NVIDIA AD106 Silicon Powering RTX 4060 Series, Smiles for the Camera(techPowerUp!)
NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti “AD106-350” GPU has been pictured(VideoCardz)
4060Ti(MEGAsizeGPU@Zed__Wang)
MEGAsizeGPU氏はこれまでにもリーク情報を扱ってきた人物で、“Ada Lovelace”についても興味深い情報を取り上げていた人物であるが、今回同氏がGeForce RTX 4060 Tiに使われるAD106-350-A1 GPUコアの写真を掲載した。
AD106はGeForce RTX 4070 Tiや4070に用いられるAD104より更に一段階小さいコアとなる。AD106のハードウェア的な構成は36 SM / 4608 CUDA coreであるが、GeForce RTX 4060 Tiに用いられるAD106-350はSM 2基分を無効化した34 SM / 4352 CUDA coreの構成となる。メモリインターフェースは128-bitで、GDDR6を8GB搭載する。
NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti “AD106-350” GPU has been pictured(VideoCardz)
4060Ti(MEGAsizeGPU@Zed__Wang)
MEGAsizeGPU氏はこれまでにもリーク情報を扱ってきた人物で、“Ada Lovelace”についても興味深い情報を取り上げていた人物であるが、今回同氏がGeForce RTX 4060 Tiに使われるAD106-350-A1 GPUコアの写真を掲載した。
AD106はGeForce RTX 4070 Tiや4070に用いられるAD104より更に一段階小さいコアとなる。AD106のハードウェア的な構成は36 SM / 4608 CUDA coreであるが、GeForce RTX 4060 Tiに用いられるAD106-350はSM 2基分を無効化した34 SM / 4352 CUDA coreの構成となる。メモリインターフェースは128-bitで、GDDR6を8GB搭載する。
またGeForce RTX 4060 Tiの接続インターフェースはPCI-Exoress 4.0 x8にとどまると言われる。昨今の下位GPUにおいてはしばしばインターフェースがPCI-Express x8に制限されることがある。これは高解像度でのゲームプレイにおいては性能面で不利となりうるが、AD106の規模であればx8でも十分な帯域を得られるという判断であろう。
4060Ti pic.twitter.com/BVmYyj95g6
— MEGAsizeGPU (@Zed__Wang) April 28, 2023
コアの写真そのものは文字通りコアの写真であり、AD106-350-A1の刻印がAD106であることを物語っている。AD104はやや横に長い長方形(正方形に近い)だったが、AD106は若干縦に長い形状をしている。
メモリ周りのスペックについては既報通りである・・・というより既報をなぞったものだろう。128-bitメモリインターフェースでGDDR6を8GB搭載する。
接続インターフェースがPCI-Express 4.0 x8になるという点は今回の新しい話かもしれない。VideoCardzでも指摘されているとおり、下位のGPUコアでしばしば行われる措置である。AMDのRadeon RX 6600 seriesで用いられている“Navi 23”がPCI-Express 4.0 x8接続であり、またGeForce RTX 4060 Tiや4060の競合となるであろう“Navi 33”ことRadeon RX 7600 seriesもPCI-Express 4.0 x8接続となる見込みだ。
接続インターフェースの削減は高解像度でのゲームプレイにおいて不利になりうるとあるが、実際の所はあまり問題にならないという検証結果が多い。GeForce RTX 4090でさえも、PCI-Express 4.0 x16とx8では数%程度の差しかでなかったという報告がある。4060 Tiであればなおのこと問題にならないだろう(GPUはx8で良いから残りのx8をSSDの接続用に回して欲しいという声もしばしば聞かれる。x8 + x8の設定を手動で行え、さらにx8を内部的にx4+x4に分割できるマザーボードであれば変換カードを使ってSSDを2枚搭載することは可能だろうか)。
例のごとく、Twitterの画像設定がSensitive扱いにされているが、写真はただのGPUコアの写真である(半導体に興奮する人にとってはSensitiveなのかもしれないが)。

≪SocketSP6を用いる“Siena”はEPYC 8004 seriesとなる
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