北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
ZOTAC GeForce GTX 660 Thunderbolt Graphics Card Pictured(techPowerUp!)
ZOTAC GeForce GTX 660 Thunderbolt Photos(Guru3D)

ZOTACは新たなGeForce GTX 660搭載カードとして“GeForce GTX 660 Thunderbolt”をリリースした。“Thunderbolt”という名が冠されているが、Thunderboltインターフェースを有するわけではない。“GeForce GTX660 Thunderbolt”は独自設計のPCBに新しい冷却機構を搭載したものである。冷却機構はアルミニウム製のフィンに3本の銅製ヒートパイプと2基のファンを組み合わせたものとなる。
First Alleged Benchmark Results of Intel Core i “Haswell” Processor Hit the Web.(X-bit labs)
Intel Haswell Engineering Sample Benchmarked Against 3770K in a Clock-to-Clock Comparison(WCCF Tech)
Intel "Haswell" Quad-Core CPU Benchmarked, Compared Clock-for-Clock with "Ivy Bridge"(techPowerUp!)
Haswell versus Ivy Bridge clock for clock performance(Guru3D)

Intelは第4世代Core i seriesとなる“Haswell”を約半年後にリリースする。今回その“Haswell”のEngineering sampleを用いて行ったというベンチマークの結果が始めてリークした。ベンチマークはオーバークロッカーの間で一般的に行われているものが用いられ、その結果は“IvyBridge”コアのCore i7 3770Kよりも同周波数で若干高速であったという。
Kaveri processors obtain the design Socket FM3(Xtreview.com)

今月初め、AMDは“Kaveri”世代のAPUの情報を明らかにした。“Kaveri”は28nmプロセスでGraphics Core Next系GPUを統合するが、1月初めにAMDは“Kaveri”を2013年末に投入するとした。
この“Kaveri”は現行のマザーボードで動作するかどうかはまだ分からない。明らかになっているのは次の“Richland”が現行の“Trinity”と同じSocketFM2マザーボードで動作するということだけである。


“Kaveri”は意欲的なAPU製品となるが、そのSocketに関しては今のところ2つの意見がある。1つは2007年に言われたものでSocketFM3になるというもの、もう1つはより最近になってしばしば聞かれるようになったSocketFM2+になるというものである。CoreBoostのプロジェクトデータベースに“# Define KV_SOCKET_FM3”という記載があり、“Kaveri”がSocketFM3で設計されていることを示している。

“Kaveri”ではメモリアドレス空間がCPUコアとGPUコアで共有されたものとなると言われています。つまり現行のAPUよりもさらにCPUとGPUの融合が進んだAPUとなります。メモリアドレス空間の共有によってSocketの pin 配置にどれほどの影響があるかどうかは不明ですが、Socketの変更の要因となってもおかしくないように思えます。

一方でSocketAM2/AM2+とAM3の例でもあるように、APUがSocketFM3に移行する=現行マザーボードでは動作しないという訳でもありません。
元記事でも述べているとおり、現時点では“Kaveri”が現行マザーボード動作するかどうかは不透明です。
ASRock Also Unveils FM2A85X Pro ATX Motherboard(techPowerUp!)

AMD A85Xを搭載するMini-ITXマザーボードである“FM2A85X-ITX”とともに、ASRockはA85Xを搭載するATXマザーボードである“FM2A85X Pro”をラインナップに追加した。“FM2A85X Pro”という名からも分かるとおり、AMD A85Xを搭載してSocketFM2に対応するATXマザーボードとなる。

“FM2A85X Pro”はATXマザーボードではあるが機能は最小限となり、価格はその分安価に設定されている。まず電源回路は5-phase VRMで、電源供給は8-pin EPSコネクタからなされる。メモリスロットは2ch DDR3-1866まで対応するが、2スロットのみの搭載となり、最大容量は32GBとなる。
Jetway Now Shipping AMD R-Series Embedded Mini-ITX Motherboard(techPowerUp!)
Jetway Ships NF82 mini-ITX Motherboard For AMD R-Series APUs(Legit Reviews)
Jetway AMD R-Series NF82 Embedded Mini-ITX Motherboard(Guru3D)
NF82 Series(Jetway)

Jetwayは1月29日、組み込み向けのAPU製品であるR series APU(コードネーム:eTrinity)に対応するMini-ITXマザーボード―“NF82”を発表した。eTrinityはSMBに高性能プラットフォームをもたらし、組み込みシステムベンダーは優れたグラフィック性能を有する低消費電力小型PCソリューションを開発することが出来る。
AMD Introduces Low-Cost Quad-Core FX “Vishera” Microprocessor.(X-bit labs)
AMD Releases FX-4130 "Vishera" Quad-Core Processor(techPowerUp!)
Low Cost AMD Quad-Core FX Vishera processor released(Guru3D)
AMD officially launches FX-4130(Fudzilla)

AMDは“Piledriver”アーキテクチャを用いた“Vishera”コアのFX seriesに4-coreの新モデルを追加した。この新モデルは前世代と比べて同じ価格帯でキャッシュメモリが減らされているにもかかわらず、前世代よりも若干高速なものとなっている。

今回リリースされた新FX-4130はFX-4100番台を名乗るが、コアは最新型の“Piledriver”アーキテクチャを用いる“Vishera”である。周波数は定格:3.80GHz / Turbo時:3.90GHzである。キャッシュ構成はL2=2MB×2 / L3=4MBである。TDPは125W、対応SocketはSocketAM3+である。
GIGABYTE Announces New Server and Workstation Motherboards(techPowerUp!)
GA-7PESH3 (rev. 1.0)(Gigabyte)
GA-7PESH4 (rev. 1.0)(Gigabyte)
GA-6PXSV4 (rev. 1.0)(Gigabyte)

Gigabyteは1月29日、ワークステーション向けマザーボード2種類とミッションクリティカルサーバー向けのマザーボード1種類、合計3種類の新製品を発表した。3種類ともLGA2011に対応し、Xeon E5-2600 seriesをサポートする。
これらのマザーボードの特徴として、1.35Vで容量16GBのDDR3-1600 Registrer DIMMへの対応がある。
Intel Celeron 927UE, 1020E and 1047UE CPUs are available(CPU World)

先週、IntelはデスクトップとMobile向けに“IvyBridge”コアのCeleronとPentiumをローンチし、ラインナップを刷新した。この時リリースされたのはMobile向けが15モデル、デスクトップ向けが8モデルである。
これら一般向けに加え、組み込み向けにも“IvyBridge”コアのモデルが同時にリリースされた。今回登場した組み込み向け“IvyBridge”はCeleron 927UE, 1020E, 1047UEの3種類である。
Google to cooperate with Asustek for second-generation Nexus 7(DigiTimes)
Google Nexus 7 to have full HD display & white Nexus 4 is coming(VR-Zone)
FullHD Nexus 7 from ASUS(Guru3D)

GoogleはASUSと協力し、第2世代Nexus 7を5月に発表する。GoogleとASUSは2013年における第1世代のNexus 7および第2世代のNexus 7を合わせた出荷量を1000万ユニットと見込んでいる。

最近リリースされた第2世代Nexus 7のサンプルから判断すると、第2世代Nexus 7は第1世代と同じように$199~249で投入されるが、いくつかのスペックはアップグレードが行われる。ディスプレイはFull HDとなり、ディスプレイの枠がより細くなるという。

現行のNexus 7はASUS製ですが、この次―第2世代Nexus 7もASUS製となるようです。Processorが何が搭載されるか(第1世代はTegra 3だった)などの細かいスペックについてはまだ明らかになっていません。

Intel Unveils mSATA Solid-State Drives for Ultrabooks, Low-Power Applications.(X-bit labs)
Intel SSD 525 Series mSATA Drives Launched(Legit Revbiews)
Intel expands mSATA line with 525 Series SSD(The Tech Report)
IntelのmSATA-SSDに6Gbps対応の高速版、リード550MB/s(AKIBA PC Hotline!)

Intelは1月28日、mSATA規格に対応するSSD 525 seriesを発表した。SSD 525 seriesはmSATA規格を使用することで超薄型ノートPCやUltrabook、All-in-oneデスクトップ、メディアタブレット、そのほかの低消費電力デバイス向けとしたものである。SSD 525 seriesは最先端の性能を提供しながらも、専有面積は通常の2.5インチSSDの1/8と小型化している。
HGST Launches the Industry's Highest Capacity 10K RPM Hard Drive(techPowerUp!)
HGST、10,000rpm/容量1.2TBの2.5インチHDD
「Ultrastar C10K1200」
(Impress PC Watch)
毎分10,000回転の大容量エンタープライズ向けハードディスク装置の出荷を開始(HGST / PDFファイル)

HGSTは1月29日、回転数10000rpmのHDDとしては業界最大容量の1.2TBとなるUltrastar C10K1200を発表した。このUltrastar C10K1200はUltrastar C10K900の容量をさらに増加させたものとなる。

Ultrastar C10K1200は2.5インチ規格で、データスループットの信頼性を確保するため、インターフェースにSAS 6.0Gbpsを採用している。キャッシュは64MBである。

プレスリリースよりスペックをまとめたものが以下となります。
Gigabyte Intros Radeon HD 7750 Graphics Card with 2 GB DDR3 Memory(techPowerUp!)

Gigabyteはコストパフォーマンスに優れたRadeon HD 7750搭載カード―“GV-R775D3-2GI”を発表した。“GV-R775D3-2GI”では通常のRadeon HD 7750が搭載するGDDR5 1GBの代わりに周波数1.60GHzのDDR3メモリを2GB搭載する。メモリ帯域はGDDR5 1GBと比較すると減少していますが、その代わりメモリ容量は倍となっている。また、価格はGDDR5搭載モデルも安価なものとなる。
Intel Database confirmed "Ivy Bridge-E" with up to 15 cores(ComputerBase.de)
Intel Ivy Bridge-EX Confirmed To Feature 15 Cores – Arrives in 2H 2013(WCCF Tech)

IntelのMDDSデーターベースが更新され“Cloverview”や“Haswell”あるいは“LynxPoint”チップセットが掲載されたが、さらにそれだけにとどまらず“IvyBridge-EP”と“IvyBridge-EX”が掲載された。MDDSには“IvyBridge-EP / IvyBridge-EX”として6-core, 10-core, 15-coreの3種類が掲載された。
MSI Unveils 970A-G43 Entry-Level Socket AM3+ Motherboard(techPowerUp!)
MSI releases affordable 970A-G43 AM3+ motherboard(Hardware-Infos.uk)
970A-G43(MSI)

MSIはエントリー向けSocketAM3+マザーボードとして“970A-G43”を発表した。“970A-G43”はAMD 970+SB950を搭載するATXマザーボードで、グラフィックボード1枚のゲームPCを低価格で組むための製品として位置づけられる。VRMは5-phaseでキャパシタは全て固体、さらにMOSFETsを搭載する。CPU VRMは低価格なOn-Semi DPAK fareを使用する。メモリは2ch DDR3-2133 / 1866 / 1600 / 1333 / 1066対応スロットを4本搭載し、最大64GB(※1)まで搭載できる。

PCI-Express x16スロットは2本で、うち1本はノースブリッジの970から出るGen. 2.0 x16、もう1本はサウスブリッジのSB950から出るGen 2.0 x4である。この他PCI-Express x1とPCIを2本ずつ搭載する。ストレージはS-ATA 6.0Gbpsを6ポート搭載しRAID 0/1/5/10に対応する。USB 3.0は合計で4ポートである。この他、8ch HD Audio(Realtek ALC887)、Gigabit Ethernet(Realtek 8111E)、USB 2.0/1.1を搭載する。BIOSはAMI UEFI BIOSである。
価格は$89.99となる。


スペックを以下にまとめます。
AMD and GizmoSphere Launch Board for Embedded Systems Inventors and Hobbyists.(X-bit labs)
Sage launches AMD APU-based Gizmo microcomputer(bit-tech.net)
GizmoSphere Launches an AMD APU-based Gizmo Board for Embedded Systems Inventors(techPowerUp!)
AMD puts out a cheap embedded APU development board(SemiAccurate)

AMDは1月25日、新たにGizmo boardをローンチしたと発表した。このGizmo boardはx86ベースの組み込み向けシステムの開発を促進させるための高度に統合されたマザーボードで、G series APUを搭載ている。このマザーボードはAMDが設立を手助けしたGizmoSphereという団体を通じて利用できる。
◇“Haswell GT3”は2013年第3四半期に登場する
Haswell with GT3 graphics comes in Q3 13(Fudzilla)

“Haswell GT3”は“Haswell”の第1弾としては登場しないようだ。

Fudzillaでは“Haswell GT3”に関する情報の収集を行ってきたが、そこで明らかになったのがGT3 graphicsは2013年第3四半期の登場になるということである。GT3 graphicsはIntel HD 5000またはHD 5200 graphicsのブランド名が冠され、4-coreのH series processorと超低消費電力なU series processorに搭載される。現在の計画ではH seriesもU seriesも2013年第3四半期―つまり2013年7月1日から9月30日までのどこかの時期に投入される予定である。
Richland APU platform exposed part of the specifications, will be equipped with HD 8000 series GPU(VR-Zone / 繁体中文)
AMD "Richland" Desktop APU Lineup Detailed(techPowerUp!)
Specifications of upcoming AMD Richland APUs(CPU World)
Alleged Specifications of AMD Fusion S-Series “Richland” Point to Clock-Speed Increase.(X-bit labs)
AMD Richland APU specifications(Guru3D)
AMD Richland APU processor range key specs are listed(HEXUS)

現在A series APUとして展開されている“Trinity”は新たに“Richland”に置き換えられる。“Richland”は“Trinity”の改良版とも言えるもので、製造プロセスは32nmのまま、CPUコアも“Piledriver”が引き継がれる。しかし“Richland”ではCPU周波数が引き上げられ、メモリコントローラもより高速なDual-channel DDR3-2133までの対応となる。内蔵されるGPUはRadeon HD 8000 seriesとなる。
デスクトップ向けの“Richland”はAx-6000 seriesとして投入される。


ラインナップは以下の通りです。
Haswell GT2 and GT3 chips based on different silicon

FudzillaではIntelの関係者と話す機会があり、そこで“Haswell”のGPUに関する興味深い話を聞くことができた。“Haswell”のGT2とGT3は異なるシリコンとなり、完全に別のチップとなるという。

“Haswell”には少なくとも2種類のチップがあることになる。1つはGT3 graphicsを搭載し、もう1つはGT2 graphicsを搭載するものである。IntelはGT3 graphicsを“H”を冠するラインナップで用い、“M”のラインナップにはGT2 graphicsが充てられる。
AMD Richland APU Lineup Leaked – 100W and 65W Chips Arrive in Q2 2013(WCCF Tech)

現在のAMD A series APUは“Trinity”をベースとしているが、2013年第2四半期にはこれが“Richland”に更新される。“Richland”のラインナップであるが4-coreと2-coreのモデルで構成され、TDPは100Wまたは65Wとなる。

“Richland”APUのCPUコアは“Piledriver”を改良したものとなる。製造プロセスは32nmプロセス、対応SocketはSocketFM2である。メモリコントローラはDDR3-1866に対応する。

今回明らかになった“Richland”のラインナップは以下の通り。

◇A series APU(Richland / 32nm / DDR3-1866 / SocketFM2)
  A10-6800K 4-core Radeon HD 8670D TDP100W
  A10-6700 4-core Radeon HD 8670D TDP65W
  A8-6600K 4-core Radeon HD 8570D TDP100W
  A8-6500 4-core Radeon HD 8570D TDP65W
  A6-6400K 2-core Radeon HD 8470D TDP65W
  A4-6300 2-core Radeon HD 8370D TDP65W

現行の“Trinity”のラインナップ構成が“Richland”でも引き継がれる形となるようです。

(過去の関連エントリー)
2-core版“Richland”―A6-6400KとA4-6300のTDPは65W(2013年1月22日)

Intel ES chip shows up on Ebay, seller claims Ivy Bridge E/EP or Haswell EP(TweakTown)
Intel Ivy Bridge E/EP Engineering Sample Procesor on Ebay(Legit Reviews)
Intel Ivy Bridge-EP Engineering Sample Shows Up on Ebay(WCCF Tech)

“IvyBridge-EP”または“Haswell-EP”だというCPUがEbayに出現した。出品者によると、このCPUはLGA2011マザーボードに搭載することが出来たが、ブートはしなかったという。“IvyBridge-EP”は現行のLGA2011マザーボードを用いてアップグレードできるとされているが、動作させるにはBIOSを対応のものに更新する必要がある。

“IvyBridge-EP”または“Haswell-EP”だというLGA2011 CPUのES品がeBayに出品されたようです。Qspecは“Q1DF”と言われていますが、そのES品ものと思われるCPUの写真では“QDF1 ES”という文字が見られます。

どこから出てきたのやらというのが正直な感想です(・・・“Haswell-EP”のES品なんてそもそも今の段階で存在するのだろうか)。


Intel to exit the desktop motherboard business(The Tech Report)
Intel Will Exit Desktop Motherboard Market After Haswell is Released(Legit Reviews)
Intel to Exit Traditional Desktop Mainboards Business to Focus on Innovative Form-Factors.(X-bit labs)
Intel to exit motherboard business after Haswell platform(PC Perspective)
Intel to Exit Motherboard Business After Haswell(Bright Side Of News)
Intel Exits Desktop Board Business(techPowerUp!)

Intelは今まで独自のデスクトップマザーボードを供給してきた。しかしそれはもう長くは続かない。Intelは今後3年間でマザーボード事業を縮小し、廃止する。マザーボード事業の廃止とともに、IntelはNUCデバイスやSmall-Form-Factor、あるいは後に述べるその他の分野のリファレンスデザインの開発にリソースを注ぐ。
Two dual-core Richlands at 65W(Fudzilla)

AMDは現在次世代APUとなる“Richland”をローンチすべく鋭意開発を進めている。ご存じの型も多いであろうが、“Richland”は2013年第2四半期後半の登場が見込まれている。

AMDは“Richland”4種類の4-coreモデル(うち2種類が倍率ロック解除仕様)と2種類の2-coreモデル(うち1種類が倍率ロック解除仕様)をリリースする計画である。周波数はまだ分からないものの、2-coreモデルの上位モデルでありかつ倍率ロック解除仕様となるモデルはA6-6400Kとなる。A6-6400KはDirectX 11対応のGPUを搭載し、Radeon core数は192、L2キャッシュ容量は1MB、TDPは65W、対応SocketはSocketFM2となる。

“Richland”の多くはDual-graphicsに対応するものとなる。“K”モデルは倍率ロック解除仕様表す。また、TurboCore technologyも搭載される。A6-6400Kの下に位置するのがA4-6300であるが、A4-6300は“Richland”で唯一Dual-graphicsに対応しないものとなる。L2キャッシュ容量は1MB、GPUのRadeon core数は128で、対応SocketはSocketFM2である。

“Richland”の最上位モデルは4-coreのA10-6800Kになると言われていますが、今回は“Richland”の下位となる2-coreモデルの話で、こちらも順当にA6-6400KとA4-6300となるようです。残り3種の4-coreモデルのモデル名はまだ明らかになっていませんが、おそらくはA10-6700, A8-6600K, A8-6500となり、百の位奇数がTDP65W、百の位偶数の“K”付きがTDP100Wの倍率ロック解除仕様となるのでしょう。

◇デスクトップ向け
Intel launches budget desktop CPUs(CPU World)
Intel "Ivy Bridge" Celeron and Pentium Processors Prices (Guru3D)
Intel "Ivy Bridge" Celeron and Pentium Processors Priced(techPowerUp!)
○Celeron G1610のレビュー
Intel「Celeron G1610」~Ivy Bridge最安モデルの実力を試す! (Impress PC Watch)

“IvyBridge”が登場しておおよそ9ヶ月が経過した。いままではCore iブランドの製品までが“IvyBridge”への移行を果たしており、その下のPentiumは“IvyBridge”と“SandyBridge”が混在した状態であり、そしてさらにその下のCeleronは“SandyBridge”のままであった。
Intelは1月20日、PentiumとCeleronをに7種類の新CPUを投入した。Celeronには旧来のCeleron G500, G400 seriesの置き換えとしてCeleron G1610, G1610T, G1620が、PentiumにはPentium G600 seriesの置き換えとしてPentium G2010, G2020, G2020Tが登場した。またPentiumには上位モデルとなるPentium G2130も投入されてG870を置き換え、またさらにその上としてCore i3 3210も登場した。
NVIDIA to Name GK110-based Consumer Graphics Card "GeForce Titan"(techPowerUp!)
NVIDIA makes GeForce Titanium with Kepler GK110(SweClockers)
Does Nvidia GK110 GPU as "GeForce Titanium" in the trade?(ComputerBase.de / ドイツ語)
Gaming graphics cards based on GK110 will be released this year(Xtreview.com)
Nvidia’s Next-Generation GK110-Based GeForce Code-Name “Titan”.(X-bit labs)
Rumor: NVIDIA's GK110 'Big Kepler' GPU to be Released as GeForce Titan Graphics Card?(Legit Reviews)

PC向けグラフィック業界にとって2013年の幕開けはぱっとしないものであった。NVIDIAが発表したのはゲームコンソールプラットフォームである“Project Shield”であったし、AMDはお古いGPUをRadeon HD 8000Mにリブランドしてお茶を濁した。
しかしこのもっちゃりとした状況も2月末に変わる。NVIDIAがGK110をベースとしたハイエンドSingle-GPUカードを投入するからである。この巨大チップであるGK110はTesla K20 Compute acceleratorで用いられているものと同じものである。
Intel set to announce Haswell processors at Computex 2013(DigiTimes)
Intel Core "Haswell" Processor Launch Sync'd with Computex(techPowerUp!)
Core i7 and i5 Haswell processors available in June(Hardware-Infos.uk)
Availability date of Haswell processors confirmed(CPU World)

PC関係の情報筋によるとIntelは6月のComputex 2013に先立つ形でカンファレンスを開催し、パートナーとともに“Haswell”の発表を行うようだ。

今回の情報が指摘するには“Haswell”は6月2日に姿を現し、“Haswell”に関連するPC製品は6月4~8日に開催されるComputex 2013で展示されることになるという。

Intel内部では第3四半期のCPU出荷量のうち14~16%が“Haswell”になると予測している。

“Haswell”のローンチとともに8ヶ月が経過したWindows 8の需要も上昇すると見られ、第3四半期のPC市場は回復基調に向かうのではないかと予想されている。

少し前より“Haswell”は6月に発表されると言われてきました。6月ならばComputexはまさに絶好の発表のタイミングとなりますが、“Haswell”もやはりComputex 2013に歩調を合わせる形での発表となるようです。この情報では“Haswell”の発表はComputex 2013に先だって6月2日に行われ、Computex 2013では“Haswell”に関連する製品が多数展示されることになるようです。

◇“IvyBridge”コアのPentiumの下位モデルとCeleronが発売される
IvyBridgeに廉価版、3,980円で2コアのCeleronなど多数(AKIBA PC Hotline!)
3000円台から買えるIvy BridgeなどCPU計8製品が販売解禁!(ASCII.jp)

1月20日に“IvyBridge”コアを搭載する下位CPUが8種類発売された。
今回発売されたのはCore i3が1種類、Pentiumが4種類、Celeronが3種類となる。


発売が確認されたのは以下の8種類です。
Intel is working on modular servers(Hardware-Infos.uk)

Open Compute SummitでIntelは未来のサーバーの姿として興味深い像を提示して見せた。その概要であるが、サーバーの重要な機能が今までのように1枚のマザーボードに搭載されるのではなく、代わりに各コンポーネント―例えばネットワークやストレージコントローラがそれぞれ独立した基板に載せられるというものである。そしてこれらのコンポーネントは十分に高速な接続でやりとりを行い、将来的には銅配線ではなく光ファイバーで接続されるようになる。
Intel releases updated Haswell CPU roadmaps to production partners, say sources(DigiTimes)
Intel on Track to Start Making 14nm “Broadwell” Chips in 2013.(X-bit labs)
Intel's Otellini talks profits, 14nm and Haswell(bit-tech.net)
Intel "Haswell" production starts, 14 nm from the end of 2013(ComputerBase.de)

◇Haswellのスケジュール

上流サプライチェーン筋の情報によると、Intelは製品パートナーに22nmプロセスの“Haswell”の更新版ロードマップを提供しているという。“Haswell”は6月に登場する予定である。

“Haswell”の第1弾は2013年第2四半期に登場し、Core i7 4770K, i7 4770, i7 4770S, i7 4770T, i7 4765T, i5 4670K, i5 4670, i5 4670S, i5 4670T, i5 4570, i5 4570S, i5 4570T, i5 4430, i5 4430Sが投入されるという。
Details of Intel "Rangeley" Atom processors(CPU World)

CPU Worldでは数ヶ月ほど前に、次世代Atom SoCとなる“ValleyView”と“Avoton”について紹介した。これらは次世代Atomアーキテクチャとなる“Silvermont”を使用するものとなる。“ValleyView”はタブレットやデスクトップ、Mobile、組み込み向けに使用されるULV microprocessorとして投入され、“Avoton”はマイクロサーバー市場に充当される。
この2種類のプラットフォームに加え、Intelはもう1つ“Rangeley”と呼ばれるネットワーク・通信機器向けのAtom processorを計画している。この製品は最大8-coreのCPUコアと数々のI/Oコンポーネントを統合してSoCとしたものになる。
AMD Radeon HD 8950 Listed in Catalyst 13.1(VideoCardz)
AMD Leaks Non-OEM Radeon HD 8950 in Catalyst 13.1 WHQL Driver(WCCF Tech)
AMD Catalyst 13.1 WHQL Drivers Available(AnandTech)
AMD Catalyst 13.1 is now available(Legit Reviews)
AMD Catalyst 13.1 WHQL Drivers Released(techPowerUp!)
「12.11 Betaまとめ+追加のバグ修正」的な公式最新版「Catalyst 13.1」(4Gamer.net)

Catalys 12.11 Betaドライバにさらに改良を行う形で、AMDはCatalys Software Suite Version 13.1を正式発表した。Catalys 13.1 WHQLドライバはCatalys 12.11 Beta 11までに行われた性能改善などの改良が全て含まれたものとなり、またWindows 8やWindows 7ユーザー向けにいくつかの問題解決も行われたものとなる。

Catasly Control Centerは3D Application Settingsの項目が新たなデザインとなって改良され、アプリケーション毎に個別に3Dの設定を調整できるようになった。