北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
AMD’s upcoming Radeon RX 6750 GRE reportedly just ‘an overclocked RX 6700 10GB’(VideoCardz)
RX 6750 GRE = Overclocked RX 6700 10GB(Hoang Anh Phu@AnhPhuH)

先日、AMDがRadeon RX 6750 GRE (Golden Rabbit Edition) を計画しているらしいことを紹介した。
このカードはRadeon RX 7900 GRE同様主に中国向けの製品となり、その他の地域では出回ったとしても限定された数でかつシステムに組み込まれた形での流通となる見込みだ。


このRadeon RX 6750 GREであるが、Twitterで出てきた情報によると、Radeon RX 6700 10GBの周波数を高めただけのもののようである。使用されるGPUコアはカットダウン版の“Navi 22”で、Compute Unit数は36でStream Processor数は2304、メモリインターフェースは160-bitでVRAMは10GBのGDDR6を搭載することになるだろう。
 
初出時は“Navi 21”を使用したモデルではないかとも推定されたRadeon RX 6750 GREであるが、その正体は“Navi 22”がベースでしかもそのカットダウン版であるRadeon RX 6700 10GBの周波数を上げたものだという情報が出てきている。

そもそもRadeon RX 6700 10GBとはなんぞや? という人が多そうだ。“XT”がついていないのは誤字でも何でも無く、Radeon RX 6700が正式な型番である。“10GB”はわかりやすくするためにつけているだけで、Radeon RX 6700に10GB版と12GB版があるというわけではない。そのRadeon RX 6700 10GBであるが、スペックは36 CU / 2304 sp、メモリインターフェース160-bitでGDDR6 10GBを搭載する。Radeon RX 6700 XT (40 CU / 2560sp, 192-bit / GDDR6 12GB) と比較するとCompute Unitが4基分、メモリインターフェースが32-bit分削られている。

Radeon RX 6700が登場したのは昨年6月である。ただし、大々的に発表されることはなく、訳あり気味にひっそりと追加されたような形だった。日本国内でもSapphireと玄人志向の2製品が店頭に並んでいたが、微妙だったらしく、早々にローエンドGPUが並ぶ下段に追いやられたりしていた。口が悪いことを承知でいえば好事家しか買わないような不遇なグラフィックカードである。Total Board Powerが“Navi 22”にしては低く175W(Radeon RX 6700 XTは230W、6750 XTは250W)で、Sapphireの製品はPCI-Express電源コネクタが8-pin×1で済むというチャームポイントはあったりしたが、いかんせんマニアックすぎる代物であった。おそらく今現在店頭でRadeon RX 6700を見つけるのは至難の業だろう。

そして今回のRadeon RX 6750 GREであるが、このRadeon RX 6700の周波数向上版・・・つまりは“Navi 22”の在庫処分的なものであろうことが透けて見える。何にせよ日本国内で出回る可能性は低く、出回ったとしてもごく少量だろうから大勢に影響はないだろう。

(過去の関連エントリー)
Radeon RX 6750 GRE(2023年8月22日)
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コメント
この記事へのコメント
197000 
購買需要旺盛なのかカモにされているのか > 中国
RX6700の店頭描写が細かいですね。実は持ってるでしょ?
2023/08/30(Wed) 19:42 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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