北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Arrow Lake-H CPUs Feature Lion Cove P-Cores, Skymont E-Cores & Possibly Crestmont LP E-Cores(WCCF Tech)

“Meteor Lake”のローンチが近づく中、その次の世代である“Arrow Lake”と“Lunar Lake”の噂がインターネット上に出てきている。

“Arrow Lake”と“Lunar Lake”は“Meteor Lake”の後継として2024年および2025年に登場することは既に知られた事実である。“Arrow Lake”と“Lunar Lake”の名前はIntelの公式ロードマップにも記されているものである。
その“Arrow Lake”と“Lunar Lake”のコア構成についてOneRaichu氏が次のように説明している。
 
  Arrow Lake-H:Lion Cove P-core + Skymont E-core + Crestmont LP E-core
  Lunar Lake-M:Lion Cove P-core + Skymont E-core + Skymont LP E-core

“Arrow Lake”はP-coreに“Lion Cove”、E-coreに“Skymont”を使用する。そして“Arrow Lake-H”は“Meteor Lake”に続く第2世代のCore Ultraとなるであろう製品であるが、その“Arrow Lake-H”のSOC tileに搭載されるLP E-coreは“Meteor Lake”と同じ“Crestmont”になるという。
“Arrow Lake-H”はCompute tileがIntel 20Aで製造される。その他のtileは外部ファンダリで製造されると見込まれている。


一方、“Lunar Lake-M”はCompute tileがIntel 20Aないしは18Aでの製造となる。こちらもP-coreは“Lion Cove”、E-coreは“Skymont”となるが、SOC tileに搭載されるLP E-coreも“Skymont”になる模様だ。

“Meteor Lake”ではSOC tileに2-coreのLP E-coreが搭載される。“Meteor Lake”世代でLP E-coreとして使用されるのは“Crestmont”で、Comput tileに使用されるE-coreと同じアーキテクチャをベースとする。

SOC tileのLP E-coreは今後の世代でも搭載されるようで、“Arrow Lake”や“Lunar Lake”も例外ではない。“Arrow Lake”と“Lunar Lake”のコア構成は似通ったところがあり、どちらもP-coreは“Lion Cove”、E-coreは“Skymont”となる。そしてSOC tileに搭載されるLP E-coreであるが“Lunar Lake”はCompute tileのE-coreでも使用されている“Skymont”となる。一方、“Arrow Lake”は“Meteor Lake”世代の“Crestmont”がLP E-coreを担う。“Arrow Lake”ではCompute tileとSOC tileで世代の異なるコアが搭載されることになる。

考えられるのは“Arrow Lake”のSOC tileが“Meteor Lake”と共通である可能性だ。コアの世代が変わったからといって、必ずしも全てのTileを新しいものにしなければいけないわけではない。むしろ新しくする必要のあるTileだけ更新して、その他はそのまま前世代のものを使用することで開発コストを下げることが出来るのがTileアーキテクチャの強みである。似たようなことはAMDもやっており“Zen 2”世代と“Zen 3”世代のI/O dieは共通である。

“Arrow Lake”はGPUの世代も“Meteor Lake”と同じ“Alchemist”世代のXe-LPGだといわれており、もしかすると“Arrow Lake”と“Meteor Lake”のSOC tileとGPU tileは共用になるのかもしれない(“Arrow Lake”世代でGPUの最大規模が128 EUから192 EUに増えるかもしれないという話はあり、この場合はGPU tileは新しいものが必要となる)
関連記事



○Amazon売れ筋ランキング CPU メモリ グラフィックカード マザーボード SSD 電源

コメント
この記事へのコメント
197420 
Arrowさんはデスクトップ向けだからI/Oがモバイル向けよりリッチになる。だから拡張されるが、
モバイル向けはその必要性がないってことかな?
2023/09/29(Fri) 07:33 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197421 
去年のHot ChipsでArrow Lakeのイメージ図はCPUとGPUタイルの色がMeteor Lakeから変えてあって、ネット上に流れてるArrow Lake-Pの開発工程表にCPUは20A、GPUはN3、SoCとIOはMeteor Lakeのものを再利用と記載されてる。あとIntelの資料ではMeteor LakeとArrow Lakeはプラットフォームの世代としてはセットになってる(CPUコアのアーキテクチャは結構違うかも)

Lunar Lakeは以前からXe2-LPGになると言われてて、NPUの世代が変わると先週のイベントで告知した模様

状況証拠的にも北森さんの考察通りかと
2023/09/29(Fri) 08:11 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197431 
LP E-Coreは所詮2コアしかないので、Lunar Lakeが投入される新しい低消費電力フォームファクタじゃない限り1世代変わったところで影響はほとんどないんだろうな

制御としてもベンチ中でもベンチの処理には加担しないみたいな感じなんだろうか
2023/09/29(Fri) 18:46 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197432 
Arrow Lake Instruction-set Reference Guideに記載の新命令への対応より、Arrow lake全体でAVX-VNNI-INT8等、Arrow lake-SでAVX-VNNI-INT16等が新規サポートされる。LP-EコアをCrestmontのままにして対応命令セットを減らすとも思えないので、
1. この話はガセ
2. Crestmontにちょっと手が入ったバージョン
3. 元々CrestmontにあったがRaptor Coveにない命令がアンロックされた
のいずれかということになる。
3の可能性もあるというか、Arrow lakeのうち06_C5Hでサポートされている命令はSierra ForestでもサポートされているのでLP-EがCrestmontでも説明が付く。
しかしArrow lake-S (06_C6H)はSierra Forestでサポートされていない命令もサポートしているのでおそらく3はない。

Arrow lakeの2つのCPU IDである06_C5Hと06_C6Hの関係がいまいち謎なのだが、06_C5HがMTLのSoCを流用した(CPUタイルだけ変えた)バージョン、
06_C6Hがデスクトップ用にSoCタイルから作り直したバージョンだとするとそれっぽい感じはする。
2023/09/29(Fri) 20:44 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197435 
差が小さすぎて共食い回避のためにどっちかキャンセルになりそう
2023/09/30(Sat) 04:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197468 
未だにMeteor Lakeも出てないことも考えると24年末と26年が妥当だと思う
2023/10/02(Mon) 13:53 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197471 
>>197435
・手堅いArrowLakeと、見せ球のLunarLake
・デスクトップは周波数ageなならんからArrowLakeで、ノートはLunarLake
どちらもありえそうね。
2023/10/02(Mon) 15:57 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197472 
>197432
HとSでSoCタイル違うに一票。そうなるとSoC開発が躓いて、Hを早出しするために命令セット削られた感すらある。
2023/10/02(Mon) 19:42 | URL | LGA774 #-[ 編集]
197478 
個人的には LP E-Cores のご利益に興味がある。
(Quick Sync Video でしたっけ?)メディアエンジンも SoC タイルに移しているので、
結構な時間 Compute Tile を動かさないでいられるのではないでしょうか。
2023/10/03(Tue) 09:30 | URL | LGA774 #-[ 編集]
コメントを投稿する(投稿されたコメントは承認後表示されます)