NVIDIA confirms Ada 102/103/104 GPU specs, AD104 has more transistors than GA102(VideoCardz)
More confirmed Ada Lovelace silicon figures.(Ryzan Smith@RyanSmithAT)
NVIDIAがGeForce RTX 4090と4080に使われている3種類のコアの詳細を明らかにした。NVIDIAが明らかにした“Ada Lovelace”の3種類のダイは上から順にAD102, AD103, AD104である。
AD102はGeForce RTX 4090に使用されており、AD103はGeForce RTX 4080 16GBに、AD104はGeForce RTX 4080 12GBに用いられている。
情報元はAnandTechの編集者であるRyan Smith氏である。
以下にAD102, AD103, AD104のスペックをまとめる。
AD102 | AD103 | AD104 | |
Architecture | Ada Lovelace | ||
製造プロセス | TSMC 4N (5nm) | ||
トランジスタ数 | 763億 | 459億 | 358億 |
ダイサイズ | 608mm2 | 378.6mm2 | 294.5mm2 |
Streaming Multiprocessor | 144 | 80 | 60 |
CUDA Core | 18432 | 10240 | 7680 |
Tensor Core | 576 | 320 | 240 |
RT Core | 144 | 80 | 60 |
ROP | 192 | 112 | 80 |
L2 cache | 96MB | 64MB | 48MB |
メモリインターフェース | 384-bit | 256-bit | 192-bit |
GeForce RTX 4080 12GBは“80”型番としてはメモリインターフェースが192-bitと狭いが、L2 cacheの増強で補っている模様だ。“Ada Lovelace”ではL2 cacheが大幅に増量されることは前々より言われていたが、今回のスペック解禁で改めてそれが確認された。
AD102についてはLocuza氏がTwitterでそのダイ写真を明らかにしている。
Now, since the keynote is over, I released a "small" update as a new posting:https://t.co/gwltcCVrlQ
— Locuza (@Locuza_) September 21, 2022
It's very late already, so Twitter updates will follow later.
It covers just a few points.
Original thread:https://t.co/fVDDGpjrXz
1/x pic.twitter.com/Aa42zGvtqI
AD102は12基のSMが1つのGPCを構成し、そのGPCが12ユニット集まっている。
AD103とAD104の写真は出ていないが、AD104については前々の情報などを合わせると12 SM/GPC×5 GPCだろうか。なんとなく、AD102を半分にしたようなレイアウトになりそうではある。
AD103は当初84 SM(=12 SM/GPC×7 GPC?)という説が大勢の見方だったが、今回の情報では80 SMとされている。一方で7 GPCであるという説もRyan Smith氏のツイートのリプライにあり、どうも数が合わない。ROPの数は7 GPCを示唆するが、80 SMで7 GPCを構成するのは中途半端である。たらRyan Smith氏もこのあたりは何度もNVIDIAのホワイトペーパーを確認したようで、謎が深まるばかりである。3DCenter.orgが12 SM/GPC×5 GPC+10 SM/GPC×2 GPC説を提唱しているが・・・このあたりは今後の情報待ちだろうか?
