北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Alleged Intel Alder Lake-P CPU With 14 Cores And 20 Threads Spotted At 4.7GHz(HotHardware)
Intel "Alder Lake-P" Mobile Processor with 14 Cores (6 Big + 8 Little) Geekbenched(techPowerUp!)
14 Core Intel Alder Lake Mobile CPU Spotted on Geekbench(Tom's Hardware)
Intel Corporation Alder Lake Client Platform(GeekBench)

Intelはこの数ヶ月の後に“Alder Lake”をリリースする。しかし、実際に製品がローンチされる前に噂やリークが出てくることはよくあることである。そしてしばしばその情報は真偽が怪しいことも多い。
そして今回はGeekBenchに出現した“Alder Lake-P”の話題である。
 
今回の“Alder Lake-P”は14-core/20-threadとなっている。“Alder Lake”はHybrid architectureを採用する世代で、高性能コアと高効率コアを組み合わせた設計となる。そしてこれまでのようにHyperThreading technologyによりコア数に対しスレッド数が2倍にならないことが想定されている。
“Alder Lake-P”では高性能コア(Golden Cove)を6-core、高効率コア(Gracemont)を8-core搭載し、14-coreとなる。このうち、6-coreの“Golden Cove”のみがHyperThreading technologyをサポートし6-core/12-threadとなり、残る“Gracemont”の8-core/8-threadを合計して14-core/20-threadとなる。

 
昨年末に8+8+1構成―16-core/24-threadの“Alder Lake-S”が同様にGeekBenchに出現している。“Alder Lake-S”は“Golden Cove”が8-core、“Gracemont”が8-coreの構成で16-core/24-threadを構成する。iGPUはGT1で過去の情報に寄れば32 EUのXe graphicsを搭載するとされる。12月に出現した“Alder Lake-S”のIdentifierは“Intel Family 6 Model 151 Stepping 0”であった。

Alder Lake-P (2021年2月2日)

今回の“Alder Lake”はMobile向けの“Alder Lake-P”とされるものである。マザーボードの項目に“Intel Corporation AlderLake-P LP4x RVP”の文字列が確認できる他、Identifierも“Intel Family 6 Model 154 Stepping 0”と“Alder Lake-S”のそれと異なっている。
また過去の情報では“Alder Lake-P”は6+8+2と呼ばれる構成になると言われており、6-coreの“Golden Cove”、8-coreの“Gracemont”、そしてGT2と呼ばれる最大96 EUのXe graphicsで構成される。前回の“Alder Lake-S”の際はGraphicsの情報は取得できなかったものの、今回の“Alder Lake-P”ではOpenCL InformationにGraphicsの項目が掲載されており、Compute Unitが96であることが確認できる。

キャッシュ構成はL1 Inst 32KB×10 / L1 Data 48KB×10 / L2 1.25MB×2 / L3 24MB×1である。前回の“Alder Lake-S (8+8+1)”(L1 Inst 32KB×16 / L1 Data 48KB×16 / L2 1.25MB×3 / L3 24MB×1) と比較するとL2 1.25MB×1とL3 6MB分少ない。L3の減少分は“Golden Cove”側が2-core減った分(3MB×2)と理解できるが、L2の減少はやや謎である。またL1 cacheの数は明らかに合っていないため、“Gracemont”側の8-coreのうち4-coreの分が正常に取得できていない可能性がある。

(過去の関連エントリー)
16-core/24-threadの“Alder Lake-S”がGeekBenchに出現する(2020年12月30日)
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コメント
この記事へのコメント
179021 
製品の出来とかには全く関係ないが、14コア20スレッドとか奇妙に見えて若干気持ち悪さがあるw
2021/02/02(Tue) 23:06 | URL | LGA774 #-[ 編集]
179022 
まぁまず間違いだと思うけど、願望妄想で言うなら、昔研究開発段階の技術として紹介されていたPARROTが搭載されていたら面白いな、と思ったりする。
2021/02/02(Tue) 23:14 | URL | LGA774 #9zOzYU0I[ 編集]
179024 
さすがはリークベンチ。
にしても、漏れるとわかってるのになぜ使われるのだろう?
2021/02/02(Tue) 23:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
179027 
2の階乗に慣れてると、なんか中途半端な感じはするのだけれど、これも新様式ってやつですかねぇ。
2021/02/03(Wed) 07:35 | URL | LGA774 #a2H6GHBU[ 編集]
179045 
AMD版big.LITTLEみたいにできないことはないな、BIOSとWindowsが対応すれば16コア24スレッドとか
2021/02/04(Thu) 08:04 | URL | LGA774 #W3ugQoag[ 編集]
179048 
スペックは14C20Tだけど性能からすると6C20Tだよなあ。ゲームならどの道6Cもあればハイエンドに迫れるから高く売るのか、高スペック6C基準に安く売るのか、果たしてどっちなのやら。
あと発売時にベンチ比較記事で何のRyzen使うかで評価分かれそう。
2021/02/04(Thu) 12:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
179073 
>179024
観測気球ではないでしょうか
2021/02/06(Sat) 00:44 | URL | LGA774 #-[ 編集]
179078 
Intelの戦略は、シングルのベンチで勝つことと、マルチは性能よりもワッパで勝つことなんでしょうね。
グリグリ回す人用では無いかもだが、わりと実用的な選択なのかもしれない。
 コアを積んでるわりにモッサリみたいに評価される危険性もあるけど。
2021/02/06(Sat) 11:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
179102 
気になるのはGracemontがGoldenCoveと
同じ命令を実行できるのかどうか。

big.LITTLEで先行してるARMは基本的に
同じ命令セット同士で組み合わせになっていて、
ARMv8のA53はA57 72 73と
v8.2なA55はA74以降との組み合わせになっている。
これが異なるとスケジューラが相当大変なことになりそう。
Intel自身はAVX VNNIとか言い出しているから
512bitのSIMDをあきらめる気はないようだが、
素直に拡張してしまうと、Atom系は今まで128bitだったのに
一気に大型化しそうな気がする。

一応AMDも256bitだしARMも256bit化するのではないか
と言われているベクタユニットだけど
果たして512bitが必要なのかとても疑問だ。
Linus Torvaldsには苦死を望むとまで言われているが…
2021/02/08(Mon) 07:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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