北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
ASRock First Out With Official Support for Zen 3 CPUs on X370 Motherboards(techPowerUp!)
ASRock is the first company to support AMD Ryzen 5000 CPUs on the X370 platform.(Guru3D)
Ryzen 9 5950X Support model(ASRock)
X370 Pro4 CPU Support list(ASRock)

ASRockのX370マザーボード―X370 Pro 4でこれまで対応していなかった“Zen 3”世代のProcessor(“Vermeer”と“Cezanne”)および“Zen 2”世代のAPU(“Renoir”)のサポートが正式に追加されている。これらのProcessorをサポートするBIOSはP7.10と呼ばれるものである。
 
AMD: We're Exploring Supporting Ryzen 5000 on 300-Series Motherboards(Tom's Hardware)
AMD Explores Adding Ryzen 5000-series Support to 300-series Chipsets(techPowerUp!)

これまで、“Zen 3”世代のProcessor(+“Renoir”)をサポートするのはAMD 400 series, 500 series搭載マザーボードだけとされていた。しかし、今年に入り、若干風向きが変わってきたようだ。

そもそも300 seriesマザーボードで“Zen 3”世代のProcessorのサポートがされなかったのは16MB SPI ROMに原因があり、Processorのサポートを“Zen 3”世代まで拡大するに際し容量が不足していたからであった(実際に、ASRockの最新BIOSでは“Bristol Ridge”のサポートは落とされている他、Ryzen 2000 series以前のProcessorではアップデートを推奨しないとなっている)。

しかしマザーボードメーカー側の工夫でこの16MB SPI ROMの問題を克服する―例えばBIOSの画面を単純化する等の例が見られた。AMD内でもいろいろ議論はあったものの、それならば300 seriesマザーボードに5000 series processorへのアップグレードパスを用意するのもやぶさかではない・・・という方針になったようだ(かなり雑な説明になってしまったのはご容赦を)

実際、今回のX370マザーボードでのサポートに先立ち、ローエンド向けのA320マザーボードで“Zen 3”世代のProcessorをサポートする例が見られ、ASRockでも複数のA320マザーボードで“Zen 3”世代Processorのサポートが追加されている。

今回ASRock X370 Pro 4は晴れてRyzen 5000 seriesまで対応したが、AMDの姿勢を見ると「300 seriesで対応できるようにはするけれど、16MB SPI ROM等の問題はマザーボード側で解決してくださいよ」という雰囲気なので、全ての300 seriesマザーボードが今後Ryzen 5000 seriesのサポートを行えるかどうかは不透明である。またサポートが行われた場合、“Bristol Ridge”など旧世代のProcessorはサポートを打ち切られる可能性が大きい(実際にどこまでがサポート打ち切りになるかはわからないが、Ryzen 2000 series以前は危ないラインだろう)。


コメント
この記事へのコメント
185573 
CPU動作検証用B350マザーのFlashを多バンク化して
B450用BIOSいれて使ってるから公式に用意してくれると助かるな~。
出来たらB350もお願いします。まあ動いてるけど
PWMコントローラが世代交代したりしているので
正式にやってくれると助かる人もいるよね。
2022/01/14(Fri) 05:03 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185575 
半導体が手に入りづらい事を考えると
マザーボードを新しく買わなくても済むようにしてくれるのはありがたいね
2022/01/14(Fri) 07:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185576 
3000系まで打ち切って5000専用でいこうぜ
2022/01/14(Fri) 07:37 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185578 
BIOS復旧業者にFD1枚と一緒に送っていた頃比較して16倍か(インターネット老人会感)
2022/01/14(Fri) 08:59 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185580 
謎な対応時期だな
2年遅かった
2022/01/14(Fri) 09:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185592 
X370はUSB3の不具合放置のクソチップセットだからな
今更使ってるやつはおらんやろ
2022/01/14(Fri) 22:24 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185601 
>185580
発売前から対応発表するなんてどんな無理ゲー("Zen 3"世代は2020年11月5日発売開始)

>185592
互換性が維持されているということは、新しいM/Bに古いCPUも乗るってことだから
M/B側に問題があればCPUをそのままでM/Bを買い替える人もいるのよね
さすがに初代Ryzenは500系には乗り換えられないけどさ(400系ならばいける)
2022/01/15(Sat) 11:58 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185616 
これつてやっぱりRyzen4000シリーズ用に用意したんだろうか
2022/01/15(Sat) 19:06 | URL | LGA774 #VWFaYlLU[ 編集]
185647 
>185601
ES品で開発してるから対応発表と発売日とは無関係だよ
あと後発製品の互換性って後方互換だけで前方互換は無しが多いかと
2022/01/17(Mon) 16:14 | URL | LGA774 #-[ 編集]
185667 
>185647
それだとES品で開発しているはずなのに、互換性切りまくっている
Intelさんの酷さを際立たせただけじゃないか
時間を空けたとしても旧環境をちゃんと救済するAMDは頑張っているな

もっともIntelのあの消費電力の上昇具合では数世代前の板に後方互換性なんて持たせたらM/Bごと発火させそうだけどね
2022/01/18(Tue) 10:48 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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