北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Radeon RX 5500 To Launch Come December 12th(techPowerUp!)

中国語のWebサイトであるITHomeによると、AMDはAIBと連携を取り、Radeon RX 5500のローンチ計画を立てているという。現時点では、Radeon RX 5500 XTの話は全くなく、後から出てくるのかそもそもそんなSKUはないのかははっきりしない。そしてRadeon RX 5500のローンチ予定日は12月12日が予定されている。そして複数のAIBパートナーより搭載カードが登場する見込みである。

Radeon RX 5500は“Navi 14”を搭載するカードである。Radeon RX 570, 580, 590の置き換えとして位置づけられ、対抗製品としてGeForce GTX 1660が想定されている。

先に登場したRadeon RX 5700―“Navi 10”と同様に“Navi 14”もTSMC 7nmプロセスで製造されるRDNAアーキテクチャのGPUであるが、より小型のチップで、Compute Unitは24基(Stream Processor数は1536)を搭載する。そしてRadeon RX 5500はそのうち22基を有効化した1408spの状態で投入される。
メモリインターフェースは128-bit、GDDR6を4GBまたは8GB搭載する。Typical Board Powerは今回のtechPowerUp!の記事では110Wとなっている(このあたりは指標が多くわかりづらい)。PCI-Express電源コネクタは8-pin×1である。

このクラスであればおそらくは17cm長の小型ケース向けの製品も多数登場すると期待される。Radeon搭載の小型PCを組む際には有力な候補になり得るであろう(個人的にはフルスペックにロマンを感じてしまうので、是非とも24 CU / 1536spのRadeon RX 5500XTをお願いしたいところであるが)。
Intel "Rocket Lake-S" Desktop Processor Comes in Core Counts Up to 8, Gen12 iGPU Included(techPowerUp!)

第11世代Coreとなるであろう“Rocket Lake-S”はコア数が最大8-coreにとどまるという話が出ている。“Ice Lake”、“Comet Lake”、“Tiger Lake”、“Rocket Lake”の4種類のコアを比較した表がWebサイト上に出回っており、それぞれの“S”・“H”・“U”・“Y”モデルの最大スペックが掲載されている。そして第10世代と第11世代の“S”および“H”を担う“Comet Lake”と“Rocket Lake”は14nmプロセスでの製造となる。“Comet Lake-S”は最大10-coreで125W、iGPUはGen 9 LPで、48基までのExecution Unitを搭載する。またメモリはDDR4-2666までのサポートではあるものの、最大容量は128GBまで対応できるようになる。
NVIDIA "Ampere" Successor Reportedly Codenamed "Hopper"(techPowerUp!)
Nvidia Ampere follow-up reportedly named Hopper(The Tech Report)
NVIDIA Next Gen-GPU Hopper could be offered in chiplet design(Guru3D)
NVIDIA Next Generation Hopper GPU Leaked – Based On MCM Design, Launching After Ampere(WCCF Tech)
Hardware and news links of 11./12. November 2019(3DCenter.org)

来年と言われるNVIDIAの次世代GPU―“Ampere”はまだ発表されていないが、さらにその次の世代のGPUの話が出てきている。“Ampere”の次の世代とされるGPUの名は“Hopper”で、Mulit die設計をとり、いわゆるChiplet構造をとる。

Multi-chip-moduleはこれまでGPUにとって良いスケーリングをもたらしてこなかった。SLIもその例として挙げられるだろう。しかし一方では生産面では非常に大きな優位性がある。大型のチップは生産時のエラーのリスクが高く、しばしば製造したチップが完全に使い物にならないという事態が起こりうる。また、Multi-chip-moduleであればより大型のパッケージに多数のChipletを搭載することが出来、大型のモノリシックダイ1つの時よりも制約が少ない。ゆえに、スケーラビリティを補うことが出来る。
しかし、この“Hopper”自体現時点では不確かな噂でしかないことには留意しておきたい。
NVIDIA Unveils Tesla V100s Compute Accelerator(techPowerUp!)
NVIDIA Tesla V100s Volta Based Graphics Card Features Higher GPU Clocks For Over 16 TFLOPs Compute, Over 1 TB/s Memory Bandwdith(WCCF Tech)

NVIDIAは演算アクセラレータの新たな製品としてTesla V100sを発表した。Tesla V100sはPCI-Expressカード形状のもののみが用意され、製品の立ち位置としては従来のTesla V100 PCIeよりも上位に位置する。

Tesla V100sはTesla V100 PCIeからいくつかのシリコンレベルでの変更(おそらくはより高い動作周波数の実現)および、メモリの高速化が行われている。メモリインターフェースは4096-bitで変更はないが、HBM2メモリの周波数は553MHz (1106MHz) に引き上げられ、メモリ帯域はTesla V100 PCIeの900GB/sから1134GB/sに向上している。HBM2の容量は32GBである。
Intel Launches SSD 665p "Neptune Harbor Refresh" Line of M.2 NVMe SSDs(techPowerUp!)
Intel Releases SSD 665p: Second-Gen QLC(AnandTech)
Intel Releases 665p SSD with QLC NAND and increased lifespan(Guru3D)
Intel releases its 665p SSD with 2nd Gen 96-layer QLC NAND(OC3D)

Intelは11月25日、“Neptune Habor Refresh”のコードネームで呼ばれていたコンシューマ向けNVMe SSD―Intel SSD 665pを発表した。規格はM.2 2280で、インターフェースはPCI-Express 3.0 x4である。SSDの構成であるがコントローラはSilicon Motion SMI 2263 series、NAND FlashはIntelの第2世代QLC NANDとなる96層3D QLC NANDである。またLPDDR3 DRAMをcacheとして搭載している。

Intel 665pのラインナップは2種類で1TBと2TBである。うち1TBの価格は$125であることが明らかにされているが、2TBモデルの価格は明らかにされていない。

スペックは以下の通り。
The AMD Ryzen Threadripper 3960X and 3970X Review: 24 and 32 Cores on 7nm(AnandTech)
Review: AMD Ryzen Threadripper 3960X and 3970X(HEXUS)
AMD Threadripper 3970X and 3960X Review: High-End Domination(Tom's Hardware)

第3世代Ryzen ThreadripperとなるRyzen Threadripper 3970Xおよび3960Xのレビューが解禁された。
既報の通り、両者とも“Zen 2”をベースとするCPUで3970Xが32-core/64-thread、3960Xが24-core/48-threadである。対応Socketは“sTRX4”、チップセットはTRX40となり、前世代のTR4 / X399チップセットマザーには対応しない。
AMD Radeon RX 5500 OEM version tested(VideoCardz)
Graphics card with AMD Radeon RX 5500 in the first test(Heise online)

AMDは10月にRadeon RX 5500を発表しているものの、現時点ではまだ市場に流通していない。しかし、完成品のPCに組み込まれた状態であれば入手することは可能で、例えばHP Pavilion TP01-0004ngにRadeon RX 5500が搭載されている。

そして、Heice onlineではこの完成品PCを用いてRadeon RX 5500の性能測定を行った。搭載されているRadeon RX 5500はVRAM 4GBのものである。

比較としてSapphire Radeon RX 580 Nitro+およびGigabyte GeForce GTX 1660 OCが用いられている。
Intel "Tiger Lake" Microarchitecture Features HEDT-like Cache Rebalancing?(techPowerUp!)

“Skylake”アーキテクチャのHEDT向けおよびサーバー向けのMulti-core製品ではキャッシュ階層が変更されており、より高速なL2 cacheが増量され、その分低速な共有L3 cacheが減量されている(具体的にはコンシューマ向けがL2=256KB×コア数/L3=2MB×コア数・共有に対し、サーバー・HEDT向けではL2=1MB×コア数/L3=1.375MB×コア数・共有となっている)。一方、コンシューマ向けでは従来のキャッシュ構成が維持されてきたが、“Tiger Lake”で採用されるであろうマイクロアーキテクチャ―“Willow Cove”ではこれが変更される。

GeekBenchに“Tiger Lake-Y”とされる4-core/8-threadのCPUの試作品とされるものが掲載されていたが、これのキャッシュ構成はL2=1.25MB×4/L3=12MBとL2 cacheが大幅に増量される一方、L3 cacheも減らされることなくむしろ増量されていた。またL1 Data=48KB / L1 inst=32KBであり、L1 Data cacheについても、従来のコンシューマ向け“Skylake”から1.5倍となっている(ただし、L1 Data cacheはその前の“Ice Lake”―“Sunny Cove”から48KBに増量されている。またL2 cacheも“Sunny Cove”世代の時点で256KBから512KBに増量されている)
Intel Core i9-10980XE Review(bit-tech.net)
Intel Core i9 10980XE processor review - An Introduction(Guru3D)
Core i9-10980XEを定番ベンチで検証、Ryzen 9 3950X比で約16%上(ASCII.jp)

“Cascade Lake-X”の最上位モデルとなるCore i9 10980XEのレビューが掲載され始めている。

“Cascade Lake-X”は第10世代Core Xとなる次のHEDT向けCPUである。ラインナップは以下の通り。
VIA CenTaur Develops a Multi-core x86 Processor for Enterprise with in-built AI Hardware(techPowerUp!)
Centaur、世界初となるAIコプロセッサ内蔵のハイエンドx86 SoC(Impress PC Watch)

それは突然の発表だった。
小さなx86 CPUを作っていたVIAが時を超えて明らかにした新たなx86 CPU。
時代はエンタープライズ、得たのはマルチコアとハードウェアAIの力。

VIA CenTaur x86 processor…再び始まります。
Biostar Exec Says AMD B550 and Intel 400-Series Motherboards Are Ready For Release(WCCF Tech)

BIOSTARによると、AMD B550チップセット搭載マザーボードおよびIntel 400 seriesチップセット搭載マザーボードはリリースに向けて準備が整っているという。どちらも未発表であるものの、製品自体は既に利用できる状態であるという。

AMD B550チップセットはX570の下位モデルでミドルレンジを担うチップセットとなる。DigiPostの報道によると各マザーボードメーカーはB550チップセットをこの2019年第4四半期中に受け取っており、搭載マザーボードは2020年第1四半期の早い段階で登場するという。

Intel 400 seriesチップセット搭載マザーもAMD B550チップセット搭載マザーと概ね同時期に登場するという。400 seriesチップセットは“Comet Lake-S”に対応するマザーボードである。400 seriesのうちZ490はハイエンド、B460はミドルレンジ、H410がローエンドとなる。
AMD hints at Zen 3's performance gains - Claims its an "entirely new architecture"(OC3D)
AMD Zen 3 is designed to be a new architecture and have significant IPC improvements(Planet3D)

“Zen 2”はAMDにとて戦局を変えた世代で、“Zen 2”がもたらされた市場領域全てにおいて成功を収めている。“Zen 2”の成功の1つとして最先端プロセスが使用できたことがあり、この十数年間得られなかった強力な競争力を得るに至った。

“Zen 2”ではAMDはCPU性能を一気に上げることが出来たが、次の“Zen 3”でもCPU性能の向上の手を緩めるつもりはないようである。AMDのForrest Norrod氏によると“Zen 3”は“entirely New architecture”であるという。そして“Zen 3”は「新しいアーキテクチャに期待されるものに光を当てるもの」になるという。
Benchmarks Surface on Intel's Next-Gen Comet Lake-S 10-Core, 6-Core CPUs(techPowerUp!)
Intel Comet Lake-S 10-Core CPU Benchmarks Surface (Tom's Hardware)
HP HP Pavilion 23 All-in-One PC (GeekBench)
HP HP Pavilion 23 All-in-One PC(GeekBench)

GeekBenchのサーバーにIntelの次世代デスクトップ向けCPU―“Comet Lake-S”と推定される10-core CPUと6-core CPUのスコアが掲載された。

どちらも例のごとくCPU Nameは“Intel 0000”となっており、Engineering Sampleであると思われる。キャッシュ構成はどちらも基本的には同じでL1 inst=32KB×コア数 / L1 Data=32KB×コア数 / L2=256KB=256KB×コア数 / L3=2MB×コア数で、L3 cacheは共有となり6-coreであれば12MB、10-coreであれば20MBとなる。そしてこのキャッシュ構成はこれらのCPUが従来の“Skylake”系統のCPUであることも示している。

スペック以下にまとめる。
NVIDIA GeForce RTX SUPER and GTX SUPER for laptops(VideoCardz)

NVIDIAは現在に至るまで、Mobile向けにはRTX 20 SuperないしはGTX 16 Superを投入してこなかった。これまで競合相手となるAMDにMobile向けのRTX 20 series / GTX 16 seriesに対抗する製品がなかったためであるが、NotebookcheckによるとAMDはRadeon RX 5700M, RX 5500M, RX 5300Mをまもなく投入する模様である。これらのラインナップはNVIDIAのMobile向けRTX 20 series / GTX 16 seriesと競合することとなり、NVIDIAはラインナップの強化が必要となった。
NVIDIA Readying GeForce RTX 2080 Ti SUPER After All?(techPowerUp!)
Updated: Geforce RTX 2080 Ti Super Rumors Surface again(Guru3D)
Nvidia's reportedly working on an RTX 2080 Ti Super(OC3D)
NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti SUPER Ultimate Flagship Graphics Card Rumored To Feature 4608 Cores & 16 Gbps GDDR6 Memory(WCCF Tech)

NVIDIAがGeForce RTX 2080 Ti Superを登場させるのではないかという噂が再燃している。kopite7kimiと呼ばれるNVIDIAの噂に詳しい人物のツイートによると、GeForce RTX 2080 Tiよりも高速なSKUとしてGeForce RTX 2080 Ti Superは登場するという。
GeForce RTX 2080 Ti SuperではTU102コアの持つ全てのCUDA coreが有効化される。つまり4608 CUDA core, 576 tensor core, 72 RT coreの構成となる。TMUは288、ROPは96となる。そして搭載されるメモリはGeForce RTX 2080 Tiより高速な16GbpsのGDDR6となる。
AMD Announces Radeon Pro W5700 Professional Graphics Card Based on "Navi"(techPowerUp!)
AMD’s Radeon Pro W5700 Brings 7nm Navi to Workstations(Tom's Hardware)
AMD announces Radeon Pro W5700 with 2304 Stream Processors for 799 USD(VideoCardz)
AMD Launches World’s First 7nm Professional PC Workstation Graphics Card for 3D Designers, Architects and Engineers(AMD)
Radeon(TM) Pro W5700 Graphics(AMD)

AMDは11月19日Radeon Pro W5700を発表した。Radeon Pro W5700はProfessional PC Workstation向けのグラフィック製品として世界で初めて7nmプロセスを採用した製品となる。
Radeon Pro W5700は高性能かつ電力効率に優れたAMD RDNA architectureを採用したワークステーション向けグラフィックカードである。そしてGDDR6メモリの搭載、および高帯域なPCI-Express 4.0レーンへの対応を成し遂げている。
Pin layouts show differences between AMD SP3 and TR4 sockets(VideoCardz)
AMD Ryzen Threadripper sTRX4 & TR4 Socket Pin Layouts Detailed – Vastly Different Config on 3rd Gen TRX40 Platform(WCCF Tech)
Mainboard | Here's a pinmap comparison between SP3 / TR4 (SP3r2).(HardwareBattle)

HardwareBattleにおいてRyzen Threadripper 1000, 2000 seriesのTR4 socketとEPYCで使われるのSP3 socketのpin配列の比較が行われている。

そして、そのpinを機能ごとに色分けしてmappingしたものが掲載されているが、一見してわかるのは上のSocketと比較すると下のSocketは桃色の領域が増えていることである。桃色の領域は“RSVD”―Redundant pinで、冗長化用のpinである。そして上のSocketでは“RSVD”とされていたpinの多くがDATA用のpinとなっている。
AMD To Introduce 2nd Generation rDNA Based Navi GPU Powered Radeon RX Lineup at CES 2020 With Ray Tracing & More(WCCF Tech)

AMDの第2世代RDNAをベースとした“Navi”―Radeon RXがCES 2020で明らかにされるという話が出ている。この話の出所はChiphellのWjm47196と呼ばれる人物で、これまでにもRadeonやThreadripperに関するリーク情報をもたらしてきた人物である。
AMD Radeon(TM) RX 5000 Series Graphics for Notebooks(AMD)
Radeon(TM) Pro 5000M Series(AMD)

Mobile向けとなるRadeon RX 5300M及びMobile向けかつProfessional向けとなるRadeon Pro 5300MのスペックがAMDのWebサイトに掲載されている。

スペックは以下の通りである。
AMD Radeon Pro 5500M gets full Navi 14?(VideoCardz)
AMD Navi 14 GPU Based Radeon Pro 5500M Spotted in Apple’s MacBook Pro With Full 24 CU Die, 8 GB GDDR6 Memory(WCCF Tech)

Radeon RX 5500 seriesが発表された際、そのスペックより“Navi 14”のフルスペック仕様となる上位版の存在する可能性が指摘されてきた。

Radeon RX 5500及びRX 5500Mは22基のCompute Unitを有するが、“Navi 14”のダイ写真を見るとCompute Unitは24基搭載されていることがわかる。つまり、Radeon RX 5500 / RX 5500Mは2基分のCompute Unitが無効化されていることになる。そしてこの事がRadeon RX 5500 / RX 5500Mの発表後、Compute Unit 24基でフルスペック仕様でRadeon RX 5500 XTが登場するという噂に拍車をかけることになった。
Geforce RTX 3000 Ampere: Data center March, Consumers June 2020(Guru3D)
Analyst says Nvidia Ampere GPU will be launched at GTC in March(HEXUS)
NVIDIA Introducing Ampere in March 2020 & Releasing RTX 3080 in June, Analyst Indicates(WCCF Tech)

NVIDIAはゆっくりだが確実に次の世代のGPUとなる“Ampere”のローンチに向けて準備を進めているようだ。HKEPCのChris Cso氏がアナリストであるRaymond James氏の予測を紹介しており、それによると、“Ampere”は2020年3月のGTCでデーターセンター向けが発表され、次いで6月にGeForce RTX 3000 seriesとしてコンシューマ向けが登場する模様だ。
Frost Canyon NUC leaks(FanlessTech)
Intel "Frost Canyon" NUC Based on "Comet Lake" SoC Pictured(techPowerUp!)

次の4インチ×4インチのNUCとなる“Frost Canyon”は“Comet Lake-U”を搭載する。“Frost Canyon”は“Coffee Lake-U 4+3”を搭載している“Bean Canyon”に酷似しており、違いは正面のUSB type AポートがUSB type Cポートに変更された程度である。

寸法も概ね同じのようで、それ故か外観も非常によく似ている。M.2ストレージのみに対応する背の低いタイプとM.2ストレージに加え2.5インチストレージを搭載できる背の高いタイプが用意されるのも“Bean Canyon”と同様である。
AMD Promises Long-Term Support For Threadripper 3000 sTRX4 CPU Socket
Read more at https://hothardware.com/news/amd-ryzen-threadripper-strx4-zen-2-trx40#rUHxShXe4OsxWLJU.99
(HotHardware)
Enthusiasts Rejoice, AMD’s New Threadripper sTRX4 Socket Is Here To Stay – ‘Long Term’ Longevity Confirmed(WCCF Tech)

先週、AMDはRyzen Threadripper 3000 seriesを発表した。この最新世代のThreadripperは“Zen 2”をベースとし、CPU chipletは7nmプロセスで製造される。ラインナップとして明らかにされたのは24-coreのRyzen Threadripper 3960Xと32-coreの3970Xである。

そしてこのRyzen Threadripper 3000 seriesは新しいsTRX4 socketとTRX40チップセットを使用する。sTRX4 socketは従来のRyzen Threadripper 1000 series及び2000 seriesと互換性はない。sTRX4 socketのpinの本数は4096で前世代のTR4と同じであるものの、電気的に非互換となっている。AMDの説明によると電圧及びデータpinの配置が異なっており、Ryzen Threadripper 3000 seriesをX399マザーボードに挿すないしは逆にRyzen Threadrippe 1000, 2000 seriesをTRX40マザーボードに挿すことはできない。
 
その上でAMDは次のように説明している。
Motherboard Diagram Points to PCIe 4.0 Support for Intel's Whitley Server Platform(Tom's Hardware)

Twitter経由でSupermicroのLGA4189世代の2-wayマザーボードとなる“X12DPi-N”のダイアグラムが明らかになった。“Copper Lake-SP”ないしは“Ice Lake-SP”と推測される未発表14-core/28-threadのCPUのベンチマークがデータベースに少し前より掲載されているが、“X12DPi-N”はそれに使用されているマザーボードでもある。

“X12DPi-N”のプラットフォームの世代としては“Whitley”となる。“Whitley”は“Cooper Lake-SP/Ice Lake-SP”に対応し、PCI-Express 4.0に対応すると言われている(PCI-Express 4.0への対応が“Ice Lake-SP”だけなのか、“Cooper Lake-SP”も可能なのかはまだはっきりしていない)
AMD Announces Ryzen 9 3950X, Details 3rd Gen Ryzen Threadripper, unlocked Athlon 3000G(techPowerUp!)
AMD Q4: 16-core Ryzen 9 3950X, Threadripper Up To 32-Core 3970X, Coming November 25th(AnandTech)
AMD sets release date for Ryzen 9 3950X and 3rd Gen Threadripper(HEXUS)
AMD confirms 3rd Gen Threadripper and 3950X for Nov 25th(bit-tech.net)
AMD announces Ryzen Threadripper 3960X, 3970X and Ryzen 9 3950X(VideoCardz)
AMD Unveils Threadripper 3960X and 3970X, Ryzen 9 3950X Details, and Athlon 3000G(Tom's Hardware)
AMD,16C32Tの新型CPU「Ryzen 9 3950X」を11月25日に発売。第3世代Ryzen Threadripperの概要も明らかに(4Gamer.net)

AMDは11月7日、4種類のデスクトップ向けProcessor製品を発表した。うち2種類はSocketAM4に対応するProcessorでAM4プラットフォームのフラッグシップとなるRyzen 9 3950Xと同プラットフォームのローエンドを担うAPUであるAthlon 3000Gである。
残り2種類はHEDT向けのRyzen Threadripper 3970X, 3960Xである。これらは新たにsTRX4と呼ばれるCPU socketを用い、対応するチップセットとしてTRX40 chipsetが用意される。


多数の製品が発表されたので1つずつ紹介する。
Gigabyte Lists Unannounced AMD Athlon 3000G Dual-Core APU(Tom's Hardware)
AMD Athlon 3000G budget processor may be on its way(bit-tech.net)
B450 Gaming X CPU support list(Gigabyte)

AMDは“Piacsso”世代のデスクトップ向けAPUとしてRyzen 5 3400GとRyzen 3 3200Gをリリースしている。一方、低価格向けの製品はAthlon Pro 300GEのみがラインナップされている。
ところが、GigabyteのCPU support listに新たにAthlon 3000Gなる“Picasso”世代のAPUが掲載された。CPU support listの表記通りであれば12nmプロセスで製造される“Zen+”世代のAPUで、iGPUには“Vega”世代のものを用いる。


スペックは以下の通りである。
◇Ryzen Threadripper 3000 seriesのローンチは11月7日?
AMD to announce 3rd Gen Ryzen Threadripper on November 7th(VideoCardz)

11月5日にRyzen Threadripper 3000 seriesおよび新たなHEDTプラットフォームであるsTRX4プラットフォームが発表されるといわれていたが、どうやら変わったようである。VideoCardzが得た情報によるとAMDはRyzen Threadripper 3000 seriesを11月7日に発表する。

AMDはRyzen Threadripper 3000 seriesとして3960X, 3970X, 3990Xの3種類を発表する。またマザーボード各社は対応するTRX40マザーボードを発表する。