北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Seagate promises 6TB drives this year(bit-tech.net)

Seagateは2014年第2四半期にデスクトップ向けの容量6TBのHDDを投入すると宣言した。この計画は競合であるWestern Digitalへ追いつくためのものであろう。

Western Digitalの子会社であるHGSTは昨年11月に3.5インチで6TBの容量を実現するUltrastar He6 6TBをリリースしている。このUltrastar He6 6TBは斬新な製造技術で容量の劇的な増加を実現した。具体的には通常、HDDの内部には空気が入っているが、Ultrastar He6 6TBではこの代わりにヘリウムを充填し回転時の抵抗を減じた。これにより、標準的なHDDの筐体に7枚のプラッタを内蔵することを可能とした。
NVIDIA GeForce GTX 750 With Maxwell GPU Photo(Guru3D)
NVIDIA GeForce GTX 750 detailed(VideoCardz)
Nvidia GTX 750 and GTX 750 Ti coming on February 18th(Fudzilla)
「2万円切らないと厳しいでしょう」(1/30) ・・・某ショップ店員談(hermitage akihabara)

中国語のリテールショップであるTMall in DIY /OEM kitに“Maxwell”を搭載されているというGeForce GTX 750のものとされる写真が掲載された。このGeForce GTX 750はコア周波数が1020MHzとなる模様で、この他にもGeForce GTX 750のスペックの一部が記載されていた。
HGST's helium-filled He6 6TB hard drive selling for $800(The Tech Report)
Hitachi 0F18335 6TB 64MB 7200RPM SATA ULTRA 512N(Amazon.com)

HGSTは昨年11月にUltrastar He6 6TBを発表した。このUltrastar He6 6TBは3.5インチで6TBの容量を実現する初のHDD製品で、さらにヘリウムが充填されているのが特徴となる。Ultrastar He6 6TBは当初、“限定された顧客”のみが利用できるとされていたが、現在では一部のオンラインアウトレットで見ることが出来るようになっている。例えばDiscountTechnologyではUltrastar He6 6TBのSAS版が$895で販売されており、またAmazonのパートナーであるMemory Expo USAではSATA版を$798で販売している。どちらのショップも在庫ありとなっている。
AMD unveils Opteron A1100 ARM processors(bit-tech.net)
It Begins: AMD Announces Its First ARM Based Server SoC, 64-bit/8-core Opteron A1100(AnandTech)
AMD unveils 64-bit ARM-based Opteron A1100 processors(HEXUS)
AMD Introduces ARM-based Opterons, Outlines Bullish Business Goals(Bright Side Of News)
AMD reveals ARM-based Opteron A1100 series(The Tech Report)
AMD Announces ARM-Based Server CPU and Development Platform(Guru3D)
AMD Announces ARM-Based Server CPU and Development Platform(techPowerUp!)
AMD、同社初のARMアーキテクチャプロセッサ「Opteron A1100」(Impress PC Watch)
AMD to Accelerate the ARM Server Ecosystem with the First ARM-based CPU and Development Platform from a Server Processor Vendor(AMD)

AMDは1月28日、64-bit ARM CPUをベースとした最初のプラットフォームを披露した。この64-bit ARMベースのサーバーCPUは28nmプロセスで製造され、まず規定のサーバーベンダーに提供される。またAMDはこのサーバー向けARM CPU―Opteron A1100とその開発プラットフォームのサンプルがまもなく登場することも明らかにした。そしてAMDはこのOpteron A seriesを用いた新たなMicro server designをOpen Compute Projectとして推進する。このプラットフォームは“Group Hug”と呼ばれる標準的なスロットアーキテクチャ規格をマザーボードに搭載する。
NVIDIA GeForce GTX 750 Ti specifications and benchmarks leaked(VideoCardz)
Maxwell GTX 750 (Non-Ti) Inbound Aswell – Will Require No External Power Supply(WCCF Tech)
GeForce GTX 750 Ti Benchmarked Some More(techPowerUp!)

最初の“Maxwell”は既に世に放たれているようだ。PCOnline forumにGeForce GTX 750 Tiのスペックとベンチマークスコアが掲載された。

投稿されたGPU-Zのスクリーンショットを見ると“Maxwell”を搭載するというGeForce GTX 750 Tiは960のCUDA coreを搭載する。興味深いのは、CUDA coreが比較的多い割にはメモリインターフェースが128-bit、ROPが16であり、メモリ周りが明らかにボトルネックとなっているであろうことが推測できる。
GeForce GTX TITAN Black Gets First Listing(techPowerUp!)
ASUS GeForce GTX TITAN BLACK and GTX 790 with 6GB memory listed (Update) (VideoCardz)
AMD Vesuvius R9 290x x2 Inbound – GTX 790 and GTX TITAN Black Listed(WCCF Tech)

今度登場すると言われているNVIDIAのハイエンドグラフィックカード―GeForce GTX Titan Black Editionがオンラインショップに掲載された。GeForce GTX Titan Black Editionを掲載したのはフィンランドのMultitronic Webshopで税込み974.90ユーロとなっている。税抜き価格では786.21ユーロであり、ドルに換算すると$1071程度となる。この価格はGeForce GTX Titan Blackが$999のGeForce GTX Titanを置き換えという見方に合致するものである。現在のGeForce GTX TitanはGeForce GTX 780 Tiにゲーム性能では食われており、GTX Titanの優位点は6GBのメモリとGPGPU時の倍精度浮動小数点演算性能のみとなっていた。
ASUS ThunderboltEX II Add-on Thunderbolt 20 Gbps Cards Now Available(techPowerUp!)
ASUS ThunderboltEX II Add-on Thunderbolt 20 Gbps Cards Released(Guru3D)
ThunderboltEX II(ASUS)

ASUSは第2世代のThunderbolt拡張カードとなる“ThunderboltEX II series”を発表した。ラインナップとしては1ポートの“ThunderboltEX II”と2ポートの“ThunderboltEX II DUAL”がある。搭載するチップは前者がIntel DSL5320、後者がIntel DSL5520である。どちらもThunderbolt 2.0に対応しており、1本のケーブルで20Gb/sの帯域を得ることが出来る。
Intel Xeon E5-4624L v2 to launch in Q1 2014(CPU World)

昨年9月にIntelはDual processor向けでLGA2011対応の“IvyBridge-EP”をXeon E5-2600 v2としてローンチした。これらのCPUはコア数とキャッシュが先代の“SandyBridge-EP”と比較し、最大1.5倍に増量されている。そしてさらなるLGA2011 CPU製品として、この2014年第1四半期中にQuad processorシステム向けのXeon E5-4600 v2が予定されている。現在、CPU WorldではXeon E5-4600 v2のSKUとして8種類があるという情報を得ているが、さらにこれに加えてXeon E5-4624L v2が組み込み向けに登場するようである。Xeon E5-4624L v2は10-coreで大容量のL3キャッシュを搭載し、さらにXeon E5-4600 v2 seriesの中では最も低い消費電力となる。
Windows 8.1 Update 1 to introduce shutdown button(bit-tech.net)
Report: Win8.1 update adds power button, smarter context menus(The Tech Report)

Windows 8.1 Update 1のスクリーンショットが掲載され、スタートスクリーンにシャットダウンと検索のボタンが追加されたことが明らかになった。

このスクリーンショットはロシアのWebサイトであるWZorが掲載したものである。このスクリーンショットではスタートスクリーンの右上に新しいボタンが配置されていることがわかる。なお、現在シャットダウンを表示させるにはチャームを表示させてシャットダウンの設定にアクセスする必要がある。
Intel prepares Xeon Phi 7120D coprocessor(CPU World)
Intel Xeon(R) Phi(TM) Product Family Performance(Intel / PDFファイル)

IntelはXeon PhiとしてXeon Phi 3100番台、5100番台、7100番台の3種類を用意している。このうちXeon Phi 7100番台はハイエンド向けと位置づけられXeon Phi 7120Pと7120Xがラインナップされている。どちらも、PCI-Expressカードとして提供される。
そしてさらにこれに加え、Intelは高密度フォームファクタ向けにXeon Phi 7120Dというものが用意されているという。そしてXeon Phi 7120Dのベンチマークやスペックは "Intel Xeon Phi Product Family Performance" と題された資料で見ることが出来る。
GIGABYTE Launches BRIX Gaming Mini PC Barebone(techPowerUp!)
GB-BXA8G-8890 (rev. 1.0) (Gigabyte)

Gigabyteは同社の小型PCキットであるBRIXにAMDのA8-5557M APUとRadeon R9 M275Xを組み合わせたBRIX Gaming―“GA-BXA8G-8890”を発表した。

今回発表されたBTIX Gaming―“GA-BXA8G-8890”は59.6×128×115.4mmで、手のひらにも載せられる程度のサイズである。ProcessorにはA8-5557M APUを、GPUにはRadeon R9 M275Xを搭載する。またストレージとしてmSATAと2.5インチドライブに対応する。また背面にはHDMIとminiDisplayPortを搭載し、Dual-display出力が可能である。

Radeon R9 M275XはGDDR5 2GBを搭載する単体GPUで、上等の3D gaming性能とGPU-accelerated application性能を提供する。Radeon R9 M275XはDirectX 11.1, ShaserModel 5.0, OpenGL 4.1などの最新のAPIに対応し、またOpenCL 1.1のサポートにより一般アプリケーションでのGPU支援性能も確保している。

スペックを以下にまとめます。
Windows 8.1 Update 1 could arrive in March, bring memory optimization for low-cost tablets(VR-Zone)
Windows 8.1 Update 1 reportedly set for March 11 release(Guru3D)
Microsoft's Windows 8.1 Update 1: Rumored release target is March 11(ZDNet)

Windows 8.1 Update 1が2014年3月にリリースされる模様である。このUpdate 1低価格タブレットのために必要なメモリ容量とディスク容量が低減されるよう、目に見えない部分の改良が行われるという。
Intel Rolls Out Celeron "Bay Trail" Based NUC(techPowerUp!)
Intel's Bay Trail NUC is available online(The Tech Report)
Intel Bay Trail NUC Kit DN2820FYKH Arrives For Just $128(Legit Reviews)

IntelはNUCに“BayTrail-M”を搭載したモデルを準備している。このNUCの型番は“DN2820FYKH”で、Celeron N2820を搭載する。Celeron N2820は2-core / 2.40GHzでTDPは7.5Wである。メモリはDDR3L SO-DIMMに対応し、1スロットが用意される。ストレージはSATA 3.0Gbpsポートが1ポートである。USBはUSB 3.0が1ポート、USB 2.0が2ポートである。画像出力としてはHDMIを搭載する。ネットワーク機能としてはGigabitEthrenet, IEEE 802.11b/g/n Wireless LAN, Bluetooth 4.0をサポートする。この他ステレオオーディオを搭載する。寸法は11.6×112×55mmで、VESA wall-mountに対応する。
価格は$139が予定されている。


以下にスペックをまとめます。
Intel plans more Bay Trail-T processors for tablets(CPU World)
Intel to launch more Bay Trail-T parts(Fudzilla)

12月のDigiTimesの報道によると、Intelは“BayTrail”の廉価版を予定しているという。そしてそれに該当すると思われる“BayTrail”のモデルナンバーがリークした。これによると、Intelは2014年上半期に追加のAtom Z3700 seriesを異なる価格帯のタブレット向けにリリースする模様である。

Atom Z3775Dは$200以上の価格帯に投入され、Windows 8またはAndroidを搭載する製品に向けたものとなる。Atom Z3775Dと搭載デバイスは2014年第1四半期末に登場するとロードマップには描かれている。
Intel on Track with “Broadwell” Production in Q1 – Company.(X-bit labs)

Intelは先週、14nmプロセスを使用する次世代CPU―“Broadwell”について予定通りこの第1四半期中に大量生産を開始すると述べた。Intelは“Broadwell”を第3四半期に製品として投入予定である。

「イールドは第4四半期中に劇的に向上し、この第1四半期後半に“Broadwell”の生産を始められるとはっきりと言うことが出来る。我々の顧客やパートナーは引き続きComputing exerciseの発展の享受することが出来る。現在70近くの2-in-1製品が存在しており、優れたバッテリ駆動時間と性能を様々な価格対において提供している」
IntelのCEOであるBrian Krzanich氏はこのように述べている。
Microsoft Might Launch Windows 9 “Threshold” This November – Rumour.(X-bit labs)

WZorによると“Threshold”のコードネームで呼ばれるWindows 9のRTMが2014年10月21日に予定されているという。そしてWindows 9が公式にリリースされるのは2014年11月末だという。つまり、この情報通りであれば今年のHoliday seasonのPCには新しいOSが搭載されていることになる。

以前の情報ではこの次世代Windowsは2015年4月と言われていた。そして今年4月のBuild conferenceでMicrosoftが公式に“Threshold”について、その展望と機能を明らかにするだろうと予想されていた。
OCZ Storage Solutions Announces the Vertex 460 SSD Series(techPowerUp!)
Vertex 460 - SATA 3 2.5" SSD(OCZ)
(レビュー)
OCZ Vertex 460 240GB SSD Full Review - Now with Toshiba 19nm flash(PC Perspective)
OCZ Vertex 460 (240GB) Review(AnandTech)
OCZ Vertex 460 SSD review - Introduction(Guru3D)

OCZは1月22日、Vertex 460 SATA III SSD seriesを発表した。Vertex 460は先進的なストレージ性能とともに比類なきメインストリームソリューションを受け継ぐものとなり、現在のクライアントアプリケーションに求められる信頼性と品質を備える。

Vertex 450は20nmプロセスのNANDを用いていたが、Vertex 460はコントローラにBarefoot 3 M10を用い、NANDフラッシュに東芝の19nm MLC NANDを用いる。これによりよりコスト対効果に優れたSSD製品に仕上がっている。

スペックを以下にまとめます。
AMD A-Series "Kaveri" Performs Better with Dual-Rank DIMMs: Report(techPowerUp!)
AMD Kaveri, and the memory(ComputerBase.de / ドイツ語)

CompterBasel.deの検証によるとAMDの最新のA series APUである“Kaveri”はDual-rankのメモリモジュールを用いた方が明らかに良好な性能を得られるという。この検証では1chにそれぞれDual-rankのメモリを1枚ずつ挿して合計2枚で動作させた時に最も良好な性能が得られたと述べている。またSingle-rankの場合は2枚よりも4枚で動作させた方が良好な性能が得られるとしている。また、同じ報告で“Kaveri”におけるDDR3-2400の有効性についても言及しており、DDR3-2400を用いることにより、DDR3-1866を用いた時の性能から15.2%の向上が得られたと述べている。
ASUS GeForce GTX 750 Ti "Maxwell" Sees First Listing(techPowerUp!)
ASUS GeForce GTX 750 Ti listed, coming mid-February?(VideoCardz)
Nvidia GTX 750 Ti Maxwell listed in Europe(Fudzilla)
Maxwell Finally Gets Listed – Nvidia GTX 750 Ti with 2GB GDDR5 Memory and $225(WCCF Tech)

ハンガリーのオンラインショップでASUSのGeForce GTX 750 Ti搭載カード―“GTX750TI-OC-2GD5”が掲載されている。“GTX750TI-OC-2GD5”の価格は税込みで約$225で、予価であるということを差し引いてもいやに高く、GeForce GTX 660とGTX 760の中間の価格となっている。
AMD Debuts New 12- and 16-Core Opteron 6300 Series Processors(techPowerUp!)
AMD releases new 12- and 16-Core Opteron 6300 Series Processors(Guru3D)
16-core ''Warsaw'' CPUs added to Opteron lineup(The Tech Report)
AMD expands Opteron 6300 series with 6338P and 6370P CPUs(CPU World)
AMD Extends Opteron 6300 Series with 99W Warsaw CPUs(Brogjt Sode Of News)
AMD、TDP 99WのSocket G34用16コアCPU「Opteron 6370P」(Impress PC Watch)
AMD Offers New Levels of Efficiency with 12- and 16-Core Additions to the AMD Opteron 6300 Series(AMD)
AMD Opteron(TM) 6300 Series Processors(AMD)

AMDは1月22日、16-coreと12-coreのOpteron 6300 seriesの新製品を発表した。これらは“Warsaw”のコードネームで呼ばれていたもので、エンタープライズ向けの製品となる。“Warsaw”は“Piledriver”コアを用いており、従来のOpteron 6300 series(“Abu Dhabi”)とはSocket、ソフトウェアで完全な互換性を有する。今回の新製品は良好な電力効率とコストパフォーマンスを特徴としており、業界で最もコスト対効果に優れたOpen Compute PlatformであるAMD Open 3.0 Open Compute Platformに対応する。
AMD to launch FS1B processors in February, say motherboard makers(DigiTimes)
Specs leak out for desktop Kabini processors(The Tech Report)

台湾のマザーボードメーカー筋の情報によるとAMDはA6-5350 (4-core / 2.05GHz), A4-5150 (4-core / 1.05GHz?), E2-3850 (4-core / 1.30GHz), E1-2650 (2-core) で構成されるSocketFS1b APUを$30~60で2月に投入する。

そのマザーボードメーカーの情報によると、AMDは2014年に150万のSocketFS1b APUの出荷を見込んでいるという。

SocketFS1b APUはPentium J2850やCeleron J1850, J1750などの“BayTrail-D”への対抗製品となる。
Qualcomm Working On New 64-Bit And Octa-Core Chips(theDROIDguy)
64bit対応「Snapdragon 810(仮称)」の仕様が流出─2.5Ghzオクタコア、Adreno 430(リンゲルブルーメン)

QualcommはMSM8994/APQ8094と呼ばれる8-core processorを準備している模様である。MSM8994/APQ8094は20nm HKMGプロセスを使用して製造され、64-bitアーキテクチャが採用される。CPUコアの周波数は2.50GHzとなる。GPUはAdreno 430となり、GPU周波数は500MHzとなる。

Qualcommは最初に64-bit ARM processorを投入した、あるいは最初に8-core ARM processorを投入したわけではないが、Snapdragonは様々なMobileデバイスで広く使われているため、Qualcommが64-bit対応あるいは8-coreの製品を投入することは非常に興味深いことである。

以下に特徴をまとめます。
GeForce GTX TITAN "Black Edition" to be Followed by GeForce GTX 790?(techPowerUp!)
Rumor: GeForce GTX Titan Black Edition and GTX 790(Guru3D)
NVIDIA to launch GeForce GTX TITAN Black Edition and GeForce GTX 790(VideoCardz)
NVIDIA GeForce GTX 790 Dual-GK110 and GeForce GTX Titan Black Edition In The Works?(WCCF Tech)
GeForce GTX TITAN Black Edition And GTX 790 Details Surface(CPU World)

NVIDIAは2月にGeForce GTX 790となるであろうGK110のDual-GPUカードをローンチし、その後3月にGeForce GTX Titan "Black Edition"を投入するという。そしてこれらはNVIDIAが次の20nmプロセスでハイエンドGPUを製造するまでの間を支えるカードとなる。
AMD’s FS1b socket to get new chips and a rebrand(VR-Zone)
AMD FS1b SoC Socket to be Branded "AM1"(techPowerUp!)

サプライチェーンの情報によると、AMDはSocketFS1bをSocketAM1に改名するようである。

AMDはSocketFS1bに対応するAPUを3月に投入する。これらは“Jaguar”コアを用いたものとなり、先代の“Bobcat”よりも10%程度高速化される。しかしながらSocketFS1b/AM1のメモリの対応は64-bit DDR3のみに制限される。
Second Wave of Kaveri APU to Debut in Q2 2014 – Dual Core A6-7400K and A4-7300 APU Included(WCCF Tech)
More AMD Kaveri APUs coming in Q2 2014(CPU World)

“Kaveri”は1月14日に発売されたが、現在ラインナップされているのはA10-7850KとA10-7700K、A8-7600のみである。WCCF Techでは“Kaveri”の第2弾が2014年第2四半期に登場するという情報を得た。

第2弾では“Kaveri”をより広く、異なる価格帯にも投入する。具体的にはミドルレンジからローエンドまでをカバーするものとなる。

第2弾の“Kaveri”は4-core APUが1種類、2-core APUが2種類となる。4-coreの“Kaveri”はA10-7800でiGPUに512spのRadeon R7 seriesを搭載する。L2キャッシュ容量は4MBである。TDPは65Wとなる。メモリはDDR3-2133まで対応する。
Intel refreshes Core i5 and Core i7 mobile lineups(CPU World)
Intel adds new performance Mobile CPUs like Core i7-4940MX(Guru3D)
Intel Launches Ten New Mobile Processors(techPowerUp!)

Intelは1月19日、“Haswell”コアのMobile向けCPU製品の価格表を更新し、10種類の新CPUを投入した。その内訳であるが4-coreのCore i7 MX/MQ/HQ seriesが4種類、2-coreのCore i7 M seriesが1種類、Core i5 M seriesが2種類、Core i5 U seriesが2種類、Celeron U seriesが1種類である。

以下にラインナップを列挙します。
AMD Opteron "Warsaw" CPUs spotted(CPU World)

AMDの現行のハイエンドサーバー向けCPUで2,4-wayに対応するOpteron 6300 seriesは2012年11月にローンチされた。コードネームは“Abu Dhabi”と呼ばれ、最高16-coreまでの“Piledriver”CPUコアと、最大16MBまでのキャッシュを搭載し、また(現時点での)最新のx86拡張命令に対応する。
AMDの公式ロードマップではこの“Abu Dhabi”に続くCPUは“Warsaw”となる。“Warsaw”もまた32nmプロセスで製造される。現時点では“Warsaw”の詳細の多くはわかっていないが、12-coreと16-coreがラインナップされ、また現行の“Abu Dhabi”よりもPeformance-per-wattが向上する。“Warsaw”は2014年第1四半期に登場予定であるが、その一部がオンラインショップのShopBLTに掲載された。
GeForce GTX 750 Ti "Maxwell" First Performance Numbers Out(techPowerUp!)
GeForce GTX 750 Ti "Maxwell" Performance Numbers Leak(Guru3D)
NVIDIA GeForce GTX 750 TI is 15% slower than GTX 660?(VideoCardz)
Maxwell Nvidia GTX 750 Ti is Apparently Slower than the GTX 660 – Allege Leaked Benchmarks(WCCF Tech)
GTX 750 Ti performance baked! The first Maxwell?(Coolaler.com / 繁体中文)

“Maxwell”系列のGPUコアを使用するGeForce GTX 750 Tiが2月中旬に登場するという話が出てきているが、今回Coolaler.comがそのGeForce GTX 750 Tiのベンチマークスコアを掲載した。今まではGeForce GTX 750 Tiの性能は前世代のGeForce GTX 660とGeForce GTX 760の中間に位置するのではないかと予想されてきたが、今回のベンチマークスコアを見るとGeForce GTX 750 Tiの性能はGeForce GTX 660よりも10~15%程低い。つまり、GeForce GTX 750 TiはGeForce GTX 660とGeForce GTX 650 Ti Boostの中間の性能となる。
Benchmark Nvidia Tegra K1 SoC surfaces: 3.75x the speed of Tegra 4(Hardware-Infos.us)
Nvidia Tegra K1 Benchmarks from Lenovo ThinkVision 28(Tom's Hardware)

先日、NVIDIAはTegra K1 SoCを公式に明らかにした。そしてこのTegra K1のベンチマークスコアが明らかになった。

Tegra K1は192基のCUDA coreで構成されるiGPUを特徴とし、4-coreモデルと2-coreモデルが用意される。4-core版は32-bitのCortex-A15 CPUを搭載し、最高周波数は2.30GHzである。2-core版は64-bitの“Denver”CPUを搭載し、最高周波数は2.50GHzである。TDPは5Wである。

今回、GLBench T-Rex 2.7 benchmarkのスコアが明らかになった。Tegra K1はFull HD環境において60fpsを維持しており、Tegra 4と比較すると約3.75倍、Apple A7 SoCと比較すると約2倍のスコアであった。そしてIntelのHD graphics 4200や4400よりも高速という結果となった。
◇20nmプロセス
TSMC Begins Volume Production of Chips Using 20nm Process Technology.(X-bit labs)

TSMCは1月16日、計画より1ヶ月前倒しで20nmプロセス技術を使用した製品の大量生産を開始したことを明らかにした。具体的にどのチップが生産に入ったのかは明らかになっていないが、新プロセスではより複雑なSoCを製造することが出来、性能の向上と消費電力の低減が期待される。