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Intel Xeon W9-3495X Unlocked Processor Surfaces on Geekbench, Could be Threadripper 7000WX Rival(techPowerUp!)
Supermicro Super Server(GeekBench)

IntelはHEDT / Workstation向けの製品として“Sapphire Rapids-WS”を用意している。そしてその最上位となるのがXeon W9 3495Xである。

そのXeon W 3495Xが1月26日付けでGeekBenchに出現した。

例のごとくGeekBenchに記載されている各項目を見ていこう。
 
Xeon W9 3945X (2023年1月26日)

CPU NameはXeon W9-3495Xと正しく認識されており、製品版かもしくはそれに近いものであることであろうことが推定できる。
コア数は56-coreと認識されておりこれは正しいが、スレッド数については記載がない。HyperThreading technologyをOFFにしているのか取得できていないだけなのかは不明である。
周波数はBase 1.90GHz / Maximum 4.60GHzとなっている。以前の情報ではBase 1.90GHz / Boost 4.80GHzであり、定格周波数については前情報どおりである。Boost時周波数が200MHz低いが、ここの数字は前後しやすいのでもう少し様子を見ても良いだろう。

キャッシュ構成は“Sapphire Rapids”のそれであり、L1 Inst.=32KB/core, L1 Data 48KB/core, L2=2MB/core, L3=105MB (1.875MB×56) である。L1からL2 cacheの数が何故か×28になってしまっているが、ここも正しく取得できていないのだろうか? GeekBenchは“Alder Lake”や“Raptor Lake”などのHybrid architectureではしばしばキャッシュ構成を正しく表示できていない(P-coreかE-coreどちらかのキャッシュ容量が表示されるが、容量はともかく数は正しくない場合が多い)が、P-coreだけの“Sapphire Rapids”でもコア数が多すぎる故にこのようなことが起きてしまったのだろうか? あるいは登録したシステム側が制限をかけているのだろうか(28-core動作にしているとか?)。

メモリは4ch動作にしているようでDDR5-4800 32GBを4枚搭載しているようである。Xeon W9 3495Xは8ch動作まで対応するはずで、ここは単純にメモリを4枚しか積んでいないだけだろう。

マザーボードは今年初めにも出てきたSupermicroのW790搭載E-ATXマザー―“X13SWA-TF”である。

“Sapphire Rapids-WS”ことXeon W 3400 series, Xeon W 2400 seriesは2月15日にローンチされると言われている。このXeon W seriesが不在となってしまったCore Xの後を継ぎHEDTも担う予定で、Intelから久々に強力なHEDT向けCPUが登場することになり、Intel CPUで多数のメモリ、PCI-Experssレーンを使用するユーザーにとっては待ちに待った新製品となる。ただ、Core XからXeon Wへの変更でCPUや対応マザーボードの入手性がどうなるかはやや気がかりである。

(過去の関連エントリー)
“Sapphire Rapids-WS”対応のSuperMicro X13SWA-TFの画像とスペック(2023年1月2日)
Intelのワークステーション製品のロードマップと製品ラインナップ(2022年12月9日)
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コメント
この記事へのコメント
193351 
発売前の情報とはいえ56コアにしてはマルチ低すぎるから、28コア動作説が濃厚かな
2023/01/27(Fri) 00:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
193353 
あとは価格帯がどの辺になるか、ですね。
2月15日が楽しみです。
2023/01/27(Fri) 03:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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