北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel claims its 10nm process is a "full generation ahead" of rivals(HEXUS)
Intel technologies: details on 10 nm, 22FFL, EMIB, MCPs and 450 mm wafers(ComputerBase.de)

Intelは3月28日にTechnology and Manufacturing Dayを開催した。そしてIntelの幹部らによるプレゼンテーションが行われた。

その中で10nmプロセスに関するプレゼンテーションがあり、表題の「Intelの10nmプロセス技術は、他の10nmプロセスよりも一世代分進んだものである」という発言が出てています。
AMD Ryzen Quad-Core 2+2 vs. 4+0 Core Distributions Compared(techPowerUp!)

Ryzenは現在8-coreのRyzen 7が出回っており、次に6-coreと4-coreのRyzen 5が来月上旬に予定されています。Ryzenに使用されている“Summit Ridge”は8-coreのダイで4-core+L3=8MBを一単位とするCCXが2基搭載されています。

8-coreのRyzenは全てのコアが有効化されたもので、次に登場する6-coreのRyzenは4-coreで構成されるCCXのうち1-coreを無効化して3-coreとし、3-coreのCCXが2基載せられた形となります(4-core+2-coreという構成ではない)。では4-coreはどうなるのか、という話になります。

原理的にはCCX 2基構成は維持したままCCXのコアを2つ無効化し2-coreのCCX×2とするか、あるいはCCX 1基構成とするかの2通りとなります(L3=16MBの場合は前者でないと難しそうだが)。
Core i7-8000: The 8th generation core CPU starts with Kaby Lake(ComputerBase.de)

Intelが3月下旬に開催したTechnology Dayでは少しの詳細が明らかにされるにとどまった。以前、Core i7 7000系からCore i7 8000系で15%の性能向上が行われるとあった。そして今回、TDP15Wで4-coreの“KabyLake”が明らかにされた。

この15%の性能向上は2-core/4-threadでBoost時周波数3.90GHzとなるCore i7 7600Uから、“KabyLake-U42”とも呼ばれる4-core/8-threadでBoost時4.00GHzとなるCore i7 8000系との比較であるようだ。なお、この4-core/8-threadの“KabyLake-U42”のGraphics CoreはGT2となる。
Intel Shows 28-core processor die-shot(Guru3D)

IntelのTechnology and Manufacturing DayでIntelは“14nm Products”と題されたスライドを公開し、その中でサーバー向けの28-core CPUのダイ写真が掲載された。この28-core CPUは“Skylake-SP”のもので、Xeon Platinumに投入されるものである。

“14nm Products”と題されたそのスライドにはIntelが14nmプロセスで製造する複数のチップのダイ写真と、「様々な派生技術を用い、幅広い14nm製品を量産している」と書かれています。
Biostar X370GTN is the first Ryzen Mini-ITX motherboard(The Tech Report)
First AMD Ryzen Mini-ITX AM4 X370 Motherboard Pictured & Detailed(WCCF Tech)
X370GTN Ver. 5.x(BIOSTAR)

SocketAM4としては初のMiniITXマザーとなるBIOSTARの“X370GTN”が同社のWebサイトに掲載された。
このマザーボードはMiniITXながら全ての機能を詰め込んでおり、USB 3.1 type-CやPCI-Express x4接続のM.2スロットを備え、またメモリは2スロットでDDR4-3200まで対応する。


スペックは以下の通りです。
AMD 16-core Ryzen a Multi-Chip Module of two "Summit Ridge" Dies(techPowerUp!)
(参考)次世代サーバーCPU「Naples」をRyzenのコア構造から推測(ASCII.jp)

コア性能の競争力を取り戻したことにより、AMDはIntelのHEDT向け市場に、SocketAM4向けの“Summit Ridge”より多くのコアを搭載するProcessor製品で挑もうとしている。

そのAMDのHEDT向けCPUは16-coreまたは12-coreとなるが、トルコのDonanim Haberがより詳しい情報を入手した。これによるとこの12-coreと16-coreのRyzenは2つの“Summit Ridge”をMCM(Multi-chip module)で実装したものになる。
Intel Launches Optane Memory M.2 Cache SSDs For Consumer Market(AnandTech)
Intel's First Client Optane Product is a Cache SSD(techPowerUp!)
Intel Launches Optane Cache modules for Desktop(Guru3D)
Intel、3D XPoint採用のコンシューマ向けM.2型HDDキャッシュ(Impress PC Watch)
What Happens When Your PC Meets Intel Optane Memory?(Intel)

Intelはコンシューマ向けとしては初となる3D Xpoint technologyを使用したSSD製品を発表した。このSSD製品はOptaneブランドで投入される。

今回発表されたOptane memoryは大容量のHDDと組み合わせてキャッシュとして用いる。IntelによるとOptane memoryを用いることによりブート時間は半分に短縮し、全体の性能は28%向上するという。またゲームのロード時間は65%まで短縮されるという。
AMD Radeon RX Vega ‘is just around the corner’(VideoCardz)
AMD : “RX Vega Is Just Around The Corner” – New Details Unveiled(WCCF Tech)

AMD Tech Summit 2017ではRyzen 5の解禁日が明らかにされ、このほかいくつかのデモも行われたが、VideoCardzでは“Vega”に関する興味深い事柄をいくつか聞くことができた。

まず1つめが“Vega”がノートPC向けにももたらされることだ。HBM 2の採用により、フットプリントを縮小することができ、ノートPCメーカーはより少ないスペースで“Vega”を搭載することができる。“Fiji”にも同じ強みはあったものの、消費電力が高いためにノートPC向けにはもたらされなかった。“Vega”は多方面にもたらされる新アーキテクチャでその1つがMobile向けであるが、このMobile向け“Vega”が単体グラフィックカードとしてかあるいは単にAPUのGPUとして統合されることを指しているのかは明らかにされなかった。
Skylake-SP: Intel confirms Xeon Gold / Platinum on LGA 3647(ComputerBase.de)
Intels Skylake-SP Xeon-processors will get metal based names(Guru3D)

いくつかのリリースでIntelはサーバー向けProcessorの新しいブランド名を明らかにし始めている。フラッグシップとなるのがXeon PlatinumとXeon Goldで、より小規模な製品がXeon SilverとXeon Bronzeとなる。対応Socketはもはや公然の秘密となっているがLGA3647である。

LGA3647そのものは“Knights Landing”とともに2016年に登場しており、これをサーバー向けの標準とする。LGA3647はSocketP3とも呼ばれパッケージはFC-LGA14Bと呼ばれる。

Xeon Goldの名は以前SiSoft SandraのデーターベースにXeon Gold 6150というものが出てきたことがあります。
Intel Core i7 7740K and ASRock X299 Professional Gaming i7 spotted(VideoCardz)
Intel Core i7-7740K first exposure! Not as good as Ryzen 5?(mydrivers.com)
Intel(R) Core(TM) i7-7740K CPU @ 4.30GHz (4C 8T 4.5GHz, 4.2GHz IMC, 4x 256kB L2, 8MB L3(SiSoftware公式ランキング)
Intel(R) Core(TM) i7-7740K CPU @ 4.30GHz (4C 8T 4.5GHz, 4.2GHz IMC, 4x 256kB L2, 8MB L3(SiSoftware公式ランキング)

Intelは次のハイエンドデスクトップ向けプラットフォームとしてチップセットはX299を、Processorは“Skylake-X”と“KabyLake-X”を予定している。

“KabyLake-X”として投入される製品の1つがCore i7 7740Kであり、新しいLGA2066 socketに対応する。また“KabyLake-X”はiGPUを欠く代わりに周波数が100MHz高く設定される。TDPも91Wから112Wへ変更される。
AMD Ryzen Processor with 12 Cores and 24 Threads Spotted(Guru3D)
AMD Ryzen CPU with 12 cores and 24 threads spotted(VideoCardz)

未発表の12-coreのRyzen CPUが姿を現した。おそらくこのCPUはAMDのハイエンドデスクトップ(HEDT)プラットフォームであるX390プラットフォーム向けであると推測される。

この12-core RyzenはAlienware Area-51 R3で見つかったと言われている。同じシリーズのR2では“Broadwell-E”コアのCore i7 6800K, 6850Kが搭載されている。

その12-coreのRyzen CPUとして記されていたIDが以下となります。

AMD Eng Sample:2D2701A9UC9F4_32/27_N (2N 6M 24T 2.7GHz, 12x 512kB L2, 8x 8MB L3)
AMD's Rumoured Upcoming 16-core Part to Reportedly Run at 3.1/3.6 GHz(techPowerUp!)

伝え聞くところに寄ると、180Wで16-coreのRyzenは現在Base 3.10GHz / Boost 3.60GHzで動作しているようだ。この性能はちょうどRyzen 7 1700が2基分となるだろう。この噂が本当で、このようなプラットフォームが開発されているのであれば、おそらくその他のいくつかのチップが設計されていると言うことを後に聞くことになるだろう。
Rumor: Chipset Diagrams Of AMD’s X390 and X399 Motherboards Leak Out – Hint Towards The Existence of An LGA Socket(WCCF Tech)
Rumor: AMD X390 and X399 chipsets diagrams leaked?(VideoCardz)

RadditのユーザーがAMDのX399及びX390チップセットのダイアグラムを投稿した。これらはAMDのハイエンドCPUと組み合わされるもので、本物かどうかは現時点では判断が付かない。

・・・ぶっちゃけ偽物の可能性が高いようです。
その実際に投稿されたらしい図が以下となります。
32-core Intel Xeon results surface in Geekbench(Guru3D)
Intel’s Skylake-EP Xeon E5 2699 v5 Monster Flagship With 32 Cores / 64 Threads Gets Performance Leaked(WCCF Tech)
Google Google Compute Engine(Geekbench Browser)

32-coreのXeon processorがGeekbenchのデータベースに姿を現した。当初“Skylake-EP”とされたこの世代のXeonの最大コア数は28とされてきた。
 
3月17日~3月18日付けでGeekbench Browserにこの32-core Xeonが多数掲載されています。スコアはSingle-Coreが3500~4000前後、Multi-coreが46000~52000前後となっています。
AMD May Have Ryzen 16-Core Version and New Chipset in the Works for June(techPowerUp!)
[CPU] AMD X399 platform is coming, 16-core 32-thread, 4-channel memory, LGA SP3 R2 interface(Chiphell)

AMDは8-coreのダイ2つから作り出した16-core/32-threadのCPUをRyzenのブランドで投入し、IntelのHEDT向け製品に対抗する、とChiphellで議論されている。

ChipHellでは“Zen”で使用される各種Socketについてまず解説されています。
AMD Ryzen Infinity Fabric Ticks at Memory Speed(techPowerUp!)

RyzenのInfinity FabricはそれぞれのCCXとメモリコントローラやPCI-Expressコントローラ、SATA、USBといったアンコアを接続するのに使用されている。Infinity Fabricは256-bitの双方向直結のクロスバーで、メモリコントローラの速度で動作する。例えば2133MHzのメモリを使用していた場合はメモリコントローラは1066MHzで動作し、この周波数がFabricの周波数となる。より高速なメモリを使用すればFabricの周波数も上昇する。

Ryzen 7であればCCXが2ユニットとアンコア部で構成され、これらを接続するのがInfinity Fabricとなります。今回の話はRedditのユーザーの疑問にAMDが返答する形で明らかになったものです。Infinity Fabricの周波数はメモリコントローラの速度で動作し、DDR4-2133を使用しているのであればメモリコントローラの速度である1066MHzでの動作となります。DDR4-2400であればメモリコントローラの速度は1200MHzとなるため、Infinity Fabricの速度もこれに従った動作となります。そのため理論上は高速なメモリを使用すればInfinity Fabricの動作速度も上がることになります(・・・メモリコントローラがついていければという大前提があるが)。
Intel announces first Optane 3D XPoint product(bit-tech.net)
Intel Debuts its 3D XPoint Technology with Optane DC P4800X Datacenter SSD(techPowerUp!)
Intel Optane SSD DC P4800X opens new frontiers in datacenter storage(The Tech Report)
Intel Optane SSD DC P4800X series(Intel)

Intelは3月20日、Optane SSD DC P4800X series及びOptane SSD DC P4800X series with Intel Memory Drive technologyを発表した。これらはデータセンター向けでストレージとしての機能とメモリとしての機能を使うことが出来る。
Convert 14nm FinFET LPP process, AMD plans to push Radeon RX 500 series in mid-April(BenchLife.info)
AMD Radeon RX 500 Series Detailed – Radeon RX 580 To Feature Polaris 20 XTX, RX 560 To Use Polaris 21 and RX 550 To Use Polaris 12 GPUs(WCCF Tech)

AMDは4月中旬にRadeon RX 500 seriesを投入するが、これらは基本的には現行のRadeon RX 400 seriesを手直ししたものである。

まず最上位の“Polaris 10”は“Polaris 20”となる。そして“Polaris 20 XTX”がRadeon RX 580として、“Polaris 20 XL”がRadeon RX 570として投入される。続いて“Polaris 11”は“Polaris 21”となり、Radeon RX 560として登場する。さらにその下位モデルとして新たに“Polaris 12”がRadeon RX 550として登場する。
AMD are rumoured to be creating a consumer-oriented 16-core Ryzen CPU(OC3D.NET)
Rumor: AMD Working on 16 Core/32 Thread Ryzen CPU To Take The Performance Crown In The HEDT Spectrum(WCCF Tech)

AMDは新たなHEDT向けプラットフォームをこの数ヶ月の後に投入する。それはおそらくComputexの時期により明らかになるだろう。この新たなHEDT向けProcessorは16-core/32-threadで4chメモリインターフェースを有するものとなる。

Ryzenの素晴らしいもので、特にCineBenchやその他のprodcutivity programでは優秀だが、一方で現行のRyzen AM4はゲームで予期しない挙動を示すことがあり、現時点でもまだ安定していない。だが新たなプラットフォームではより新しいRevisionとなる。対抗製品は$1700~1800で投入されているXeonやCore i7 6950Xとなるが、いくつかのSKUは$1000程度になると見られる。
AMD Ryzen 5 to launch on April 11th(VideoCardz)

AMDはRyzen 5としてRyzen 5 1600X, 1600, 1500X, 1400の4種類のSKUを用意している。これらはミドルレンジ向けの製品として$169~249で投入される。Ryzen 5 1600Xと1600は6-core/12-thread、Ryzen 5 1500Xと1400は4-core/8-threadとなる。

これら4種類のRyzen 5は4月11日に販売解禁となる。
WikiChip@WikiChip(WikiChip / Twitter)
The AMD Innovation Technology Summit will unveil the Ryzen 5 processor with a Vega display chip(XFastest)

AMDは3月16日に中国でAMD Innovation Technology Summitを開催する。このイベントの目玉となるのやRyzen 5と次世代GPUとなる“Vega”である。

XFastestの前半の内容は3月16日に中国でAMDのイベントが開催されるという話ですが、後半はAMDの来年までのロードマップの話に移っています。

今年のAMDのデスクトップprocessorは最大8-coreのCPUとなる“Summit Ridge”と“Excavator”世代のAPUである“Bristol Ridge”となる。そして2018年になると“Summit Ridge”の後継として“Pinnacle Ridge”が登場する。“Pinnacle Ridge”もまた最大8-coreのCPUとなり、TDPは95Wとなる。そしてAPUは“Zen CPU”と“Vega GPU”を組み合わせた“Raven Ridge”となる。
AMD RX 580/570 release time to determine: or the North Star(mydrivers.com)

AMDの次世代GPUである“Vega”は5月のローンチが予定されている。しかしそれに先行して、AMDはRadeon RX 580, RX 570からなるRadeon RX 500 seriesを4月18日にローンチする。当初は4月4日が予定されていた模様だが延期され、Ryzen 5のリリースの翌日となる。

だがこのRadeon RX 580, RX 570は新しいものではなく、現行のRadeon RX 400 seriesで使用される“Polaris”をベースとしたものである。そしておそらくは周波数の向上が図られるものと思われる。
TSMC lands orders for HPC chips from Nvidia, Qualcomm, says paper(DigiTimes)
NVIDIA Volta to be manufactured in 12nm process?(VideoCardz)

中国語のCommercial Timesの報道によるとTSMCがNVIDIA, QualcommからAIアプリケーション向けの高性能コンピューティング向けチップのオーダーを受けた模様である。

そして、NVIDIAの次世代GPUである“Volta”は12nmプロセスで製造されることになる。
You Really Shouldn't Delidd AMD's Ryzen 7 CPUs(techPowerUp!)
Ryzen owners, you can leave your hat on(PC Perspective)
AMD Ryzen Gets Delidded - And It Is a Tricky Thing to Do(Guru3D)

最近は新CPUが登場するとヒートスプレッダを剥がすいわゆる殻割りが行われることがもはや恒例行事となりつつあります。殻割りの目的としては興味本位というのも一部ではあるでしょうが、主にヒートスプレッダとCPUダイを介在するThermal Interface Material (TIM) をより良いものに塗り替えて、冷却効率を向上させてオーバークロック耐性を引き上げる狙いがありいます。

ところがRyzen 7に関してはこの殻割りはお勧めできない、という話が出ています。
Intel Xeon Gold Processor 61xx Series System Launched – 2666MHz DDR4 – CPUs Q3 2017(Sever the Home)
MBS2000(Trenton Systems)

Xeon Goldは“Skylake-SP”のコードネームで呼ばれる製品である。そしてこのXeon Goldを搭載可能なサーバー製品がTrenton Systemから姿を現した。MBS2000と呼ばれる製品がそれで、2U 2-node, 3-node, 4-nodeがラインナップされているである。
TITAN X超えの最速GPU「GeForce GTX 1080 Ti」がデビュー、実売10万円越え(AKIBA PC Hotline!)
(レビュー)
Nvidia's GeForce GTX 1080 Ti graphics card reviewed(The Tech Report)
Nvidia GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition Review(VR-Zone)
ゲーマーにとって“現実的な”ハイエンドGPU「GeForce GTX 1080 Ti」をテスト(Impress PC Watch)
GeForce GTX 1080 Ti(4Gamer.net)

2017年3月11日3時00分、NVIDIAの新型GPU―GeForce GTX 1080 Tiが解禁された。この時刻をもってレビューが各メディアより掲載されるとともに、同日より搭載製品の販売が開始された。価格は105900~108000円前後となっている。

GeForce GTX 1080 Tiそのものは先月末2月28日にNVIDIAより正式発表され、3月前半からの発売が予告されていました。スペックは以下の通りとなります。
AMD Vega spotted with 4096 Cores and 8GB 2048-bit memory(VideoCardz)

SiSoftのbnechmarkデーターベースに687F:C3(なお、以前のリークではC1だった)と呼ばれるCompute unit数64基からなるデバイスが掲載された。そしてこの687F:C3は8GBのメモリを2048-bit幅で接続していることがわかった。つまり、2つのHBM 2 stackを搭載しており、1 stackの容量は合計4GBと推測される。
Zen 2 could appear as Pinnacle Ridge early 2018(PCGameHardware)
AMD Zen 2 Based CPU Family is Called Pinnacle Ridge – Successor To Summit Ridge Arrives on AM4 in Early 2018(WCCF Tech)

AMDは最初の“Zen”アーキテクチャを採用したProcessorとして“Summit Ridge”SocketAM4向けにRyzenとして投入した。そしてAMDは現在、その後継となる“Zen 2”ないしは“Zen +”と呼ばれるアーキテクチャの開発を行っている。信頼できる情報筋によると“Summit Ridge”の後継となる、“Zen 2”採用のCPUは“Pinnacle Ridge”と呼ばれ、2018年前半に登場するという。