北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
◇ASRock
ASRock Lists Z490 and H470 Motherboards in its Polychrome Sync Software(techPowerUp!)
ASRock software already lists Z490, H470 and W480 Comet Lake-S motherboards(VideoCardz)

ASRockのPolychrome Sync versioni 2.0.45に未発表のIntel 400 series搭載マザーボードの型番が記載されていた。これらは第10世代Core i seriesこと“Comet Lake-S”に対応するマザーボードとなる。

記載があったIntel Z490マザーボードの型番は以下の通り。
AMD to Introduce New Next-Gen RDNA GPUs in 2020, Not a Typical 'Refresh' of Navi(Tom's Hardware)
AMD confirms that its Next-Gen RDNA architecture is coming in 2020 - New GPUs are coming!(OC3D)
AMD to Debut 2nd Gen RDNA Architecture in 2020(techPowerUp!)
AMD to refresh existing Navi lineup and launch Next-Gen RDNA in 2020(VideoCardz)

AMDの2019年決算報告において、同社のCEOであるLisa Su氏は2020年に第2世代RDNAアーキテクチャを採用した製品が2020年中に登場すると説明した。
「2019年にAMDは新アーキテクチャ(RDNA1 / Navi)を採用したGPUをローンチした。2020年にはこれがRefreshされ、新しい次世代RDNAアーキテクチャに基づく製品が2020年のラインナップを担う」
Intel Core i5-L16G7 is the first "Lakefield" SKU Appearance, Possible Prelude to New Nomenclature?(techPowerUp!)
Intel Core i5-L16G7 (UserBenchmark)

Intelのheterogeneous x86 processor architectureを使用したProcessorとなる“Lakefield”が姿を現した。この“Lakefield”はコンシューマ向けのSKUと考えられるが、型番はCore i5 L16G7となっている。“Lakefield”は合計5-coreのProcessorで高性能コアである“Sunny Cove”を1-core、省電力コアである“Tremont”を4-core組み合わせたものとなる。そして、ワークロードに応じてスケジューラがそれぞれのコアにタスクを割り振る仕組みとなっている。ARMのbig.LITTLEと基本的には同じ考え方である。多くの時間を占めるデバイスがIdleの時は低消費電力コアである“Tremont”のみが働き、高性能コアである“Sunny Cove”は必要なときにならないと立ち上がらず、それまではPewer-gateにより休止している。
Intel Xeon: New server processors are running late again(ComputerBase.de)

Lenovoからの情報によると、Intelの次世代サーバー向け製品のうち、“Cooper Lake-4”はrespinが必要となり、3ヶ月の遅れが生じる。また、“Ice Lake-SP”は2020年にローンチされるものの、年内の出荷量はごく少量だという。

10nmプロセスのサーバー向けCPU―“Ice Lake-SP”の年内の出荷量は非常に少ないという話は、前四半期のIntel幹部からも既に漏れ伝え出ていた。“Ice Lake-SP”は2020年終わりにリリースされるとその幹部は述べていたという。
EVGA GeForce RTX 2060 KO Review(techPowerUp!)
Some EVGA GeForce RTX 2060 KOs ship with Turing TU104 GPU, not TU106(VideoCardz)

techPowerUp!にEVGAのGeForce GTX 2060 KOのレビューが掲載されているが、その1ページの内容が興味深いモノとなっている。

通常、GeForce RTX 2060に使用されるGPUコアは“TU106”である。しかし、EVGAのGeForce GTX 2060 KOには“TU106”ではなくGeForce RTX 2070 SuperやGeForce RTX 2080/RTX 2080 Superで用いられる“TU104”が搭載されている。ダイの刻印は“TU104-150-KC-A1”となっている。
Intel: 10nm Yield Is Ahead Of Expectation, 7nm Ponte Vecchio GPU On Track(WCCF Tech)

Intelは現在の10nmプロセスのイールドについて、予想を上回っていることを明らかにした。そして2020年に9種類の10nmプロセス製品のリリースを計画していると述べた。また7nmプロセスの最初の製品となる“Ponte Vecchio”と呼ばれるGPUは2021年第4四半期に向けて順調に進めているとした。

“Oer Priorities”と題されたスライドがWCCF Techに掲載されており、その中央の“Improving Our Execution”の項目に10nmのイールドと7nmの最初の製品について掲載されている。

その内容は文字通り上述の通りであるが、以下に箇条書きにしてまとめた。
◇Sonora Pass/Angels Landing Cedar Islands Platform
Sonora Pass/Angels Landing Cedar Islands Platform(2020 OCP Global Summit)

“Angels Landing”と“Sonora Pass”はいずれもIntel Xeon Processorを用いた高性能かつ先進的なサーバー向けプラットフォームである。“Angels Landing”は最大8-socketまで、“Sonora Pass”は最大2-socketまでとなり、いずれもSocketあたり6 channelのDDR channelと48レーンのPCI-Expressレーンを備える。
CPU rumors: Intel Rocket Lake-S to come with 500 chipset series in 2021(ComputerBase.de)
Intel H510 motherboard for Rocket Lake-S spotted(VideoCardz)

“Rocket Lake”は“Comet Lake”に続くCPUである。マザーボードメーカーはCES 2020で500 seriesチップセットが既に準備中であり、非常に早期の産業向けマザーボードが一時的に姿を現した。

明らかになったのはGigabyuteの産業用マザーである“GA-IMB510”である。同社の同系列のマザーボードを見ると“GA-IMB310”はH310チップセットを搭載しており、これに倣えば“GA-IMB510”はH510チップセットを搭載するマザーとなるだろう。Intelは新CPUとともに新チップセットも投入するのが常であり、“Comet Lake”+ 400 series chipsetの次として“Rocket Lake”+ 500 series chipsetが投入されるのは不自然な流れではない。
Intel Gets the Jitters: Plans, Then Nixes, PCIe 4.0 Support on Comet Lake(Tom's Hardware)

Tom's HardwareがCES 2020で伝え聞いた複数の情報によると、次のLGA1200マザーボードはPCI-Express 4.0をサポートする模様である。しかし、Intelは“Comet Lake”チップセットの機能の実装に問題を生じ、市場に出る時点ではLGA1200マザーボードはPCI-Express 3.0までの対応にとどまる。
AMD launches Radeon RX 5600 XT at 279 USD(VideoCardz)
Radeon RX 5600 XT搭載ビデオカードが各社から登場(Impress PC Watch)
(レビュー)
The AMD Radeon RX 5600 XT Review, Feat. Sapphire Pulse: A New Challenger For Mainstream Gaming(AnandTech)
MSI Radeon RX 5600 XT Gaming Z review - Introduction(Guru3D)
AMD Radeon RX 5600 XT Review: Look out, RTX 2060(Tom's Hardware)
Review: Sapphire Radeon RX 5600 XT Pulse OC(HEXUS)
Radeon RX 5600 XT(4Gamer.net)
Radeon RX 5600 XTは本当に競合より高速でワッパにも優れたGPUだった!(Impress PC Watch)

1月21日、Radeon RX 5600 XTが正式発表され、各メディアによるレビューも解禁された。
Radeon RX 5600 XTはRadeon RX 5700 XT/RX 5700で用いられている“Navi 10”をベースとし、Stream Processorの数はRadeon RX 5700と同等の2304基であるが、メモリインターフェースを192-bitで、搭載されるメモリはGDDR6 6GBとなる。また周波数もRadeon RX 5700より低く抑えられている。


スペックは以下の通り。
Intel reportedly considers CPU price cuts to defend market dominance(OC3D)

DigiTimesが複数の大手PCメーカーからの情報として、Intelが2020年下半期にProcessor製品の値下げを計画していると報じている。値下げは、AMDの次世代Ryzen processorへの対抗として考えられており、AMDが今年中に新Processorをリリースできるかどうかも関与する。AMDのCEOであるLisa Su氏は同社の計画として“Zen 3”世代のprocessorを今年後半に投入することを明らかにしている。
AMD Radeon 5800 XT (big NAVI) to get 80 Compute units?(Guru3D)

Compute Unit数が80の“Navi”の噂が出てきている。80という数字は現行の“Navi”搭載カードの最上位であるRadeon RX 5700 XTの2倍の数字である。AMDもより大型の“Big Navi”が今年中に登場することを説明しているが、その詳しい中身まではまだ明らかにしていない。

“Navi 21”がCompute Unit数80になるのではないか、というものだがそもそもが掲示板に書き込まれたレベルのものなので、信憑性はだいぶ落ちる。一応、以下がその書き込みの内容である。
NVIDIA GeForce MX350 and MX330 to feature Pascal architecture(VideoCardz)
NVIDIA to Reuse Pascal for Mobility-geared MX300 Series(techPowerUp!)
GeForce MX350 and MX330 stick with Pascal architecture(HEXUS)

“Pascal”ベースのGPUはもうしばらく使い続けるようである。“Turing”はTSMC 12nm FinFETプロセスで製造されるが、今回の“Pascal”ベースのローエンドGPUはSamsungの14nmプロセスで製造される。
EXCLUSIVE: Tiger Lake NUC(FanlessTech)
Intel "Panther Canyon" NUC Implements "Tiger Lake" SoC with Xe Graphics(techPowerUp!)
Tiger Lake NUC from Intel Spotted, specs and based on Xe micro architecture(Guru3D)

“Pnather Canyon”はNUC 11 Performanceに相当する製品で、TDP28Wの“Tiger Lake-U”(Core i7, i5, i3を選択できる)を搭載する。GPUにXe graphics(“Tiger Lake-U”のiGPUのことを指しているのだと思うが、別途dGPU版搭載の可能性もあり?)を使用し、メモリはDual-channel DDR4-3200 SO-DIMMに対応、最大容量は64GBである。

“Phantom Canyon”はNUC 11 Extremeに相当し、“Skull Canyon”や“Hades Canyon”の後継であるが、TDP45WのH seriesではなく、TDP28Wの“Tiger Lake-U”を搭載する (Core i7, i5を選択可能) 。そして別にサードーパーティ製のdGPUを搭載する。

それぞれのスペックを以下にまとめる。
AMD Has Now Definitively Confirmed Big Navi(Tom's Hardware)
AMD's Lisa Su reconfirms that we will see "Big Navi" in 2020(OC3D)
Dr Lisa Su reconfirms Big Navi GPU product releases in 2020(HEXUS)
AMD’s Lisa Su: you gonna see “Big Navi” in 2020(VideoCardz)

AMDが“The Bring Up”とダイされた動画を公開し、同社のCEOであるLisa Su氏が改めてPCゲーマー向けに「2020年に“Big Navi”がもたらされる」と強調した。

“Big Navi”は未発表の製品であるゆえ、詳細は語られなかったが、$400以上の価格帯を担うハイエンド帯の製品と予想され、NVIDIAの現行製品ならばGeForce RTX 2070 Super, RX 2080あるいはRTX 2080 Tiに対抗できる製品になるはずである。
NVIDIA's next-generation amp core exposure: 7nm, 20GB video memory(MyDrivers)
Rumor: First NVIDIA “Ampere” GeForce RTX 3080 and RTX 3070 specs surface(VideoCardz)

NVIDIAの次世代GPUコア―“Ampere”はそう遠い話ではなく、3月のGTC conferenceで明らかにされると言われている。

MyDriversで得た情報によると、“Ampere”にはGA103とGA104という2つのコアがあり、いずれも“Ampere”世代ではハイエンド帯に位置するコアとなる。

GA103とGA104のスペックは以下の通りである。
Sapphire quietly makes Radeon RX 5600 XT Pulse faster(VideoCardz)
PowerColor also announces Radeon RX 5600 XT with 14 Gbps memory(VideoCardz)
AMD Allegedly Bolstering Radeon RX 5600 XT in Response to RTX 2060 Price Cut(techPowerUp!)

Radeon RX 5600 XTが発表されたまだ数日であるが、AMDは新たなvBIOSをパートナーに提供している。このvBIOSを適用するとTypical Board Powerは150Wから160Wに上昇するものの、CES 2020で発表された数字よりも高い周波数を実現できるという。
NVIDIA Formally Cuts Prices of GeForce RTX 2060 to $299(techPowerUp!)
NVIDIA lowers price of GeForce RTX 2060 towards $299(Guru3D)
NVIDIA GeForce RTX 2060 now costs 299 USD(VideoCardz)
NVIDIA Cuts Price of GeForce RTX 2060 To $299(AnandTech)

AMDのRadeon RX 5600 XTはまだ市場に流通していないが、NVIDIAは既にRadeon RX 5600 XTに対する対抗策を打ってきた。

SuperのつかないGeForce RTX 2060は6GBのメモリを搭載し、TU106をベースとするカードである。TU106を使用するため、“Turing”で新たに搭載されたハードウェアRay Tracingに対応できる。

GeForce RTX 2060の価格はこれまで$349に設定されていたが、NVIDIAはこれを値下げし$299とした。GeFroce RTX 2060搭載カードの一部は$320未満で販売されているものもあるが、今回の値下げにより、市場の価格もより下がることが期待される。
Cooler Master SFX Gold Series PSUs Are Juicy: Up to 850W(techPowerUp!)
Cooler Master Unveils a 850W SFX Power Supply!(WCCF Tech)

CES 2020でCoolar Masterが新たなSFX Gold seriesの電源ユニットを明らかにした。新たなSFX Gold seriesは最大のモデルで850Wの容量を実現する。ラインナップとしては最大の850Wの他、750W, 650W, 550Wがある。いずれも80Plus Gold認証を取得しており、10年保証が付属する。ファンは80mmのものを1基搭載する。
価格は850W $139.99, 750W $129.99, 650W $119.99, 550W $109.99である。
I Ran Off with Intel’s Tiger Lake Wafer. Who Wants a Die Shot?(AnandTech)

CES 2020のサプライズの1つはIntelが“Tiger Lake”を実際に明らかにしたことだ。“Tiger Lake”はiGPUのXe-LP graphicsを搭載するMobile向けProcessorである。そして製造プロセスは“Ice Lake”の10nmから改良された10nmプロセスとなる(“Ice Lake”の10nmプロセスを10nm+とするならば、“Tiger Lake”は10nm++となる)。また、Intelは“Tiger Lake”が“Ice Lake”と比較してCPU性能GPU性能ともに上回ることを実演し、さらに次世代AI機能を搭載することも明らかにした。そしてその“Tiger Lake”は2020年末予定であるが、AnandTechではその“Tiger Lake”のウエハを見ることができた。
Plextor at CES 2020: M9Pe Plus AIC SSD and its M.2 Twin(techPowerUp!)

PlextorはCES 2020でM9Pe PlusとなるPCI-Express NVMe SSDを展示した。M9PeはPCI-ExpressカードスロットタイプとM.2 2280タイプが用意される。どちらもインターフェースはPCI-Express 3.0 x4 / NVMe 1.3で、コントローラは8 flash channelを有するMarvel 88SS1092 (Eldora Plus)、NANDはKioxia (旧東芝メモリ) の96層3D TLC NAND Flash (BiCS4) を使用、キャッシュとしてDDR4メモリを搭載する。

容量は256GB, 512GB, 1TBが用意される。性能はSeqential Read Max 3400MB/s, Write Max 2200MB/sである。耐久性は256GB, 512GB, 1TBがそれぞれTBW 160TB, 320TB, 640TBである。核はM.2 2280タイプで256GB $51, 512GB $81, 1TB $135となる。PCI-Expressカードタイプはこれに$15ほど上乗せされる。
AMD Radeon RX 5600 XT features Navi 10 XLE(VideoCardz)

Radeon RX 5600 XTは“Navi 10”を使用する。レビュワーがデータを直接覗いたところによると、Radeon RX 5600 XTのコアは“Navi 10 XLE”と呼ばれる模様だ。

“Navi 10”はRadeon RX 5700, 5600 seriesに使用されており、各製品とコアの関係は以下のようになる。
Intel: 28 W Ice Lake Core i7-1068G7 Coming Q1(AnandTech)

“Ice Lake-U”は2019年に発表されている。そしてTDP15WのCore i7 1065G7やCore i5 1035G7等は搭載デバイスも実際に販売されている。ところが、同時に発表されたTDP28Wの最上位モデル―Core i7 1068G7は今日まで搭載デバイスが全く出てこない状態が続いていた。
AnandTechではIntelに何度かe-mailを送り、次のような回答を得た。


第10世代のCore i7 1068G7は製品化に向けて順調で、2020年第1四半期中にOEM顧客が利用できるようになる。
ASMedia 600 chipset family for Zen 3 available in late 2020(Guru3D)

業界筋の情報によると、ASMedia technologyはAMDから500 seriesおよび600 seriesを受注した模様である。

600 seriesチップセットは2020年末が予定されている。一方、500 seriesチップセットのうちX570についてはPCI-Express 4.0へ対応させるため、AMD独自開発となったが、B550とA520についてはASMedia製となる。
AMD Rolls Out Athlon 3000 Gold and Silver "Zen" 15W Mobile SoCs(techPowerUp!)

CES 2020では“Zen 2”世代のMobile向けAPU―“Renoir”ことRyzen 4000 series Mobile APUや64-coreのRyzen Threadripper 3990Xが大きな話題となったが、ローエンド向けにも新製品が明らかにされた。それがAthlon 3000 Goldと3000 Silverである。いずれもTDP15Wの低消費電力・低価格向けの製品である。

スペックは以下の通り。
Rumor: Intel preparing 22-core Intel Core i9-10990XE?(VideoCardz)
Core i9-10990XE 22-core Processor Last Gasp of the X299 Platform?(techPowerUp!)
Special CPU Core i9-10990XE: Intel Cascade Lake X Refresh with up to 22 cores(ComputerBase.de)
[CPU] No big guys talk about 10990xe. .(Chiphell)

現在、第10世代Core X seriesとして使用されているダイは“Cascade Lake”のHigh Core Count (HCC) で、それゆえ最大コア数は18-coreまでにとどまっている。しかしChiphellに、Intelはさらに上のモデルとしてExtreme Core Count (XCC) のダイをLGA2066のHEDTプラットフォームに投入し、22-core/44-threadの製品を投入するという投稿がなされた。
Intel's Comet Lake Absence at CES Reportedly Related to Power Consumption Wall(techPowerUp!)
Intel Comet Lake-S: The finished mainboards have to wait for the CPUs(ComputerBase.de)

IntelはCES 2020で結局“Comet Lake-S”に言及しなかった。マザーボード側は準備は整っていたにもかかわらず、Intelが“Comet Lake-S”について差し控えたため、マザーボードメーカーは煮え湯を飲まされた格好となってしまった。この原因であるが10-coreの製品に消費電力の問題があるためである。
Intel Rolls Out Linux Media Driver for Tiger Lake, Jasper Lake, Elkhart Lake(Tom's Hardware)

Intelは12月にひっそりとLinux用のMedia Driverを更新した。Phoronixによると、新しいMedia Driverには“Tiger Lake”、“Jasper Lake”、“Elkhart Lake”に対応するエンコード・デコードアクセラレートの追加が行われた。“Tiger Lake”、“Jasper Lake”、“Elkhart Lake”はいずれも2020年中のリリースが予定されているProcessor群である。
Intel Xe DG1 GPU Renders Leak - DG1 is a software development card(OC3D)
Intel Reveals Xe DG1 ‘Software Development Vehicle’(VideoCardz)

IntelはXeアーキテクチャを採用したDG1 graphics cardを全世界のISV (Indepndent Software Vender) への配布を開始した。DG1 graphicsの配布は今年後半に登場するXe graphicsを統合した“Tiger Lake”の解禁までにXe graphicsが浸透する道筋を作ることである。

DG1は試作ハードウェアと考えられる。そして、その役割はIntel Xe architectureのためのソフトウェア開発を推進させるためのものである。Xeは将来的に内蔵グラフィックから強力なサーバー向け・HPC向けまでが展開される見込みである。DG1はその出発点となる。