北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Rocket Lake CPU Appears with 6 Cores and 12 Threads(techPowerUp!)
Six Core Intel 11th Gen Rocket Lake Processors Says Hello From 3DMark ORB(Guru3D)
Intel 6-core/12-thread Rocket Lake-S CPU spotted(VideoCardz)
Intel’s 11th Generation, 14nm Rocket Lake-S 6 Core Desktop CPU With Up To 4.1 GHz Clocks Spotted(WCCF Tech)
Rocket Lake S 6/12(APISAK@TUM_APISAK / Twitter)
3dmark 11 Performance Genuine Intel(R) CPU 0000 @ 3.50GHz 6C/12T 3.5GHz base 4.2GHz boost(_rogame@_rogame / Twitter)

第11世代Coreとなる“Rocket Lake”については様々な話が出ている。しばしば言われるのは“Rocket Lake”は10nmの“Willow Cove”をイールドが良好な14nmにバックポートしたものであるというものである。そしてローンチ時期は2020年末から2021年初めの次期と言われている。対応Socketは先日発売された“Comet Lake-S”と同じLGA1200である。
10nmはMobileが最優先で、次いでサーバー向けとなり、デスクトップ向けは最後となる。それまでの穴を埋めるのがこの“Rocket Lake”である。


そしてその“Rocket Lake-S”のものとされる6-core/12-threadのCPUが3DMarkのデータベースより発見された。発見者はおなじみTUM_APISAK氏である。周波数はBase 3.50GHz / Boost 4.09GHzと表示されている。ただし、このCPUはEngineering Sampleであり、製品版ではより周波数が引き上げられる可能性がある。また“Rocket Lake”のiGPUはGen 12 graphicsことXe graphicsになるとされる。
 


Processorの項目はES品ではおなじみGenuine Intel(R) 0000@3.50GHzである。周波数は上述の通りBase 3.50GHz / Boost 4.09GHz、コア・スレッド数は6-core/12-threadである。“Comet Lake-S”はTDP125WのCore i5 10600Kが4.10GHz/Boost 4.80GHz、TDP65WのCore i5 10600が3.30GHz/Boost 4.80GHzである。Boost時の周波数はやや低めだが、定格周波数の3.50GHzは比較的高めである。

また_rogame氏の掲載したSSでは3DMark 11のスコアも知ることが出来る。

今回のES品のスコアは以下である。

  ・Score:P2198
  ・Graphics score:1900
  ・Physics score:11944
  ・Combine score:2100

参考として提示されているCore i5 10400 (6-core/12-thread, 2.90GHz/Boost 4.30GHz) のスコアはGraphics score 1822, Physics score 12828である。ES品故か、スコアはCore i5 10400のそれを下回っているが、今回の数字で“Rocket Lake-S”の性能を論じるのは時期尚早だろう。

今注目したいのは6-core/12-threadモデルで定格周波数3.50GHzのES品が出現しているということそのものである。“Rocket Lake-S”は“Sunny Cove”ないしは“Willow Cove”を14nmに適用したものとされる。いずれにせよ現行の“Skylake”系列よりも拡張されたアーキテクチャとなり、IPCは向上するが、周波数の面では不利な可能性がある。定格周波数3.50GHzという数字は現行製品と見劣りしない周波数で“Rocket Lake-S”が出てくる可能性を期待されるものである。


コメント
この記事へのコメント
172226 
Sunny Coveが本気出すのは、キャッシュが最適化される10nm+(Willow Cove)からだから(震え声

14nmが長生きしすぎなだけで、Skylake自体は良アーキテクチャなんだと思う
2020/05/23(Sat) 00:15 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172230 
intel 7nmの量産は2023年からなので少なくとも2022年までは14nmはintelの主力プロセスです。

10nmプロセスは主力としては扱われずバッファ的な扱いになる予定です(モルガンスタンレーアナリスト会議 インテルCFO談2020.3.4)。
2020/05/23(Sat) 02:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172231 
Comet LakeがZEN2にすら予想通り惨敗した今、ZEN3の登場で更に差を開けられるのは確実。
Rocket Lakeはそこを埋めるほどのIPC向上でなければ見向きもされない。
 
14nmなのでコア数ではZEN3にはまず勝てないので、せめてシングルのIPCだけでも大きく勝てば、まだ売れる道はあるが、さて…
2020/05/23(Sat) 02:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172232 
i9-10900Kがあまりにもパッとしない性能だったので回避しますがRocket Lake 14nmであれば発熱問題から大幅な性能向上はきつそうと思いつつ、iGPUの世代が上がるのは良いですね。QSVの画質があがってコア数が増えるなら、それはそれでありだと思っています。
2020/05/23(Sat) 07:07 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172236 
結局、14nm++ではCPUとGPUが電力の奪い合いになって
性能を出すのが難しくなる。
まさに、あちらを立てればこちらが立たず状態だね。
2020/05/23(Sat) 13:20 | URL | LGA774 #Y85ZE23.[ 編集]
172238 
6コアじゃ自社現行製品にも他社製品にも負けてしまうま
2020/05/23(Sat) 13:55 | URL |   #-[ 編集]
172241 
Core2の時みたいにインテルの救世主になるのか楽しみ。
インテル帝国は圧倒的だけど。
個人的には通のAMDであってほしいからAMDに圧倒しないでほしいが。
2020/05/23(Sat) 16:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172254 
オンダイのTB3も強化されたGPU(どっちも14nmに持ってきたら当然デカい)もナシというわけにはいかんから出せても8コアまでだろうなぁ
2020/05/23(Sat) 20:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172260 
passmarkの結果を見るに同C/T数のice lakeはcomet lakeより周波数あたり少なくとも1割程度は速いみたいなので、
これが本当にrocket lakeならsunny cove系列のコアである可能性はかなり低そう。

個人的にはコアあたりのtr数が増えるsunny cove系列はコア数が減るから可能性は低いと見てたので想定内ではあるけど、
発熱的にこれ以上高クロックも無理だしGPUを別ダイにするとコスト増えるから苦しいね
2020/05/24(Sun) 02:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172263 
アルダーレイク待ちだろうな。
アーキテクチャが大幅に変わるのはそこだし。

2020/05/24(Sun) 11:48 | URL | 774@本舗 #-[ 編集]
172266 
IPCは20%強向上すると思われます
どの程度のクロックで回すかは分かりませんがシングルスレッド性能については競合を上回るレベルに設定してくるでしょう
マルチスレッド性能はコア数的に勝負にならないでしょうが
2020/05/24(Sun) 17:52 | URL | LGA774 #EBUSheBA[ 編集]
172267 
>10nmの“Willow Cove”をイールドが良好な14nmにバックポートしたものである
そして10nmに戻す時に次のソケット変更ですね。(錯乱)
2020/05/24(Sun) 21:46 | URL | LGA774 #XaFeZ25U[ 編集]
172270 
なんかやけに数値低くない?
2020/05/25(Mon) 08:10 | URL | LGA774 #-[ 編集]
172272 
数値が低いのは初期のエンジニアサンプリングだからじゃないですかね
2020/05/25(Mon) 10:09 | URL | LGA774 #EBUSheBA[ 編集]
172280 
IPCが20%向上するとしても
周波数が4GHz程度で頭打ちだとしたら性能はあまり伸びないことになる。
高い周波数もラインナップするだろうが店頭に並ぶことは無さそう…。

でもワッパは良くなりそう。
周波数そこそこならオフィス用PCには十分だよね。
AMDがオフィス用PCに食い込む前に出てきちゃったか。
2020/05/25(Mon) 19:02 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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