北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel 10nm Whitley Lake CPU Benchmark Leaked – Decimates 14nm With Up To 100% Performance Increase Core For Core(WCCF Tech)

“Whitley”プラットフォームで使用されるとされる“Ice Lake-SP”がGeekBenchに姿を現した。
“Ice Lake”はCPUアーキテクチャとして“Sunny Cove”を用い、Intelとしては久しぶりに新たに立ち上げた新CPUアーキテクチャといえるものである。そして“Sunny Cove”では電力効率が大幅に改善する。そのサーバー向けが“Ice Lake-SP”である。
 
「“Whitley”が現行の“Purley”の次のプラットフォームである」とシンプルに表記できないのが次のIntelのサーバー向けプラットフォームがややこしい点である。現行の“Skylake-SP/Cascade Lake-SP”が用いられているプラットフォームは“Purley”であるが、その次の“Cooper Lake”では“Cedar Islands”と“Whitley”の2つに分かれる。そしておそらくは“Cedar Islands”が先に登場する。一方、“Ice Lake-SP”は“Whitley”のみに対応するとされる。このあたりを解説し始めると1ページでは収まらないのでこの付近でやめにするが、今回姿を現した“Ice Lake-SP”は“Whitley”の対応するCPUで、サーバー向けとしては初めての10nmプロセスCPUとなり、かつ新アーキテクチャである“Sunny Cove”を用いたCPUとなる。

Ice Lake-SP 6-core×2 (2020年2月13日)

今回GeekBenchに掲載されたのは“Ice Lake-SP”の6-coreを2 CPUとしたシステムの模様である。

Processor IDは“GenuineIntel Family 6 Model 106 Stepping 0”となり、ノートPC向けの“Ice Lake-U” (Family 6 Model 126 Stepping 5) とも異なる。

そしてこのCPUが“Ice Lake-SP”である可能性を高めているのがそのキャッシュ構成である。

  L1 Instruction=32KB×6
  L1 Data=48KB×6
  L2=1.25MB×6
  L3=9MB (1.5MB×6)

“Ice Lake-SP”と推測されるCPUは以前にもSiSoftwareのDatabaseに出現したことがあり、これまでに14-coreと6-coreのCPUが姿を見せている。今回は後者であるが、キャッシュ構成は以前出てきたものに準じている。少なくとも既存のCPUではないことは間違いないだろう(“Cooper Lake”はどちらかというと現状の10nmでは難がありそうなXCC相当の多コアを重視しそうなので、可能性は0ではないが低いと思われる)。
周波数は2.20GHz/Boost 2.69GHzとなっており、それほど高くはない(ES品ゆえか、あるいは“Ice Lake-SP”そのものがそれほど周波数が上がらないのかはわからない)。

前述の通り今まで出てきている“Ice Lake-SP”のコア数は6-coreと14-coreである。“Ice Lake-SP”にも“Skylake-SP”や“Cascade Lake-SP”のように複数のダイがあり、Small Core Count (SCC) とHigh Core Count (HCC) が先行し、Extreme Core Count (XCC) は遅れるという情報も出ている。
SCC = 6-core, HCC = 14-coreというのはやや少なすぎだろうか(ひょっとしたら2ダイ構成が原則で、6-core×2や14-core×2となるのかもしれないが、今回のGeekBenchからはCPUがマルチダイ構成であることは読み取れない)。



コメント
この記事へのコメント
168484 
もしMCMをデュアルCPUと誤認してると仮定したら、LCCが6コア×2、HCCで14コア×2と来て、最大38コア説に従うとXCCは19コア×2かな?
2020/02/17(Mon) 12:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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