AMD Ryzen 5000 Series Features Three Synchronized Memory Clock Domains(techPowerUp!)
Infinity fabric clock uplift would make DDR4-4000 possible for Zen 3(Guru3D)
Leaked slide explains AMD Ryzen 5000 series memory overclocking(VideoCardz)
DDR4-4000 Rumored To Be The New Sweet Spot For AMD Ryzen 5000 CPUs(Tom's Hardware)
“Memory Overclocking”と題されたスライドが明らかにされ、Ryzen 5000 seriesにおけるメモリ周波数とInfinity Fabricの周波数、Unified Memory Controllerの関係が明らかにされている。
デスクトップ向けのRyzenにおいては3種類の重要な周波数がある。
1つめはInfinity Fabric Clock (fclk) である。CPU dieとI/O dieを通信する際の速度で、PCI-ExpressやSATA、USBなどの各種SoCコントローラとの通信速度でもある。2つめはMemory Controller Clock (uclk) である。メモリコントローラがメモリへ入出力のコマンドを行う周波数である。そして3つめはメモリそのものの周波数であるMemory Clock (mclk) である。
Infinity fabric clock uplift would make DDR4-4000 possible for Zen 3(Guru3D)
Leaked slide explains AMD Ryzen 5000 series memory overclocking(VideoCardz)
DDR4-4000 Rumored To Be The New Sweet Spot For AMD Ryzen 5000 CPUs(Tom's Hardware)
“Memory Overclocking”と題されたスライドが明らかにされ、Ryzen 5000 seriesにおけるメモリ周波数とInfinity Fabricの周波数、Unified Memory Controllerの関係が明らかにされている。
デスクトップ向けのRyzenにおいては3種類の重要な周波数がある。
1つめはInfinity Fabric Clock (fclk) である。CPU dieとI/O dieを通信する際の速度で、PCI-ExpressやSATA、USBなどの各種SoCコントローラとの通信速度でもある。2つめはMemory Controller Clock (uclk) である。メモリコントローラがメモリへ入出力のコマンドを行う周波数である。そして3つめはメモリそのものの周波数であるMemory Clock (mclk) である。
Infinity Fabric Clock (fclk), Memory Controller Clock (uclk), Memory Clock (mclk)は1:1:1の関係となる。例えばDDR4-3600を用いた時は、fclk = uclk = mclk = 1800MHzとなる。
オーバークロックやシステムのカスタマイズを行うRyzenユーザーにとってMemory/fabricは大きな費用対効果を生む。
Ryzen 3000 seriesではDDR4-3800までがfclk :uclk:= mclk =1:1:1を実現できる上限だったが、Ryzen 5000 seriesではDDR4-4000までこの関係を維持できる。
このInfinity Fabric ClockとMemory Controller Clock、Memory Clockの関係はメモリのオーバークロックを行う時にしばしば重要となる。1:1:1の関係を実現できるのが最も費用対効果に優れるとされ、Ryzen 3000 seriesに搭載するメモリとしてしばしばDDR4-3600が選択される理由でもあった。それ以上の周波数のメモリを使う場合、mclkに帯するfclkを1/2とする機能があり、fclkが無理な高周波数となって動かなくなることを防ぐことが出来るが、fclkが低下する分の性能低下があった(この付近になるとゴリゴリにチューニングする人の世界なので、普通に使っているだけではわかりづらそうではあるが)。
Ryzen 3000 seriesでは上限がDDR4-3800付近にあった模様だが、新しいRyzen 5000 seriesではDDR4-4000までfclk :uclk:= mclk =1:1:1という。つまりより高い周波数のメモリを扱うことが出来るようになり、内部のfclkも2000MHzまで耐えられるようになったようである。
Ryzen 3000 seriesではしばしばDDR4-3600を進められることも多かったが、Ryzen 5000 seriesではDDR4-4000が取って代わるのかもしれない(とはいえ、ぶっちゃけ個人的にはJEDEC準拠のDDR4-3200が一番トラブルが少ないのでは・・・とも)。

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この記事へのコメント
4000まで1:1かー。いいね、着実に上ってる。まぁDDR4は今回が最後だけどいい感じですわ。
手間かけたくない、トラブル避けたいのなら3200という選択肢もあるしね。素晴らしい。
手間かけたくない、トラブル避けたいのなら3200という選択肢もあるしね。素晴らしい。
2020/10/17(Sat) 03:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
レイテンシ が下がる、というわけではない、のかな。
いよいよ3桁になろうか、なんてことになってるし。
3桁って。
いよいよ3桁になろうか、なんてことになってるし。
3桁って。
2020/10/17(Sat) 06:54 | URL | LGA774 #a2H6GHBU[ 編集]
僅かなベンチマーク上昇<<<<トラブルにより失われる時間と精神的平穏
2020/10/17(Sat) 07:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
ナントイウコトダー
3600準備済みだよ・・・
3600準備済みだよ・・・
2020/10/17(Sat) 09:54 | URL | LGA774 #-[ 編集]
この様子だと今月末までにDDR4-4000が品薄になりそう。
Zen2出た時もDDR4-3600が在庫無しになったし欲しい人は早めに用意した方が良いかもね。
Zen2出た時もDDR4-3600が在庫無しになったし欲しい人は早めに用意した方が良いかもね。
2020/10/17(Sat) 14:49 | URL | LGA774 #oyV.6EWY[ 編集]
自分も3600購入しちゃった組だけど、3600と4000じゃ体感できるほど差はでないだろうから別に気にしないゾ
2020/10/17(Sat) 18:39 | URL | LGA774 #-[ 編集]
どのマザーとCPUとの組み合わせでも4000で動くと保証するものではない
実際手持ちの3700XもC6Hとの組み合わせで3733までしか動作しなかった
が、サポート範囲が広がることで損する奴はいない
実際手持ちの3700XもC6Hとの組み合わせで3733までしか動作しなかった
が、サポート範囲が広がることで損する奴はいない
2020/10/17(Sat) 20:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
臆病者のワイ、3200 CL16に定住
2020/10/17(Sat) 21:44 | URL | LGA774 #-[ 編集]