北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Xeon W-3175X Processor Available: Powerhouse Built for the Most Demanding Professional Applications(Intel)
(レビュー)
The Intel Xeon W-3175X Review: 28 Unlocked Cores, $2999(AnandTech)
Intel Xeon W-3175X Review: Ultimate Performance at the Ultimate Price(Tom's Hardware)

Intelは1月30日、Xeon W 3175Xを解禁した。Xeon W 3175Xは28-core/56-threadの倍率ロック解除仕様のワークステーション向けProcessorである。そして高いマルチスレッド性能及び演算性能を誇り、Professional向けのコンテンツ制作や設計向けに適した製品となる。

スペックは以下の通りである。
AMD's Lisa Su Confirms that Navi will have "Launches" in 2019(OC3D)

AMDの第4四半期決算報告において、同社のCEOであるLisa Su氏は“Navi”に関して“Navi Launches”というマジックワードを残した。

決算報告において、Lisa Su氏は2019年第1四半期のAMDからすべてのGPU事業は「低い値」になると述べた。しかしその次の第2四半期では大きく伸びるだろうとも述べた。そしてこの時期に「追加の製品のローンチがある」と言及した。
AMD Radeon VII benchmarks leak ahead of launch(VideoCardz)
AMD Radeon VII 3D Mark, Final Fantasy XV Benchmarks Surface - Beats and Loses to RTX 2080(techPowerUp!)
AMD Radeon VII 3DMark results Surface(Guru3D)

Radeon VIIのベンチマークスコアとして3DMarkの値と、Final Fantasy XVベンチマークの値が掲載されている。

このうちスクリーンショットに掲載されているのは3DMark Fire Strikeの値である。

  ・Fire Strike 1.1:Overall 19210 / Graphics Score 27587
  ・Fire Strike Extreme 1.1:Ovarall 12141, 12224 / Graphics Score 13468, 13316
  ・Fire Strike Ultra 1.1:Ovarall 6688, 6707 / Graphics Score 6782, 6871
ASRock Readies Nine AMD X570 Motherboards with "Zen 2" Matisse Support(techPowerUp!)
ASRock X570 motherboards, MSI GeForce GTX 1660 Ti listed at EEC(VideoCardz)
RU0000040981, 28.01.2019 9:46(Information portal of the Eurasian Economic Union)

2019年中盤にAMDは“Zen 2”を使用した第3世代RyzenをSocketAm4向けに投入する。そして第3世代Ryzenとともに新たな500 seriesデスクトップ向けチップセットが投入され、X570がその先陣となる。

そのX570チップセットを搭載するASRockのマザーボードの型番が早くもリークしている。“Information portal of the Eurasian Economic Union”というサイトに掲載されていたもので、全9種の型番が確認されている。その型番は以下の通りである。
SK Hynix Fellow Says PC5 DDR5 by 2020, DDR6 Development Underway(techPowerUp!)
DDR6: identification phase for the DDR5 successor(ComputerBase.de)

DDR5メモリはまもなくローンチされ、そしてその次のDDR6の開発が始まっている。

DRAMの世代進化においては過去数十年、周波数を向上させる一方、電圧はそのままかより低く抑えられてきた。また時に他の機能も変更、例えばECCの機能の強化が行われることもあったが、より高い周波数とより広い帯域を目指してきた。サーバーやハイエンドプラットフォームではプラットフォーム側のメモリチャネル数の増加もあり、メモリ帯域の向上は達成され続けてきた。
mustmann@mustmann(Twitter)

TwitterでRyzen 7 2700X(“Zen+”)と12-core "Zen 2"のEngineering Sampleのレイテンシを比較したグラフが掲載された。

両者とも4MBまではほぼ同一の曲線を描くが、8MB以降が変化する。

Ryzen 7 2700X(L3=8MB×2)では、8MB(16.59ns)からレイテンシのカーブが立ち上がり、16MBで59.06nsとなり、32MB以降は80ns付近で一定となる。
一方、12-core "Zen 2"では8MB(12.07ns)から16MB(19.09ns)の変化は緩やかで、16MB以降でカーブが立ち上がり、32MB付近で98ns付近の山を作った後、64MB以降90ns付近で一定となる。
ASMedia to Continue as Chipset Supplier to AMD, But X570 an In-house Chipset(techPowerUp!)
ASMedia lands mainstream PCIe chip design orders from AMD(DigiTimes)

現行のAMDのSocketAM4向け及びSocketTR4向けのチップセットはASMediaが設計したものである。元々“Zen”系列のProcessorはSoCとしての機能を備えており、チップセットは機能を追加する役割にとどまっている。またASMediaはI/Oの規格策定を行う団体(PCI-SIG, USB-IF, SATA-IO等)からもすでに認証を受けている。そしてそのASMediaが(AMD向けの)何かを開発しているというが、X570を除く500 seriesの可能性がある。
X570はAMD独自設計となり、同社のファウンダリパートナーのプロセス(おそらくはGlobalFoundriesの14nm)で製造される。


初出時のエントリーの内容があまりにもとっちらかっていて非常にわかりづらいものになってしまったため差し替え。
cpu インテル Core i9-9900T ES +マザーボード ASRock H310 。cpu最大 3.80 GHz 省電版 35W 8コア16スレッド(ヤフオク!)

Core i9 9900TのES品とされるCPUがヤフオクに出品されていたようである。

ASRockの“H310M-HDV/M.2”に装着された状態で写真が撮影されており、CPUのヒートスプレッダには以下のように刻印がある。

  Intel Confidential
  NA
  QQC0 1.70GHz
  L813D951 e4

スペックであるがCore i9 9900K同様の8-core/16-threadで、周波数は1.70GHz/Boost 3.80GHz、TDPは35Wとされている。
Performance Results(UserBench)

UserBenchに12-core/24-thread, 3.40GHz/Boost 3.70GHzと推測されるAMD CPUのEngineering Sampleが掲載されている。

1月23日付けで掲載された模様で、System名は“AMD Mytle”、マザーボードは“AMD Mytle-MTS”と認識されている。

そしてCPUであるが“AMD Eng Sample : 2D3212BGMCWH2_37/34_N”と表示されている。
The Nvidia 1660 TI Will Launch on February 15 at $279([H]ard|OCP)
HardOCP: NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti to cost 279 USD(VideoCardz)
From Nvidia in Love: GeForce GTX 1660 Ti 6GB and GTX 1660 6GB / 3GB as a present on Valentine's Day?(Tom's Hardware.de)

HardOCPで得た情報によると、GeForce GTX 1660 Tiは2月15日に発売され、MSRPは$279となる。またその下位となるGeForce GTX 1660は3月上旬に予定されており、MSRPは$229である。続いてGeFore GTX 1650が3月下旬にMSRP $179で投入される。
NVIDIAはGeForce GTX 1050 Tiの供給は続ける予定で、価格も下げ競争力を強化するという。
The True Shortest AM4 Motherboard: Thin-ITX Comes to AMD(AnandTech)

ONDAのSocketAM4対応Thin Mini-ITXマザーボードの写真が掲載されている。

Thin Mini-ITXは薄さを追求した規格で、バックパネルを見るとその様子がわかり、背面の端子類はUSB type A端子2個分の高さで収められている。またメモリはSO-DIMMを使用し、ストレージ用のI/OはmSATAと2基のSATAが搭載されている。
Papermaster: AMD's 3rd-Gen Ryzen Core Complex Design Won’t Require New Optimizations(Tom's Hardware)

CES 2019でAMDは7nmプロセスの第3世代Ryzen(=“Zen 2”を使用するRyzen 3000 series。以下Ryzen 3000 seriesと表記する)と同じく7nmプロセスで製造されるRadeon VIIを披露した。

Tom's Hardwareでは幸運にもAMDのCTOであるMark Papermaster氏にイベント後話を聞くことができた。Papermaster氏はTom's HardwareにRyzen 3000 seriesの基本的な設計に関するいくつかの見識と、現行のソフトウェアが新たなRyzen 3000 seriesで良好に動作することを示した。
ASRock unveils Radeon VII Phantom Gaming(VideoCardz)

ASRockのRadeon VII Phantom Gamingはリファレンス設計にほぼ準じたカードであるが、バックプレートはオリジナル仕様になるかもしれない。

パッケージはRadeon RX 500 seriesのそれから変更され、赤色のストライプが箱の全周に回り込み、Radeonのカラーである赤を強調している。そして“Vega II”のロゴも入れられている。

少し前の情報ではRadeon VIIはリファレンスデザインのみが出回り、その流通量も少なくなると言われていた。少なくとも2月7日の解禁時点ではリファレンスデザインのみの流通になると予想される。今回明らかになったASRockの“Radeon VII Phantom Gaming”もCES 2019で披露されたリファレンスデザインに沿ったカードで、2スロット仕様で3基のファンを搭載したカードとなる。ディスプレイ出力は角度の関係でやや見づらいもののDisplayPort×3+HDMIと推測される。
“NVIDIA GTX TURING” teased by leaked photograph(VideoCardz)
Nvidia Turing GTX 1660 Ti Seemingly Revealed At Chinese Event(OC3D)

この2~3ヶ月間、GeForce GTX 1660 Tiの噂がインターネットを賑わせている。そして今回は中国で開かれたと推測されるメディア向けイベントの写真がリークした。写真を投稿したのは中国のオーバークロッカーであるShinChao Tou氏である。

そのイベントの写真を見ると、登壇している人物の後ろに“GTX Turing”のロゴと、“GTX 166”の文字が入ったグラフィックカードの一部が映し出されている。
AMD Reportedly Drops ASMedia With X570 Chipset(OC3D)

AMDの現行世代のSocketAM4向けチップセットにはASMediaのハードウェアが数多く使用されている。チップセットにASMediaのハードウェアを数多く使用することにより、AMDは“Zen”アーキテクチャの開発に注力でき、一方マザーボードメーカーはハイエンド機能の全てをサポートした製品を作ることができた。

現在、AMDは2019年中盤に向けて“Zen 2”世代のRyzen 3000 seriesを準備している。そして同時期にSocketAM4向けチップセットとしてX570がリリースされる見込みである。現行のマザーボードでもBIOSの更新によりRyzen 3000 seriesをサポートできるが、新マザーボードはよりRyzen 3000 seriesに向けた設計が成される。
AMD "Navi" GPU Code Surfaces in Latest Apple MacOS Mojave Beta(techPowerUp!)
AMD Radeon Navi GPUs Spotted in MacOS' Latest Update(OC3D)

Appleは既にAMDの次世代GPUに向けてのラインナップを進めており、“AMDRadeon6000HWServicekesxt”と呼ばれるファイルに4種類の“Navi”のSKUが記されていた。

記載を発見したTonyMacx86と呼ばれる人物によると、当該ファイルで確認できたのは“Navi 16”、“Navi 12”、“Navi 10”、“Navi 9”の4種類であったという。これらの名はシリコンにつけられるコードネームというよりは、製品としてのラインナップを表しているのではないかと推測される。そして16, 12, 10, 9の数字は現行通りの命名規則であればCompute Unitの数ではないかと推測される。
NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti Ashes of the Singularity benchmark results leaked(VideoCardz)

“Turing”アーキテクチャでミドルレンジとなるGeForce GTX 1660 Tiは“TU116”と呼ばれるコアを用い、CUDA coreは1536基、メモリはGDDR6を6GB搭載する。そしてGeForce RTX 2060よりも下の価格帯に投入されると言われている。

今回はそのGeForce GTX 1660 TiのものとされるAotSのスコアがTwitterに掲載された。スクリーンショットを見ると、8-core/16-threadで2.10GHzのIntel CPUと組み合わされていることがわかる。

掲載した人物によるとこのシステムはノートPC向けだという。今回のGeForce GTX 1660 Tiのスコアは7400である。Mobile向けGeForce GTX 1060のスコアは6200とされており、これより概ね20%弱のスコア向上を果たしている。

VideoCardzによると、GeForce GTX 1660 Tiは来月に明らかにされるという。そしてGeForce GTX 1660 Tiだけでなく、その下位として“Ti”のつかないGeForce GTX 1660も登場するという。また後にGDDR5(X)版も予定されている模様。
Western Digital WD Black SN750 is a High-end NVMe SSD with a Chunky Heatsink(techPowerUp!)
New WD Black: SN750 NVMe SSD(Guru3D)
WD Black SN750 NVMe SSD(Western Digital)

Western Digitalは1月21日、ハイエンド向けのクライアント向けSSD製品として新たにWD Black SN750を発表した。WD Black SN750はM.2 2280規格を採用し、インターフェースとしてPCI-Express 3.0 x4を使用、NVMe 1.3に対応する。NAND FlashにはSanDiskの64層3D TLC NANDを用い、最大2GBのDRAM cacheを搭載する。

容量は250GB, 500GB, 1TB, 2TBで価格は巡に$80, $130, $250, $500である。また500GB以上のモデルでは新たに大型のヒートシンクを搭載したモデルが用意される。

スペックは以下の通りである。
Intel Discontinues their Core+ Processor/Optane Bundles(OC3D)

昨年、Intelは新たにCore i9+, i7+, i5+として、Core series processorにOptane Storage(Optane memory)を同梱したパッケージを展開した。

Core+製品群は第8世代Core processorに16GBのOptane memory(記事中ではOptane accelerator driveと表記されている)をバンドルしたものである。
 
2019年1月14日付けのProduc Change NotificationでCore i7+ 8700, Core i5+ 8500, Core i5+ 8400の終了が示されている。1月14日付けで終息へ向かい始め、最終オーダーが9月30日、最終出荷が12月27日となっている。
NVIDIA Readies GeForce GTX 1660 Ti Based on TU116, Sans RTX(techPowerUp!)
Rumor: NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti to feature 1536 CUDA cores(VideoCardz)

GeForce GTX 1660 Tiは“Turing”系列のコアとしては初めて“GTX”のブランドを冠するカードとなる。ざっくり言ってしまうと“Turing”世代の“GTX”は“RTX series”からRay Tracingの機能を省いたもので、結果としてより低価格向けに展開できるものとなる。

GeForce GTX 1660 TiはTU116と呼ばれるコアを用い、CUDA coreの数は1536となる。つまり、(CUDA coreが1920の)GeForce RTX 2060よりも性能は抑えられることになる。
Rumor: AMD Navi from July(Planet3DNow!)

CES 2019において次世代GPUである“Navi”の名は、将来の製品として“Zen 3”、“Zen 4”、“Zen 5”等と一緒に言及されたのみにとどまった。
しかし、RedGamingTechが紹介した新たな噂によると、“Navi”は2019年6月11日から13日にロサンゼルスで開催されるElectronic Enetrtainmente Expo 2019 (E3) の前後で発表されるという。そして発表の1ヶ月の後に市場に出回るという。“Navi”がターゲットとする市場はローエンドからミドルレンジになるという。
A Sprinkle of Salt: AMD Radeon VII Reported to Only be Available in Reference Design, no Custom Treatment(techPowerUp!)
AMD Radeon VII: less than 5000 available, no custom cards(TweakTown)

Radeon VIIはリファレンスデザインのみの展開となる。後からカスタム設計のカードが出ることはなく、字面の通りリファレンスデザインのみとなる。またRadeon VIIは非常に限定された数のみが出荷されることになる見込みだ。
Intel Core i9-9990XE : Up to 5.0 GHz, Auction Only(AnandTech)
Intel Possibly Readying Core i9-9990XE Processor – Rocks 14 Cores, Up To 5.0 GHz Frequency at 255W TDP(WCCF Tech)

Intelは新たなハイエンド向けProcessorとしてCore i9 9990XEを準備している。しかし、資料によるとCore i9 9990XEはリテール向けには販売されず、OEM向けにオークションを通じての販売となる。

Core i9 9990XEのスペックは以下の通りである。
Radeon VII Lacks Full FP64 Compute Capabilities Available to Instinct MI60(techPowerUp!)
AMD’s Radeon VII GPU Will Not Support Uncapped Double-Precision (FP64)(TehGage)

ハイエンドコンシューマ向けグラフィックカードとして登場したRadeon VIIであるが、倍精度浮動小数点演算(FP64)機能が無効化されている。一方、同じGPUコア―“Vega 20”を用いるエンタープライズ向けの製品であるRadeon Instinct MI60では同機能は有効である。

Radeon VIIの単精度浮動小数点演算(FP32)性能は13.8TFlopsである。もし、Radeon Instinct MI60と同様にRadeon VIIもFP64が有効であれば6.7TFlopsとなる。しかし、Radeon VIIのFP64は860GFlopsに過ぎず、倍精度浮動小数点演算機能が無効化されていることがわかる。

ゲーマー向けとして出す以上、FP64は不必要という判断だろう。本来持っていたFP64機能をゲーミング向けとして投入する際に無効とするのはAMDでもNVIDIAでもしばしば行っている方法である。ゆえに元々“Vega 20”が持っていたFP64機能がRadeon VIIでは無効化されているという話は何ら不思議な話でもない。
Details for Result ID Intel(R) Core(TM) i5-9500F CPU @ 3.00GHz (6C 3GHz, 6x 256kB L2, 9MB L3)(SiSoftware Official Live Ranker)

SiSoftware SandraのOfficial Live Rankerに未発表のCore i5 9500Fが掲載されている。

Core i5 9500Fは先日発表されたCore i5 9400Fの上位となるであろうCPUである。スペックは以下の通り。
AMD: “No Chiplet APU Variant on Matisse, CPU TDP Range same as Ryzen-2000”(AnandTech)
AMD confirms that there will be no chiplet-based APU this generation(OC3D)

AMDがCES 2019で明らかにしたZen 2世代のRyzen―“Matisse”の新しいCPU設計について大きな疑問が残った。“Matisse”はI/Oダイに加え、2つのchipletを載せられるのではないかと言うことだ。そして載せられそうな2つのchipletのうち、1つをGPUとしてAPUを作り出すことが出来るのではないだろうか、と。
AnandTechではその可能性についてAMDに問うてみた。そして返ってきたAMDの答えは「“Matisse”でAPUの計画はない」というものだった。
AMD CTO Mark Papermaster promises more Radeon products this year(VideoCardz)
AMD CTO Mark Papermaster Confirms 7 nm Lineup Refresh for 2019(techPowerUp!)
AMD's CTO Tells TheStreet About the Chipmaker's Product Roadmap(TheStreet)

AMDのCTOであるマークPapermaster氏がTheStreetのインタビューに応じ、AMDの7nmプロセスのgraphics製品の展開について述べた。Radeon VIIはその計画の始まりに過ぎないようだ。

インタビューでPapermaster氏は2つのキーワードを残した。1つめはAMDは7nmプロセスのgraphics technologyのラインナップを「完成させる」計画であること。つまり、これはRadeon VIIとは異なる価格帯にも7nmプロセスのgraphics製品が投入されることを示唆している。2点目は同氏が「Refresh」という言葉が、息をのませるという意味で用いていたことである。通常“Refresh”という場合は既存アーキテクチャをベースに改良したものを挿す。しかし、AMDはミドルレンジのGPUを“Polaris”から“Navi”に更新する計画を立てており、“Navi”は7nmプロセスgraphics technologyとして次にローンチされる製品になるはずだ。
AMD Reveals Radeon VII: High-End 7nm Vega Video Card Arrives February 7th for $699(AnandTech)
AMD Radeon VII revealed as AMD’s 7nm flagship gaming GPU(bit-tech.net)
AMD announces the Radeon VII graphics card: $699, February launch (The Tech Report)
AMD Announces the Radeon VII Graphics Card: Beats GeForce RTX 2080(techPowerUp!)
AMD Radeon VII Hands On at CES 2019(techPowerUp!)
CES: AMD announces Radeon VII (Vega at 7nm) (Guru3D)
AMD shares more details on Radeon VII(VideoCardz)

AMDは1月10日、7nmプロセスで製造される初のGPUであるRadeon VII(Radeon Seven)を発表した。

Radeon VIIは7nmプロセスの“Vega 20”をベースとし、Compute Unitは60基、StreamProcessorは3840基となる。VRAMとしてHBM 2を16GB搭載し、4096-bitのインターフェースで接続される。GPUコアの周波数は最大1800MHzとされる。

Radeon VIIはGeForce RTX 2080に勝る性能を有するとされる。登場予定日は2月7日で、価格は$699となる。

スペックの全貌は明らかになっていないが、現在わかってる範囲でまとめたのが以下である。
AMD Ryzen 3rd Gen 'Matisse' Coming Mid 2019: Eight Core Zen 2 with PCIe 4.0 on Desktop(AnandTech)
AMD shows off 3rd Gen AMD Ryzen CPUs featuring Zen 2 cores(bit-tech.net)
AMD's CES 2019 Keynote - Stream & Live Blog(techPowerUp!)
Zen 2-based Ryzen and Epyc processors are coming this summer(The Tech Report)
AMD demos 7nm Ryzen 3000 processor at CES (and kicks a bit of ass)(Guru3D)

AMDは1月10日、CES 2019でkey noteを開催し、7nmプロセスを使用して製造される“Zen 2”世代の製品となる第3世代のRyzen(コードネーム:“Matisse”)を披露した。

今回披露された“Zen 2”世代のRyzenは8-core/16-threadのものである。“Matisse”のコードネームで呼ばれているため、以下“Zen 2”世代のRyzenを“Matisse”と表記する。AMDのCEOであるLisa Su氏が掲げているパッケージがそれで、左側にI/Oダイ、右上に8-coreのCPUダイが配置されている。I/Oダイは14nmプロセス、CPUダイは7nmプロセスで製造される。
New Signs of a GTX 1100 Series, GeForce GTX 1180 without RT cores? (Guru3D)
NVIDIA GeForce GTX 1180 spotted on GFXBench(VideoCardz)
3D Graphics Performance of NVIDIA GeForce GTX 1180(GFX Bench 4.0)

GFXBench 4.0にGeForce GTX 1180なるGPUが掲載されている。

GFXBench 4.0においては、今回のGeForce GTX 1180はGeForce RTX 2080と近いスコアであるようで、GeForce RTX 2080のRT Coreを無効化したものがGeForce GTX 1180ではないかという見方が大勢を占めている。