北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel details 14 dual-core Ivy Bridge processors ahead of Computex(Engadget.com)
Dual-core Intel Ivy Bridge processors officially announced(HEXUS)

Intelは4月に4-core版“IvyBridge”をアナウンスした。そしてもうまもなく2-core版“IvyBridge”が正式発表される。
2-core版も含む“IvyBridge”の第2弾は全部で14種類で、Core i7とCore i5が発表される。Core i3は今年後半のリリースとなる予定で、PentiumやCeleronはさらにその後となるだろう。


第2弾の内訳であるがデスクトップ向けが6種類でいずれもCore i5であるが、2-coreのものは1種類のみで、他は4-core/4-threadのものとなる。
Mobile向けは全て2-core/4-threadで合計8種類。うち通常電圧版が4種類、ULV版が4種類である。ULV版は型番の末尾にUがつく。
Computexとともにこれら“IvyBridge”を搭載したシステムも数多く姿を現し、特にULV版“IvyBridge”を搭載したUltrabookが注目されるだろう。


以下に第2弾のラインナップを示します。基本的には既報通りです。
GIGABYTE X11 Pictured - World's Lightest Ultrabook(techPowerUp!)
Gigabyte X11: World's lightest ultrabook caught in leaked press shots ahead of official launch(Pocket-lint)

Gigabyteの「世界最薄」のUltrabookである“X11”の写真が明らかになった。“X11”は11.6インチで5月31日のローンチを前に写真がリークした。
“X11”の筐体はカーボンファイバーのような先進的な物質で出来ており、975gという低重量を実現する一方で堅牢製も維持している。


搭載するCPUは第3世代のCore i processor、ストレージは128GB SSD、メモリは4GBを搭載する。I/OとしてUSB 3.0とBluetooth 4.0が搭載される。

11.6インチという小型の筐体で1kgを切ったのは非常に優秀です。
価格は$999~1299になると言われており、市場に出回るのは7月となるようです。

Intel Pentium B980 processor spotted(CPU World)

この1週間以内にIntelはメインストリーム向けのMobile向け“IvyBridge”を投入する。現在予定されているのはCore i7とi5が8種類で、価格は$200~350となる。そしてこれより下のCore i3やCeleronは第3四半期となる。おそらくPentiumブランドのモデルも同じ第3四半期に登場するだろう。

そんな中、Mobile向けPentiumの新モデルとしてPentium B980の名がClevoやHP、LenovoなどのノートPCメーカーのWebサイトに見られた。このうちClevoのWebサイトにはCeleron B730やB820といった他の未発表CPUの名もあった。
PowerColor Shows Off Word's First Radeon HD 7970 X2 Devil 13.(X-bit labs)
PowerColor 690'a competing GeForce GTX: Dual-GPU Radeon HD 7970 X2 Devil 13(DonanimHaber.com / トルコ語)
Dual-Tahiti Radeon HD 7970 X2 pictured(The Tech Report)

PowerColorがDual-GPUカードとなる“Radeon HD 7970 X2 Devil 13”の写真を明らかにした。このカードはこの数週間のうちに市場に投入されるといい、NVIDIAのDual-GPUカードであるGeForce GTX 690への対抗製品となる。
AMD Comes Clean on Transistor Numbers With FX, Fusion Processors(Bright Side Of News)
AMD Revises the Llano Fusion APU Transistor Count (Bright Side Of News)
AMD's 2012 Mobile Strategy Revealed: Trinity Becomes Fusion(Bright Side Of News)

Bright Side Of Newsでは“Llano”や“Trinity”のトランジスタ数に関する話を取り上げたが、これに関しAMDのPetor Amos氏から公式に返答を得ることが出来た。

「2012年初頭にAMDはトランジスタ数の正確さを確保するために、そのカウント方法を更新した。“Trinity”のローンチに伴って明らかにしたトランジスタ数は“flat device count minus de-capacitor cells”―つまり“de-capacitor cells”の部分を含まない数字である。一方、昨年のHot Chipsカンファレンスで出した数字は“flat device + de-capacitor cells”の数字である。」
NVIDIA GeForce GTX 660 is the Fifth GK104 Board, Comes Out for Computex 2012?(VR-Zone)

NVIDIAが28nmプロセスの製品を2種類のチップ―つまりGK104とGK107に集約しようとしているのは間違いなさそうである。NVIDIAは大手ノートPCメーカの多くで“Kepler”が採用され、Computex Taipei 2012では“Kepler”搭載ノートが多数明らかになる予定だ。
NM70 ULV chipset detailed(Fudzilla)

先日、Fudzillaでは第4四半期にTDP17WのULV版CeleronとしてCeleron 847, 807が登場するという話を紹介した。Celeron 847は2-core/2-threadで周波数は1.10GHz、L3キャッシュ容量は2MB、GPUはDirectX 10.1対応で、800MHz駆動となる。メモリはDDR3-1066 / 1333対応となる。Celeron 807は1-core/2-threadで周波数は1.50GHz、GPU周波数は950MHzとなる。どちらも32nmプロセスの“SandyBridge”コアをベースとする。
Celeron 847, 807のTDPは17Wであるが“Controllable TDP”と呼ばれる機構をサポートする。そしてこの“Controllable TDP”をサポートしたCPUと組み合わされるチップセットがNM70となる。
Nvidia GTX 660 Launching This Summer; Priced Around 300-350 USD(WCCF Tech)
GeForce GTX 660: Specifications?(Hardware-Infos)

SweClockers.comが得たリテール筋の上方によると、GK106搭載のGeForce GTX 660はこの夏にローンチされ、価格は$350になるという。

初期のリーク情報ではGeForce GTX 660は$299~329になると言われていた。スペックについては4基のSMXコアを搭載し、CUDA core数は768、メモリはGDDR5 2GBを搭載する。メモリインターフェースは192-bitまたは256-bitと言われているが、最近は256-bitという見方が多いようだ。

SweClockers.com自身はGeForce GTX 660は7月末から8月上旬にかけての時期にリリースされ、価格は$299になると主張している。

GK104搭載のGeForce GTX 660 TiとGK106搭載のGeForce GTX 660の話があるので若干ややこしいところがありますが、今回はGK106搭載のGeForce GTX 660の話です。
GeForce GTX 670が$399なので、GeForce GTX 660が$300~350になると、この中間にさらに別のモデルが挟まるのはどうなのか?という印象です。

Unreleased Intel Core i7-3740QM and i7-3840QM CPUs sighted(CPU World)

先月、“IvyBridge”のMobile向けの第1弾が発表されたが、その際に登場したのは4-coreのCore i7のみである。現在ラインナップされているのはリテール向け・OEM向け合わせて6種類である。
しかし、Intelはさらに2種類、リテール向けの4-core版Core i7を予定しているようである。それがCore i7 3840QMとi7 3740QMであり、2日ほど前にこれらのBOX numberとS-specがMaterial Declaration Data Sheets(MDDS)データベースに掲載された。
AMD to have big announcements at AFDS(Fudzilla)
AMD Fusion Developer Summit 2012 Official Web site(AMD)

AMD Fusion Developer Summit 2012(AFDS)が6月11日より開催される。現在Fudzillaが入手している情報ではこのAFDS 2012が非常に興味深いものになるかもしれないという。AFDS 2012にはAdobe, Claudera, Penguin Computing, Gaikaiなどが招かれており、クラウドコンピューティングやゲームと“Kepler”にスポットが当てられたNVIDIA GTCと似たようなものになるのではないかと推測される。

クラウドコンピューティングは非常に大きな市場であり、ここに注力するのは良い選択肢である。そのため、AFDS 2012がクラウドコンピューティングにフォーカスを当てたものになったとしても何らおかしいことではない。またAMD自身も最近はコンピューティングによく言及しており、AdobeやCyberlink、Arcsoft、vRevealといったメーカーと密接に関与して開発を行っている。

クラウドやヘテロジニアスコンピューティングは最近の流れでもあり、AMDもそれを推しているのでこの関連が広く取り上げられるのは間違いなさそうです。
新ハードウェア面で何か大きな発表があるとすれば、GPUならば“Sea Islands”関連、CPUならば“Steamroller”関連でしょうか。

とにかくも今の時点では、具体的に何が発表されるのかは分っていません。
Intel Readies Core i5-3350P, Ivy Bridge Quad-Core sans Integrated Graphics(techPowerUp!)
DH Special: Intel integrated graphics processor is preparing dimensionless Core i5-3350P(DonanimHaber.com / トルコ語)

Intelが22nmプロセスの“IvyBridge”をベースとした少し風変わりな新CPUを予定しているという、それがCore i5 3350Pである。このCore i5 3350Pは“SandyBridge”世代のCore i5 2380PやCore i5 2450Pのように内蔵GPUを欠いたモデルとなる。
Core i5 3350Pのスペックであるが、4-core,4-threadで周波数は定格3.10GHz / TB 3.30GHz、L3=6MBとなる。GPUを省略したおかげでTDPは69Wに低下している。
Core i5 3350Pは第3四半期のローンチが予定されている。
Specifications of new server processors for socket 1356(CPU World)

LGA1356に対応するXeon E5-2400 seriesはXeon E3-1200 v2(LGA1155, 1-way)やXeon E5-4600(LGA2011, 4-way)とともに先週9モデルが発表された。そして次いで先週末に3種類の組込み向けモデルが登場した。しかし、LGA1356向けCPUにはまだ追加モデルがある。その追加モデルというのがXeon E5-2449L, Xeon E5-1410, Pentium 1407, 1403の4種類である。これらのモデルはIntelのロードマップには記述されておらず、おそらくは特別な顧客向けであると思われる。
AMD AIB Partners Said to be Working on "HD 7970 X2"(techPowerUp!)
Partners working on the model of AMD's Radeon HD 7970 X2(DonanimHaber.com)

AMDはCompute 2012でDual-GPUカードであるRadeon HD 7990のリリースを予定している。しかし、その一方でそのAIBパートナーが“Radeon HD 7970 X2”なる独自設計のDual-GPUカードをAMDのAIBパートナーが開発しているという。
Toshiba Vows to Release Hybrid Hard Disk Drive in September.(X-bit labs)

東芝は磁気回転ディスクとNANDフラッシュを組み合わせたHybrid Hard Disk Driverを開発していることを明らかにし、最初のHybrid HDDを9月にリリースする計画であるとした。
同時に、今後もSSD製品やNANDフラッシュメモリ製品の開発を積極的に行っていくと述べた。
Nvidia reveals Kai: a platform for building quad-core Android 4.0 tablets priced at $199 (update)(The Verge)
Nvidia reveals Kai cut-price Tegra 3 tablet design(bit-tech.net)
Nvidia Kai aims for $199 quad-core tablets(Fudzilla)

NVIDIAは“Kai”のコードネームで呼ばれるタブレットのリファレンスプラットフォームを発表した。この“Kai”はローエンドタブレットにおいてTegra 3の採用を増加させることを狙ったものである。
ASUS UX21A with 1080p display and Ivy Bridge praised in early reviews(NordicHardware)
ASUS Zenbook Prime UX21A preview(Engadget)
ASUS Zenbook UX31 review(Engadget)
ASUS Zenbook Prime (UX21A) Review: The First of the 2nd Gen Ultrabooks(AnandTech)

ASUSはおそらく、高解像度ディスプレイパネルを搭載した最初のノートPCメーカーとなる見込みで、今回そのASUSの新型ノートPCのレビューが掲載されていた。ASUSの新型ノートPC ―“UX21A”はいくつもの大きな拡張が見られ、ディスプレイも素晴らしいものとなっているようである。
Cloud Computing? 10-60TB Hard Drives Coming to Tablets, Notebooks, Desktops by 2016(VR-Zone)

数日前、IHS isuppliがストレージ市場・技術に関し“HDD Industry Enjoys Best Performance despite Volume Fluctuation”と題した報告書をリリースした。

この報告書はSeagateとWestern Digitalの現状を説明したものであり、HDDの記録密度の倍加と駆動速度の向上について述べている。まず記録密度の倍加においては熱アシスト磁気記録(Heat-Assited Magnetic Recording, HAMR)が製品化されるという。
AMD Socket AM3 + processors in the second-generation FX will be in the form of(DonanimHaber.com / トルコ語)
Production of AMD "Piledriver" FX Processors Begin Q3 2012(techPowerUp!)
AMD Rumoured to Start Production of Next-Gen FX-Chips in Q3.(X-bit labs)

AMDは第3四半期に第2世代のFX seriesを予定している。第2世代のFX seriesは“Vishera”というコードネームで呼ばれており、製品名はFX-8300, FX-6300, FX-4300系となる見込みである。“Vishera”は“Piledriver”系マイクロアーキテクチャのコアを搭載し、現行の“Bulldozer”系コアのFX seriesである“Zambezi”と比較して、IPCが最大15%向上しているという。
GIGABYTE Launches Intel Xeon Processor E5-2400 Family Server Motherboard Series(techPowerUp!)
GA-7PESE4 (rev. 1.0)(Gigabyte)
GA-7PESE3 (rev. 1.0)(Gigabyte)
GA-7PESLX (rev. 1.0)(Gigabyte)
GA-7PESL (rev. 1.0)(Gigabyte)
GA-7PCSL (rev. 1.0)(Gigabyte)

Gigabyteは5月23日、Intelの最新のサーバー向けCPUであるXeon E5-2400 seriesに対応するサーバーマザーボードを正式発表した。

Gigabyteというとデスクトップ向けのマザーボードやグラフィックカードをまず思うかべる人も多いだろう。だが、同社はサーバー向けハードウェアにおいても優れた製品を供給しており、その実績は豊富である。
CyberLink throws in some AMD Trinity APU support for its major programs(VR-Zone)

AMDの弱点として独自機能をハードウェアに実装した際に、Intelの場合よりもソフトウェアベンダーからのサポートが得られにくいというのがある。しかし、AMD自身もこの問題を何とか解決し、ソフトウェアベンダーからのサポートを得ようとしている。
そんな中、CyberLinkがAMDの“Trinity”をサポートすることを発表した。
Intel to release mobile Core i5-3365M CPU in Q3 2012(CPU World)
Core i5 3365M and Core i5 3325M in Q3 2012(Fudzilla)

先日2012年第3四半期にCore i7 3525Mという新CPUが登場するという話を紹介した。このCore i7 3525Mは6月3日に予定されているCore i7 3520Mと比較するとGPUの周波数が引き上げられたものになる。
そして、同じ第3四半期に同様のCore i 3xx5Mシリーズがもう少し登場するという。Core i7 3525Mの他に登場するCore i 3xx5MシリーズはCore i5ブランドとなる。
Geforce GTX 660 released in late summer(SweClockers.com)

NVIDIAはさらなる28nmプロセスの“Kepler”ベースの新型GPUを予定している。現在までGeForce GTX 680, 690, 670とリリースされてきたが、今度登場するのはGeForce GTX 560 Tiの後継となるミドルレンジ向けのカードである。

GeForce GTX 560 Tiの後継カードは順当にGeForce GTX 660となり、CUDA core数が768のGK106を搭載する。メモリインターフェースは256-bitとなるようで、GDDR5を最大2GB搭載する。この他のスペックについては分っていない。

流通筋の上方によれば、GeForce GTX 660は晩夏のどこかの時期に店頭に並ぶだろうといい、7月の下旬か8月頃だろうという。

GK104搭載のGeForce GTX 660 Tiなる噂も出ていますが、こちらはGK106搭載のGeForce GTX 660の話です。CUDA core数は768とGK104(GeForce GTX 680)の半分の規模となります。一方、メモリインターフェースは以前いわれていた192-bitではなく256-bitとなるようで、こちらはGK104と同等となります。

最近ではGK104搭載でCUDA core数768のGeForce GTX 680Mというものも話題となっていますが、GK106が256-bitであれば、GeForce GTX 680MはGK104ではなくGK106を搭載する可能性がでてきます。

AMD prepares low-voltage CPUs for Windows 8 tablet PCs(DigiTimes)

MicrosoftはWindows 8を10月末に発表するが、AMDはその前に“Hondo”をリリースする計画である。“Hondo”は40nmプロセスの“Bobcat”アーキテクチャを採用し、消費電力を4~5Wにまで落としたものである。登場予定時期は第4四半期で、対抗製品としては“Hondo”同様にWindows 8ベースのタブレットPCでの採用が見込まれるIntelの“CloverTrail-W”が想定されることになる。

そして2013年には“Hondo”の後継として“Tamesh”が登場する。“Tamesh”はCPUコアを“Bobcat”から“Jaguar”に更新したもので、CPU性能を上げる一方消費電力は低減される。

メインストリーム市場に関しては先日ノートPC向けの“Trinity”がリリースされたが、この次にデスクトップ向けの“Trinity”が予定されている。まず登場するのがA10-5800K, A10-5700, A8-5600K, A8-5500である。下位のA6-5400KとA4-5300はさらに後の第4四半期予定となっている。

Windows 8登場前の第4四半期とあることから“Hondo”の登場は10月上旬から中旬のどこかとなるでしょう。

ASUS Launches First Intel Thunderbolt Certified Motherboards(Legit Reviews)
Asus gets official on its first two Thunderbolt motherboards(VR-Zone)
ASUS Launches First Intel Thunderbolt Certified Motherboard(techPowerUp!)

ASUSはP8Z77 seriesのフラッグシップとなる“P8Z77-V Premium”を正式発表した。この“P8Z77-V Premium”はThunderboltを搭載する初のマザーボードとなる。
同様にThunderboltを搭載するマザーボードとして“P8Z77-V Pro/Thunderbolt”も同時に発表された。


以下にスペックを掲載します。
AMD Launches AMD Embedded R-Series APU Platform(techPowerUp!)
AMD Embedded R-Series Platform(AMD)

AMDは5月21日、組込み向けのAPU製品となるR series APUを正式発表した。R series APUはミドルレンジからハイエンド向けのグラフィック重視のアプリケーションに向けて設計されており、用途としてはデジタル信号機器、カジノマシン、Point-of-saleシステム、キオスク端末などが想定されている。また並列processingが重要な医療用イメージング機器、セキュリティ関連などにも適するとしている。
R seriesはCPUに“Bulldozer”の発展形である新型の“Piledriver”を搭載し、GPUにはDirectX 11に対応したRadeon HD 7000形を搭載することで、組込み向けにもHeterogeneous multi-coreをもたらすものとなる。


R seriesを一言で言い表すと組込み向けの“Trinity”です。
AMDのWebサイトにも“AMD Embededde R-series Platform”として掲載されています。
ラインナップはProduct Briefに記載されており、以下にそれを抜粋します。
Prices of upcoming Ivy Bridge desktop CPUs(CPU World)

最初のデスクトップ向け“IvyBridge”が登場してまだ1ヶ月たっていないが、2週間後には第2弾が登場する。第2弾のラインナップやスペックについては既に明らかになっていたが、唯一価格だけはまだ分っていなかった。
今回、CPU Worldではその“IvyBridge”の第2弾の価格に関する情報を入手出来たのでその詳細をお伝えしようと思う。
AMD socket the FM2 motherboard and processor exposure(VR-Zone / 繁体中文)
AMD Socket FM2 Motherboard and Trinity APU Pictured(Expreview.com)

SocketFM2に対応するCPUやマザーボードの写真が出回るのは今回が初めてではないが、製品版の写真となると今回が初めてではないだろうか。

シンガポールのとある人物が今回SocketFM2 CPUとFM2マザーボードの写真をForumに掲載した。このマザーボードはEngineering Sampleであるが、実際にリリースされるモデルになるサンプルだという。
◇容量1TBの新型VelociRaptor―“WD1000DHTZ”が登場
高速HDD「VelociRaptor」に新モデル、容量1TB&高速化 公称200MB/s(AKIBA PC Hotline!)
あの高速HDD「WD VelociRaptor」が1TBになって帰ってきた!(ASCII.jp)

回転数10000rpmのWesternDigitalのVelociRaptorに新モデルが登場した。
今回登場した新モデルは容量1TBの“WD1000DHTZ”である。転送速度は200MB/s、キャッシュ容量は64MBとなる。インターフェースはS-ATA 6.0Gbps対応である。
価格は23800円。


追って500GBと250GBモデルが登場するようです。これらの価格も掲示されており、500GBモデルとなる“WD5000HHTZ”が16800円、250GBモデルとなる“WD2500HHTZ”が12800円となっています。

(過去の関連エントリー)
1TBの“VelociRaptor”が発表される(2012年4月17日)
Intel introduces Xeon E5-2400 CPUs for embedded market(CPU World)

昨年11月頃、CPU Wolrdでは組込み向けXeon E5-2400 seriesについてお伝えした。組込み向けXeon E5-2400 seriesとしてラインナップされるのはXeon E5-2418L, E5-2428L, E5-2448Lの3種類で、この第2四半期中の予定であった。
そして今週に入り、Xeon E5-4600 seriesやE3-1200 v2 seriesとともにXeon E5-2400 seriesが正式発表された。その際にはIntelから組込み向けXeon E5-2400 series似ついてのアナウンスはなかったものの、後日Intel ARKデータベースを確認するとXeon E5-2418L, E5-2428L, E5-2448Lの3種類が追加されており、ローンチ済みとされていた。
Chief Exec of AMD: We Will Come In and Steal Ultrabook's Bacon.(X-bit labs)
AMD will not chase Intel making "needlessly powerful" CPUs(PC Perspective)

AMDのCEOは先日リリースされた“Trinity”こと第2世代A series APUがより低コストであり、この“Trinity”で高価なUltrabookを推進しているIntelからノートPCのシェアを奪えるだろうと考えている。また、AMDはクライアント向けにはハイエンドの高性能チップは必要ないと考えており、その要因としてクラウドコンピューティングの広がりを挙げた。