Intel's launch new Xeon W processors on February 15th(OC3D)
Don’t miss the #IntelXeon W processors livestream launch presentation!(Intel Create@intelcreate)
Intelは2月6日、ワークステーションおよびハイエンドデスクトップ向けとなる“Sapphire Rapids-WS”ベースの新型Xeon W processorのローンチイベントを2月15日に開催すると発表した。
“Sapphire Rapids-WS”はXeon W 2400 seriesとXeon W 3400 seriesで構成されると言われている。Xeon W 2400 seriesはMCCダイがベースの最大24-coreの製品で、4ch DDR5対応、PCI-Express 5.0のレーン数は64本となる。Xeon W 3400 seriesはXCCダイをベースとする最大56-coreの製品で、8ch DDR5対応、PCI-Express 5.0のレーン数は112本とされる。メモリについてはどちらもECCをサポートする。
対応チップセットはIntel W790で、Xeon W 3400/2400 seriesとともに発表されることになるだろう。
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— Intel Create (@intelcreate) February 3, 2023
数日ほど前に、Xeon W 3400/2400 seriesのスケジュールがリークしていたが、2月15日は情報解禁の日として設定されていた。今回Intel公式からの発表で、2月15日にローンチイベントが行われることが明らかにされ、おそらくここでXeon W 3400/2400 seriesの詳細やラインナップが明らかにされることになるだろう。
販売解禁日は数日前の情報によると、Xeon W 2400 seriesが3月8~22日のどこか、Xeon W 3400 seriesが4月12~26日の間となっていた。
◇24-coreのXeon W7 3455とRyzen Threadripper Pro 5965WXの比較ベンチマーク
Intel Xeon W7-3455 Sapphire Rapids Workstation 24-Core CPU Tested, Slower Than 24-Core Threadripper 5965WX(WCCF Tech)
V-Ray 5 Benchmark(HXL@9550pro)
気の早い人物がいたようで、24-coreのXeon W7 3455のV-Ray 5 Benchmarkスコアが同ベンチマークのデータベースに登録されている。
V-Ray 5 Benchmark
— HXL (@9550pro) February 6, 2023
Xeon w7 3455 24C TDP 270W: Average score 26175
TR Pro 5965WX 24C TDP 280W: Average score 30700https://t.co/fjBlZsF8Ng pic.twitter.com/SXqW1VwGMn


スコアはRyzen Threadripper Pro 5965WXが平均30700に対し、Xeon W7 3455は平均26175とそこそこの差をつけられている。動作周波数を見るとRyzen Threadripper Pro 5965WXが3.89~4.29GHzで動作しているのに対し、Xeon W7 3455の周波数は3.08GHzと3.14GHzで、この周波数差がスコアの差となって現れていると推定される。
Xeon W7 3455は24-core/48-threadで周波数はBase 2.50GHz / Boost 4.80GHzである。Boost時の最大周波数だけ見ればもう少し伸びそうだが、All core Boost時の数字までは判明していないため、All core Boost時は3.20GHz付近に限界があるのか、製品版はもう少し伸びるのかは判断がつきづらい。“Zen 4”世代のRyzen Threadripperが出てきていないため、AMDは一世代前の“Zen 3”世代で“Sapphire Rapids-WS”を迎え撃つ形となるが、両者の戦いがどうなるかは読みづらいものになりそうだ。
(過去の関連エントリー)
Xeon W 2400は3月に、Xeon W 3400が4月に解禁されるらしい?(2023年2月4日)

幅が1/4 の M.1/2 とかの規格を作って欲しいなぁ
PCIe 5.0 x1 のSSDを沢山載せて SATA を廃したい
本当なら厳しすぎる
そしてGolden Coveのシングル性能は素晴らしいものだが
メニーコアには適してないアーキテクチャという事、AMDが如何に最善手を打ってきてるかが証明されてしまう事態
少し前にXeon Platinum 8472C(52コア)が8490H(60コア)を上回るという訳の分からんベンチ結果が掲載されていたことあるから、発売後までベンチ結果はブレブレになりそう
MCCダイベースだともう少しクロック高くしないと大抵のアプリケーションで買う意味がない気がする。
WS向けがダメというよりメインストリームのハイエンドもここまで来たかって感想だ。