北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
(初出:2012年8月21日12時21分)
(追記:2012年8月21日21時17分)

AMD Radeon HD 7950, 7870 & 7850 To Receive Price Cuts(Legit Reviews)

AMDはRadeon HD 7000 seriesの値下げを再度行うようだ。今回の値下げの対象となるのはRadeon HD 7950, 7870, 7850である。

現在の価格であるがRadeon HD 7950は先日登場したPowerTune & Boost対応版も含めて$319である。Radeon HD 7870は徐々に値下がりしてきており$249程度となっている。Radeon HD 7850は2GB版が$209、1GB版が$189で販売されている。
(Update) AMD BD ver2 ES samples in the wild ...(OBR-HARDWARE)
Unnecessary guesswork about AMD FX2 samples(Planet 3D Now!)

AMDのFX2となるCPUのEngineering Sampleが出回っている。このサンプルはFX-8300のもので周波数は3.30GHz / TC 3.90GHzである。

出回っているこのES品は“Orochi revision C0”のものである。現行の“Bulldozer / Zambezi”は“Orochi revision B2”であるから、これからアップデートされたものとなる。ではこれは“Piledriver / Vishera”であろうか?
Intel's "MIC" Xeon Phi die has 62 cores, and was aimed for clocks much higher than 1GHz to fight Nvidia GK110(VR-Zone)
Intel is aiming for the 1.3-GHz Xeon Phi mark on?(ComputerBase.de)

現在のXeon Phi―“Knight Corner”のB0 steppingのサンプルは61-coreのモデルで1GHz強で動作し、倍精度演算性能はおおむね1TFlopsとなっている。この数字はAMDのFirePro W9000と同程度の数字である。メモリ周りはFirePro W9000が384-bit / 6GBであるのに対し、“Knight Corner”の61-coreは512-bit / 8GBである。一方インターフェースはFirePro W9000はPCI-Express 3.0に対応するが、“Knight Corner”はPCI-Express 2.0止まりとなる。

だが“Knight Corner”の特徴と言えばx86系のコアを搭載することで、それぞれのコアにFMAにも対応する512-bit幅のSIMD演算ユニットを搭載している。
Powercolor HD 7970X2 Devil 13 coming soon, frequencies revealed(NoridcHardware)
Powercolor's dual HD 7970 Devil 13 coming soon(Fudzilla)

“New Zealand”はRadeon HD 7000世代のDual-GPUカード―Radeon HD 7990のコードネームである。しかし、このRadeon HD 7990の遅れは解決のめどを見ていない。そんな中、PowerColorが“Tahiti XT”を2基搭載した独自仕様のグラフィックカードを用意している。このPowerColorの“Tahiti XT”のDual-GPUカードは“HD 7970X2 Devil 13”と呼ばれている。そして今回、その周波数も明らかになった。
AMD FX-4130 CPU is available for pre-order(CPU World)

現行のFX seriesは昨年10月に登場し、現在3種類のOEM向けモデルを含む合計9種類をラインナップしている。コア数は4-core, 6-core, 8-coreが用意されている。
そしてAMDの資料やCPU support listにはさらに7種類のFX seriesの記載があった。FX-4100 seriesとしてはFX-4120, FX-4130, FX-4150, FX-4200が、FX-6100 seriesとしてはFX-6130が、FX-8100 seriesとしてはFX-8140とFX-8170が未発表のFX seriesとして記載されており、これらは今年第1~2四半期に登場すると言われていた。しかし、第3四半期も半ばとなった今現在においてもこれらの未発表FX sereisが登場することはなかった。
しかしこれら未発表のFX seriesの中の1つであるFX-4130がShopBLT online storeで予約が開始された。これはFX-4130が近いうちに登場することを示す前兆といえるだろう。
Intel releases Xeon E5-1428L processor(CPU World)

Intelは先日、LGA1356対応CPUとしてPentium 1405を追加した。Pentium 1405はLGA1356対応であるが1 processorまでの対応となり、またコア数は2となる。機能としてはHyperThreading technology以外の“SandyBridge-EN”が備える機能をすべて備えており、TurboBoost technologyにも対応している。
そしてこのPentium 1405に続き、新たなLGA1356対応CPUとしてXeon E5-1428Lがローンチされた。


Xeon E5-1428Lは6-coreで、HyperThreading technologyの搭載により12-threadまで対応できる。周波数は1.80GHz、L3キャッシュ容量は15MBとなる。機能としてはTurboBoost technologyは無効とされているが、VT-x/VT-dやTrusted ExecutionなどTurboBoost technology以外の“SandyBridge-EN”が備える機能はすべて搭載されている。メモリは3ch DDR3-1333までに対応する。TDPは60Wである。
Xeon E5-1428LもLGA1356対応であるが、2-way構成には対応せず、1-processorまでの対応となる。


以下にスペックをまとめます。
Better late than never? AMD Steamroller, not Piledriver, to be the 'saviour'(VR-Zone)

ノートPC向けの“Trinity”が出て3ヶ月であるが、このMobile向け“Trinity”は良好な経過をたどっている。ことにGPU性能は素晴らしく、現行のダイとプロセスの制約を考えれば上出来といえよう。一方、CPU性能はまずまずといったところであり、競合の“SandyBridge / IvyBridge”には及ばない。
CPU性能が競合に及ばないのは“Piledriver”の設計によるもので、実際に“Piledriver”が使用されている“Trinity”をみても、前世代の“Bulldozer”と比較してコア当たりの性能が十分に向上したとは言いがたい部分がある。
NVIDIA Announces the GeForce GTX 660 Ti(techPowerUp!)
NVIDIA、GTX 670と同じ1,344SP搭載のGeForce GTX 660 Ti~メモリバンド幅のみ縮小(Impress PC Watch)
GeForce GTX 660 Ti(NVIDIA)

NVIDIAは8月16日、GeForce GTX 660 Tiを正式発表した。
GeForce GTX 660 Tiは$350以下の市場を担うべく投入された製品で、高い価格対性能を有する。想定する競合製品はRadeon HD 7950である。


GeForce GTX 660 TiはGeForce GTX 680 / 670で用いられているGK104を使用しており、CUDA core数:1344 / TMU数:112 / ROP:24 / メモリインターフェース:192-bitである。メモリはGDDR5を2GB搭載する。

コア周波数は定格:915MHz / Boost:980MHz、メモリ周波数は1502MHz(6008MHz)です。画像出力はDual-link DVI×2 / HDMI / DisplayPortとなります。

以下にスペックをまとめます。
AMD to release Athlon II and Sempron "Trinity" CPUs(CPU World)
AMD Preps Trinity-Based Athlon II and Sempron Processors - Documents.(X-bit labs)
Athlon II and Sempron parts to get Trinity treatment(Fudzilla)

CPU Worldで先月に報じたとおり、AMDはSocketFM2で4-coreのAthlon IIを投入する。SocketFM2のAthlon IIは“Trinity”コアをベースとし、CPUは同コアのA series APUと同様の機能を備えるが、GPUが省かれたものとなっている。
そしてAMDは4-coreのAthlon IIだけでなく、2-coreのAthlon IIとSempronも“Trinity”をベースとしてSocketFM2で投入する計画のようである。これらのCPUの詳細は“Family 15h Models 10h-1Fh AMD Sempron Processor Product Data Sheet”と“Family 15h Models 10h-1Fh AMD Athlon Processor Product Data Sheet”に記載されている。
SSD TRIM Command on RAID 0 Possible - With A Few Riders(techPowerUp!)
SSD RAID 0 TRIM Confirmed - Dreams Do Come True(Real World Labs)
LSI SandForce 5 Series SSD Firmware - TRIM Lost and Found, Performance Investigated(TweakTown)

IntelはRAID 0 / Striping構築時にもSSDのTRIMコマンドを使用できるようにするかもしれない。TRIMコマンドはSDの書き込み性能の低下を最小限に抑える働きをするものであるが、現時点ではこのTRIMコマンドはAHCIモードでかつスタンドアロンでSSDを使用している場合のみに有効にすることが出来る。
Intel quietly adds Pentium 1405 CPU(CPU World)

5月にローンチされた“SandyBridge-EN”には2種類のOEM向けとなるPentiumが存在している。その2種類のPentiumというのがPentium 1407と1403で、どちらも2-coreでL3=5MBを搭載している。これらはHyperThreading technologyとTurbo Boost technologyは無効となっているが、それ以外の“SandyBridge”が有する機能は全て有効化されているという。そしてこのPentium 1400 seriesに新たにPentium 1405が最近になって追加されたという。そしてこのPentium 1405は今週初めにIntelの製品データベースに追加された。
Toshiba Releases High-Performance Solid-State Drive Upgrade Kits for PCs.(X-bit labs)
Toshiba Releases Canvio Desk External Hard Drive and Solid State Drive PC Upgrade Kit(techPowerUp!)

東芝は同社初のPC向けSSDアップグレードキットを発表した。このキットによりエンドユーザーはHDDからSSDへの換装を手軽に行うことが出来る。
競合他社のソリューションとは異なり、東芝のコンシューマ向けSSDは真の高性能を提供し、読み込み・書き込み速度はどちらも500MB/s
(原文が500GB/sになっており、ここでも初出時500GB/sと書いてしまったが、正しくは500MB/sだろう)を超える。キットは容量によりいくつかのバリエーションが用意され、価格は$109.99からとなる。
The AMD FirePro W9000 & W8000 Review: Part 1(AnandTech)

GPU市場には3つの分野にそれぞれ異なった需要がある。その3つの分野というのがコンシューマ向け、Professional graphics向け、演算向けである。コンシューマ向けにはゲーム性能や動画再生機能が重視されるが、Professional向けでは演算性能やレンダリング性能が重視される。またサポートや製品の信頼性もコンシューマ向けよりProfessional向けの方が高いレベルを求められる。
一般的にはまずコンシューマ向けが最初に投入される。そして6~12ヶ月後、ドライバの開発と求められる品質を満たしてProfessional graphics向けと演算向けが登場する。結果、このような興味深い製品の流れができあがり、GPUそのものがローンチされて数ヶ月後に、その持てる全ての性能を有する製品が登場してくることになる。
AMD Updates Radeon HD 7950 to Thwart GeForce GTX 660 Ti(techPowerUp!)
AMD updates Radeon HD 7950 spec(Fudzilla)
AMD Radeon HD 7950 3GB with PowerTune Boost Review(PC Perspective)
AMD Announces New, Higher Clocked Radeon HD 7950 with Boost(AnandTech)

AMDは$400以下の市場で競争力を高め、特に間もなく登場するNVIDIAのGeForce GTX 660 Tiへ対抗するべく、Radeon HD 7950のスペックの更新を用意している。
今回のRadeon HD 7950のスペック更新のため、AMDはリファレンス設計のRadeon HD 7950を対象に新しいBIOS ROM image fileを用意しており、これを適用することで新スペックに更新することが出来る。
Intel to Discuss Haswell at Forthcoming Intel Developer Forum.(X-bit labs)

Intelは来月開催予定のIntel Developer Forum(IDF)で次の世代のマイクロアーキテクチャとなる“Haswell”の詳細を今まで明らかにしていなかった部分も含めて説明するという。Intelは“Haswell”の設計の特徴を全て話し、加えて動作デモも行う可能性がある。

“Haswell”に関するセッションは4つである。Intelは“Haswell”の新機軸―一般的なものからAVX 2(Advanced Vector Extensions 2)、BMI(Bit manipulation New Instructions)、そしてTSX(Transactional Synchronization Extensions)などの説明を行い、これらがもたらすメリットについても説明する。またIntelは“Experiencing the 3rd and 4th Generation Intel Core Microarchitecture”と題したセッションを予定しており、現行の“IvyBridge”と次世代の“Haswell”の比較と、それらの可能性について述べる。
Gigabyte Releases the Z77MX-D3H-TH, Its First Dual Thunderbolt mATX Motherboard(Legit Reviews)
Gigabyte Outs First Dual-Thunderbolt Micro-ATX Motherboard(techPowerUp!)
GA-Z77MX-D3H TH (rev. 1.0)(Gigabyte)

Gigabyteは8月10日、MicroATXマザーボードとしては初めてThunderboltポートを2つ搭載するマザーボード―“Z77MX-D3H-TH”を発表した。

“Z77MX-D3H-TH”はLGA1155 socketを搭載し、“SandyBridge”や“IvyBridge”に対応する。チップセットはIntel Z77で、ThunderboltコントローラはIntel DSL3510Lを搭載する。
Thunderboltは2ポートで、転送速度は10Gb/sである。この速度は1080pの動画を30秒以内に転送、また高解像度ディスプレイを駆動するのに十分な数字である。また高容量NASの接続においても高速なデータ転送を実現し、動画編集などでは特に威力を発揮するだろう。
Faster iteration of Core i7 3770K possible in Q1 13(Fudzilla)

2013年にCore i7 3770Kよりも高速なCPUが登場するかもしれない。

現在のIntelのPremium performance P1セグメントにはLGA1155で倍率ロックが解除されたCore i7 3770KとLGA2011で4-coreのCore i7 3820が据えられている。

倍率ロックがかかったCore i7 3770に関してはこの後も変更はなく、2013年第2四半期の“Haswell”まで待つ形となる。
一方、登場するかもしれないと言われているCore i7 3770Kの上位モデルは定格:3.50GHz / TB時:3.90GHzよりも高い周波数となるのではないかとされているが、Intelはその詳細を明かしていない。
Details of Core i7-3740QM, i7-3840QM and i7-3940XM CPUs(CPU World)

IntelはMobile向けの“IvyBridge”の上位モデルのラインナップ更新を今年後半に予定している。ラインナップ更新に伴って登場する新モデルはCore i7 3740QM, i7 3840QM, i7 3940XMの3種類で、それぞれi7 3720QM, i7 3820QM, i7 3920XMを置き換えるものとなる。
そして今回このCore i7 3740QM, i7 3840QM, i7 3940XMの詳細なスペックがEUROCOM P370EM Srorpius notbookのユーザーズマニュアルに掲載された。
「ソケット変更が痛いよな」(8/11) ---某ショップ店員談(hermitage akihabara)
AMD Trinity Desktop APUs Pictured – Launching on 1st October 2012(WCCF Tech)
AMD to Release First Batch of A-Series Fusion "Trinity" APUs for Desktops in October - Rumour.(X-bit labs)
AMD "Trinity" APUs pictured; rumored to launch on October 1(CPU World)

hermitage akihabaraにSocketFM2に対応するデスクトップ“Trinity”の画像が掲載された。今回画像が掲載されたのはA10-5800K, A10-5700, A8-5600K, A8-5500, A6-5400の5種類。
そのデスクトップ向けの“Trinity”の発表予定日であるが、10月1日という噂が流れているようである。


OPNも明かされています。

◇A series APU(Trinity / 32nm / SocketFM2 / 2ch DDR3)
  ・A10-5800K 4-core/2-module 3.80GHz/TC 4.20GHz
    Radeon HD 7660D TDP100W OPN AD580KWOA44HJ
  ・A10-5700 4-core/2-module 3.40GHz/TC 4.00GHz
    Radeon HD 7660D TDP65W OPN AD5700OKA44HJ
  ・A8-5600K 4-core/2-module 3.60GHz/TC 3.90GHz
    Radeon HD 7560D TDP100W OPN AD560KWOA44HJ
  ・A8-5500 4-core/2-module 3.20GHz/TC 3.70GHz
    Radeon HD 7560D TDP65W OPN AD5500OKA44HJ
  ・A6-5400K 2-core/1-module 3.60GHz/TC 3.80GHz
    Radeon HD 7540D TDP65W OPN AD540KOKA23HJ

10月1日の発表であればあと1ヶ月半強ほど先となります。

Haswell to be 10+ percent faster than Ivy Bridge(Fudzilla)

Intelは内部で“Haswell”を第4世代Core processor micro architectureと呼び始めている。この“第4世代Core processor micro architecture”というのは今までの開発史で大きなステップを踏んだものにのみつけられているようである。
今までを振り返ると最初のCore architectureは65nmの“Conroe / Merom”となる。これに続く第2世代が45nmの“Nehalem”、第3世代が32nmの“SandyBridge”である。そしてさらにこれに続く22nmプロセス世代の新アーキテクチャが“Haswell”となる。
GeForce GTX 660 and GTS 650 To Be Released on September 6th(Videocardz)
NVIDIA GeForce GTX 660, GTX 650, GTS 650 Specifications and Launch Dates Confirmed(WCCF Tech)
GeForce GTS 650 and GeForce GTX 660 on 6th September, GeForce GTX 650 Ti in early October(3DCenter.org / ドイツ語)
Fax GTX, 660/650 at September 6 debut, released in early October, the GTX 650 Ti(Expreview.com / 繁体中文)

Expreview.comによると2種類のGeForce 600 seriesのGPUが9月6日にリリースされ、そして最後の1つは10月に予定されているという。
今回の話はGeForce GTX 660(無印)に関するものである。GeForce GTX 660はその下位モデルのGeForce GTX 650 TiとともにGK106を使用する。逆に今回の話通りならば8月16日に登場するのはGeForce GTX 660 Tiのみとなる。
GeForce GTX 660 and 650 Ti PCB Pictured(Videocardz)
NVIDIA GK106 Based GeForce GTX 660 PCB Design Leaked(WCCF Tech)

中国語のリークサイトであるPHKがGK106を搭載するグラフィックカードの基板の極めて不鮮明な画像を掲載した。そしてこの基板はGeForce GTX 660のものだという。
Intel to try out wireless charging technology in ultrabooks and smartphones in 2H13(DigiTimes)

Intelは自社で開発したWireless chargint technology(ワイヤレス充電技術)をIntelプラットフォーム搭載のUltrabookやスマートフォンに2013年下半期に導入することを考えているという。

既にいくつかのスマートフォンベンダーや通信キャリアがワイヤレス充電技術の開発を強力に推し進めており、NTT docomoとSHARPがWireless Power Consortium(WAS)のQi standardに準じたワイヤレス充電機能を搭載したスマートフォンを既にローンチしている。しかし、その高いコストが一般向けの普及への障壁になっているという。
東芝、最大容量3TBの3.5インチHDD(Impress PC Watch)
記憶容量3TBを実現したコンシューマ製品向け3.5型HDDの製品化について(東芝)

東芝はコンシューマ向け3.5インチ規格HDD製品である“DT01A”シリーズを8月下旬より量産開始すると発表した。

“DT01A”シリーズは12種類がラインナップされ、最大容量は3TBとなる。
今回の製品はWesternDigitalから買収した設備・資産を活用して製品化されたものとなる。


型番末尾に“V”がつくものはHDDレコーダ向けの製品となり、デスクトップPC向けとして位置づけられるのは6種類となります。容量は3TB, 2TB, 1.5TBの3種類が用意され、型番の8~10文字目の3桁の数字が容量を表します(3TBなら300、2TBなら200、1.5TBなら150)。
“DT01ACA~”は回転数7200rpmでバッファ64MBとなります。そして“DT01ABA~”は回転数5700rpm(1.5TBと2TB)または5940rpm(3TB)でバッファ容量が32MBとなります。

“DT01A”シリーズの機能として“静音シークモード”があります。これは騒音を抑えるような制御を行うことで、1dB~2dBの騒音低減を実現するとしています。

Nvidia intros Kepler-based Quadro K5000(The Tech Report)
NVIDIA Announces Kepler-Based Quadro K5000 & Second-Generation Maximus(AnandTech)
NVIDIA Maximus Fuels Workstation Revolution With Kepler Architecture(techPowerUp!)
AMD and Nvidia launch new pro-grade GPUs, APUs(bit-tech.net)
NVIDIA,GK104ベースの「Quadro K5000」を発表,第2世代Maximusも(4Gamer.net)
NVIDIA Quadro K5000(NVIDIA)

NVIDIAは8月7日、“Kepler”アーキテクチャのGPUを搭載したProfessional向けGPU製品であるQuadro K5000を正式発表した。

Quadro K5000はGeForce GTX 680で使用されているGK104を搭載しており、CUDA core数は1536、メモリインタフェースは256-bitとなる。搭載するメモリはGDDR5で、容量はリファレンス仕様のGeForce GTX 680の2倍の4GBとなる。演算性能は単精度2.15TFlops、倍精度90GFlopsとなる。画像出力はDVI-I, DVI-D, DisplayPort×2を搭載し、一度に4画面表示が可能である。最大消費電力は122Wである。
ARM Announces Second-Generation Mali-T600 Graphics Processing Units.(X-bit labs)
ARM Announces 8-core 2nd Gen Mali-T600 GPUs(AnandTech)
ARM launches new Mali GPU designs(bit-tech.net)
ARM's Mali-T604 is coming and it'll sport Full Profile OpenCL 1.1(HEXUS)
Mobile Mali-T604 offers same OpenCL support as desktop graphics cards(NordicHardware)
ARM,最大8コアの第2世代「Mali-T600」GPU IPを発表。新世代テクスチャ圧縮技術「ASTC」に対応(4Gamer.net)

ARMは8月6日、第2世代のMali-T600 series GPUを発表した。この第2世代Mali-T600 seriesは50%の性能向上を実現し、さらにAdaptive scalable texture compression (ASTC) technologyを初めて採用し、GPU性能の最適化とバッテリ駆動時間の延長を実現した。
AMD Launches World's Most Powerful Workstation Graphics Line(techPowerUp!)
AMD FirePro 2012 Lineup(SemiAccurate)
AMD Launches World’s Most Powerful Workstation Graphics Line - Provides Unmatched Improvements in Productivity and Workflow(AMD)

AMDは8月7日、最新のワークステーション向けグラフィック製品となるFirePro W9000, W8000, W7000, W5000を正式発表した。これらはいずれも“Graphics Core Next”アーキテクチャを使用したものとなる。

FirePro W9000, W8000, W7000は最大6系統の画像出力を行うことが出来、これにMulti-Steam transportハブを介することで最大解像度4096×2160のディスプレイを使用して30画面を映し出すことが出来る。
APIとしてはDirectX 11, OpenGL 4.2, OpenCL 1.2, DirectCompute, C++ AMPに対応する。またAMD PowerTune technologyやAMD ZeroCore technologyも搭載されている。


SemiAccurateにはFirePro W9000, W8000, W7000, W5000それぞれのスペックが掲載されています。以下にまとめました。
AMD Introduces FirePro A300 & A320 APUs: Trinity for Graphics Workstations(AnandTech)
AMD Launches Trinity-Based FirePro APU, But Where's Trinity for Desktops?(VR-Zone)
AMD Launches First-Ever AMD FirePro APU(techPowerUp!)
APUs for workstations launching(SemiAccurate)
AMD Launches First-Ever AMD FirePro(TM) APU Providing a Powerful Integrated Visual Computing Platform for CAD and Media and Entertainment Workflows(AMD)
AMD FirePro(TM) A300 Series Accelerated Processor (AMD)

AMDは8月7日、FirePro A300 series APUをエントリーレベルからメインストリームのデスクトップワークステーション向けとしてローンチした。FirePro A300 series APUはEyefinity multi-display technologyを備えており、CADやMedia and entertainment (M&E) workflowsなどの用途で高い演算性能を備えるプラットフォームを求めるユーザーのために設計・開発された。AMD FirePro A300 series APUはProfessional向けアプリケーションで求められる高性能と信頼性を合わせて提供する。