Intel Arrow Lake-P CPUs To Compete With AMD Zen 5 & Next-Gen Apple SOC, Rumored To Feature Hybrid Chiplet Design With 14 CPU Cores & 2560 Xe GPU Cores(WCCF Tech)
Intel's Arrowlake Aims at Apple(AdoredTV / YouTube)
“Arrow Lake”は“Meteor Lake”の更に次のCore processor―つまり第15世代Core processorに相当する世代で2023年末から2024年初めの時期に登場するとされる。“Arrow Lake”はBig coreに“Lion Cove”を、Small coreに“Skymont”を使用するとされる。またiGPUはXe Graphics Architectureを改良したものになるとされる。
Intel's Arrowlake Aims at Apple(AdoredTV / YouTube)
“Arrow Lake”は“Meteor Lake”の更に次のCore processor―つまり第15世代Core processorに相当する世代で2023年末から2024年初めの時期に登場するとされる。“Arrow Lake”はBig coreに“Lion Cove”を、Small coreに“Skymont”を使用するとされる。またiGPUはXe Graphics Architectureを改良したものになるとされる。
Moore's Law Is Deadによると、“Arrow Lake”のうちMobile向けとなる“Arrow Lake-P”はLion Cove 6-core + Skymont 8-core + 320 EU iGPUの構成となる。iGPUは“GT3”とも呼称され、320 EUの場合はStream Processor換算で2560となる。
CPUのコア数はBig core 6-core + Small core 8-coreで、合計14-core/20-threadとなるが、これは第12世代として予定されている“Alder Lake-P”と変わらない。
一方、同世代のデスクトップ向けである“Arroe Lake-S”はBig core 8-core + Small core 32-coreの合計40-core/48-threadになるという噂がある。
“Arrow Lake”は第15世代Core processorに相当する世代で、今のところは名前だけが出てきているような世代のものである。初のIntel 4を使用するCore processorである“Meteor Lake”の次の世代であり、CPUコアはBig coreに“Lion Cove”、Small coreに“Skymont”を使用するとされるが、以前の情報では全く似たような構成を取る“Lunar Lake”というものも紹介されていた。どちらかがIntelで、どちらかがTSMCで(日経の報道では“Lunar Lake”がTSMC 3nmとされた)製造されるのかもしれないが、やや遠い時期の話でもあり、どれがどのプロセスを使用するのかははっきりしない(今回の“Moore's Law Is Dead”は“Arrow Lake”がTSMCで製造されるとにおわせている)。またこの世代はおそらく複数ダイを使用したチップレット構成となるため、全てのダイが同じプロセスで製造されるわけではないだろうことが更に話を複雑にしている。
Moore's Law Is Deadで主に取り上げているのはMobile向けの“Arrow Lake-P”であるがその構成は6-core+8-core+320EUとされる。CPUコアの部分だけ見ると“Alder Lake-P”と変わらないが、GPUコアは現在の96 EUから3倍以上に大規模化する。製造プロセスによるダイ縮小分の多くがGPUコアに割り振られたような印象である。
一方、デスクトップ向けは8-core+32-coreで合計40-core/48-threadという情報が出ており、こちらはSmall coreが大量に搭載された形となる。“Alder Lake-S”の次の“Raptor Lake-S”の時点で8-core+16-coreの合計24-core/32-threadという話が出ているので、デスクトップ向けはSmall coreを増やす方向に動くのかもしれない。
Big coreはMobile向けは6-core、デスクトップ向けは8-coreでとどめられるのも印象的で、高性能コアは6ないしは8以上に増やしても一般向けにおいてはPerformance per wattの向上には適さないという判断なのかもしれない。加えて、高性能コアが多数必要な用途はHEDT向けのCore Xやワークステーション向けのXeon Wでまかなうという考えもありそうである。
(過去の関連エントリー)
“Meteor Lake”の先―“Arrow Lake”、“Lunar Lake”、“Nova Lake”(2021年8月5日)

この記事へのコメント
同じ電力と冷却でならマルチはワッパとコア数で殴るほうが確かに強いし、(使い勝手やソフト側の対応問題は除く)
ゲームとかはよほどマルチ対応が強いタイトルでなければ、ビッグコアが少し有ればいいので利には適ってる
ただ、その実現性と安定性がどれほどになるかは未知数ではあるが・・
ビッグ8コア1ダイ+マルチ用スモールコア16コアx2ダイ+PS5並のGPUダイ・・・?
CU数が2560SPだとRX5700XTや6700XTと同クラスになるわけだし、
いくら次のプラットフォームがワークステーションクラスを思わせる巨大な物でもちょっと盛り過ぎでは?
というかそんなのをヒートスプレッダの下で動かして電力やメモリ帯域や放熱はどうするんだろ
ゲームとかはよほどマルチ対応が強いタイトルでなければ、ビッグコアが少し有ればいいので利には適ってる
ただ、その実現性と安定性がどれほどになるかは未知数ではあるが・・
ビッグ8コア1ダイ+マルチ用スモールコア16コアx2ダイ+PS5並のGPUダイ・・・?
CU数が2560SPだとRX5700XTや6700XTと同クラスになるわけだし、
いくら次のプラットフォームがワークステーションクラスを思わせる巨大な物でもちょっと盛り過ぎでは?
というかそんなのをヒートスプレッダの下で動かして電力やメモリ帯域や放熱はどうするんだろ
2021/08/12(Thu) 02:01 | URL | LGA774 #kUTNfruE[ 編集]
アイエエエ Lakeめいたコトダマ
2021/08/12(Thu) 03:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
Arrow Lakeが8+32Coreで、Raptor Lakeが8+16なら、その間のMeteor lakeは8+24でしょうかね? とするとLunar Lakeが8+40でNova Lakeは8+48ですか!! 並列動作させると発熱を抑えるためにクロックが下がるので、small Coreを拡大するのは理にあってると思えます。またメモリーもDDR5からDDR6になって周波数が上がれば、キャッシュ量も減らせるとの算段でしょうか? TSMCとINTEL内製のすみわけは、5GHZ以上の高速チップはINTEL、4GHZ以下のGPUはTSMC,3D実装はINTELかな?
なるほどモバイル系だけ低消費電力コアが追加でコア数増える感じね。 デスクトップ用もアイドル時とか消費電力減らしたほうがいいような気はするが必要ないという判断かな?
2021/08/12(Thu) 05:49 | URL | ノ(゜ω゜=゜ω゜)ヽ #-[ 編集]
熱設計ガチガチなノートで6コア以上はSmall関係無しにいらないんじゃないかと思う
デスクトップで最大8コアは…大丈夫か?? Win11さんのスケジューラーだとSmallをよほど上手く使うのだろうか
まあRyzenさんがThreadRipper化しすぎているのかもね
デスクトップで最大8コアは…大丈夫か?? Win11さんのスケジューラーだとSmallをよほど上手く使うのだろうか
まあRyzenさんがThreadRipper化しすぎているのかもね
2021/08/12(Thu) 10:12 | URL | LGA774 #-[ 編集]
どうせbigたくさん積んだところで、
全コア負荷時はクロックは大きく下げざるを得ないからね
それなら、電力効率や発熱を低くできる設計のコアを大量に載せたほうが良いわけだ
全コア負荷時はクロックは大きく下げざるを得ないからね
それなら、電力効率や発熱を低くできる設計のコアを大量に載せたほうが良いわけだ
2021/08/12(Thu) 13:13 | URL | LGA774 #-[ 編集]
今ある中・下位のグラボはいらなくなりそう。今の5000GでもGT1030と同じくらいだから。現在ハイエンドのRTX3000シリーズの同等スペックも遠い未来に出るんだろうけど。
2021/08/12(Thu) 20:06 | URL | LGA774 #-[ 編集]
Kaby Lake-GがたしかSP数最大で1536でHBMつけてたからSP数2560ならHBMつけないと帯域足りないですよね
大きさ考えないならGDDRでもいいですが
大きさ考えないならGDDRでもいいですが
2021/08/12(Thu) 22:37 | URL | LGA774 #-[ 編集]
カーネルのプロセステーブルに希望コア種のビット設けて、急がんのはスケジューラが積極的にスモールコアに投げるとか、新しい動きが出て来ると面白そう
2021/08/14(Sat) 03:30 | URL | LGA774 #-[ 編集]
なんとも気の早い話だなMeteor Lakeの前に
Planet LakeとAsteroid Lakeがあるに違いないのに…
しかしここまでCPUGPU共に並列度高いとDDR5じゃ帯域足りない気がする。
LPDDR系を使えば多少マシにはなると思うけど、
apple siliconでも高性能版はメモリ帯域が原因かGPUの性能が不足していて
外部GPUが使えるIntelモデルを残している状況。
メモリ帯域をいかに解決するかが今後のキーワードになりそうだね。
Planet LakeとAsteroid Lakeがあるに違いないのに…
しかしここまでCPUGPU共に並列度高いとDDR5じゃ帯域足りない気がする。
LPDDR系を使えば多少マシにはなると思うけど、
apple siliconでも高性能版はメモリ帯域が原因かGPUの性能が不足していて
外部GPUが使えるIntelモデルを残している状況。
メモリ帯域をいかに解決するかが今後のキーワードになりそうだね。
2021/08/14(Sat) 17:23 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>183314
面倒くさいことしないやつしか勝たん
面倒くさいことしないやつしか勝たん
2021/08/15(Sun) 11:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
大多数の人は、他人に石橋を叩かせて
渡らせ、呼び戻して意見を聞き再度
渡らせてからようやく自身が通る
わけで
いかに革新的なハードウェアも、
結局OSとアプリの対応次第だよねって
先月出荷完了したItanium氏が言ったとか、
言わないとか
渡らせ、呼び戻して意見を聞き再度
渡らせてからようやく自身が通る
わけで
いかに革新的なハードウェアも、
結局OSとアプリの対応次第だよねって
先月出荷完了したItanium氏が言ったとか、
言わないとか
2021/08/17(Tue) 02:38 | URL | LGA774 #-[ 編集]
まあ実際コア数をいたずらに増やしてもパフォーマンスが向上しないのはスリッパと普通のryzen見ても明らかだし、単コアの能力を高めていく方がトータルのパフォーマンス高くなるだろうな。
2021/08/17(Tue) 07:57 | URL | LGA774 #-[ 編集]
SP数2560だとDDR6くらいじゃないとメモリ帯域が足りないけどどうするんだろうか?
専用のL3キャッシュ乗っけるのかなぁ
あと発熱も問題だけどインテル7nmの省電力性と周波数下げれば何とかなる気もする
専用のL3キャッシュ乗っけるのかなぁ
あと発熱も問題だけどインテル7nmの省電力性と周波数下げれば何とかなる気もする
2021/08/17(Tue) 20:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
>183301
ぶん回すくせにコンパクト設計でダイサイズをケチろうとするから冷えないんじゃないですかね?
そこらへんの設計思想は Bulldozerと似ているのかも
ぶん回すくせにコンパクト設計でダイサイズをケチろうとするから冷えないんじゃないですかね?
そこらへんの設計思想は Bulldozerと似ているのかも
2021/08/18(Wed) 08:35 | URL | LGA774 #-[ 編集]