ASUS Rep Reveals AMD TR5 Platform For Ryzen Threadripper 7000 “Storm Peak” CPUs Launching In 2H 2023(WCCF Tech)
ASUSのGeneral ManagerであるTony Yu氏がBilibiliの動画で明らかにしたところによると、“Zen 4”世代となるRyzen Threadripper 7000 series―“Storm Peak”は2023年下半期に登場するという。
Tony Yu氏は次世代Ryzen Threadripper―“Storm Peak”向けの“TR5 platform”が2023年下半期に登場するとBilibiliで述べたようであるが、WCCF Techの内容は大分散らかっている印象である。おそらくTony Yu氏の発言はここまでで、残りは過去の情報などをまとめたものだろう。
それを踏まえて以下に進んで欲しい。以下の内容は概ね過去の情報のまとめである。
ASUSのGeneral ManagerであるTony Yu氏がBilibiliの動画で明らかにしたところによると、“Zen 4”世代となるRyzen Threadripper 7000 series―“Storm Peak”は2023年下半期に登場するという。
Tony Yu氏は次世代Ryzen Threadripper―“Storm Peak”向けの“TR5 platform”が2023年下半期に登場するとBilibiliで述べたようであるが、WCCF Techの内容は大分散らかっている印象である。おそらくTony Yu氏の発言はここまでで、残りは過去の情報などをまとめたものだろう。
それを踏まえて以下に進んで欲しい。以下の内容は概ね過去の情報のまとめである。
Tony Yu氏の“TR5 platform”という発言が何やら不穏であるが、今のところ“Zen 4”世代のRyzen Threadripper 7000 seriesはHEDT向けとワークステーション向けに分けられる。これまでの命名を踏まえると前者がRyzen Threadripper 7000 series、後者がRyzen Threadripper Pro 7000 seriesとなるだろうか。
HEDT向けのRyzen Threadripper 7000 series向けは4ch DDR5対応メモリコントローラと64本のPCI-Express 5.0を搭載し、SocketSP6 (LGA4844?) を使用するとされている。
一方、ワークステーション向けのRyzen Threadripper Pro 7000 seriesは8ch DDR5対応メモリコントローラと128本のPCI-Express 5.0を搭載し、Socket SP5 (LGA6096) を使用する。
発表済みの“Zen 4”世代のEPYC 9004 series―“Genoa”が使用するのは後者のSocketSP5であり、今後登場する予定の“Bergamo”や“Genoa-X”もSocketSP5で登場すると見込まれている。
SocketSP6を使用するのは“Siena”と呼ばれるもので、“Genoa”や“Bergamo”よりも低コストでかつPerformance-per-wattを最適化したプラットフォームとされる。
しかし、かつてのサーバー向けプラットフォームを見ていくと、下位のプラットフォームというのは往々にして尻すぼみになる傾向があり、例えば“SandyBridge / IvyBridge”世代のLGA2011に対するLGA1356や、AMDであればOpteronのSocketG34に対するSocketC32がある。
SocketSP6がこれらの二の舞にならないかやや心配であるが、Ryzen Threadripperと共用できるならば、その心配もいささか薄らぐ・・・と期待しているのだが、現時点では“Zen 4”世代のThreadripperがEPYCとSocket・マザーを共通にするのか、それとも過去のThreadripper同様形状は同じだが共通性のないSocket・マザーとなるのかははっきりしていない。

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この記事へのコメント
スリッパ-Xは出ないと思うから、ぜひIODのところにX3Dをメモコンに一対一で載せて欲しいかな、買う予定はないけど
2023/03/23(Thu) 08:52 | URL | 名無しです #-[ 編集]
メモリがEPYCより減らされてるのが痛すぎる
このやる気が無い仕様はZen 3 TRでXeon W-3400対抗には十分という現状が明らかに反映されてしまっている
このやる気が無い仕様はZen 3 TRでXeon W-3400対抗には十分という現状が明らかに反映されてしまっている
2023/03/23(Thu) 09:51 | URL | LGA774 #-[ 編集]
Threadripper 3000 seriesにアップグレードパスを用意してくれなかった恨みは忘れないぞ…
2023/03/23(Thu) 14:46 | URL | 3970X #-[ 編集]
CPUメーカ的には分けてくれた方がいいのかもしれませんが
Soceket分けすぎるとマーケティング的にも個々が弱くなるし
M/Bの提供メーカーも開発リソースなどの分散が必要になるので
素人考えではある程度は一緒にしてしまった方がいい気はするのですけどね
Soceket分けすぎるとマーケティング的にも個々が弱くなるし
M/Bの提供メーカーも開発リソースなどの分散が必要になるので
素人考えではある程度は一緒にしてしまった方がいい気はするのですけどね
2023/03/23(Thu) 23:13 | URL | LGA774 #-[ 編集]
分ける必要ないしそもそも遅いし
OC可がスリッパでOC不可がスリッパPROにすれば良いだけだろう
そしてとにかく早く出すんだ
OC可がスリッパでOC不可がスリッパPROにすれば良いだけだろう
そしてとにかく早く出すんだ
2023/03/24(Fri) 00:24 | URL | LGA774 #-[ 編集]
競合不在の結果ですよね
2023/03/24(Fri) 11:29 | URL | LGA774 #-[ 編集]
メモリチャネルやPCIeを増やそうとすると、ピン数が増えてソケットが肥大化するし、配線を捌こうとすると面積増or多層化が必須でマザボ価格が急激に上がる。IODもその分強化する必要があるからCPU本体価格だって上がる。
「安マザボ出せ」と「メモリチャネル増やせ」はどうあがいても両立しえない願いだし、まあ市場の意思としては「高いほうに統一しようぜ」なんだろけど。
「安マザボ出せ」と「メモリチャネル増やせ」はどうあがいても両立しえない願いだし、まあ市場の意思としては「高いほうに統一しようぜ」なんだろけど。
2023/03/24(Fri) 20:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]