北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD's ARM core will be licensed, not AMD's own creation(The Tech Report)

AMDは10月30日にARMコアのOpteron processorを投入する計画を発表した。これは大ニュースではあるがショッキングなニュースと言うには語弊があるものであった。なぜならAMDの代表がAnalyst Dayの頃から"Ambidextrous" ISA storategyという言葉を盛んに用いており、これが今回の発表を指し示すヒントとなっていたからである。

ここで現れる1つの疑問がAMDが具体的にはどのようなCPUコアを使うかと言うことだ。ARMは2つの形でライセンス供与を行っている。1つはARMが設計したCPUコアを用いてそれをチップに組み込む方式、もう1つはARM ISAに互換性のあるCPUを独自で設計する方式である。大多数のARMベースのデバイスは前者の方式をとっており、例えばCortex-A9をCPUコアとして使用してSoCに組み込むといったことをしている。しかし一部のメーカーは後者の方式を用い、ARMからISAのライセンスを受けて独自のCPUコアを開発している。例えばQualcommの“Krait”やNVIDIAの“Project Denver”、そしてAppleのA6がこれに該当する。
(初出:2012年10月31日14時27分)
ARM Introduces First ARMv8 Cores: Cortex-A53 and Cortex-A57 Make Debut.(X-bit labs)

ARMは10月30日、ARM v8アーキテクチャを使用した2種類のCPUコアを明らかにした。これらは高性能スマートフォンやメディアタブレット、ノートPC、そして低消費電力クラウドサーバーなどへの採用を見込んでいる。
ARM Cortex-A53とCortex-A57はそれぞれ別個に使うこともでき、組み合わせてbig.Little processorとして高性能と省電力性を両立させることもできる。
最初のARM v8搭載製品は2014年に登場する見込みである。
Bits and pieces: upcoming budget CPUs spotted, Pentium G2010 planned(CPU World)

2013年第1四半期にIntelは3種類のPentium―Pentium G2020, G2020T, G2130を予定している。しかし、これらとは別にもう1つ“IvyBridge”コアのPentiumがあるという。それがPentium G2010で周波数は2.80GHz、L3キャッシュ容量は3MBとなる。その他のスペックはPentium G2020などの他の“IvyBridge”版Pentiumに準じ、TDP55W、HD grahpics搭載となるだろう。
Pentium G2010も2013年第1四半期にリリースされるものと思われる。


以下に“IvyBridge”コアのPentium, Celeronのラインナップを示します。
Intel Solid-State Drive 335 Series Debuts w/ 20nm NAND Flash(Legit Reviews)
Intel launches 20nm 335 Series SSD(bit-tech.net)
Intel Solid-State Drive 335 Series Debuts(techPowerUp!)
(レビュー)
Intel SSD 335 (240GB) Review(AnandTech)
Intel's 335 Series SSD reviewed(The Tech Report)
Intel 335 Series 240GB SSD Review(Legit Reviews)
Intel SSD 335 240GB Performance Preview(VR-Zone)

Intelは10月29日、20nmプロセスMLC NANDフラッシュを使用したSSDの新製品―Intel SSD 335 seriesを出荷したと発表した。

Intel SSD 335 seriesは最も小さく、最も効率に優れたMLC NAND Flashを使用しているとしており、Intelのクライアント・コンシューマ向けのSSD 300 seriesに次世代技術を投入して進化したものとなっている。

SSD 335 seriesのスペックは以下の通りです。
How Intel Xeon Phi Got its Codenames(VR-Zone)

コードネームがどのようにして決定されるのか、気になることはあるだろう。IntelがTexas Advanced Computing Centerで開催したイベントで同社の代表がXeon Phiのコードネームについて語ってくれた。

まずMIC(Many Integrated Core)プロジェクトというのはIntelのR&D group内で走っていた複数のプロジェクトを一本化したものである。これらのチームのメンバーはTeraScaleや“Larrabee”、Cloud Computerといった複数の異なるプロジェクトから集められて構成されている。
Tegra 4 to come at CES 2013(Fudzilla)

Tegra 3は2012年中に置き換えられることはなさそうだ。
Tegraに詳しい複数の情報筋によると、Tegra 3の後継は2012年中にローンチされることはないという。


NVIDIAはTegra 4をCES 2013で明らかにし、2013年2月のMobile World Congressでより多くのTegra 4採用製品を明かすことになるだろうという。Tegra 4は“Wayne”のコードネームで呼ばれ、NVIDIAのTegraのロードマップによればその性能はTegra 2 Dual-coreの10倍、Tegra 3の2倍となる。
HIS Coming up with a Radeon HD 7970 X2 Card(techPowerUp!)
Exclusive: HIS Radeon 7970 X2 (''7990'') Arrives in the Lab - Is This the World's Fastest Graphics Card?(Tom's Hardware)

PowerColorがRadeon HD 7990カードを予定しているが、まもなくこれの競合製品が登場する。HISが“Tahiti”をDual-GPUとしてカードを予定しており、これをRadeon HD 7970 X2として投入する(HISはRadeon HD 7990という言葉をあえて使っていない)。HISのRadeon HD 7970 X2は“Tahiti”をDual-GPUとし、3スロット占有で2機のファンを備えた冷却機構を搭載し、PCI-Express電源コネクタとして8-pin×3を備える。PCI-ExpressスイッチチップはLucidlogixのものを搭載している(PowerColorのRadeon HD 7990はPLXのブリッジチップを使用している)。コア周波数は1050MHz、メモリは1500MHz(6000MHz)駆動のGDDR5を6GB搭載する。

HISのRadeon HD 7970 X2はDual-GPUと4ポートのminiDisplayPortを搭載する。
価格は現時点では明らかにされていない。


エンスージアスト向けの弩級のカードです。PowerColorの“Devil 13 HD 7990”に相当するものとなるでしょう。

Exlcusive: Intel’s Broadwell CPU chipsets(SemiAccurate)

“Broadwell”の時、IntelはAMDが“Trinity”や“Piledriver”でとったのと同じ行動をとることになる。つまり、“Broadwell”が登場する時には新チップセットは用意されない。

“Haswell”世代ではIntelは全てのインターフェースを最新世代のものとする。では“Broadwell”世代では何が変わるだろうか? メモリのタイプだろうか?PCI-Expressの世代だろうか?あるいはS-ATAやUSBだろうか? これらは全て“Haswell”世代のチップセットで更新されてしまう。Glorified PCIe3 overlays(=原文そのまま、ひょっとするとThunderboltの事だろうか。Thunderboltと考えると意味が通りやすいので、Thunderboltと考えて以下を訳す)―Thunderboltはパテントやらで競合を閉め出すよりも、市場に名前を広めたいと考えているようだ。そのためIntelはコストの面でも普及の面でも、Thunderboltに関しては現状維持(=チップセットへの統合はまだしない)とするようだ。
AMD FX-8140, FX-6350 and FX-8300 CPUs shipped in HP h8-1400z PC(CPU World)
AMD Ships FX-8300 and FX-6350 Piledriver Based Processors With OEM Systems(WCCF Tech)

10月23日、AMDは第2世代FX series CPUとなる“Vishera”を発表し、FX seriesのラインナップを更新した。この時リリースされた新FX series CPUは4種類であった。これらリテール向けに加えて、AMDは6-coreのFX-6350と8-coreのFX-8300をOEM向けにローンチした。FX-6350とFX-8300はHP ENVY h8-1400zで選択できるようになっている。さらにENVY h8-1400zでは未発表のFX-8140の名も見られる。
Microsoft Rolls Out Windows 8 Operating System.(X-bit labs)
Microsoft Releases Windows 8 & Windows RT(AnandTech)
日本マイクロソフト、Windows 8発売記者発表会を開催~日本は世界最多の250機種以上のPCが発売に(Impress PC Watch)
マイクロソフト、Windows 8 を提供開始(Microsoft)
Windows 8製品ページ(Microsoft)
Madobe Yuu and Ai put a cute twist on Japanese Windows 8(VR-Zone)
Windows 8が深夜発売、通りギッシリの大盛況
最安3,300円でアップグレード、DSP版は単体購入OKに
(AKIBA PC Hotline!)
Windows 8の自作応援キャラ「窓辺ゆう」「窓辺あい」が正式デビュー 窓辺ななみもまだまだ活躍(AKIBA PC Hotline!)

Microsoftは10月26日より、Windows 8の提供を開始した。同時にWindowsストアが正式オープンし、Windows 8搭載PCおよびタブレットでのアプリの利用が可能となった。

もうご存じでしょうが10月26日にWindows 8が正式発表され、販売が開始されました。秋葉原では新OS発売時の恒例行事となった深夜販売が行われ、10月26日0時をもってWindows 8が解禁されました。
Intel quietly launched Atom D2560 processor(CPU World)

デスクトップ向けの“Cedarview”は1年前に登場した。最初はAtom D2500とD2700が用意され、後にAtom D2550が加わった。一方、上位のAtom D2700は今年5月に引退を迎えている。
そして今回、IntelはひっそりとAtom D2560をリリースした。Atom D2560は引退したAtom D2700よりも133MHz周波数が低く、D2550よりも133MHz周波数が高いものとなる。価格はAtom D2550と同じ$47となっている。
Intel plans "Ivy Bridge" embedded Celeron CPUs in Q1 2013(CPU World)

Intelは既にミドルレンジからハイエンドの組み込み向けCPUは“IvyBridge”へ移行しており、前世代の“SandyBridge”はローエンド向けに残るのみとなっている。そして2013年第1四半期にはTDP17Wと35Wの組み込み向けCeleronにも“IvyBridge”がもたらされることになる。
AMD to clarify ''ambidextrous'' strategy on Monday(The Tech Report)
AMD to Set to Make Important Strategy Announcement Next Week.(X-bit labs)
AMD to Announce Its Future Strategy on October 29, 2012(VR-Zone)
AMD Could Place x86 and ARM Cores on the Same Silicon: Report(techPowerUp!)

AMDは10月25日、CEOであるRory Read氏や上級副社長兼General ManagerであるLisa Su氏によるNews conferenceを10月29日に開催し、そのカンファレンスにおいて“Ambidextrous strategy”の詳細とアップデートに関し明らかにするとアナウンスした。
No Service Pack 2 for Windows 7: Report(techPowerUp!)
Microsoft has no plans for a second Windows 7 Service Pack(The Register)

MicrosoftはWindows 7向けの新たなService Packをリリースする予定はないという。Microsoftの技術者チームの話としてThe Registerが紹介した話によると、今までMicrosoftはおおむね2年ごとに新しいService Packをリリースしていたがその慣例が打ち破られ、Windows 7向けのService Pack 2がリリースされることはないという。

Service Packではその時点までの重要な更新を集めたものに加えて、そのOSの中核をなす要素や機能―例えばkernelなどに大きな更新が施される。
Gigabyte Socket AM3+ Motherboards Get UEFI BIOS - Finally(techPowerUp!)

GigabyteはAMD 9 seriesチップセットを搭載したSocketAM3+マザーボードをAMDの初代FX series CPU―“Bulldozer”が登場した2011年にローンチした。これらはPhoenix Award BIOSを搭載していた。しかし、同時期のASUSやMSI、BIOSTARやSapphireはAMI Aptio UEFI BIOSに移行しつつあった。当時、GigabyteがAward BIOSを搭載したのは、同社がUEFIの移行に時間がかかっていたためである。Gigabyteは2TB超のストレージからのブートができるように改良したBIOSをHybrid EFIという形で搭載していた。
TSMC Lays Process Technology Roadmap Out.(X-bit labs)

TSMCは同社のプロセス技術に関するロードマップを明かした。
現在、TSMCは28nmプロセスで4種類のプロセスを用意しているが、次の20nmプロセスでは1種類となる。そしてその後も20nmプロセスでの戦略を踏襲し、1種類のみのプロセスを用意する。


TSMCは20nmプロセス技術を用いたSoC製品の大量生産を来年に行う予定だ。そしてその次の16nm FinFETプロセスはRisk productionの開始が2013年11月に予定されており、大量生産は2014~2015年となる。そして10nmプロセスは現在のところ2016年に予定されている。
富士通、企業向けのAMD Z-60搭載のWindows 8タブレットなど(Impress PC Watch)
Fujitsu Win8 tablet features new AMD Z-60 APU(The Tech Report)

富士通は10月22日、企業向け製品のラインナップを一新し、新たにWindows 8搭載モデルを追加するなどの変更を加えた上で11月上旬より順次出荷することを明らかにした。

今回の新ラインナップではタブレットの新製本としてAMD Z-60 APUを搭載した10.1型タブレット―“STYLISTIC Q572/F”やWindows 8搭載防水タブレットとなる“ARROWS Tab Wi-Fi Q582/F”が追加された。

“STYLISTIC Q572/F”はZ-60 APUを搭載したWindows 8タブレットで、最小構成の価格は104790円。
入力は静電容量方式によるタッチパネルと、オプションのペンによる電磁誘導方式のペン入力に対応する。


スペックを以下にまとめます。
Intel 335 Series Solid State Drive Appears in Japan(techPowerUp!)
Intel 335 Series SSD(Guru3D)
IntelのローエンドSSDに新モデル、SSD 335
20nm版NANDフラッシュを採用?
(AKIBA PC Hotline!)
インテル新型SSD「Intel SSD 335」の240GBモデルが本日発売(ASCII.jp)

Intel SSD 330 seriesの後継となるSSD 335 seriesが発売された。最初に登場したSSD 335 seriesは240GBの“SSDSC2CT249A4K5”で、2.5インチ規格・9.5mm厚である。インターフェースはS-ATA 6.0Gbps、コントローラはSandForce SF-2281、使用するNANDフラッシュは20nm MLC NANDである。
AMD to present "Piledriver" Opterons at SC12 conference(CPU World)
AMD Opteron "Piledriver" Processors Arrive Mid-November(techPowerUp!)

AMDは“Piledriver”マイクロアーキテクチャを採用した最初の製品を5月にローンチしている(=“Trinity”のMobile向けのこと)。次いで10月2日にデスクトップ向けのAPU製品(=デスクトップ向け“Trinity”)が登場し、今度は10月23日に“Piledriver”系コアを使用した第2世代のFX series(=“Vishera”)が登場する。
“Piledriver”系コアのサーバー向けの次世代CPU製品についてもローンチが計画されており、Opteron 6300 / 4300として登場する。
AMD will integrate third-party development in its processors in 2014(Xtreview.com)

夏にAMDの代表がTrustZone technologyをサポートするためにARM architectureを統合したHybrid processor製品を投入する計画を明らかにした。このHybrid processorはタブレットなどに使われるだろうと予想され、ハードウェア暗号化機能を実現するものとなる。そして後にAMDはAPUにARM architectureを内蔵したものを開発している事を認めた。
Some details about the characteristics of Kabini processors(Xtreview.com)

先週末、AMDは28nmプロセスのAPUとなる“Kabini”に関してその計画と、さらにEngineering Sampleが存在することを明らかにした。一般的に考えれば、2013年に予定している製品のサンプルはAMDは既に全て持っていると考えられる。そして“Kabini”であるが、“Brazos”の後継として登場し、SoCとして高度に機能が統合されたものとなる。

現在存在する“Kabini”のEngineering SampleのSteppingはA0である。このA0 steppingは4-coreでTDPは15Wとなっている。周波数は定格1.40GHzでTurbo機能により1.75GHzまで上昇する。GPUはDirectX 11.1(元記事にはDirect X 11.01と書いてあるがDirectX 11.1の間違いだろう)に対応し、周波数は686MHzとなる。
◇富士通 ARROWS Tab WiFi QH55/J
富士通、約574gでWindows 8搭載の10.1型「ARROWS Tab Wi-Fi」(Impress PC Watch)
ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J 10.1型ワイド(Fujitsu)

富士通はWindows 8を搭載する10.1型タブレットPC―“ARROWS Tab WiFi QH55/J”を11月2日より発売する。店頭予想価格は10万円前後。

スペックは以下の通り。
Intel ships Core i7-3632QM CPU(CPU World)
Intel Core i7-3632QM Processor (6M Cache, up to 3.20 GHz) BGA(Intel ARK)
Intel Core i7-3632QM Processor (6M Cache, up to 3.20 GHz) rPGA(Intel ARK)

Intelは秋のラインナップ更新に伴い、多くのMobile向けの新CPUを投入した。投入されたCPUはCore i7, Core i3, Pentium, Celeronを合わせて15種類となる。

ところがこの時期に登場すると予想されていたが、今の今までローンチされなかったCPUがある。その1つがCore i7 3632QMである。Core i7 3632QMは4-core / 8-threadのMobile向けCPUである。このCore i7 3632QMであるが、今週に入ってようやくIntelの製品データベースに追加され、現在の状態は“Launched”となっている。
AMD Already Tests Next-Gen Low-Power “Kabini” Chip.(X-bit labs)
AMD Tapes Out Next-Generation Low Power Kabini APU – Launch Confirmed in 1H 2013(WCCF Tech)
(参考:以下の2件はロードマップのスライドが掲載されている)
Leaked Slide Reveals AMD's 2013 Roadmap: Third Gen APUs to be Built On 28nm Technology(Legit Reviews)
AMD Third-Generation APUs to be Built on 28 nm Process(techPowerUp!)
(参考:以下の1件はAMDが今後注力する分野について述べている)
AMD Considers Its Chances: Outlines Three Growth Opportunities.(X-bit labs)

AMDは10月18日に来年までの登場する新チップ群がテープアウトした事を明らかにし、そして同社のラボで2013年予定の多くの新チップが動作していると述べた。そしてその1つがAPUである“Kabini”である。

“Kabini”は低消費電力プラットフォーム向けで、“Brazos 2.0”の後継となり、SoCとして開発されている。登場は2013年上半期である。
なお、今回はHigh-performance向けの新ソリューションについては何も語られなかった。
NVIDIA Kepler Refresh GPU Family Detailed(techPowerUp!)
View nVidia 2013er Kepler refresh generation(3DCenter.org / ドイツ語)

3DCenter.orgが2013年のNVIDIA製GPUのラインナップを掲載した。この記事によると、2013年のGPUは“GK11x”のコードネームが付けられた“Kepler refresh”となる。

まず一番上のコアがGK110となる。GK110はTesla K20でも使われる71億トランジスタの巨大GPUで、GK110のコアそのものには2880のCUDA coreを搭載し、384-bitメモリインターフェースを有している。GK110を使用するFlagship SKUのGeForce GTX 780は現行のGK104使用のGeForce GTX 680と比較し40~55%の性能向上を実現する。価格は$499~599となる。その下位のGeForce GTX 770もまたGK110を搭載したSingle GPUカードとなる。
(初出:2012年10月16日23時40分)
(追記:2012年10月18日22時43分)

Intel "Avoton" Atom processors to have up to 8 cores(CPU World)
Intel Edisonville Platform Detailed – Avoton Atom Processors to Feature Upto 8 Cores(WCCF Tech)
Intel sub-20W Avoton Atom for micro-servers(Guru3D)

Intelはこの2012年第4四半期中にμサーバー向けのプラットフォームとなる“Bordenville”のローンチを計画している。“Bordenville”の中心となるSoCは“Centerton”である。“Centerton”は2-coreの“Saltwell”Atomコアを搭載し、Single-channel DDR3メモリコントローラとPCI-Experss 2.0インターフェース、そしていくつかのレガシーI/Oインターフェースを備えている。“Centerton”SoCはプラットフォームあるいはI/O controller hubといったものは必要ないが、EthernetやS-ATA, USBをサポートする外部コントローラを必要とする。“Centerton”の周波数は1.60~2.00GHzでTDPは6~8.5Wである。
Tesla K20 GPU Compute Processor Specifications Released(techPowerUp!)
Final specifications of Nvidia's Tesla GPU unveiled K20 with GK110(Heise online / ドイツ語)
Nvidia's Top End Kepler Unveiled: Tesla K20 Comes with Disappointing Specs, Performance(VR-Zone)

5月にローンチされたNVIDIAのTesla K20のスペックが明らかになった。Tesla K20は28nmプロセスで71億トランジスタの巨大ダイであるGK110をベースとする。GK110は合計で15基のSMXを搭載しているが、製品化できるシリコンを増やすため、Tesla K20は13基で構成されたものとなる。