北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel 144 Core Sierra Forest Xeon CPU Leaks Out: Powered By Sierra Glen E-Core Architecture, 172 MB Cache(WCCF Tech)
Intel Corporation BeechnutCity(Geekbench)

144-coreの“Sierra Forest”のEngineering SampleがGeekbenchに出現している。
“Sierra Forest”は“Crestmont”―E-coreをベースとした初のXeonで、製造プロセスはIntel 3、登場時期は2024年前半が見込まれている。“Sierra Forest”は最大144-coreの“Sierra Forest-SP”と、288-coreの“Sierra Forest-AP”があると言われ、前者はLGA4677ないしはLGA4710を使用し 8ch DDR5対応、後者はLGA7529と呼ばれるより大型のSocketを使用し、12ch DDR5対応になるとされる。

今回出てきたのは144-coreのもので、“Sierra Forest-SP”と推定される。
 
Sierra Forest-SP (2023年12月7日)

今回出てきたのは“Sierra Forest-SP”の2-way構成のようで144-core×2の合計288-coreとなるようだ。Identifierの項目を見るとGeninie Intel Family 6 Model 175 Stepping 0とある。周波数はBase 2.20GHzとなっている。

キャッシュ構成だがL1 Inst 64KB, L1 Data 32KB, L2 4MB, L3 108MBとなっている。L1 cacheはコアごとの容量で、144-core分が認識されている。その容量は“Crestmont”のそれとして矛盾しない。

L2 cacheは4MBで何故か18ユニット分のみの認識である。Core processorに搭載されるE-core同様、“Sierra Forest”でも4-coreが1つのクラスタを形成するならば36ユニット分が認識されてほしい。逆にこの表示が正しいとすると8-coreで1つのクラスタとなりそうだがL2 cacheを8-coreで共有したIntel製Processorの存在は記憶にない。4MBという容量自体は“Crestmont”1クラスタ分のL2 cacheとして矛盾しない。

L3 cacheは108MBが認識されている。なんとなく1クラスタあたり3MBのような感じがする(3MB×36クラスタ)。

今後、だんだんと“Sierra Forest”や同時期のP-core Xeonである“Granite Rapids”の情報が出てくるだろう。
関連記事



○Amazon売れ筋ランキング CPU メモリ グラフィックカード マザーボード SSD 電源

コメント
この記事へのコメント
198421 
Emerald RapidsのES品が2ヶ月半くらい前に確認されたばかりなのにもうSierra Forestか
今回のスコアはめちゃくちゃだから参考にはならないけど、来年前半を強調していたしIntelも本気なのかな
2023/12/08(Fri) 08:27 | URL | LGA774 #-[ 編集]
198426 
※このコメ主はIntelとAMDの株を両方保有しており、円高で泣いています。風説の流布にならないよう客観的に検証可能な情報、公開情報から推測を行っています。

Sierra Forestは夏に公開されていたスペックが「TDP 205W, 144コア(36クラスタ)」。1クラスタあたり5.7Wになるけど、概ね2.1~2.4 GHzの範囲でその電力になり、サーバー用CPUとしてはいかにもありそうな数字で、今回のリークで2.2 GHzで確定と見てよさそう。SPRの2.4倍のワッパという主張とも合致する。

CrestmontのIPCは分かっているので、コア数に対してスケールしやすいCinebench R23のスコアが推定でき、以下の通りになる。
SRF-SP-144c @ 205W ~ ST:1.1k, MT:_80k (推定)
SRF-AP-288c @ 410W ~ ST:1.1k, MT:160k (推定)

w-3495X(56c)@ 350W ~ ST:1.9k, MT:_61k
7995WX(96c) @ 350W ~ ST:1.9k, MT:100k
Ep9754(128c)@ 360W ~ ST:1.1k, MT:120k
13900K(24c) @ 253W ~ ST:2.3k, MT:_38k
GNR-SP-_80c @ 350W ~ ST:1.9k, MT:_95k (推定)
GNR-AP-120c @ 480W ~ ST:1.9k, MT:140k (推定)

SRFの推定ワッパはZen4 (Genoa)の1.38倍、Zen4c (Bergamo)の1.19倍。Zen5cの128コアとほぼ同程度と推定されるが、Zen5cは196コアまで増やすという話があるので、クロックがやや下がるがMTワッパはさらに1.2倍まで積み増しできる。
Zen4並みで競争力が微妙なGNRより、Zen5cと互角に近いSRFのほうが優先されたのは話としては分かる。

ちなみにGeekBenchは下記の通り、ワークステーション用以上ではコア数に大してスケールしないので信用しなくてよい。
7995WX(96c)が2700/25000
7950X (16c)が2900/20000
2023/12/08(Fri) 12:21 | URL | LGA774 #-[ 編集]
198428 
競合になるZen4c Epyc 9754「Bergamo」(128コア256スレッド)のスコアも出てましたね
シングル 1597
マルチ 16455
の様です

ESモデルから正式モデルに成るまでの最適化がベストケースであれば、この数値から1.2~1.3倍程でしょうか?
真っ向から対決するには些か厳しい性能差であると思います

ワッパに関しては、Sierra ForestとBergamoでは、どちらに軍配が上がろうとも大きな差にはならないと思います
となればIntelとしては自社Fabで製造出来る製造コストの有利を全面に出したコスパで勝負してくるのではないかと見ています

Intelとしては、Sierra Forestはサーバー版Celeronの立ち位置を狙ったモデルなのでは?と考えています

只、この様なモデルでサーバーシェアにどの程度影響を与える事ができるのか私には分かりません
Intel的にも、サーバーCPU業界で厳しい立場なので「取り敢えず試してみよう」的なモデルかも知れませんが…
2023/12/08(Fri) 20:00 | URL | LGA774 #-[ 編集]
198432 
本筋とは関係ないけど
※このコメ主はIntelとAMDの株を両方保有しており、円高で泣いています。
どんだけ相場が下手なん?と思った。

あと「風説の流布にならないよう」というけど、国内市場ならともかく、海外市場で気にするようなことじゃないでしょw
2023/12/09(Sat) 04:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
198436 
BergamoのZen4cは(早く市場に投入するためとはいえ)ちょっと高密度にしただけのZen4で、Webサーバなんかだと役に立つのかわからないAVX512もそのままの中途半端なスモールコア製品であると言える
対してSierraForestはAVX512を元々サポートしなかったりクラスタでL2を共有する構造であったりとARMを直接迎え撃つためによりスモールコアを推し進めた製品なのだから、マルチスレッドでのスコアはBergamoを余裕でぶっちぎって貰わないと困ると思うんだけど…(それだけZen4の元々の設計が優れているのかもしれない)
2023/12/09(Sat) 20:25 | URL | LGA774 #-[ 編集]
198460 
>>198432
MI300の爆騰とかあってトータルでは勝ってるから……(震え声)

>>198436
Sierra ForestがIOタイルがGranite Rapidsと共有でタイル配置なんかも最適化されていないし、足回りが足かせになってそこまでぶっちぎれる製品ではない
あと同じ製造プロセスを使うと、Golden Coveでも並みのARM系とワッパは変わらないと思う。1.6倍のワッパを稼げてるだけでも十分と言うか。
2023/12/11(Mon) 20:40 | URL | LGA774 #-[ 編集]
コメントを投稿する(投稿されたコメントは承認後表示されます)