北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
NVIDIA Ada Lovelace Successor Set for 2025(TechPowerUp)
Leaked Nvidia roadmap suggests 2025 release for their GeForce RTX 50 series(OC3D)
Nvidia Ada Lovelace Successor GPUs Slated for 2025 Release(Tom's Hardware)
NVIDIA to introduce Ada Lovelace successor in 2025(VideoCardz)
Nvidia’s RTX 50 series graphics cards tipped for 2025 launch(KitGuru)
Ada Lovelace successor only in 2025(Hardwareluxx)

NVIDIAは“Multiple chips, Yearly leaps. One Architecture”と題したロードマップを明らかにした。
まず2023年下半期からCPU製品である“Grace”とSuperchipとして位置づけられる“Grace Hopper”が本格的に展開される。


ロードマップはその先も続いており、2024年上半期に“Hopper Next”とされるHPC, AI向けのGPUが予定されている。この“Hopper Next”は一部では“Blackwell”と呼ばれたこともあるものである。また同時期に“BlueField 4” DPUも登場する。
そしてさらに興味深いのは“Ada Lovelace Next”の存在だ。
 
“Ada Lovelace Next”は今回のロードマップで2025年に描かれている。“Ada Lovelace Next”はもちろんGeForceとして使用されるGPUである。つまり、2024年まではGeForceの次世代―GeForce RTX 50 seriesに相当する製品は出てこないとなる。

“Kepler”以降のGeForceの登場時期を並べると、“Kepler”が2012年4月、“Maxwell”が2014年2月、“Pascal”が2016年5月、“Turing”が2018年9月、“Ampere”が2020年5月、そして現行の“Ada Lovelace”が2022年10月である。NVIDIAはこれまで約2年周期に新しいGeForceを投入してきた。ただし、もう少し細かく見ていくと“Ampere”と“Turing”の間は約2年半であり、他の世代より若干間が開いている。もしこの2年半の周期が今後は続くとすると、“Ada Lovelace Next”は2025年初めとなり、ロードマップに描かれている時期と合致する。
 
Ada Lovelace Next (2023年6月29日)

NVIDIAの次世代GPUのコードネームとして“Blackwell”というものが伝わっているが、これはHardwareluxx等が解説しているとおり“Hopper”の後継で、HPCやAI向けの製品である。まさか“Hopper”搭載カードを個人所有している怖い人はいないと思うが、少し前に“Hopper”搭載カードでゲームのベンチマークを取ったところ、ゲーミング向けとしては使用できるものではなかったと結論が出ているまあ、そうなるな。グラフィック処理ができるユニットがわずか2 TPC分らしい)

NVIDIA H100 Hopper GPU Tested for Gaming, Slower Than Integrated GPU(TechPowerUp)
NVIDIA Hopper H100 AI GPU Benchmarked – Slower Than AMD 680M iGPU In Gaming But Destroys RTX 4090 In AI Tests(WCCF Tech)
This is the fastest GPU ever! We tested four H100s! Worth 1.2 million yuan!(Geekerwan / YouTube)

なので“Blackwell”が“Hopper”の後継であるならば、これがGeForceに降りてくることはほぼないだろう。

GeForce RTX 50 seriesとなりそうなのは2025年の“Ada Lovelace Next”であるが、これに相当するコードネームはまだ出てきていないはずである。そして当然のことながらそのスペックもわかっていない。せいぜい製造プロセスがTSMC N3世代になるのではないか、という噂が出ている位である。

“Ada Lovelace”ことGeForce RTX 40 seriesは現在GeForce RTX 4060までが展開し終えた状態で、残るは“50”型番の製品くらいとなっている。ひょっとすると4090 Tiや4080 Tiといった製品も出てくるかもしれないが、市場動向次第だろう。

NVIDIA’s massive quad-slot cooler for GeForce RTX 40 series pictured some more(VideoCardz)

GeForce RTX 4090 TiになるかTitan Adaになるのか、はたまた過去のRTX 4090向けの試作品かは不明だが、4スロットのFounders Edition向けカードの試作品が紹介されている。

このカードの特徴は基板が90度の角度をつけられて・・・つまりマザーボードと平行になるように取り付けられていることである。4スロット厚だからこそできる芸当だろう。

なお、外観は鈍器としか言い様がない。
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コメント
この記事へのコメント
196058 
既存のライザーもそうだけどマザボと平行配置はマザボの冷却はどうなってるのだろう?
縦にするならITXのスロット部分から下に延長してマザボ基板上にグラボを載せた変態構成はありなのだろうか?
交換出来なくて全く自作向きじゃないけど
2023/06/29(Thu) 07:41 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196060 
風の抜ける方向に基板がない方が放熱効率良いのは分かるが、下位モデルでもやってくれないかなぁ。
2023/06/29(Thu) 10:17 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196062 
RTX5000シリーズは「本当に」GDDR7実装をそろそろ必須にしないと、もう見向きもされないような気がします。
GTX1000シリーズ以来のような革命的なGPUが出ないと復活は難しいでしょう。
ただ、また過剰な値段で売りつけるようでしたら、自身としてはさすがにショック乱降下まで不買という姿勢にならざるを得ないですね。
2023/06/29(Thu) 11:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196064 
半導体微細化が低コスト化に繋がらなくなって
短期間で、微細化されたプロセスによる新プロセッサを登場させるのがきつくなってるってことでしょうね。
IntelのCPUみたいに、1年ないし1年強でちょっと高クロック化しただけの新製品を出すって方向も、
ゲーマー向け市場を盛り上げる戦略としてはありだと思うけど、
業務用のAI向けの方が圧倒的な売り上げの伸びがあって、ココンシューマー向けにリソースさく価値は低そう。
ゲーム向けGPUは話題の乏しい時代が来そうな感じ。
2023/06/29(Thu) 13:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196067 
2025年ともなるとArrow LakeやZen5も出そろって面白い時代がやって来そうだが
問題はOS…つまりWindows12も来る頃になりそう
頼むからまともなOSであってくれ…
2023/06/29(Thu) 21:09 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196071 
Samsungも7nmの様に沈黙しててGPUやSoCの進化が停滞気味

ジム・ケラーが目をつけてるAIプロセッサーが台風の目となるか?
2023/06/30(Fri) 06:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196087 
微細化ができるとしても
熱密度はひどくなるだけですからね

だいぶ前にも問題視してたけど
原子炉以上になってたんだっけ

2023/06/30(Fri) 18:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196098 
原子炉(燃料棒?)の熱密度って意外と大したことないような?
数十年間安定稼働できるように全面的にかなり保守的に作ってあるのだし
材料が同じセラミックスなんだから似たような数値に行きつくのも当然だろうけど
2023/07/01(Sat) 05:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
196113 
原子炉の熱密度と比べという話は15年前に聞いたな
分母をどうとるかにもよるのだろうけどダイやチップサイズ当たりの熱量は変わらないかな
冷却がハイエンドで何割、ミドル以下でほぼ変わらないから
2023/07/02(Sun) 10:15 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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