北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
HIS launches HD 6970 with EyeFinity without active DP adapters(NordicHardware)
HIS Intros HD 6970 IceQ Eyefinity RTS Graphics Card(techPowerUp!)
HIS rolls out new HD 6970 IceQ Eyefinity RTS card(Fudzilla)

AMDの“Eyefinity technology”は構築にコストがかかりすぎるため、まだ広く普及するには至っていない。より多くのディスプレイを扱えるようにするという発想はいいのだが、モニタがDisplayPortに対応していない場合に用いるActive DisplayPortのアダプタが高額であることが普及を阻んでいる。そんな中、HISは3画面の“Eyefinity”をDisplayPortなしで構築できるカードを明らかにした、
東芝、Ultrabook準拠の1.12kg/13.3型モバイル「dynabook R631」(Impress PC Watch)
世界最薄・最軽量のウルトラブック「dynabook R631」などの発売について(東芝)
dynabook R631(東芝)

東芝は9月29日、Ultrabookに準拠した“dynabook R631”を正式発表した。発売時期は11月中旬、予想価格は150000円前後の見込み。

以下にスペックを掲載します。
◇“SandyBridge-E”+X79のプレビュー
Up with the history of the memory slot X79 platform! 4 channel 8DIMM 4GBX8 DDR3 1866C9 32GB test debut!(Coolaler.com / 繁体中文)
One minute to find out your CPU under multi-air-cooled overclocking physical, Core i7 3960X air-cooled test under Cinebench R11.5(Coolaler.com / 繁体中文)
Sandy Bridge-E and X79 preview(Guru3D)

“SandyBridge-E”のプレビューが掲載されています。

Coolaler.comの1番目のプレビューではCore i7 3960X+Intel X79マザーボードにDDR3-1866 4GB(GSKILL)を8枚搭載してとったスクリーンショットが掲載されています。“SandyBridge-E”は倍率を40倍に上げて4GHzにOCされています。
CPU-Zで32GBのメモリが認識される様子がわかります。

この状態で回したHyperPi 32M(16-thread)のスコアは19分18.472秒となっています。

AIDA64でcacheとmemoryのベンチマークも行われていますが、これに関しては元記事をご参照ください。
NVIDIA sampling Kepler - GK107(VR-Zone)
Exclusive: Nvidia has two Keplers in house, but not the big one(SemiAccurate / Chalie D.)

NVIDIAは次世代GPUアーキテクチャとなる“Kepler”を採用した最初のGPUのサンプリングをスタートした。今回サンプリングが開始されたGPUはGK107と呼ばれるもので、先週SemiAccurateでもその名が報じられた。今までの命名法に従えばGK107はフラッグシップのGPUではなく、おそらくフラッグシップとして期待されているものはGK100とでもなるのだろう。NVIDIAは上から下まで一気にリリースする計画を立てているようであるが、まずリリースされるのは小型のダイを使用するGK107でMobile向けに使用できるものとなるだろう。
Asus coming out with three PCI-Express 3.0-enabled Z68 motherboards(TechConnect Magazine)

GigabyteやMSI、ASRockなどの競合他社に送れまいとするように、ASUSも来年登場予定の“IvyBridge”とPCI-Express 3.0に対応するマザーボードをリリースした。

ASUSのPCI-Express 3.0対応マザーボード群はまず10月にIntel Z68搭載モデルが3種類登場する。3種類の製品名は“P8Z68 Deluxe/GEN3”、“P8Z68-V Pro/GEN3”、“P8Z68-V/GEN3”である。いずれのマザーボードもAsmedia ASM1480 ICスイッチングチップを用いてPCI-Express 3.0対応を実現している。また電源回路は16-phase digital + VRMである。
PCI-Express 3.0/2.0 x16スロットはいずれのマザーボードも2本、メモリはDDR3-2200対応スロットを4本搭載する。


以下にスペックを掲載します。
Firefox 7.0 released for Windows, Mac, Linux and Android(TechConnect Magazine)
Firefox 7 released, scores well in performance tests(The Tech Report)
「Firefox 7」正式版公開、メモリ使用量を大幅に削減(Impress INTERNET Watch)
Download a Firefox that speaks your language(Mozilla)

Mozillaは9月27日、Firefox 7を正式発表した。Firefox 7の対応プラットフォームはデスクトップがWindows, Mac OS, Linux、MobileがAndroidである。デスクトップ向けはメモリの使用制御を高度化し、よりメモリ使用量を少なくした。一方、Mobile向けでは機能の強化に重きが置かれた。

ここでは主にデスクトップ向けの改良点について紹介します。以下に箇条書きで示します。
Intel SSD 520 Cherryville Launches This November, Curtains for SSD 510(VR-Zone)
Intel's 25nm MLC SSD comes in Q4(Fudzilla)

2週間ほど前に、VR-ZoneではIntelの“Cherryville”―SSD 520
について紹介した。前回の記事では主に“Cherryville”のスペックについて書いたが、今回はローンチ予定日や市場での立ち位置について紹介する。


SSD 520(“Cherryville”)は2011年11月―おそらくは11月4日に登場する。SSD 520は現在120GBと250GBがラインナップされているSSD 510(“Elmcrest”)を置き換えるものとなる。
◇Acer Aspire One 522 / 722
AMD C-60-equipped Acer Aspire One 522 netbook goes on sale(TechConnect Magazine)
Aspire One Powered by AMD C-60 Hits Shelves(techPowerUp!)
Acer's 11.6-inch Aspire One 722 also adopting the C-60 APU(TechConnect Magazine)

Acerは1月に発売した10.1インチのAspire One 522にマイナーチェンジを施し、従来のC-50 APUに代わりC-60 APUを搭載して登場させた。C-60 APU搭載のAspire One 522はまずヨーロッパで発売される。
C-60 APUはCPUとして2-coreの“Bobcat”系x86コアを搭載する。周波数は定格1.00GHzでC-50と同様であるものの、新たにTurbo COREに対応し、Turbo時は1.33GHzまで周波数が上昇する。また搭載するGPUは定格:276MHz / TC時:400MHzのRadeon HD 6290となる。


11.6インチのAspire One 722に関しても搭載APUがC-50からC-60に更新されています。これら2モデルのスペックを以下にまとめます。
Intel introduces the 32nm Atom D2500 and D2700 processors(TechConnect Magazine)
Intel launches D2500 and D2700 Atom CPUs(CPU World)
Intel Releases First Atom ''Cedar Trail'' Processors(techPowerUp!)
Intel、32nmプロセスの「Atom D2700/2500」(Impress PC Watch)

Intelは“Cedarview-D”のコードネームで呼ばれていたデスクトップ向け新型Atomを正式発表した。今回発表されたのはAtom D2700とD2500である。
なお、“Cedarview”にはMobile向けの“Cedarview-M”―Atom N2800とN2600も知られているが、これらは後日改めてリリースされる予定である。
New AMD Opteron 6200 models sighted(CPU World)

AMDの高性能Microprocessor向け次世代アーキテクチャは知っての通り“Bulldozer”で、デスクトップ向けが“Zambezi”ことFX series、ハイエンドサーバー向けが“Interlagos”ことOpteron 6200となる。
Opteron 6200のラインナップに関しては今まで断片的な情報のみで、一部分しか明らかになっていなかった。今まで明らかになったラインナップはGateway AR385F1サーバーの製品Webページに掲載されていたOpteron 6220, 6234, 6272, 6276の4種類であった。
そして今回、Altus 2850GTi, 2800i, 1800iサーバーの製品ページに新たに4種類のOpteron 6200の情報が掲載された。
How to overclock Sandy Bridge-E(NordicHardware)

“SandyBridge-E”は今までハイエンドを担ってきたLGA1366の後継として11月に登場する。現行の“SandyBridge-H2”の問題点は、ベースクロック向上によるオーバークロックが非常に難しいことである。しかし、“SandyBridge-E”ではこれがある程度解決される。
AMD A85FX chipset aims for Q1 2012(Fudzilla)

現在、デスクトップ向けA series APUのチップセットしてはA75 FCHとA55 FCHが出荷されている。これが2012年第1四半期になると新たにA85FX FCHと呼ばれるチップセットが加わる。A85FX FCHはA75 FCHの機能を強化したものである。
まず1つ目はRAID 5への対応である。そしてもう1つはS-ATA 6.0Gbpsが(A75の6ポートから)8ポートに増加することである。


そのほかのスペックはA75と同等で、USB 3.0は4ポート、USB 2.0は10ポートとなる。RAID 0, 1, 10には引き続き対応、画面出力はDisplayPortからVGAまで。PCI-ExpressはGen. 2.0を4レーン搭載する。

A85FX FCHは“Trinity”で使われるSocketFM2向けのチップセットとして位置づけられています(現行のSocketFM1でA85FXを搭載したマザーボードを出してくるメーカーは少なからずありそうだが)。
Fudzillaでは“Trinity”に加え“Komodo”でA85FXが使われると述べていますが、“Komodo”に関しては最近の情報ではSocketAM3+の“Vishera”に差し替えられたと言われています。

◇“Trinity”は2012年第2四半期に、“Vishera”は第3四半期に登場する
Vishera and Trinity to Take Over AMD Processor Lineup in 3Q 2012(techPowerUp!)
Special Report: AMD's Fusion multiplier is unlocked, the A8 and A6-3670-3870 processors became official(DonanimHaber.com)

AMDの2012年のデスクトップ製品ロードマップをDonanimHaber.comがリークした。これによると、AMDは2012年第3四半期までに新しいコアの製品を投入する計画のようである。
まず2012年第2四半期にA series APU―つまり“Llano”の後継として“Trinity”を投入する。“Trinity”は第2世代の“Bulldozer”コアとなる“Piledriver” CPUとRadeon HD 7000系のGPUを組み合わせたものである。
All about Bulldozer, AMD: Processors, technical specifications, test results ...(DonanimHaber.com / トルコ語)
AMD FX 8150 Looks Core i7-980X and Core i7 2600K in the Eye: AMD Benchmarks(techPowerUp!)

AMDの“Bulldozer”―FX seriesはIntelに価格対性能で揺さぶりをかけることになるようである。
DonanimHaber.comがFX seriesのローンチに関するスライドをリークした。このスライドにはFX seriesの性能に関する記述も含まれており、ゲームに関してはFX-8150がCore i7 980Xをも超えうる性能であると示された。また一般的なCPU benchmarkではに関してはWinRAR 4, X264 pass 2, Handbrake, 7 zip, POV ray 3.7, ABBYY OCR, wPrime 32M, Bibble 5.0のスコアがCore i5 2500K, Core i7 2600Kと比較する形で掲載された。加えて、FX-8150は“SandyBridge”が搭載していないFMA 4命令による優位点があると示されている。


一般的なCPU benchmarkでは上記の8項目でCore i7 2600Kに対し3勝4敗1分けという結果になっています。FX-8150がCore i7 2600Kに勝る項目は7 zip, wPrime 32M, Bibble 5.0の3項目となります。一方対Core i7 2500Kの場合は多くの場合で1.1~1.2倍以上の性能を出すと示されています。
◇A4-3400が発売される+A4-3300も10月2日に登場予定
TDP65W版Llanoの新モデル「A4-3400」が登場、実売6,400円 今度はデュアルコア(AKIBA PC Hotline!)
6000円台で買えるFusion APU最安モデル「A4-3400」が追加(ASCII.jp)
「そんなことより3850がないんだよ」(9/22) ---某ショップ店員談(hermitage akihabara)

“Llano”としては初の2-coreモデルとなるA4-3400が発売された。価格は約6400円。

A4-3400はCPUとGPUを統合したAPUとなる。CPUのスペックが2-core / 2.70GHz / L2=512kB x2となり、GPUは160sp / 600MHzのRadeon HD 6410Dを搭載する。TDPは65Wである。

このA4-3400はhermitage akihbaraによると並行輸入版のようです。10月2日より正式版の販売が始まるようで、その際にA4-3400の下位モデルとなるA4-3300も登場するようです。A4-3300は6000円を下回る価格となるようです。

・・・A8-3800やA6-3600はどうなったのやら。
◇Atomブランド改名の噂
Intel reportedly to rename Atom CPUs(DigiTimes)
Report: Intel may ditch the Atom brand name(The Tech Report)
Intel Remains Committed to the Atom Brand(VR-Zone)

Intelは現行Atomの後継として予定している“Cedarview”でブランドの改名を計画しているという話が伝えられた。その背景としてAtomのブランドイメージが明らかに良くないものになってしまっていることがあるという。
エルピーダ、25nmプロセスの4Gbit DDR3 SDRAMを開発(Impress PC Watch)
世界初、25nmプロセス4GビットDDR3 SDRAMの開発を完了(Elpida)

Elpidaは9月22日、25nmプロセスを用いた4Gbit DDR3 SDRAMの開発を完了したと発表した。この4Gbit DDR3 SDRAMは世界最小のチップサイズを実現したとElpidaは述べている。

Elpidaは5月に25nmプロセスで2Gbit DDR3 SDRAMを開発したが、今回は同じプロセスで4Gbitの容量のチップを開発した。また30nmプロセスの4Gbit DDR3 SDRAMと比較するとウエハ1枚あたりのチップ取得数量は45%増加するという。

サンプル・量産開始ともに12月が予定されています。
駆動電圧は1.50Vまたは1.35V、転送レートは1866Mbps以上となります。また30nmプロセスのチップと比較し動作電流を25~30%、待機電流を30~50%低減したとしています。

(過去の関連エントリー)
Elpida 25nmプロセスのDDR3 SDRAMの出荷を開始(2011年8月1日)
Elpida 25nmプロセスのDDR3 DRAMを開発―製造は7月(2011年5月3日)

Lian Li Announces PC-TU200 Mini-ITX Chassis(techPowerUp!)
Lian Li PC-TU200 chassis arrives(HEXUS)

Lian-Liは9月22日、Mini-ITX, DTX対応のミニタワーケース―“PC-TU200”をアナウンスした。色はBlackとSilverが用意される。
オールアルミニウム製で、重量は3.15kgと軽量化されている。


スペックは以下の通り。
AMD's mobile roadmap up till 2013, early launch of Trinity confirmed(NordicHardware)
AMD Trinity comes in Q2 2012(Fudzilla)

“Llano”の後継となるAPUが“Trinity”であるが、この“Trinity”は予想よりも早く投入されるのではないかと見られている。そして今回AMDのロードマップに関する新たな資料がリークし、“Trinity”が来年第1四半期にお目見えする予定であることが明らかになった。
さらにこれだけでなく、2013年までのMobile向けロードマップが明らかになり、2013年に予定されているAPUが“Kaveri”となること、これに使用される第3世代の“Bulldozer”コアが“Steamroller”と呼ばれていることが新たにわかった。
ギガバイトに新キャラ登場か…?(Twitter @GIGABYTE_News)
お問い合わせが多かった“アレ”(Twitter @GIGABYTE_News)
新キャラ?????(GIGABYTE ギガバイ子日誌)

Legit Reviewsで紹介されたGigabyteの新マスコット(?)である巨大なハムスターであるが、意外に反響が大きかったようである。

日本Gigabyteにも問い合わせが多かったようで、早速日本Gigabyteが本社に問い合わせたところ、南米地域のGigabyteが設定したキャラらしいことが判明した。なんでも南米ではハムスターが超人気だそうで、このようなキャラになったという。
ちなみにこの巨大ハムスター、名前も性別も設定されておらず、「中の人はいない」そうである。日本ではお察しの通りギガバイ子がマスコットとして定着しており、この巨大ハムスターが上陸してくる恐れはないという。そもそも南米においてもこの巨大ハムスターは一発ネタだったようだ。


決してギガバイ子が魔女化してこんな風になったわけでもなく、近寄る人間を頭からぱっくりとマミるというわけでもなかったようです。・・・というかハムスターが人気だという南米でもボツったんじゃ、これ。だってハムスターに見えんもん。

(過去の関連エントリー)
Gigabyteの新たなマスコットはハムスター?(2011年9月6日)
◇Core i7 2700K=$266という説
Intel Core i7-2700K Sandy Bridge Processor Coming To Spoil AMD Bulldozer Launch? (Legit Reviews)

数ヶ月ほど前からCore i7 2700Kの噂が出ているが、先日IntelのWebサイトの資料にCore i7 2700Kの名が見つかった。Core i7 2700KはLGA1155対応の“SandyBridge-H2”である。そしてAMDの“Bulldozer”のローンチに対抗すべく来月に投入されると言われている。

そしてこのCore i7 2700Kにまつわるもう1つの噂がその価格に関するもので、Core i7 2700Kは$266で投入されるという。現行のCore i7 2600Kが$317だからこれよりも低価格で投入されることになる。
Core i7 2700Kはおそらく現行の2600Kよりも定格時・Turbo時ともに周波数が100MHz向上し、定格:3.50GHz / Turbo時:3.90GHzになると思われる。


Legit Reviewsの9月19日の記事で、文章の中程にCore i7 2700Kが$266で投入されると噂されているという一文があります。$266であった場合は現行のCore i7 2600Kよりも$50ほど安価に投入されることになり、Core i7 2600Kが単純に価格改定される以上の動きとなります。おそらくこのシナリオで進んだ場合は、Core i7 2600Kはフェードアウトするか、可能性はやや低いですが値下げされるかのどちらかになるでしょう。

しかし、今日になってVR-Zoneからそれに相反する話が出てきています。
Report: AMD FX release date and prices(VR-Zone)
FX processors, AMD's Bulldozer and prices for the official release date!(DonanimHaber.com)
AMD's FX Series CPUs said to launch on October 12, to cost under $250(TechConnect Magazine)
AMD Bulldozer Processors Launching in October 2011, New Pricing Details Unveiled(WCCF Tech)
AMD FX Processor Prices Lower Than Expected(techPowerUp!)
AMD FX-Series launch date set?(HEXUS)
AMD FX parts coming October 12(Fudzilla)
Bulldozer FX comes in mid October(Fudzilla)
AMD Bulldozer prices, launch dates(NordicHardware)
Zambezi will debut on October 12, site says(The Tech Report)

今月初めにShopblt.comにFX-seriesの予価がフライング掲載された。そして今回DonanimHaber.comがFX-seriesの予価と発表日をリークした。
これによると予価はFX-8150が$245、FX-8120が$205、FX-6100が$175となり、これら3種類のCPUは10月12日に発表されるという。
Kal-El Has Five Cores, Not Four: NVIDIA Reveals the Companion Core(AnandTech)
Nvidia Claims Tegra 3 “Kal El” Has Fifth "Companion" Core.(X-bit labs)
Nvidia unveils fifth core in Kal-El(VR-Zone)
Nvidia talks up Kal-El's 'companion core'(The Tech Report)
Nvidia details Kal-El's architecture, reveals its fifth, stealthy core(TechConnect Magazine)
NVIDIA reveals fifth CPU core for Kal-El(HEXUS)
5つ目のコアが低消費電力マジックの種だったNVIDIAのKal-El~Tegra 2より低消費電力/高性能を実現(Impress PC Watch / 笠原一輝のユビキタス情報局)
「Kal-El」は“5コア”CPUだった。NVIDIA,消費電力と性能を最適化する4+1コア技術「vSMP」の存在を明らかに(4Gamer.net)

今までNVIDIAの次世代Tegraとなる“Kal-El”は初の4-core SoCとして伝えられてきた。ところが“Kal-El”は5つのCortex-A9系コアを搭載することがわかった。5番目のコアは低消費電力・低周波数(おそらく500MHz)で駆動する“Companion core”と呼ばれるものであるという。
Intel Micron Hybrid Memory Cube: The Future of Exascale Computing?(Bright Side Of News)

IntelとMicronはIDF 2011で両社で共同開発しているHybrid Memory Cubeの成果を披露した。Hybrid Memory Cubeが公開されるのは今回が初で、将来のExasscale computingに適したメモリとして開発が進められているものである。
Post-IDF bites: Ivy Bridge GPU to support 4Kx4K displays!(VR-Zone)
Intel Ivy Bridge's Next-Gen Graphics Core to Support Beyond High-Definition Video Standards.(X-bit labs)
Super-High 4096 x 4096 Display From An IGP? The Upcoming Ivy Bridge Can Do It(techPowerUp!)
Ivy Bridge GPU to support 4K resolutions(Fudzilla)

内蔵GPUで10Mpixelのモニタを表示できるようになる日がついに来るようである。
IDF 2011では次のCPUである“IvyBridge”について様々な情報が明らかにされた。“IvyBridge”の内蔵GPUについても数々のアップデートがなされ、高速化されること、DirectX 11に対応すること、そして今回の話の主題であるより高い解像度に対応することなどが明らかにされた。


“IvyBridge”ではMulti Format Codec(MFX)と呼ばれるエンジンが搭載される。そしてこのMFXにより複数の4k HD video(4096×2304)を同時に再生できるという。

4K HD videoへの対応に加え、MFXは解像度4096×4096のデコードにも対応するという。

4096×4096やら4096×2304なんて何に使うんだ・・・と言おうとしましたが、つい数年前は1024×768が主体でそれこそ1920×1072なんて何に使うんだとか話していたような気がするので、数年後は4096×2304も身近になっているのかもしれません。

2年ほど前にNVIDIAが1920×1280の4倍となる3840×2400をXHD2と呼び、この解像度でよりリアルなゲーム環境を構築できると述べていたそうです。
そして時が流れ、同様の解像度を内蔵GPUで実現できるようになるようです。
余談ながら、VR-Zoneも16:10のモニタの復活を望んでいるようで、3840×2400や4096×2560のモニタが出ないかと最後の文で書いています。
現状横幅よりも縦が足りないというのは共通の認識なのでしょうか。

GIGABYTE GA-7TESM Server Board Supports 288GB of Memory - New Record(Legit Reviews)

Gigabyteは先日サーバー向けマザーボードとして“GA-7TESM”を発表した。この“GA-7TESM”はNETLISTのHyperCloud memoryと組み合わせることにより、クラウドコンピューティングに認められる比類無きメモリ性能を実現できる。“GA-7TESM”は18本分のメモリスロットを有し、1スロットに16GBのメモリモジュールを搭載することで、最大288GBのメモリを搭載できる。

“GA-7TESM”はLGA1366のDual-socketマザーボードです。1-socketあたり9本のメモリスロットが用意され、2-socketで合計18本となっています。

この最大288GBというメモリ容量もさることながら、Gigabyte製のサーバーマザーボードというのもなじみの薄いもので、なんとなく新鮮さを覚えます。

Prices of Intel Xeon E5-1600 series CPUs(CPU World)

CPU Worldでは7月頃にSingle-processorサーバー・ワークステーション向けのXeon E5-1600の詳細を掲載した。Xeon E5-1600は2011年第4四半期に予定されており、“SandyBridge-EP”コアをベースとする。
Xeon E5-1600のスペックそのものは“SandyBridge-E”として知られるCore i7 3800, 3900のそれとよく似ている。そして今回明らかになったXeon E5-1600の価格であるが、$294~999で展開されているCore i7 3800, 3900とよく似た価格となるようである。


以下にラインナップと価格をまとめます。
AMD Bulldozer FX-8120 (B2 Revision) Gets Benchmarked at 4GHz Turbo Core Frequency(WCCF Tech)

FX-8120のベンチマークスコアがCoolaler.com.cnのForumに投稿された。使われているのは“Zambezi”のB2 stepping ES品で、SocketAM3+のAMD 990FX+SB950に対応するものである。
AMD's 28nm Wichita APU May Be Released Later than Expected.(X-bit labs)
Report: No schedule set for AMD's 28-nm APUs(The Tech Report)

AMDは次の世代の低コスト薄型ノートPCおよびネットブック・ネットトップ向けプラットフォームである“Deccan”とその対応APUである“Wichita”を2012年中に登場させるとしている。しかし、この“Deccan”がいつ頃登場するか現在ではすっかりわからなくなってしまった。