Dell Lists an AMD "Ryzen 7 5800" (non-X) Option(techPowerUp!)
Dell starts to list PC systems with an AMD Ryzen 7 5800 option(HEXUS)
AMD Ryzen 7 5800 (non-X) Spotted(Guru3D)
(参考)
AMD Ryzen(TM) 9 5900(AMD)
AMD Ryzen(TM) 7 5800(AMD)
DellのAilienware Aourora R10 Ryzen(TM) Edition Gaming DesktopのオプションとしてRyzen 7 5800が発見された。
別にRyzen 7 5800Xもオプションの選択肢として掲載されており、Ryzen 7 5800がTypoの類いではないだろうと推定される。
Dell starts to list PC systems with an AMD Ryzen 7 5800 option(HEXUS)
AMD Ryzen 7 5800 (non-X) Spotted(Guru3D)
(参考)
AMD Ryzen(TM) 9 5900(AMD)
AMD Ryzen(TM) 7 5800(AMD)
DellのAilienware Aourora R10 Ryzen(TM) Edition Gaming DesktopのオプションとしてRyzen 7 5800が発見された。
別にRyzen 7 5800Xもオプションの選択肢として掲載されており、Ryzen 7 5800がTypoの類いではないだろうと推定される。

Ryzen 7 5800はRyzen 9 5900とともにCESでひっそりと発表されたモデルで、AMDの公式Webサイトにも既に掲載されている。いずれも同型番の“X”モデルと同じコア数・スレッド数であるが、周波数が引き下げられている代わりに、TDPも65Wに落とされている。Ryzen 7 2700XとRyzen 7 2700やRyzen 9 3900XとRyzen 9 5900の関係と同じである。
Ryzen 7 5800, Ryzen 9 5900のスペックは以下の通りである。
Ryzen 5000 series CPU(7nm / Vermeer / SocketAM4) | ||||||
MN | コア数 スレッド数 | 定格周波数 Boost時周波数 | キャッシュ | TDP | 対応メモリ | |
Ryzen 9 5950X | 16-core 32-thread | 3.40GHz Boost 4.90GHz | L2=512kB x16 L3=64MB | 105W | 2ch DDR4 -3200 | '20/11/5 $799 |
Ryzen 9 5900X | 12-core 24-thread | 3.70GHz Boost 4.80GHz | L2=512kB x12 L3=64MB | 105W | 2ch DDR4 -3200 | '20/11/9 $549 |
Ryzen 9 5900 | 12-core 24-thread | 3.00GHz Boost 4.70GHz | L2=512kB x12 L3=64MB | 65W | 2ch DDR4 -3200 | |
Ryzen 7 5800X | 8-core 16-thread | 3.80GHz Boost 4.70GHz | L2=512kB x8 L3=32MB | 105W | 2ch DDR4 -3200 | '20/11/5 $449 |
Ryzen 7 5800 | 8-core 16-thread | 3.40GHz Boost 4.60GHz | L2=512kB x8 L3=32MB | 65W | 2ch DDR4 -3200 | |
Ryzen 5 5600X | 6-core 12-thread | 3.80GHz Boost 4.60GHz | L2=512kB x6 L3=32MB | 65W | 2ch DDR4 -3200 | '20/11/5 $299 |
Ryzen 5 5600 | 6-core 12-thread | *.**GHz Boost *.**GHz | L2=512kB x6 L3=32MB? | 65W | 2ch DDR4 -3200 |
CESでの発表時の記事にも書いているが「OEMのみ」のモデルで、今回の情報はそのOEMに採用が確認されたという話に過ぎない。安価なPCであればPCを丸ごと買ってCPUだけ引っこ抜くという荒業をやってのける猛者もいるが、このPCでは流石に難しいだろう(日本円で約18万円からとなる模様。またケースの処分にも悩まされることになるだろう)。
この記事を見た多くの方が「OEMのみ」という文字をみて苦虫をかみつぶしたような表情をしているのではないかと思うが、それは私も同じである。
現時点でのTDP65WのRyzenのラインナップは大分貧相で、“Zen 3”世代ないしはSingle-threadを求めると6-coreのRyzen 5 5600Xしか選択肢がなく、Multi-threadが欲しい場合はバルクのRyzen 9 3900となる。現在がRyzen 7 2700あたりならRyzen 9 3900に換えても良さそうだが、TDP65Wの8-core以上のモデルを求めてRyzen 7 3700Xに行き着いたユーザーは下手するとAM4の終わりまでRyzen 7 3700Xを使い倒す羽目になるかもしれない(流石にRyzen 7 3700XをRyzen 9 3900に載せ替えるのも微妙・・・?)。
(過去の関連エントリー)
その他CES 2021で発表・デモが行われたAMD CPU―Ryzen 5900, 5800他(2021年1月13日)

この記事へのコメント
TDP65Wモデルと同じPPT 88W/TDC 60A/EDC 90Aに制限かければいいだけのような
2021/02/23(Tue) 00:50 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>多くの方が「OEMのみ」という文字をみて苦虫をかみつぶしたような表情をしているのではないかと思う
なぜバレたんです…?
なぜバレたんです…?
2021/02/23(Tue) 01:36 | URL | #XaFeZ25U[ 編集]
cTDPかCTRでいいんじゃないかな?って思わないでもない。
とにかく現物が無い。入荷はしてるみたいだけど
即蒸発している状況と店員がこないだ言ってたので…
CTRもZen3に対応したし、ワッパ切り詰めはほとんど
自動で設定を探り当てられる様になってる(はず)
今使ってるのは3600だけど41Wでの2600の83W位の速度が
出てCTR様様ですわ。
アンコアの電圧だけは自分で決めないといかんけど。
とにかく現物が無い。入荷はしてるみたいだけど
即蒸発している状況と店員がこないだ言ってたので…
CTRもZen3に対応したし、ワッパ切り詰めはほとんど
自動で設定を探り当てられる様になってる(はず)
今使ってるのは3600だけど41Wでの2600の83W位の速度が
出てCTR様様ですわ。
アンコアの電圧だけは自分で決めないといかんけど。
2021/02/23(Tue) 03:13 | URL | LGA774 #-[ 編集]
まあ65WにしたいだけならEcoModeONにするだけですし。
2021/02/23(Tue) 07:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]
とすると5700はAPU用に空けてあるというわけか
型番はだいぶ整理されたことになるが、それでもまだスリッパの詰まり具合は解消されないな
型番はだいぶ整理されたことになるが、それでもまだスリッパの詰まり具合は解消されないな
2021/02/23(Tue) 10:18 | URL | LGA774 #-[ 編集]
TDP105Wのやつを買ってRyzenMaster等をつかってTDP65W相当の運用をする、とかしかないのかなあ
2021/02/23(Tue) 11:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
6コアで105Wの5700はよ
2021/02/23(Tue) 13:26 | URL | LGA774 #-[ 編集]
「Alienware」が「Ailienware」になってます
高止まりの価格を許せるのなら、5800Xや5600Xを買ってecoモードで動かせば、5800や5600と近い挙動ではないかと勝手に思ってます
高止まりの価格を許せるのなら、5800Xや5600Xを買ってecoモードで動かせば、5800や5600と近い挙動ではないかと勝手に思ってます
2021/02/23(Tue) 18:18 | URL | LGA774 #wr80fq92[ 編集]
私としては Ryzen 5 5600 やその廉価版としての 5500 に期待してるんだけど…
望み薄なのかなぁ…
望み薄なのかなぁ…
2021/02/23(Tue) 22:00 | URL | LGA774 #pt67g6gE[ 編集]
PassMarkに5800のスコアが以前から出てますが5600Xより低いんじゃ買う意味が・・・
2021/02/24(Wed) 09:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]