北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Trinity APU Preview: Evolution or Devolution?(VR-Zone)
AMD Trinity and Piledriver detailed(NordicHardware)

5月15日にAMDは現行A series APU(“Llano”)の後継となる“Trinity”をローンチする。この“Trinity”は製造プロセスこそ“Llano”と同じ32nm SOIであるが、CPUコアには新型の“Piledriver”コアが用いられる。今回、VR-Zoneでは“Trinity”のアーキテクチャについて眺めてみることにした。

まず“Trinity”の拡張点をまとめてみよう。
CPU部分は“Piledriver”モジュールを最大2モジュールまで搭載する。“Piledriver”は第2世代の“Bulldozer”とも言うべきもので、1モジュールには2基の整数演算ユニットと1基の浮動小数点演算ユニットを備えている。
メモリコントローラはデスクトップ向けがDDR3-1866までに対応、ノートPC向けがDDR3-1600までに対応する他、より低電圧な1.25V駆動のDDR3にも対応できるものとなる。そしてGPUは最大384基のRadeon Coreを備えるものとなる。製造プロセスはGlobalFoundriesの32nm SOIプロセスとなる。
Faster unlocked Ivy Bridge possible in Q3 2012(Fudzilla)

確定的な情報ではないが、2012年第3四半期に“IvyBridge”の倍率ロックフリーモデルである“K”モデルの高速版がでるかもしれない。

現在の“IvyBridge”の“K”モデルはCore i7 3770Kとi5 3570Kである。Core i7 3770Kは4-core,8-threadで3.50GHz,TB 3.90GHz、Core i5 3570Kは4-core,4-threadで3.40GHz,TB 3.80GHzである。
第3四半期に出るといわれているこれらの上位モデルはこれらより若干高速なモデルとなる。ただ、現時点では具体的なモデル名や周波数は分かっていない。また、2012年第3四半期以上のより詳しいローンチ日時も不明である。


少し前に出ていたIntelのデスクトップ製品ロードマップにも第3四半期頃に≧i7 3770Kや≧i5 3570Kという表記があり、Core i7 3770K, i5 3570Kより上のモデル(Core i7 3790Kやi5 3590K?)の登場の可能性は示唆されていました。“SandyBridge”世代でいえばCore i7 2600Kに対するi7 2700Kのようなものでしょう。

・・・私もこの後期モデルまで待つか、初日にi7 3770Sに行くかは非常に迷いました。結局初日にi7 3770Sを買い、今まさにOS導入前のmemtestを回しているところだったりします。

GeForce Experience sets your settings automatically(Nordic Hardware)
NVIDIA Unveils GeForce Experience(techPowerUp!)
Nvidia's GeForce Experience will optimize your game's graphics settings with a supercomputer(The Verge)
NVIDIA Announces GeForce Experience(VR-Zone)

GeForce GTX 690の発表と合わせ、NVIDIAはGeForce Experienceを発表した。このGeForce Experienceはクラウドを利用したサービスで、手持ちのハードウェアを検知し、ゲームにふさわしいグラフィック設定を自動的に行うサービスである。
AMD, Globalfoundries, Others Set to Use Fully-Depleted SOI with 14nm, 20nm Chips.(X-bit labs)

半導体の物質のデザイン/設計を行っているSoitecがFully depleted poroduct(ここで述べている“Fully depleted product”は完全空乏型SOI(=Fully depleted SOI以下FD-SOIウエハ製造に使われる物質のことと思われる)のロードマップを明らかにした。このFD-SOIは従来のPlanarと3次元構造のFinFET両方のトランジスタに対応できるものだという。そして、AMDやGlobalFoundriesを初めとするいくつかのメーカーが20nmプロセスのFD-SOI採用に興味を示しているという。
【速報】NVIDIA,「NVIDIA Game Festival 2012/GeForce LAN 」でウルトラハイエンドモデル「GeForce GTX 690」を発表(4Gamer.net)
NVIDIA、デュアルGPUの「GeForce GTX 690」を発表~ゲームの最適設定を自動化するクラウドツールも(Impress PC Watch)
NVIDIA Unveils GeForce GTX 690: Dual GK104 Flagship Launching May 3rd(AnandTech)
NVIDIA Introduces GeForce GTX 690, Dual Kepler GPU Card(Bright Side Of News)
NVIDIA previews world's fastest graphcis card - GeForce GTX 690(Nordic Hardware)
NVIDIA Announces dual-GPU Kepler GeForce GTX 690(PC Perspective)
NVIDIA Unveils GeForce GTX 690 Video Card at $999(Legit Reviews)
Nvidia uncorks world's fastest video card, the GeForce GTX 690(The Tech Report)
Performance Perfected: Introducing the GeForce GTX 690(NVIDIA GeForce.com)
NVIDIA Unveils GeForce GTX 690 -- Dual Graphics Card Combines World's Fastest Gaming Performance With Sleek, Sexy Design(NVIDIA Newsroom)

NVIDIAは上海で開催している“NVIDIA Game Fatival 2012/GeForce LAN”(NFG)で、GeForce 600 seriesのフラッグシップとなるGeForce GTX 690を発表した。

GeForce GTX 690はGK104をDual-GPUカードとしたもので、CUDA core数は1 GPUあたり1536基で合計で3072基となる。
消費電力は300Wとなる。


NVIDIA GeForce.comで詳細なスペックが掲載されましたので以下に掲載します。
NVIDIA GeForce GTX 670 “GK104-335-A2″ Specifications and Performance Detailed(WCCF Tech)
Third GK104-based Single GPU Graphics Card SKU Detailed(techPowerUp!)
GeForce GTX 670 (Ti) Specifications and Performance Detailed(VideoCardz.com)
Rumor: NVIDIA GeForce GTX 670 Details, Third GK104 SKU likely(Legit Reviews)
NVIDIA Prepares Two More GK104-based cards - GeForce GTX 660 Ti and 670(VR-Zone)
GeForce GTX 670 around the corner, GTX 660 Ti specified(NordicHardware)

WCCF Techが先日発売されたGeForce GTX 680と同じGK104コアを用いたグラフィックカードであるGeForce GTX 670のスペックに関する情報を掲載した。

まずコアの刻印であるがGeForce GTX 680は“GK104-400-A2”となっているが、GeForce GTX 670は“GK104-335-A2”となる。GeForce GTX 670の価格は$399と言われている。
Ivy Bridgeがついに発売、省電力モデルは品薄 TDPは表記が2種類?(AKIBA PC Hotline!)

予告通り“IvyBridge”の販売が4月29日0時01分より始まった。
一部店舗では0時01分の発売に合わせるべく深夜販売も行われた。


価格であるが最上位のCore i7 3770Kは約30000円、Core i7 3770 / 3770S / 3770Tは約27000円、Core i5 3570Kが約21000円、Core i5 3550Tが約19000円、Core i5 3550S / 3570T / 3450 / 3450Sが約18000円。

深夜販売の様子は写真を見ていただくのがわかりやすいでしょう。秋葉原で深夜販売を行ったのはFreeT, ドスパラ, TWO TOP, クレバリーの4点です。
(初出:2012年4月26日22時07分)
(追記:2012年4月29日2時17分)

Ivy Bridge Temperatures – It’s Gettin’ Hot in Here(Overclockers)
Explaining Ivy Bridge's Surprisingly High Temperatures(Legit Reviews)
Is Intel cheaping out on the IHS thermal interface for Ivy Bridge?(VR-Zone)
Ivy Bridge Temperatures Could Be Linked To TIM Inside Integrated Heatspreader: Report(techPowerUp!)

“IvyBridge”のサンプルを入手したレビュワーはいずれもその発熱が予想よりも多いと指摘している。そしてその理由として“IvyBridge”の熱密度が“SandyBridge”より高い、あるいはIntelの22nm Tri-gateプロセスに起因する問題であるなどと推測がされてきた。

今回、Overclockers.comが“IvyBridge”のIntegrated Heat Spreader(IHS)を剥がしたところ、“SandyBridge”まで使われていたFluxless solderに代わり、“IvyBridge”ではコアとIHSの間にTIMペーストが使われていた。
AMD cuts prices on A-Series APUs and FX CPUs(CPU World)
AMD Announces Price-Cuts on Flagship Bulldozer Processors and Llano APUs(WCCF Tech)
AMD Welcomes Intel's Ivy Bridge with Massive Price Slash on Flagship Chips.(X-bit labs)
日本AMD、FX/A8シリーズCPUを値下げ(Impress PC Watch)
AMD、CPU/APU価格改定のお知らせ(4Gamer.net)

先日の“IvyBridge”の正式発表後、欧州のリテール販売店においてFX-8150の価格が15~20%程下がったという報道が複数のメディアより成された。そしてAMDはFX-8150以外にもCPU製品の値下げを行うのではないかという予測がなされた。
そして4月27日、AMDは新しいプライスリストを公開した。新プライスリストではFX-8150の値下げはもちろんのこと、6-coreのFX seriesやAPUのA seriesにも値下げが及んでいた。
Exclusive: Intel's Lynx Point chipset models revealed(VR-Zone)
Intel 8-series "Lynx Point" Chipset Models Surface(techPowerUp!)
Intel Lynx Point 8-Series Chipset Models Detailed(WCCF Tech)

“IvyBridge”が発表されたばかりであるが早くも次世代プラットフォームの話題だ。
“Haswell”はLGA1150を用い、“Lynx Point”チップセットともに“Shark Bay”プラットフォームを構成する。“Haswell”世代のチップセットではその分野・レンジにあったものになるように変更が加えられるようになるという。
NVIDIA Supports Windows 8 with 225 GPUs from 2004 Onwards (Bright Side Of News)
Windows 8 Consumer Preview(NVIDIA)

Bright Side Of NewsではNVIDIAにどのハードウェアがWindows 8に対応するか尋ねてみた。そしてその回答をSenior PR ManagerであるBrian Burke氏から頂くことが出来た。

「我々のWebサイトにWindows 8に対応する製品のリストが掲載されている。NVIDIAではGeForce 6 series以降のGPU全てでWindows 8に対応し、さらに今後数年間はこれらDirectX 9製品のサポートを続けていく」

個々の製品のWindows 8対応状況に関してはリンク先をご覧頂きたいのですが、GeForce 6 series以降ならば対応できるようです。リストを眺めるとGeForce 6150やGeForce 6600などの懐かしい名前も見ることが出来ます。特にGeForce 6600(NV43)はPCI-ExpressにNativeに対応した初のGeForceでもあり、この時期の製品が最新OSでも現役で使えるのはなかなか凄いことです。

Tegra 3 AP37 base specs revealed, AP40 in retail before years end(VR-Zone)

NVIDIAは次世代Tegraとなる“Wayne”の前に、現行のTegra 3の強化を行うようである。“Wayne”はAP40とも呼ばれるが、今回の主題であるTegra 3の強化版はAP37と呼ばれる。

AP37は現行のAP33の速度強化版となる。AP33はTegra 3の最上位版として位置づけられており、周波数は4-core時1.40GHz / 1-core時1.50GHzである。そしてAP37はそれをさらに高速化したもので、周波数は1.50~1.70GHzとなる。ただし、この1.70GHzというのはSingle-core動作時の周波数だという。
AMD Launches Radeon HD 7000M before the Mobile Accelerator(3DCenter.org)

AMDの28nm GPUはデスクトップ向けにおいては1月に投入された。そして今回Mobile向けにも28nm GPUがもたらされた。それがRadeon HD 7970M, 7870M, 7770Mである。

AMDの28nm GPUで最大のチップは“Tahiti”であるが、これはMobile向けには投入されない。2番目のチップである“Pitcairn”がRadeon HD 7970Mに用いられており、Mobile向けではこのRadeon HD 7970Mが最上位モデルとなる。
3番目の“Cape Verde”は5種類が用意される。上からRadeon HD 7870M, 7850M, 7770M, 7750M, 7730Mとなる。


先日正式発表されたのはRadeon HD 7970M, 7870M, 7770Mの3種類ですが、今回の3DCenter.orgの記事ではこれに加えてRadeon HD 7850M, 7750M, 7730Mというものがあるとしています。
以下にスペックをまとめます。
NVIDIA Releases GK107-based GT 630, GT 645 and 3 GT 640 Variants to OEMs(techPowerUp!)
NVidia publishes details of GT 630, GT 640 and GT 645 OEM cards(CPU World)

NVIDIAは28nmプロセスのGK107コアを使用した製品としては初のデスクトップ向けとなるGPUを3種類リリースした。今回リリースされたのはGeForce GT 640が2種とGeForce GT 630である。またこれとは別にGeForce GT 645と3番目のGeForce GT 640が登場しているが、これらはそれぞれGF114とGF116を使用した前世代の製品である。
なお、今回のものはいずれもOEM向けとなる。
Intel Acquires HPC Interconnect Technology from Cray(Bright Side Of News)
Intel makes a grab for Cray interconnect tech(bit-tech.net)
Intel Buys Supercomputer Interconnect Hardware Assets from Cray.(X-bit labs)
Intel Acquires Industry-Leading, High-Performance Computing Interconnect Technology and Expertise(Intel Newsroom)

Intelは4月24日、CrayよりHigh-performance computing(HPC)内部接続技術に関連する資産を買収することで合意に至った。これにより、IntelはCrayの持つ内部接続技術に関連する人的および知的財産を使用する権利を得ることになる。
AMD Korea leaks Trinity benchmarks in retail material?(VR-Zone)
AMD A10-4600M Performance Revealed in Infographic(techPowerUp!)

間もなく登場する新APU―“Trinity”の周波数とベンチマークスコアがリークした。
今回リークしたのはMobile向けのA10-4600Mに関する資料である。A10-4600MはRadeon HD 7660GをGPUとして搭載する。Radeon HD 7660GのスペックであるがStreamProcessor(Radeon core)数は384、周波数は685MHである。一方CPUのスペックであるが4-core / 2-moduleで周波数は2.30GHz、L2キャッシュ容量は4MBである。TDPは35W、対応メモリはDDR3-1600である。
今回の資料にはTurbo時の正確な周波数については記載されていないが、3GHz以上になるという。
AMD won't ditch pre-HD 5000 support completely(Fudzilla)
Pre-HD 5000 Will be Removed from Catalyst Mainline, But Onto a New Support Model: AMD(techPowerUp!)

先日PhornixよりRadeon HD 5000系よりも前のGPU―Radeon HD 2000, 3000, 4000系のドライバサポートがCatalyst 12.7より打ち切られるという報道があったが、正確にはRadeon HD 2000, 3000, 4000系は毎月のドライバアップデートは行われなくなるものの、これとは別に四半期毎のドライバアップデートが行われる形でサポートされるという。
AMD Chooses Computex 2012 as Radeon HD 7990 Launchpad(techPowerUp!)
Custom DH: Computex 2012, AMD Radeon HD 7990'ın eyes for the promotion of(DonanimHaber.com / トルコ語)

NVIDIAは上海で開催されるGeForce LANでGeForce GTX 690を発表するのではないかと言われているが、AMDは今のところこのGeForce GTX 690対抗を急ぐつもりはなさそうである。

DonanimHaber.comによるとGeForce GTX 690の対抗となるRadeon HD 7990(“NewZealand”)は6月上旬のComputex 2012で発表されるという。
Radeon HD 7990は“Tahiti”をDual-GPUとしたもので、合計のStreamProcessor数は4096となる。搭載するメモリはGDDR5を合計6GBである。そしてEyefinity technologyにより6画面出力に対応する。


GeForce GTX 690がまもなく登場しそうだという話で持ちきりですが、こちら(AMD)は今のところ対GTX 690を急ぐ気配はなさそうで、28nmプロセス第1世代のDual-GPUカードはGeForce GTX 690の方が先に出てくることになりそうです。

Rumor: NVIDIA May Unveil GeForce GTX 690 At GeForce Lan(Legit Reviews)
NVIDIA GeForce GTX 690 Slated for April 28, Launches at GeForce LAN, in Shanghai(techPowerUp!)
It's Coming(GeForce.com)

4月28日の7時30分に上海で開催するGeForce LAN / NVIDIA Gaming FestivalでNVIDIAは特別な発表を行う予定だ。GeForce.comではそのイベントの様子をストリーム配信するので是非とも注目していて欲しい。

NVIDIA Gaming Festival(NGF)は最大のPCゲームのイベントで、6000以上の地域と500000以上のオンライン参加者が集うイベントである。

GeForce.comに書かれている内容は上記の通りですが、各メディアはこの特別な発表の内容はGK104をDual-GPUとしたGeForce GTX 690の発表のことであろうと予想しています。

(過去の関連エントリー)
【這い寄れ】NVIDIAからバールのようなものが届いた【Keplerさん】(2012年4月25日)

NVIDIA Readies Media For Zombie Apocalypse!(Legit Reviews)
名状しがたきバールのようなものがNVIDIAから届いた件 (4Gamer.net)

NVIDIAがレビュワーにバールのようなものを送ってきた。このバールのようなものにはゾンビの侵攻に対して、あるいはその他の用途にお使いくださいと書いてあった。

先週、NVIDIAはFacebookで新型グラフィックカードの登場を予告した。そして多くのメディアはこの数週間の間にGK104をDual-GPUとしたフラッグシップのカードとなるGeForce GTX 690が登場すると予想している。

なんだこれ? としか言いようがないです。

(初出:2012年4月24日23時42分)
(追記:2012年4月25日0時35分)
AMD unleashes higher-end, 28-nm Radeon HD 7000M GPUs(The Tech Report)
AMD Launches Radeon 7700M, 7800M, and 7900M Mobile GPUs(AnandTech)
AMD、28nm/GCNアーキテクチャのRadeon HD 7000Mシリーズ(Impress PC Watch)
AMD Radeon(TM) HD 7900M Series Graphics(AMD)
AMD Radeon(TM) HD 7800M Series Graphics(AMD)
AMD Radeon(TM) HD 7700M Series Graphics(AMD)

昨年12月、AMDはMobile向けのRadeon HD 7000M seriesとしてRadeon HD 7600M, 7500M, 7400Mをリリースした。しかし、これらは純粋な新製品ではなく、40nmプロセスで製造されるVLIW 5系のTerasclae 2 architectureの製品―とどのつまりは前世代の製品をリブランドしたものであった。

そして今回、AMDはMobile向けのRadeon HD 7000 seriesに新製品を追加した。それがRadeon HD 7900M, 7800M, 7700Mとなる。それぞれコードネームは“Wimbledon”、“Heathrow”、“Chelsea”と呼ばれていたものである。製造プロセスは28nmでデスクトップ向けのRadeon HD 7000系同様の“Grahpics Core Next”アーキテクチャを使用する。つまり、今回リリースされたものが純然たる新製品となる。
Radeon HD 7900M, 7800M, 7700Mはデスクトップ向けのRadeon HD 7000系と同様の特徴を備え、PCI-Express 3.0への対応やVCE hardware video encoder、ZeroCore powerを搭載する。

Intel Formally Introduces Core i-Series "Ivy Bridge" Microprocessors.(X-bit labs)
Intel Announces 22nm Ivy Bridge Processors!(Legit Reviews)
Intel announces Ivy Bridge processors(DigiTimes)
Intel Announces 3rd Generation Core "Ivy Bridge" Processor Family(techPowerUp!)
Intel announces Ivy Bridge desktop and mobile CPUs(CPU World)
Embedded Ivy Bridge processors announced(CPU World)
インテル、「Ivy Bridge」こと第3世代Coreプロセッサを発表(Impress PC Watch)
インテル、第3世代Coreプロセッサー・ファミリーを29日に発売(Impress PC Watch)

Intelは4月23日、“IvyBridge”のコードネームで呼ばれていた第3世代のCore i seriesを正式発表した。“IvyBridge”は22nm Tri-gateプロセス技術を用いて製造される世界最初のProcessor製品となる。
“IvyBridge”の一般的なアプリケーションにおける性能向上は穏やかなものとなるものの、劇的に消費電力が改善されている他、GPUにおいては大幅な性能向上が行われている。
Nvidia Quietly Pre-Announces Tegra 3+ System-on-Chip.(X-bit labs)

NVIDIAはひっそりとTegra 3+ SoCを予告した。Tegra 3+は現行Tegra 3の性能を向上させたものとして計画されており、その存在は2011年11月の時点で明かされていた。
Tegra 3+は今年中に登場する見込みで、NVIDIAのパートナーはこのTegra 3+似合わせてスマートフォンやタブレットのラインナップ更新を図ることになるだろう。


NVIDIAのMobile事業のGeneral ManagerであるMichael Ryfield氏は4月19日、Tegra 3+も描かれた新たなTegraのロードマップを示し、Tegra 3+ SoCが2012年のどこかの時期で登場することを明らかにした。しかし、そのTegra 3+の詳細は一切明らかにされなかった。おそらくは同等の消費電力でより良い性能を実現できるものになり、周波数の向上と最適化が施されるものと思われる。

具体的にTegra 3+がどのようなものになるのかは明らかにされていません。登場時期に関しても今年中というのみで、より詳しい時期は不明です。

Tegra 3+の名前から推測すると現行Tegra 3からのマイナーチェンジとなり、周波数の向上や一部機能の改良が施されることになるのでしょう。逆に言えば基本的にはTegra 3を踏襲したものとなるはずです。

AMD to Drop Support for Pre-HD 5000 GPUs with Catalyst 12.7(techPowerUp!)
AMD To Drop Radeon HD 2000/3000/4000 Catalyst Support(Phronix)
AMD Drops Radeon HD 4000 Series & Older Catalyst Driver Support(Legit Reviews)

AMDは“Evergreen”―Radeon HD 5000系よりも前の製品のドライバ更新を打ち切る方針のようである。
ドライバの更新が打ち切られるのはRadeon HD 2000, 3000, 4000系で、Catalyst 12.7からこれらのサポートがなくなる。つまり、Radeon HD 2000, 3000, 4000系はCatalyst 12.6が最後のドライバとなる。
“Evergreen”よりも前の製品のサポートを打ち切ることにより、ドライバパッケージの容量縮小を図ることができるようになるという。


Catalyst 12.7はおそらく7月頃にリリースされることになるでしょう。今回サポートが打ち切られるRadeon HD 2000, 3000, 4000系はいずれもDirectX 10 / 10.1世代のGPUとなります。Radeon HD 2000, 3000系はまだしも4000系はまだ使っているという人もそこそこいるのではないでしょうか。

AMD Expects to Start Small-Volume Production of 28nm APUs Late This Year.(X-bit labs)

AMDは4月19日、28nmプロセスを使用した次世代APUの生産を小規模ではあるが今年末に始める予定であることを明らかにした。
AMDは具体的にどのAPUが今年末に生産開始となるかまでは明らかにせず、また製造ファウンダリについても口を閉ざしたが、2012年中に28nmプロセスのAPUがテープアウトすることは確実となった。
AMD Radeon HD 7970M to Launch on April 24(VR-Zone)
AMD Radeon HD 7970M Arrives on 24th(techPowerUp!)
AMD To Launch Radeon HD 7970M On April 24th(Legit Reviews)

AMDは4月24日にMobile向けハイエンドGPUとしてRadeon HD 7970Mのローンチを予定している。
Radeon HD 7970Mのコアのコードネームは“Thames”であるが、ものとしてはデスクトップ向けのRadeon HD 7800系で使われている“Pitcairn”をベースとしたものである。製造プロセスは28nmとなる。
NVIDIA to launch 7-Billion Transistor Kepler GPGPU "Tesla" Boards on May 14?(Bright Side Of News)
GK110 nVidia chip with 7 billion transistors(3DCenter.org)
NVIDIA Kepler Video Card With 7 Billion Transistors Coming Soon - GeForce GTX 690?(Legit Reviews)

5月14日~17日にNVIDIAはGPU Technology Conferenceを開催する。そのカンファレンスで“S0642 -Inside Kepler.”と題されたセッションがStephen Jones氏とLars Nyland氏により開催され、ここでNVIDIAが70億トランジスタのチップをいかに製造するかということにも触れられるという。70億というトランジスタ数は史上最大級のものとなる。また同セッションでは最良の演算性能を引き出すための設計者の取り組みについても講演される。
The GeForce GTX 670 Ti comes on 10 May(3DCenter.org)
Geforce GTX 670 shows up in May(SweClockers.com)
NVIDIA GeForce GTX 690 and GeForce GTX 670 Arriving in May 201(WCCF Tech)

SweClockers.comがGeForce GTX 670 Tiのローンチ予定日を明らかにした。4月19日にNVIDIAからリリースされたStrategy releaseによるとGeForce GTX 670 Tiは5月10日に登場するという。
ただ、SweClockers.comでは5月10日に登場するのはTiの接尾語がつかないGeForce GTX 670と書いている
(GeForce GTX 670 TiとGTX 670があって下のGTX 670が5月10日に登場するよというようにも読めるが、この先の文を読むとそもそもGTX 670 Tiなんてものは存在せず、あるのがGTX 670のみでこれが5月10日に予定されているというようにも読めてしまう)