北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
ASUS Announces the TUF Sabertooth Z170 Mark 1 Motherboard(techPowerUp!)
SABERTOOTH Z170 MARK 1(ASUS)

ASUSは8月28日、高耐久性を誇るTUF seriesのマザーボードの新製品として、“TUF Sabertooth Z170 Mark 1”を発表した。この“TUF Sabertooth Z170 Mark 1”ではTUF Thermal ArmorやFortifier technogyを始め、TUF ICe, TUF Thermal Rader 2, TUF Detetive 2などTUF seriesならではの技術・機能が搭載される。

スペックを以下にまとめます。
Details of 6th generation Core M processors(CPU World)

Intelはこの数日以内にデスクトップ向け“Skylake”の追加モデルとMobile向け“Skylake”をローンチする。Mobile向け“Skylake”としては“Skylake-H”、“Skylake-U”、“Skylake-Y”の3種類がある。“H”は高性能向けであるがその分消費電力も中等度のものとなる。一方、“U”と“Y”はMobile向けに最適な製品となり、非常に低いあるいはそれ以上に低い消費電力で動作する。このうち“Y series”となるCore m7 6Y75, m5 6Y57, m5 6Y74, m3 6Y30のスペックが明らかになった。
MSI Launches the Z170I Gaming Pro AC Mini-ITX Motherboard(techPowerUp!)

MSIは8月27日、Intel Z170チップセットとLGA1151 socketを搭載するMiniITXマザーボード―“Z170I Gaming Pro AC”を発表した。

スペックは以下の通りです。
AMD Radeon R9 Nano Unleashed at $649 – Fastest Mini-ITX Card With Full Fiji GPU, 4 GB HBM and Performance Faster Than a GTX 980(WCCF Tech)

8月27日にAMDは“Fiji”を搭載する最新のグラフィックカード―Radeon R9 Nanoを発表する。Radeon R9 Nanoは最速のMiniITX対応グラフィックカードとして登場することになる。

このWCCF Techの記事の後半に非常に興味深いQ&Aが掲載されています。その回答内容をまとめると以下となります。
AMD Details Carrizo APUs Energy Efficient Design at Hot Chips 2015 – 28nm Bulk High Density Design With 3.1 Billion Transistors, 250mm2 Die(WCCF Tech)

AMDは第6世代のAPUとなる“Carrizo”を6月上旬のComputex 2015で発表した。そして先日開催されたHot Chips 2015でAMDは“Carrizo”についてプレゼンテーションを行い、より多くの情報を明らかにした。プレゼンテーションにおいて“Carrizo”が28nmプロセスで製造され、電力効率を重視した設計であることが示された。
AMD Radeon R9 Nano confirmed to feature 4096 Stream Cores(VideoCardz)
AMD Radeon R9 Nano Core Configuration Leak(Guru3D)
AMD Radeon R9 Nano Core Configuration Detailed(techPowerUp!)
AMD Radeon R9 Nano specs leaked ahead of unveil(VR-Zone)
Specs of AMD Radeon R9 Nano confirmed: 4096 SPs, 8.19TFLOPS(KitGuru)
Detailed Photos of AMD Radeon R9 Nano Surface (Confirmed)(PC Perspective)

Radeon R9 NanoはRadeon R9 Fury Xを小型化したもので、水冷機構を不要としたものである。そしてこのRadeon R9 Nanoはこの2日以内にリリースされるとみられているが、そのスペックはRadeon R9 Fury Xに非常に近いものとなる。
AMD readies A8-7690K and A10-7890K APUs(CPU World)

AMDは“Godavari”世代のAPUとしてA10-7870KとA8-7670Kを発表しており、また2-coreのA6-7470KやGPUを搭載したAthlon X4 850, X4 870Kも準備が進められている。A10-7870Kの周波数は3.90GHzである。
しかし、これらよりもさらに上のSocketFM2+対応APUとしてA10-7890KとA8-7690Kが準備されている模様で、これらはいずれも倍率ロック解除仕様となる。
Some details of Core i3 and Pentium "Skylake" CPUs(CPU World)

8月31日の週にIntelは“Skylake”世代のデスクトップ向け―つまりLGA1151に対応するCore i seriesとPentiumをローンチする。Core i7とCore i5は9月1日に、Core i3とPentiumはアジア地区では同じ9月1日に、その他の地区では9月末に登場するといわれている。
過去の情報ではCore i3とPentiumは合計で10種類がラインナップされるといわれていたが、その詳細は不明である。しかし、今回そのうちの2種類―Core i3 6100とPentium G4400の詳細が明らかになった。


まずCore i3 6100のスペックですがまとめると以下のようになります。
Western Digital Black family gets 5TB, 6TB models(bit-tech.net)
WD、従来モデルから最大29%の高速化を謳う「WD Black」6TBモデル (Impress PC Watch)
WD、「WD Red Pro」シリーズに5TB/6TBモデルを追加(Impress PC Watch)
WD Expands Its Performance Level Desktop Hard Drives to 6 TB Capacity(WesternDigital)
WD Red Pro Drives Now Available In 6 TB(WesternDigital)

WesternDigitalは8月20日、エンスージアスト向けとして位置づけられているWD Blackに5TBと6TBモデルを追加した。
これらは従来の最上位モデルであった4TBモデルと比較し、2最大29%の性能向上を果たし、またPCMark Vantageでは10%のスコア向上を実現したという。WesternDigitalによるとこの性能の向上はプラッタ密度の上昇、増量された128MBのDRAMキャッシュとDynamic caching algorithm、そしてコントローラに使用されるDual-core processorによるという。
Intel readies ‘5×5’ upgradeable mini PC form-factor with LGA socket(KitGuru)
Intel Launches New Socketed 5x5 mini-PC Motherboards(AnandTech)

IntelはNUC (Next Unit of Computing) として小型ながら高い性能を有する小型PCを投入している。しかし、このNUCは選択肢が限られる上にアップグレードを行うことは不可能であった。一方、MiniITXシステムは全てのタイプのCPUをサポートし、アップグレードも可能であるが、NUCよりは大型であった。そこで小型のサイズはそのままにCPUの選択を可能にしようとするプラットフォーム―“5×5”が計画された。

HEXUSにはこの“5×5”に関するスライドが掲載されています。
AMD Radeon R9 Nano tipped for launch on Thursday(HEXUS)
AMD Radeon R9 Nano was launched this August 27th.(ZoLKoRN)
AMD Radeon R9 Nano Nears Launch, 50% Higher Performance per Watt over Fury X(techPowerUp!)
AMD Radeon R9 Nano coming next week(VideoCardz)

Radeon R9 Nanoは今週ローンチされると報道があった。タイのWebサイトであるZolkornによるとRadeon R9 Nanoのローンチ予定日は8月27日木曜日であるという。1ヶ月前にはRadeon R9 NanoがRetailerに出荷されているという報道もあった。
Intel Swift Canyon NUC Shown At IDF with Skylake-U CPU and DDR4 Memory!(LegitReviews)
Skylake NUC spotted at IDF? (FanlessTech)

IDF 2015で設置されたKingstonのブースにHyperX DDR4 Impact seriesを搭載した“Future Mini PC”が展示されていた。その特徴からこの“Future Mini PC”は“Skylake”世代のNUCである“Swift Canyon”と考えられた。
何故唐突に艦これの話題? とお思いになる方もおられるかもしれませんが、過去に2度ほどこういったエントリーを書いていたりします。

そして前回はあの2013年秋―鉄底海峡イベントでE-4攻略を断念したというエントリーでした。

それから2年、再びアイアンボトムサウンドと飛行場姫が帰ってきました。それを記念して(?)というわけではありませんが、2015年夏―第二次SN作戦E-7丙を攻略しましたのでその記録を残したいと思います。
AMD readies three new GPUs: Greenland, Baffin and Ellesmere(KitGuru)
AMD upcoming Greenland GPU may feature up to 32GB of ultra-fast HBM(VR-Zone)
AMD’s Greenland GPU May Feature Up To 32 GB of HBM2 Memory – Around 15-18 Billion Transistors, Two New GPUs Leaked(WCCF Tech)

AMDが2016年に予定しているGPU群―“Arctic Islands”は3種類のGPUから構成される。その3種類は“Greenland”、“Baffin”、“Ellesmere”と呼ばれる。このうち“Greenland”はフラッグシップGPUとなり、“Baffin”と“Ellesmere”はそれぞれハイエンドとメインストリームをになう。
Intel to release 22-core Xeon E5 v4 “Broadwell-EP” late in 2015(KitGuru)

Intelは次の世代のサーバー向けCPU製品となるMulti-coreのXeon E5 v4 series―“Broadwell-EP”について再度リリースの計画を説明した。“Broadwell-EP”については今年初めにキャンセルされたという噂も流れていた。しかし“Broadwell-EP”は今年末にローンチされ、コア数とメモリ帯域が増加する。またマイクロアーキテクチャの改良も施される。
Specifications of Intel Skylake-H mobile processors(CPU World)

この2週間以内にIntelはMobile向けの“Skylake”をリリースする。リリースされる“Skylake”は高性能ノートPC向けと超薄型・軽量ノートPC向け両方がラインナップされるが、このうち前者については“Skylake-H”と呼ばれるSKUがになう。“Skylake-H”はCPUとGPUの性能が引き上げられるが、その分消費電力も高めとなる。
初期の情報では“Skylake-H”のラインナップとしてCore i7 6920HQ, i7 6820HQ, i7 6820K, i7 6700HQ, i5 6440HQ, i5 6300HQ, i3 6100Hが伝えられていた。そしてこれらは9~10月にリリースされると言われていたが、今回そのスペックが明らかになった。


明らかになったスペックは以下の通りです。
AMD to offer mobile business-class Carrizo APUs(CPU World)

“Carrizo”は6月にMobile向けの4-coreのモデルが3種類発表された。AMDは“Carrizo”のさらなる追加モデルを予定しており、その中には2-coreのA6-8500PやいくつかのBusiness-classモデルが含まれる。

ラインナップとスペックは以下の通りです。
E5-2600 v4 with DDR4-2400 turn of the year(ComputerBase.de / ドイツ語)

“Broadwell-EP”は現行の“Grantley”プラットフォームをリフレッシュするべく“Haswell-EP”の後継製品として登場する。現在、“Broadwell”はbig test phaseに入っており、ローンチは2016年第1四半期が見込まれている。

ここで示されたスライドは“Upcoming Intel(R) Platforms Continues to Support DDR4”と題されたものです。
Intel plans to support VESA Adaptive-Sync displays(The Tech Report)
Intel (Allegedly) Plans DisplayPort Adaptive-Sync(PC Perspective)

The Tech Reportによると、IntelはAdative-Syncのサポートを決定したようである。しかし、現在のIntelの製品で行われるものではない。David Blythe氏も具体的な対応製品や登場時期のコメントは避けた。
Coming in 2016: Intel Optane SSDs based on 3D Xpoint memory(The Tech Report)
Intel pledges 2016 launch for 3D XPoint-based Optane(bit-tech.net)
Intel Readies First Consumer SSD Based on 3D Xpoint Memory(techPowerUp!)
【イベント速報】現行SSDより7倍速い3D Xpoint搭載SSDのデモが初公開(Impress PC Watch)
Intel、3D XPointベースのSSDやCurieの実シリコンをデモ(Impress PC Watch)

Intelは2016年に“Intel Optane”のブランド名で3D Xpoint technologyを用いたSSD製品をローンチすることを明らかにした。

3D Xpoint technologyは7月28日にIntelとMicronより発表された不揮発性メモリで、25年間のメモリの歴史において全く新しいカテゴリのものであるとされています。その性質として、NAND Flasyと比較し最高1000倍の速度を実現する一方、Cross Point Architectureにより一般的なメモリに対して10倍に密度を実現したとIntelのプレスリリースでは解説されています。
NVIDIA launches GeForce GTX 950(VideoCardz)
NVIDIA Maxwell Based GeForce GTX 950 Launched – $159 US Priced, Entry Level 1080P Graphics Card For Gamers(WCCF Tech)
NVIDIA Launches GeForce GTX 950; GM206 The Lesser For $159(AnandTech)
NVIDIA Announces the GeForce GTX 950 Graphics Card(techPowerUp!)
GeForce GTX 950(GeForce.com)

NVIDIAは8月20日、“Maxwell”アーキテクチャのミドルレンジ製品となるGeForce GTX 950を発表した。GeForce GTX 950は低価格でゲームを楽しみたいユーザー向けとして位置づけられ、解像度1080pで幅広いゲームをプレイできるようなグラフィックカードとなり、価格は$200以下となる見込みである。

先日の情報通りGeForce GTX 950はGeForce GTX 960で使用されているGM206を使用した製品で、“GM206-250-A1”と呼ばれるGM206のカットダウン版のコアが使用されます。フルスペックとされるGM206-300-A1が1024のCUDA coreを搭載するのに対し、GeForce GTX 950のGM206-250-A1はCUDA core数が768、TMUが48となります。

スペックは以下の通りです。
Intel Skylake Microarchitecture Detailed(techPowerUp!)
Intel Skylake Architecture Preview Quick Take From IDF 2015(Hot Hardware)
Intel Skylake Processor Architecture Overview - Scaling from tablets to servers(PC Perspective)

IDF 2015で開催されたJulius Mandelblat氏 (Senior Principal Engineer at Intel) のセッションで“Skylake”のCPUコアにおける変更点が語られた。コアの変更とともに内部接続とメモリインターフェース、電力・温度管理機能についても改良が施されていることが明らかにされ、結果プラットフォームレベルでの改良となっているという。一方、性能については詳しくは語られなかった。

いくつかのスライドが掲載されていますので順番に見て行きたいと思います。
Launch schedule of mobile Intel Skylake processors(CPU World)
Specifications of Intel Skylake-U processors leaked(CPU World)

5月にCPU WorldよりMobile向け“Skylake”のローンチスケジュールが報じられた。そして最近になって再びCPU WorldよりMobile向け“Skylake”の詳細なローンチスケジュールが報じられている。

ローンチは今のところ4段階となります。
まず第1波がアジア地区で9月1日・その他の地区では9月27日にローンチされます。ここでは“Skylake-H, -U, -Y”のいくつかの製品が登場します。次が10月27日で“Skylake-H”の追加モデルに加え、先日発表されたXeon E3-1500M v5 seriesが登場します。第3弾は11月でPentium 4405U, 4405Yが登場します。そして最後が2016年第1四半期で最下位のCeleronがここでリリースされます。

以下がまとめたものになります。
Intel Skylake Gen9 Graphics Architecture(PC Perspective)
Intel "Skylake" Die Layout Detailed(techPowerUp!)
The Compute Architecture of Intel(R) Processor Graphics Gen9(Intel / PDF files)

まもなくIntel IDFが開催され、第6世代Core i seriesとなる“Skylake”のマイクロアーキテクチャの全貌が明かされることになるだろう。それに先立ち、IntelのWebサイトに“The Compute Architecture of Intel(R) Processor Graphics Gen9”と題された資料が掲載された。この資料にはCPUコアアーキテクチャの変更については記載が無かったが、GPU部分がどのように変更されたかの詳細が記載されていた。

まず興味が引かれるのはこのダイの写真です。
NVIDIA GeForce GTX 950 confirmed to feature 768 CUDA cores(VideoCardz)

GeForce GTX 950が768のCUDA coreを有し、メモリはGDDR5 2GBを128-bitインターフェースで接続することがようやく確認できた。一方、周波数はデータシートに記載されているものしか述べることはできず、コア周波数はBase 1089MHz/Boost 1266MHzとなる。メモリ周波数は1750MHz (7000MHz) ではなく1652MHz (6608MHz) であるようだ。

今回明らかになったスペックをまとめると以下のようになります。
Intel’s Skylake Processors Allegedly Rocking ‘Inverse Hyper Threading’ – VISC Like Architecture with Massive Single Threaded Performance(WCCF Tech)
Skylake inverse Hyper-Threading?(heise online.de)
Soft Machines Unveils VISC(TM) Microprocessor Architecture Breakthrough; Revives Performance-per-Watt Scaling(SoftMachines)

“Skylake”は既に製品の販売が開始されているものの、そのマイクロアーキテクチャの詳細については伏せられたままである。しかし、まもなく開催されるIDF 2015ではその“Skylake”のマイクロアーキテクチャの詳細が明かされるかもしれない。それに先立つようにHeise.deが“Skylake”に“Inverse HyperThreading”とでもいうべき技術が搭載されているかもしれないと報じた。
Exclusive details on AMD's Zen(Fudzilla)

Fudzillaで業界筋の情報よりAMDが2016年に予定している“Zen” CPUコアの詳細が少しずつ明らかになってきた。“Zen”では“Bulldozer”世代で行われていたコア間でのFPUの共有は廃止される。

上記のように述べていますが、大筋は今までの情報に沿ったもので、目立って新しい情報はありません。
Maxwell comes to more Quadros in the M5000 and M4000 (The tech Report)
NVIDIA launches Quadro M5000 and M4000(VideoCardz)
NVIDIA(R) Quadro(R) M5000(NVIDIA / PDF files)
NVIDIA(R) Quadro(R) M4000(NVIDIA / PDF files)

NVIDIAは8月11日、“Maxwell”ベースとなるQuadro M5000とM4000を発表した。このカードは3月に発表されたQuadro M6000に加えて、“Maxwell”ベースのQuadroの製品ラインナップを広げるものとなる。

NVIDIAのデータシートが公開されており、スペックは以下のようになります。