AMD Instinct MI200 MCM-based accelerator to launch this year?(VideoCardz)
AMD Instinct MI200.(遠坂小町@Komachi@KOMACHI_ENSAKA)
(参考)
AMD Instinct(TM) MI100 アクセラレーター(AMD)
Komachi氏の情報によると、Instinct MI200と呼ばれる演算アクセラレータが2021年中に計画されている模様である。MI200は次世代のCDNAをベースとしたアクセラレータで、Multi-chip-module (MCM) 設計になるのではと噂されている。現時点ではInstinct MI200のスペックはわかっていないが、現行の“Arcturus” (= Instinct MI100) の2倍のコアを搭載すると推定される。
AMD Instinct MI200.(遠坂小町@Komachi@KOMACHI_ENSAKA)
(参考)
AMD Instinct(TM) MI100 アクセラレーター(AMD)
Komachi氏の情報によると、Instinct MI200と呼ばれる演算アクセラレータが2021年中に計画されている模様である。MI200は次世代のCDNAをベースとしたアクセラレータで、Multi-chip-module (MCM) 設計になるのではと噂されている。現時点ではInstinct MI200のスペックはわかっていないが、現行の“Arcturus” (= Instinct MI100) の2倍のコアを搭載すると推定される。
Instinct MI200はFrontier supercomputerに“Trento”と呼ばれるEPYCとともに採用される。“Trento”と“Milan”の違いはわかっていないが、スーパーコンピュータでの動作に最適化したもの、あるいはPCI-Express 5.0等の新しい機能を追加したものの可能性がある。
Instinct MI200は今回名前だけが出てきた状態である。実際にMulti-chip-moduleになるのかはまだ不明で、コア数がInstinct MI100の2倍になるというのもおそらくは“MI100”から“MI200”で数字が2倍になっていることが根拠と思われる(そこまでズレたものは出てこないとは思うが)。
一方、シレっと一緒に名前が出てきている“Trento”は“Zen 3”のEPYCらしいのだが、これも以前に少しだけ名前が出てきた程度のもので、I/O dieに変更が加わるらしいと言われているが、それ以上のことはわからない(まさかの“Zen 3+”世代のEPYCだったら面白いが)。
Instinct MI200がMCMである根拠の1つとして製品リストに次のような記載があったことも挙げられている。
"AMD Instinct MI200 OAM x1 MCM Special FIO Accelerator for HPE Cray EX"
FIOは“Factory Installation Option”の略である。またInstinct MI200がOpen-source accelerator infrastrctur (OAM) と呼ばれるフォームファクタを使うこともこの文は示している。そしてさらに、HPE Cray EX supercomputerにもInstinct MI200が用いられることが明らかにされている。
