energy-efficient Athlon II processors(CPU World)

9月21日にAMDは10種類の新型デスクトップCPUを投入した。このうち6種類は通常電力版で、1種類はTDP25Wの超低消費電力版である。そして残る3種類がモデルナンバーの末尾に“e”がついたEnergy-Efficent版である。そして、今回の新モデル投入と同時に既存のEnergy-Efficentモデルが値下げされた。

対象となったのはAthlon IIのEnergy-Efficentモデルです。いずれもTDP45Wのモデルです。以下に今回新たに登場したモデルと値下げされたモデルの一覧を掲載します。
Intel expands its mobile CPU offer(TechConnect Magazine)
Intel launches new Core i7, Core i5 and Celeron mobile CPUs(CPU World)

Intelは9月27日、Mobile向けの新CPUを追加した。今回追加されたCPUは全てDual-Core CPUで価格は$86~346、TDPは18~35Wである。

以下に今回追加されたCPUを示します。
UPDATED: [Rumour] AMD Radeon HD 6700 Specification Chart leaked(VR-Zone)
More Radeon 6700 specs leak?(HEXUS)
Leaked slide compares 6700-series, 5800-series Radeons(The Tech Report)
Radeon HD 6700 detailed on slides(Fudzilla)
[Rebellion] 6750 6770 specifications exposure(PCinlife)

数週ほど前、AMDの“Barts”ことRadeon HD 6700系のスペックだというスライドが出回った。そのスライドでは“Barts XT”が960sp、“Barts Pro”が800spとされていたが、このスペックはやや疑わしいものであった。
そして今回、PCinlifeとChiphellという異なる2つのメディアから“Barts”のスペックだというスライドがリークした。このスライドに記されている“Barts”のスペックは以前のリークスライドとは異なるものであり、しかも2つのメディアが同じスライドを掲載してきた。
nVidia Fermi "GF100" Quadro Die Revealed: Larger than a Quarter?(Bright Side Of News)

NVIDIAは通常、自社製品のダイサイズを公開しない。この理由としては、ダイサイズの公表により製造コストやイールドを推測されてしまうこととTSMCとNVIDIAの間でダイサイズを秘密にするという同意がされていることがある。
Bright Side Of Newsでは以前“Fermi”のダイサイズを推定した。そして今回、その推定値の証明を行った。


その推定値は以下のようになっています。

  ・GF100:519.17mm2(23 x 23 mm / 30億トランジスタ)
  ・GF104:331.54mm2(13.7 x 24.2 mm / 19億5000万トランジスタ)
  ・GF106:238.60mm2(15.2 x 15.7 mm)
  ・GF108:126.51mm2

そして今回Bright Side Of NewsではMXM規格のQuadro 5000Mを取り出し、ヒートスプレッダを剥がしてダイを露出させました。その写真が元記事に掲載されています。
ダイサイズはコインいっこ・・・ではなくて25セント硬貨より大きく、25セント硬貨の直径がGF100のダイの一辺の長さとほぼ同等となっています。

Specifications of Core i5-560UM and i7-680UM mobile CPUs(CPU World)

今月、CPU Worldでは2種類の超低電圧版向けCPU―Core i5 470UMとCore i3 380UMが登場すると述べた(参照:Intel is readying Core i3-380UM and Core i5-470UM CPUs。しかし、第4四半期には更なる超低電圧版CPUが登場する。先のCore i5 470UMやi3 380UMがミドルレンジ向けであったのに対し、今回のULV CPUはより上位のクラスである。

第4四半期に予定されているULV CPUは2モデル―Core i7 680UMとi5 560UMである。どちらもDual-Coreの“Arrandale”コアの製品で、HyperThreadingにより4-thread動作に対応する。スペックはi7 680UMが1.40GHz(TB 2.53GHz) / L3=4MB / TDP18W、i5 560UMが1.33GHz(TB 2.13GHz) / L3=3MB / TDP18Wである。
s-Specはi7 680UMがSLBST、i5 560UMがSLBSNである。
AMD's 6870 coming in November(SemiAccurate)
Rumour: AMD Radeon HD 6870 in November(VR-Zone)

Radeon HD 6000シリーズはまず第1弾として“Barts”と呼ばれているRadeon HD 6700シリーズが10月に登場する。そして2番目に“Cayman XT”―Radeon HD 6870が11月に登場するという。ただし、OEMには先の“Barts”(Radeon HD 6700シリーズ)と同じ時期(10月)に出荷される。Radeon HD 6870のリリースは11月中旬から下旬の予定である。
AMD to Introduce Bulldozer-Compatible Core-Logic Sets in Q2 2011.(X-bit labs)

AMDは“Bulldozer”マイクロアーキテクチャを採用する“Zambezi”に対応する新チップセット―AMD 9 seriesを計画しているようだ。これらのチップセットはInput/Outpot memory management unit(IOMMU)を搭載している。登場予定時期は2011年第2四半期で、“Zambezi”とともに“Scorpius”と呼ばれるハイエンドデスクトップ向けプラットフォームを形成する。
◇“Ontario”のラインナップ
eOntario processors characteristics(Xtreview.com)

AMDは先日“Fusion”と呼ばれるHybrid processorの1つである“Zacate”のデモを行った。“Zacate”は小型デスクトップPCやMobile PCに搭載される見込みである。また“Zacate”と同時期に“Ontario”をより低消費電力デバイス―例えばネットブックなどに向けて投入する。

そしてその“Ontario”のラインナップを記したAMDの公式ドキュメントがリークした。

以下にそのラインナップを示します。
AMD's Eight-Core Bulldozer Processors to Get Massive Cache - Documents.(X-bit labs)
[Rumour] AMD 8-core Orochi Bulldozer to feature 16MB cache(VR-Zone)

“Orochi”をベースとした8-coreの“Bulldozer”アーキテクチャのCPUは現行世代のCPUと比較するとキャッシュが増量される。最上位のCPUに関しては合計で16MBものキャッシュを搭載する。
AMD to Refresh High-End Microprocessor Line Next Quarter.(X-bit labs)
[Rumour] AMD prepares new Phenom II X6 flagship(VR-Zone)

AMDはCPU製品の上位モデルの更新を今年第4四半期に行う。このラインナップ更新により6-coreの最上位モデル及び4-coreの最上位モデルがともに登場することになる。
Intel Reportdely Slashed Prices on Atom and Core Processors.(X-bit labs)

Intelはヨーロッパや中国の不況に伴うMicroprocessor製品の売り上げの伸び悩みに対し、新PCの需要を喚起するべくMicroprocessor製品の値下げを実施するようだ。

Cnaccord GenuityのアナリストであるBobby Burlson氏によると、IntelはCore i7, i5, i3およびAtomの価格を最大50%、チップセットの価格を最大15%引き下げるという。

まだアナリストの予想レベルの話のようですが、もしこれが実現するならCore i7 970がその対象に入るかどうかが注目されます。

(追記:2010年9月25日)
再度読み直してみたところ、この情報は前回のCore i7 950や870の値下げの事を指しているようです。

~Intel Corp. had massively slashed prices on Core i3, i5, i7 and Atom processors by 50%~

なので新たな値下げがあるという情報ではないようです。
大変失礼しました。


Intel Launches Software Research Program for Many-Core Architectures.(X-bit labs)
Intel starts MARC project with 48 cores MIC processor(NordicHardware)

IntelはMARC―Many-core Applications Research Communityイニシアチヴをリリースした。このMARCは次世代のソフトウェアの研究を行うものである。MARCではまずIntelの48-coreチップ―Single-chip Cloud Computer(SCC)向けのプログラムが書かれることになる。
 
MARCではSCCを使って次世代ソフトウェア向けのプログラムの研究が行われることになる。率いるのはIntel Lobs Brauschweigの長であるSabastian Steibl氏である。現在、MARCには世界中から38の機関が参加し、50以上の研究プロジェクトが走っている。

NordicHardwareにはMARCで使われるというSCCのProcessorそのものの写真も掲載されています。SCCは“Nelame-EX”(Xeon MP 7500,6500)で使われるLGA1567を採用します。ただし、チップセットに関してはSCC向けの特別なものが必要となるようです。

Radeon HD 6000 launch in late October(Fudzilla)

Radeon HD 6000系は10月後半にローンチされるようだ。
Radeon HD 6000系は2010年第4四半期にローンチされ、その後まもなく発売されると思われる。昨年のRadeon HD 5000系は2009年第3四半期にローンチされたものの、実際の出荷開始は第4四半期であった。
◇Tegra 3と4の話
Nvidia CEO talks some Tegra, says third-gen chip is almost done(TechConnect Magazine)
Tegra 3 almost finished, says NVIDIA(HEXUS)
Tegra 3 is almost done(Fudzilla)

NVIDIAが開催するGPU Technology Conference(GTC)でCEOであるJen-Husn Huang氏が第3世代のTegraについて既に開発は完了していると述べた。そして第4世代のTegraが現在開発中であるとした。

TegraはARMをベースとしたSoCでNVIDIAはこのARMチップに力を注いでいる。NVIDIAはTegra 3は2011年上半期おそらくはCESでお披露目できるとしている。

Tegra 3が2011年上半期、そしてその次のTegra 4は2012年が予定されています。
第2世代のTegraについては様々な搭載デバイスがアナウンスされつつあるところで、今年末から来年初めにかけて搭載製品が店頭に並ぶのではないでしょうか。Tegra 2はCortex A9コアのDual-Coreチップをベースとしています。
Nvidia and Portland Group Announce CUDA C x86 Compiler.(X-bit labs)
Nvidia announces CUDA x86(TechConnect Magazine)
Breaking News: Jen-Hsun Announces CUDA for x86 Architecture(Bright Side Of News)

NVIDIAはGTC 2010で前々から噂されていたCUDAコンパイラのx86命令セットへの対応を発表した。

x86対応CUDAコンパイラはNVIDIAとPGIの共同でアナウンスされ、CUDAアプリケーションを一般的なPCやサーバーでアクセラレートすることが出来る。

x86向けPGI CUDA Cコンパイラではx86システムでCUDAアプリケーションの最適化を行うことが出来るようになる。そして必ずしもNVIDIAのGPUをそのシステムに搭載する必要は無い。このx86向けCUDA CコンパイラでIntel及びAMD CPUでのマルチコアやStreaming SIMDを使った並列命令を使用することが出来る。

・・・またどこぞのアナリストがNVIDIAがx86 CPUを用意しているとか言い出しそうですが、それはさておいて。このニュースを見るとNVIDIAがソフトウェア環境の整備にも力を入れている様子がわかります。今までのGPUメーカーという枠から脱却しつつあります。
Adobe delivers Photoshop Elements 9 and Premiere Elements 9(TechConnect Magazine)
アドビ、「Photoshop Elements 9」と「Premiere Elements 9」を発表(ITmedia)

Adobe systemsは最新の画像編集ソフトと動画編集ソフトであるPhotoshop Elements 9とPremiere Elements 9をアナウンスした。それぞれWindows版とMac版が用意される。

Photoshop Elements 9ではSpot Healing Brushが搭載され、画像のノイズを除去し修復することができる。この他Photomerge Style Matchなどいくつかの新機能が追加されている。価格は$100。

Premiere Elements 9ではAuto-Analyzerにより最も良いクリップを見つけ出すことができるなど、こちらも新機能がいくつか搭載されている。こちらの価格も$100。

・・・これらがまさかの64-bit対応だったら驚きですが、まあないでしょう。
機能の1つとしてFacebookとの連携がうたわれていますが、日本だとFacebook自体があまり広まっていないので、この機能を使う機会はあまりなさそうです。