北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Threadripper 3970X with 180W in the test: Even with 100 watts less TDP far ahead of the competition(ComputerBase.de)

32-coreのRyzen Threadripper 3970Xは非常に強力なProcessorであるが、一方でTDPは280Wに達し、初代Threadripperよりも100W高い。

TDPを280Wから180Wに下げて動作させるにおいて、ComputerBase.deはRyzen Masterで設定を行っている。
 
設定は極めて単純で“PPT”の項目を180に設定してやるだけで良いようである。そしてこの状態で各種ベンチマークを行っている。

まず周波数であるがBlender動作時は280W設定では3.77GHzで推移していたのに対し、180W設定では3.37GHzで推移しており、1割ほど周波数が下がっていたようである。

相応のスコアの低下も見られ、Multi-thread重視のアプリケーションを中心に10%前後のスコアの低下が見られる。

逆にこのスコア低下と引き換えに、Load時の消費電力を100W近く下げることに成功している。

ちなみに、140W動作や95W動作も可能だった模様であるが、140Wはともかく95Wまで落とすと周波数が1.40~1.50GHzまで落ちてしまうようで、スコアも半分未満に落ちてしまう。140W設定のスコア低下は2割程度で、この設定でも前世代のThreadripper 2990WXを上回るのは興味深い。
なお、このスコア低下が見られるのはMulti-thread動作のベンチマークで、Single-thread動作の場合はそもそも280W設定でもそこまでそこまで電気を食わないのか、各TDP設定における差は少なくなってる。

・・・95Wは流石にやりすぎのようだが、180Wどころか140Wでもそこそこのスコアを出しており、案外140WのRyzen Threadripper 3970E(型番は適当)はありなのではないかと思ってしまった。140WであればTDPがインフレし出す前のハイエンドデスクトップCPUと同じ程度の数字であり、扱える人も多いのではなかろうか。



コメント
この記事へのコメント
167767 
消費電力はクロックの3乗に比例するのでちょっと落とすだけで急激に省エネになる
固定回路部分は変わらないので落としすぎると効率悪くなるが
2019/12/23(Mon) 23:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
167770 
Zenアーキテクチャーは3Ghzがわっぱのスイートスポットで、それ以上だとオーバークロック状態と聞いたが、それが証明されている感じ
2019/12/24(Tue) 08:23 | URL | LGA774 #5ZRGXFpk[ 編集]
167800 
クロック下げたら高く売れないってのが難点なんだろうな
2019/12/26(Thu) 16:09 | URL | ノ(゜ω゜=゜ω゜)ヽ #-[ 編集]
167802 
消費電力はクロックに正比例するだけだよ。
そして電圧の2乗に比例する。
2019/12/26(Thu) 19:18 | URL | LGA774 #AIlHpmOk[ 編集]
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