Ryzen 3 4300Gがパッケージ版として単体発売(Impres PC Watch)
Zen 2世代の「Ryzen 3 4300G」パッケージ版が発売、GPU内蔵で価格は15,800円(AKIBA PC Hotline!)
グラフィック機能内蔵で税込15,800円のAPU、AMD「Ryzen 3 4300G」発売開始(hermitage akihabara)
Ryzen 3 4300Gのリテールパッケージ版の販売が3月10日より開始された。価格は15800円で、CPUクーラーを内蔵する。
言うまでもないがRyzen 3 4300Gは“Renoir”と呼ばれるAPUで、“Zen 2”世代のCPUと“Vega”世代のGPUを組み合わせたものである。CPUは4-core/8-thread、GPUは6 CUである。
Zen 2世代の「Ryzen 3 4300G」パッケージ版が発売、GPU内蔵で価格は15,800円(AKIBA PC Hotline!)
グラフィック機能内蔵で税込15,800円のAPU、AMD「Ryzen 3 4300G」発売開始(hermitage akihabara)
Ryzen 3 4300Gのリテールパッケージ版の販売が3月10日より開始された。価格は15800円で、CPUクーラーを内蔵する。
言うまでもないがRyzen 3 4300Gは“Renoir”と呼ばれるAPUで、“Zen 2”世代のCPUと“Vega”世代のGPUを組み合わせたものである。CPUは4-core/8-thread、GPUは6 CUである。
Ryzen 4000 series APU(Renoir / 7nm / SocketAM4) | ||||||
コア数 | 定格周波数 Boost時周波数 | キャッシュ | TDP | 対応メモリ | ||
GPU | ||||||
SP数 | GPU周波数 | |||||
Ryzen 7 4700G | 8-core 16-thread | 3.60GHz Boost 4.40GHz | L2=512kB x8 L3=8MB | 65W | 2ch DDR4-3200 | '20/7/21 |
Vega 8 CU | ||||||
512sp | Max 2100MHz | |||||
Ryzen 5 4600G | 6-core 12-thread | 3.70GHz Boost 4.20GHz | L2=512kB x6 L3=8MB | 65W | 2ch DDR4-3200 | '20/7/21 |
Vega 7 CU | ||||||
448sp | Max 1900MHz | |||||
Ryzen 3 4300G | 4-core 8-thread | 3.80GHz Boost 4.00GHz | L2=512kB x4 L3=4MB | 65W | 2ch DDR4-3200 | '20/7/21 |
Vega 6 CU | ||||||
384sp | Max 1700MHz | |||||
Ryzen 7 4700GE | 8-core 16-thread | 3.10GHz Boost 4.30GHz | L2=512kB x8 L3=8MB | 35W | 2ch DDR4-3200 | '20/7/21 |
Vega 8 CU | ||||||
512sp | Max 2000MHz | |||||
Ryzen 5 4600GE | 6-core 12-thread | 3.30GHz Boost 4.20GHz | L2=512kB x6 L3=8MB | 35W | 2ch DDR4-3200 | '20/7/21 |
Vega 7 CU | ||||||
448sp | Max 1900MHz | |||||
Ryzen 3 4300GE | 4-core 8-thread | 3.50GHz Boost 4.00GHz | L2=512kB x4 L3=4MB | 35W | 2ch DDR4-3200 | '20/7/21 |
Vega 6 CU | ||||||
384sp | Max 1700MHz |
“Renoir”は何故かRyzen Proがバルクで販売されるという珍事が起きたが、すでに当時のRyzen Pro 4000G seriesは姿を消している。一方、“Renoir”自体はSocketAM4の下位ラインナップとして、iGPUを無効化したものがRyzen 5/3 4000 seriesとして販売されている。
今回のRyzen 3 4300GはiGPUが有効化されており、別途グラフィックカードを用意しなくても良いというメリットがある。価格は15800円で、Core i3 13100よりも5000円ほど安価で、Core i3 13100Fと比較しても1000円ほど安価である。
何故今更“Zen 2”世代の“Renoir”なのか? とか、どうせなら“Zen 3”世代のAPU―“Cezanne”ベースのRyzen 3 5300Gを出してくれとかいう声が聞こえてきそうだが、“Renoir”は組み込み向けの供給もあり、一定期間は製造する必要があるので、その余りが回ってきた格好だろうか? また“Cezanne”はまだMobile向けでRyzen 7030 seriesとして割と現役であり、まだ回す余裕はないのかもしれない。
ただ、やはり欲は出てしまうもので、SocketAM5にもA620チップセットが出てくるタイミングで“Rembrandt”で良いからAPUをリテールで出して欲しいと願ってしまう(流石に最新世代で登場したばかりの“Phoenix Points”は回す余裕がさなさそう)

(
通販でも取り扱いが始まっている模様。
(過去の関連エントリー)
【改題】デスクトップ向け“Renoir”―Ryzen 4000G/GE seriesが発表される(2020年7月21日)

この記事へのコメント
5000番台はLenovoの小型PCによく使われているので、4000番台は余っているんでしょうね。
AI処理でグラボのVRAMを他アプリに少しでも使わせたくない場合に、iGPUがあると便利なので、そういう用途にも向いているかもしれません。
iGPUのVegaでもPyTouch(DirectML版)でお絵描きすればCPU処理より3倍程度早いようなので、お試しとかにも良いかもしれません。
※マルチGPU環境では、1111フロントエンドの場合、Python.exeをWindowsのGPU割り当てすることで、どのグラボでお絵描きするか変更出来ます。(iGPU+RX570で600x800、50stepsが4分30秒程)
AI処理でグラボのVRAMを他アプリに少しでも使わせたくない場合に、iGPUがあると便利なので、そういう用途にも向いているかもしれません。
iGPUのVegaでもPyTouch(DirectML版)でお絵描きすればCPU処理より3倍程度早いようなので、お試しとかにも良いかもしれません。
※マルチGPU環境では、1111フロントエンドの場合、Python.exeをWindowsのGPU割り当てすることで、どのグラボでお絵描きするか変更出来ます。(iGPU+RX570で600x800、50stepsが4分30秒程)
2023/03/12(Sun) 00:25 | URL | LGA774 #mQop/nM.[ 編集]
せめてMendocinoならな
2023/03/12(Sun) 00:52 | URL | LGA774 #-[ 編集]
最近Ryzen5 4500で一台組みましたがrenoirでも充分早いですね。
それにしても6コアが11000円切ってて凄い時代ですね。
それにしても6コアが11000円切ってて凄い時代ですね。
2023/03/12(Sun) 22:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
どこまで下がるかわからないが
現状の値段だと
5600Gとの価格差がそこまで開いてないので
うれなさそう
現状の値段だと
5600Gとの価格差がそこまで開いてないので
うれなさそう
2023/03/13(Mon) 01:56 | URL | LGA774 #-[ 編集]