北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD Ryzen 7000 Series "Raphael" Zen 4 Processor IHS Design Gets Leaked(techPowerUp!)
This is how Raphael will look like from the top.(ExecutableFix@ExecuFix)

AMDはデスクトップ向けプラットフォームをSocketAM4からSocketAM5へ切り替える準備を進めている。新しいSocketAM5はSocketおよびProcessorのパッケージどちらも大きな変更がかかる。まずSocket側であるがPGAからLGAに変更される。そして、LGAへの変更に伴いCPUのパッケージも変更される。

ExecutableFix氏がそのSocketAM5に対応するCPU―“Raphael”のパッケージを明らかにした。LGAへの変更に伴いヒートスプレッダの形状が変更されるが、その形状はIntelのそれでよく見るものとは異なり、独特な形状である。

・・・見てもらった方が早い。
Intel、UP3の第11世代Coreに最上位モデル「Core i7-1195G7」を追加(Impress PC Watch)
Intel at Computex 2021: Tiger Lake-U Refresh, Mediatek 5G Solutions, NUC 11 Extreme(AnandTech)

“Tiger Lake-UP3”の追加モデルとなるCore i7 1195G7とi5 1155G7が正式発表された。これらの特徴は既存モデルと比較し、TurboBoost時の周波数が高く設定されていることにある。一方、定格周波数はそれぞれCore i7 1185G7とi5 1145G7と比較すると100MHz低い。

スペックは以下の通りである。
AMD Ryzen Threadripper “Zen3” now rumored to be available in September(VideoCardz)
AMD Zen 3 Powered Ryzen Threadripper ‘Chagal’ HEDT CPUs Rumored For Launch In August, Availability in September(WCCF Tech)
Epyc 7443P and all those missing 7003 Epycs + next Threadripper info(ServerTheHome / Forum)

“Zen 3”世代のRyzen Threadripperは8月にローンチされ、9月に販売が解禁されるという噂が出てきている。

4世代目となり“Zen 3”アーキテクチャを採用したRyzen Threadripperは“Chagal”と呼ばれている。ServerTheHomeのForumにその“Chagal”が8月にローンチされるという投稿がされた。
Intel launches i7-11700B processor, bringing Tiger Lake to the "desktop" platform (IThome)
Intel(R) Core(TM) i9-11900KB Processor (24M Cache, up to 4.90 GHz)(intel.co.uk)
Intel Secretly Launches 65W B-Series Tiger Lake Desktop CPUs (Updated)(Tom's Hardware)
Intel(R) Core(TM) i9-11900KB Processor(Intel ARK)
Intel(R) Core(TM) i7-11700B Processor(Intel ARK)
Intel(R) Core(TM) i5-11500B Processor(Intel ARK)
Intel(R) Core(TM) i3-11100B Processor(Intel ARK)

Intelがひっそりと型番の末尾に“B”がついた“Tiger Lake”の新製品をローンチした模様である。
ベースとなるCPUは“Tiger Lake-H”であるが、“B”モデルはデスクトップ向けとして位置づけられ、TDPはノートPC向け (45W) よりも高い65Wに設定されている。

当初見つかったのは8-core/16-threadのCore i9 11900KBとCore i7 11700Bの2種類だったが、後にTom's Hardwareにより6-core/12-threadのCore i5 11500Bと4-core/8-threadのCore i3 11100Bが発見されている。

スペックは以下の通り。
Marvell Announces First PCIe 5.0 NVMe SSD Controllers: Up To 14 GB/s(AnandTech)

Marvellは5月27日、PCI-Express 5.0をサポートする初のNVMe SSDコントローラを発表した。新しいNVMe SSDコントローラはMarvellのBraveraブランドで展開される。Braveraブランドにはこの他にHDDコントローラやその他のストレージアクセラレータ製品も含まれている。そして新たなNVMe SSDコントローラに当たられた名前はBravera SC5 familyとなり、その内訳は8-channelのMV-SS1331と16-channelのMV-SS1333の2種類である。

スペックは以下の通りである。
AMD's 2022 Ryzen "Raphael" Zen 4 Processor Packs 20% IPC Gain(techPowerUp!)
AMD Zen 4 Powered Ryzen ‘Raphael’ Desktop CPU Rumors: Over 20% IPC Gain, 16 Core Flagship at Launch, DDR5-5200 on AM5 LGA1718 Socket, 2022 Launch(WCCF Tech)
AMD's Ryzen "Raphael" CPUs will reportedly boast a 20+% IPC gain - Zen 4 details leak(OC3D)
AMD Zen 4 Raphael Leak: IPC, Core Counts, Perf/Watt, Release Date (+ FSR RDNA 3 Info)(Moore's Law Is Dead / YouTube)

おなじみMoore's Law Is Deadが5月下旬時点での“Zen 4”に関する情報を明らかにしている。

まず“Zen 4”アーキテクチャであるが。TSMC 5nmプロセスでの製造となる。そしてIPCは“Zen 3”から20%以上の向上となる。“Moore's Law Is Dead”はこの20%以上のIPC向上について、これよりも高い数字を示している情報も得ているが、それについては十分に信頼できる情報ではないとしている。
引き続きchiplet構成が採用され、1つのCPU chipletに搭載されるCPUコア数は現行と同じ8-coreとなる。Performance per watt向上は“Genoa”と“Milan”を比較した場合50%以上の向上となる。
そしてAVX-512命令のサポートが新たに加わる。
AMD Ryzen 8000 series with Zen5 architecture allegedly codenamed Granite Ridge(VideoCardz)

Weiboからの情報で“Zen 4”世代のRyzen CPU―“Raphael”の後継となる“Zen 5”世代のRyzen CPUのコードネームが“Granite Ridge”と伝えられた。また同様に“Zen 5”世代のRyzen APUは“Strix Point”と伝えられている。“Granite Ridge”はRyzen 8000 series CPUになると見込まれ、主にデスクトップ向けに投入される。

今回の情報によると同じ“Zen 5”世代のAPUである“Strix Point”はTSMC N3プロセスで製造される。そして“Zen 5”と“Zen 4D”アーキテクチャが採用されると記載されている。これの詳細は不明である。
AMD Instinct MI200 "Aldebaran" to Launch Later This Year(techPowerUp!)
AMD Instinct MI200 with CDNA2 ‘Aldebaran’ GPU could launch later this year(VideoCardz)

AMDの次世代HPC accelerator向けアーキテクチャである“CDNA 2”を採用したInstinct MI200は今年末にローンチされる。AMDのCEOであるLisa Su氏がJPMorganが主催した投資家向けイベントにおいて前述の事柄を明らかにした。

Instinct MI 200は“CDNA 2”と呼ばれるCompute architectureを採用する。そしてInstinct MI200 HPC accelerator cardは“Aldebaran”と呼ばれるコンピューとアクセラレーターパッケージをベースとする。CDNA 2世代の製品はMulti-chip-moduleとなり、複数のCompute dieと複数のメモリダイで構成されるだろう。
AMD "Milan-X" Processor Could Use Stacked Dies with X3D Packaging Technology(techPowerUp!)
AMD's EPYC CPUs are going 3D - Milan-X Stacked Processor Teased(OC3D)
Milan-X aka Milan-X(3D).(ExecutableFix@ExecuFix)
AMD is working on a new CPU(Patrick Schur@patrickchur_)

AMDはProcessorの開発を進めるとともに、並行して新しい技術の開発も行っている。2020年3月に同社はX3D packaging technologyを開発していることを明らかにしている。X3D packaging technologyは複数の半導体ダイを2.5Dと3Dの両方のアプローチを用いることにより、より強固に接続するものである。そして今回、そのX3D packaging technologyに関連するより新しい情報が入ってきた。
AMDはX3D packaging technologyをダイの積層とともに用い、そしてこの技術が最初に採用されるCPUが“Milan-X”となる。
A mockup of AMD Zen4 “Raphael” AM5 LGA1718 package has been leaked(VideoCardz)
午後9:53 · 2021年5月25日(ExecutableFix@ExecuFix)

5月23日にSocketAM5がLGA1718であるという情報をもたらしたExecutableFix氏であるが、その続報として、“Raphael”のTDP、そしてLGA1718 / SocketAM5を用いる“Raphael”のモックアップを明らかにした。

まず“Raphael”のTDPであるが120Wであるという。しかしSpecial Editionとして170Wの製品も存在するという。メモリはDDR5に対応する一方でDDR4のサポートは行われない。そしてPCI-Expressであるが、世代はPCI-Express 4.0にとどまるものの、“Matisse”や“Vermeer”の24レーンから4本増やされ、28レーンとなる。
ASUS to launch more fanless X570 motherboards in the third quarter(VideoCardz)
Fill in the blanks:(ROG Global@ASUS_ROG)

未発表のチップセットであるX570Sを搭載したマザーボードをGigabyteとMSIが用意していることがリークしている。X570SはX570をファンレス仕様としたものである。

そして今回、ASUSがファンレスのX570マザーボード―おそらくはX570S搭載マザーボードをローンチすることを予告した。
午前4:25 · 2021年5月23日(ExecutableFix@ExecuFix)

様々なリーク情報を扱っているExecutableFix氏がSocketAM5に関する情報をツイートした。

SocketAM5は前々よりDDR5とPCI-Express 5.0に対応するプラットフォームで、Ryzen CPUであれば“Zen 4”世代の“Raphael”から採用されると見込まれている(Ryzen APUであればおそらく“Zen 3+”世代の“Rembrandt”からとなるが、“Rembrandt”はDDR5には対応するがPCI-Expressの世代は5.0ではなく4.0になると言われている)。
NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti and RTX 3080 Ti Possible Release Dates Surface(techPowerUp!)
Possible release timeframe for GeForce RTX 3070 Ti and 3080 Ti surfaces(Guru3D)
Exclusive: NVIDIA GeForce RTX 3080 Ti and RTX 3070 Ti Availability Details(WCCF Tech)

GeForce RTX 3080 TiとRTX 3070 Tiのスケジュールに関する情報が更新された。まず発表であるがGeForce RTX 3080 Ti, RTX 3070 Tiとも5月31日である。この日はComputexのKey noteの日付でもある。
そしてローンチであるがGeForce RTX 3080 Tiは6月3日、GeForce RTX 3070 Tiは6月10日となる。レビュー解禁はそれぞれ前日となる6月2日と6月9日である。


GeForce RTX 3080 TiとRTX 3070 Tiについてはそのスペックもスケジュールも二転三転してきた。
先日、これらがComputex 2021で発表されるという情報が入っており、今回はその解禁日―GeForce RTX 3080 Tiが6月3日、RTX 3070 Tiが6月10日という情報がもたらされた。紆余曲折を経た・・・どころではないかもしれないが、ようやくこれらの製品が形となって現れることになりそうだ。

(過去の関連エントリー)
GeForce RTX 3080 TiとRTX 3070 TiはComputex 2021で発表される?(2021年5月20日)
Intel’s 10nm SF Node is 35% More Efficient than its 14nm+++: Tiger Lake-H vs Rocket Lake-S Comparison(Hardwaretimes)

中国のForum―bilbiliに10nm SuperFinを用いたCore i5 11400H (Tiger Lake-H) と14nm+++プロセスのCore i5 11400 (Rocket Lake-S) の比較が掲載された。
結果、10nm SuperFinは14nm+++と比較し、同じ周波数であれば35%電力効率に優れるという結果となった。


動画でしかも中国語のため大分わかりにくい。また“Tiger Lake-H”の環境はどうしてもノートPCにならざるを得ないため、ノートPCメーカーの裁量で性能が決定されてしまう部分は注意する必要がある。
Intel to Detail "Alder Lake" and "Sapphire Rapids" Microarchitectures at Hot Chips 33, This August(techPowerUp!)
Conference Day 1: Monday, August 23rd, 2021(Hot Chips 33)

Intelは第12世代Core processorとなる“Alder Lake”と次世代サーバー向けCPUである“Sapphire Rapids”のCPUマイクロアーキテクチャに関する講演を8月のHot Chips 33で予定されている。
Intelの講演は8月23日に予定されている。


Intelの講演はHot Chips 33の第1日目、米国太平洋標準時(夏時間)8月23日9時~11時(日本時間8月24日1時~3時)に予定されている。
Ryzen 5000 - the new revision won't be what you thought (benchmark.pl)
AMD confirms B2 stepping for Ryzen 5000 series brings no functionality or performance improvements(VideoCardz)

最近になりRyzen 5000 series―“Vermeer”の新Revisionが話題になっている。そしてPC関係のメディアは“Vermeer”の新RevisionであるB2が設計のリフレッシュを行い、性能を向上させたものになるのではないかと推測したものの、実際にはこのようなことは起こらないことが明らかになった。
benchmark.plではAMDから新Revisionについて以下のように説明を受けた。


AMDは製造および流通の効率をより高めるべく力を注ぎ続けている。AMDは今後6ヶ月の後に徐々にRyzen 5000 seriesをB2 steppingに移行させる。しかし、このB2 steppingは機能の追加や性能の向上が行われるものではなく、stepping変更に伴うBIOS updateも不要である。
NVIDIA to announce GeForce RTX 3080 Ti and RTX 3070 Ti during Computex 2021 Keynote?(VideoCardz)
NVIDIA at Computex 2021(NVIDIA)

台北時間の5月31日20時にNVIDIAのKeynoteが開催される。演者はJeff Fisher氏 (GeForce Senior Vice President) とManuvir Das氏 (the Head of Enterprise Computing at NVIDIA) である。特にJess Fisher氏の登壇はNVIDIAがこのKeynoteでGeForce RTX 3080 TiとRTX 3070 Tiを発表する可能性を示している。2月にはJess Fisher氏がGeForce RTX 3060 12GBを発表している。
NVIDIA To Extend Ethereum Throttle to GeForce RTX 3080, 3070, & 3060 Ti “LHR” Cards(AnandTech)
NVIDIA announces GeForce RTX 30 Lite Hash Rate (LHR) series with cryptomining limiter(VideoCardz)
Nvidia confirms ‘Lite Hash Rate’ RTX 3080, RTX 3070 and RTX 3060 Ti(KitGuru)
NVIDIA、GeForce RTX 3080/3070/3060 Tiのマイニング性能制限モデルを投入(hermitage akihabara)
GeForce RTX 3080/3070/3060 Tiにマイニング性能制限。NVIDIA正式発表(Impress PC Watch)
A Further Step to Getting GeForce Cards into the Hands of Gamers(NVIDIA)

"GeForce products ar made for gamers"
NVIDIAのGeForce RTX 30 seriesは第2世代のRTX architectureを搭載し、専用のRT CoreとTensor Coreを搭載し、ゲーマーやクリエイターに素晴らしき性能とVisual体験を提供するものである。


NVIDIAのGPUはProgrammableがゆえに、ユーザーは次々と新しいアプリケーションでのNVIDIA GPUを活用法を見つけ出している。シミュレーションや遺伝子シークェンス、深層学習やロボット工学などが代表である。そして暗号通貨のマイニングもその1つである。

NVIDIAはGeForce GPUが本来のユーザーであるゲーマーに提供できるようにすべく、GeForce RTX 3060についてEthereumのハッシュレートを制限して出荷した。そして5月18日、ゲーマー向けにさらにGeForce GPUを供給できるようにすべく、GeForce RTX 3080, RTX 3070, RTX 3060 Tiの3製品についてEthereumのハッシュレートを制限したモデルを投入した。これら3製品のEthereumのハッシュレートを制限したものは“Lite Hash Rate”ないしは“LHR”の文字列が付加され、従来製品と区別できるようにしている。
AMD Reportedly Preparing B2 Stepping of Ryzen 5000 Series "Vermeer" Processors, Boost Speeds to Reach 5.0 GHz(techPowerUp!)
AMD preparing B2 stepping of Ryzen 5000 “Vermeer” CPUs with clock speed up to 5.0 GHz(VideoCardz)
B2 Stepping for Vermeer?!(Patrick Schur@patrickchur_)

Ptrick Schur氏によるとAMDは現在Ryzen 5000 seriesに使用されているコア―“Vermeer”のB2 steppingを用意している模様だ。

Patrick Schur氏が明らかにしたのはRyzen 9 5950XTに相当するであろう16-coreのES品とRyzen 5 5600XTに相当する6-coreのES品である。
MSI Confirms GeForce RTX 3080 Ti and RTX 3070 Ti SUPRIM Series(techPowerUp!)
MSI RTX 3080 Ti and RTX 3070 Ti slides leak - VRAM capacities confirmed(OC3D)

MSIのマーケティング資料に未発表のGeForce RTX 3080 TiとRTX 3070 Tiを搭載したSUPRIM seriesに関する言及があった。そしてその資料にはこれらが搭載するメモリについても言及されており、GeForce RTX 3080 Ti SUPRIM 12G/SUPRIM X 12Gは12GB、GeForce RTX 3070 Ti SUPRIM 8G/SUPRIM X 8Gは8GBとなる。

いよいよGeForce RTX 3080 TiとRTX 3070 Tiの登場が現実味を帯びてきたということだろうか。メモリ容量については概ね既報通りで、3080 Tiが12GB、3070 Tiが8GBとなる。おそらく使用されるコアは3080 TiがGA102、3070 TiがGA104となるだろう。今回はCUDA core数や周波数については言及がなかったが、以前の情報ではGeForce RTX 3080 TiのCUDA core数は10240基とされていた。GeForce RTX 3070 TiのCUDA core数については情報が少ないがGA104のフルスペック仕様となる6144基になるという見方が多い。
AMD Radeon RX 6600 series to feature up to 8GB GDDR6 memory and PCIe Gen4 x8 interface(VideoCardz)
AMD Radeon RX 6600 XT with 8 GB memory – Exclusive details from internal slides and a first conclusion(Igor's Labs)

AMDはまもなく3番目のコアRDNA 2コアを使用したグラフィック製品を投入する。エントリーレベルに頼近い位置にするこの製品は、Mobile向け市場にとってはより敵した製品となるだろう。Mobile向けでは1080p程度の軽量なゲーミングやマルチメディアでの使用がしばしば使われるからだ。
しかし、その3番目のRDNA2コア―“Navi 23”はデスクトップ向けのRadeon RX 6600 seriesとして投入される。
AMD Embedded Roadmap for 2020-2023 lists Zen4 EPYC with 64+ cores(VideoCardz)
AMD Embedded Roadmap Lists Zen 4 EPYC CPU with 64+ Cores(techPowerUp!)

VideoCardzに2020年から2023年までのAMDの組み込み向け製品のロードマップが掲載されている。ロードマップは上からEPYC 7000 series, EPYC 3000 series, V series, R seriesの4段に分けて描かれている。
AMD Navi 24 “Beige Goby” entry-level GPU to offer 1024 cores(VideoCardz)
AMD Publishes Initial Open-Source Linux Driver Code For "Beige Goby"(Phoronix)
Oh interesting, Beige Goby appears to be Navi24.(Locusa@Locusa_)

AMDは“Beige Goby”と呼ばれる新しいGPU向けの初期オープンソースLinux graphics driverを明らかにした。

“Beige Goby”はLinuxのドライバでのみ見られるGPUのコードネームで、これまでにも“Sienna Cichild”(“Navi 21”)、“Navy Flounder”(“Navi 22”)、“Dimgrey Cavefish”(“Navi 23”)などが登場しており、“Beige Goby”もこれまでと同様に色と魚の名前を組み合わせたコードネームとなっている。

Phoronixに書かれているのはここまでで、“Beige Goby”がRDNA 2世代の何かしらのGPUであることは示唆されるものの、具体的にどれを指し示しているかまでは言及していない。
Exclusive: Is Intel’s Arctic Sound already dead? – Two existing models with specs, pictures and some questions(Igor's Labs)
Intel Xe HP "Arctic Sound" 1T and 2T Cards Pictured(techPowerUp!)
Intel Xe HP 1T and 2T Graphics card photos surface (Arctic Sound)(Guru3D)
Intel Arctic Sound Accelerators Pictured - Up to 7680 Xe Cores Reported(OC3D)

Xe-HPないしは“Arctic Sound”と呼ばれるIntelのワークステーション・サーバー向けと位置づけられるXe graphics製品の写真がIgor's Labsに掲載されている。

Xe seriesは派生品が多く、まずそれを整理する必要がある。
AMD Radeon RX 6600 XT allegedly features 2048 cores, RX 6600 gets 1792(VideoCardz)
[Graphics card] AMD Radeon 6000 series new card parameters, reliable news (Chiphell)

Chiphellに“Navi 23”を搭載するRadeon RX 6000 seriesのスペックの一部がリークされている。

元のChiphellの投稿はRadeon RX 6x00 XTとRX 6x00となっており、“Radeon RX 6600”とは書いていないが、先日のEECに掲載された情報を合わせると今のところ“Navi 23”はRadeon RX 6600 seriesを名乗る可能性が高いと推定されるため、便宜上このエントリーではRadeon RX 6600 seriesとして記載する(“Navi 23”=Radeon RX 6500 seriesになる可能性は0ではないが、今のところそれを示すような情報は出てきていない)。

今回出てきたスペックは以下の通りである。
ASRock Radeon RX 6600 (XT) series spotted in EEC filing(VideoCardz)
AMD Radeon RX 6600 XT and RX 6600 Surface in Regulatory Filing(techPowerUp!)
RU0000052633(EEC)

Eurasian Ecomonic Commission (EEC) のWebサイトにASRock Europeから未発表のGPUが登録されていた。登録されていたのはRadeon RX 6600 XTおよびRadeon RX 6600搭載カードで、いずれもメモリはGDDR6 8GBを搭載すると推定されるものであった。この8GBというメモリ容量から推定されるのはRadeon RX 6600 XT / 6600がともに128-bitメモリインターフェースを有するであろうことだ。
Intel Announces 11th Gen Core "Tiger Lake-H" Mobile Processors(techPowerUp!)
Intel Launches 11th Generation Core Tiger Lake-H: Eight Core 10nm Mobile Processors(AnandTech)
Meet Tiger Lake-H, Intels new line of notebook CPUs(Guru3D)
Intel Launches Eight Core Tiger Lake-H Processors: Higher Power Consumption, Lower Clocks(Tom's Hardware)
Intel launches 11th Gen Core ‘Tiger Lake H’ processors for laptops(KitGuru)
Intel Launches New 11th Gen Core for Mobile(Intel)

Intelは5月11日、“Tiger Lake-H”のコードネームで呼ばれていたハイエンドノートPC向け第11世代Core processorおよびワークステーション向けのXeon W 11000M seriesを正式発表した。
コンシューマ向けの最上位となるCore i9 11980HKは「世界最高のゲーミングノートPC向けProcessor」であり、最大5.00GHzに達するその速度で、ゲーミングやコンテンツ作成、Business Professionalに最高の性能を提供する。


スペックは以下の通り。
NVIDIA Launches GeForce RTX 3050 and RTX 3050 Ti for Laptops(AnandTech)
NVIDIA Announces GeForce RTX 3050 Ti Mobile and RTX 3050 Mobile(techPowerUp!)
Nvidia launches their RTX 3050 and RTX 3050 Ti Mobile GPUs for laptops(OC3D)
NVIDIA Transforms Mainstream Laptops into Gaming Powerhouses with GeForce RTX 30 Series(NVIDIA)
Compare Gaming Laptops: Geforce RTX 30 Series(NVIDIA)

NVIDIAは5月11日、ノートPC向けGeForce RTXの新製品を発表した。今回発表された新製品により、Real-time Ray tracingやAIをベースとしたDLSSを$799のノートPCから提供できるようになり、1000万人以上のゲーマーやクリエイターにGeForce RTXがもたらされるようになる。

今回発表したノートPC向けの新製品―GeForce RTX 3050 TiとRTX 3050は“Ampere”アーキテクチャを採用し、RT coreおよびTensor Coreをより広く普及させる製品となる。そしげGeForce RTX 30 seriesを搭載したノートPCは140以上になると期待される。

スペックは以下の通りである。
AMD RX 7900 XT Reportedly Brings 40% Performance Uplift Over RX 6900 XT(techPowerUp!)
AMD's RX 7900 XT reportedly "at a minimum 40% better than an RX 6900 XT"(OC3D)
RX 7900 XT RDNA 3 GPU reportedly brings at least 40 percent more performance(KitGuru)
RDNA 3 Early Performance Leak: AMD could take the crown from Nvidia in 2022(Moor's Low Is Dead)

Moor's Low Is DeadがYouTubeに新しい動画を投稿し、RDNA 3を採用するRadeon RX 7900 XTについて説明している。RDNA 3世代でAMDは新しいアーキテクチャを採用し、この世代のフラッグシップは現行のそれと比較し少なくとも40%以上の性能向上を実現するという。またAMD内部ではより高い性能向上幅を狙っているようである。
Performance per Wattの面ではRDNA 3で50%の改善を見込む。またRyzen CPUと同様、Chiplet設計を採用することもRDNA 3の特徴である。