北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
NVIDIA Introduces NVIDIA RTX 2000 Ada Generation GPU(TechPowerUp)
Nvidia's new Pro GPU costs less than $650 — RTX 2000 Ada Generation arrives with 2,816 CUDA cores and 16GB ECC VRAM(Tom's Hardware)
NVIDIA launches $625 RTX 2000 ADA workstation GPU with 16GB VRAM(VideoCardz)
NVIDIA RTX 2000 Ada Generation(NVIDIA)

NVIDIAは最新世代である“Ada Lovelace”アーキテクチャのワークステーション向け製品をエントリーレベルまで拡充するようだ。2月13日付けでNVIDIAはRTX 2000 Ada generationを発表した。価格は$625となる。

RTX 2000 AdaはSmall Form Factor仕様のカードで、RTX 4000 SFF Adaや前世代のRTX A2000と同形状のカードである。カードの厚さは2スロット仕様で、カード長は16.76cm、ブロワータイプの冷却ファンを搭載する。ブラケットは標準的なATXに対応するものとロープロファイル対応のものを同梱している。
 
RTX 2000 Adaの特徴の1つとしてインターフェースがPCI-Express 4.0 x8であることが挙げられる。同形状のRTX 4000 SFF AdaやRTX A2000はインターフェースとしてPCI-Express 4.0 x16を使用する。
RTX 2000 Adaに使用されるGPUはAD107である。AD107そのものは24基のStream Multiprocessor (SM) を搭載し、CUDA coreは合計で3072基である。RTX 2000 Adaは22 SM構成とし、CUDA core数は2816となる。
単純にCUDA core数を比較するとRTX 2000 AdaはRTX A2000よりも15%程CUDA core数が少なくなる。しかしながら、アーキテクチャの更新により、RTX 2000 AdaやRTX A2000と比較し大幅な性能向上を果たし、単精度浮動小数点演算性能で50%程の向上になるという。またRT coreやTensor coreも“Ada Lovelace”世代のものとなるため、前世代から大幅な性能向上を果たし、RT coreの性能は約1.8倍に、Tensor Coreの性能は約3倍となっている。


スペックは以下の通り。

NVIDIA RTX Ada Generation
RTX 6000RTX 5000
ArchitectureAda Lovelace, TSMC 4N
コアAD102
CUDA Core1817612800
SM142100
RT Core142100
Tensor Core568400
コア周波数Max2.50GHz2.55GHz
搭載メモリGDDR6 48GB
ECC対応
GDDR6 32GB
ECC対応
メモリ速度20Gbps18Gbps
メモリインターフェース384-bit256-bit
メモリ帯域960GB/s576GB/s
TGP300W250W
価格$6800$4000


NVIDIA RTX Ada Generation
RTX 4500RTX 4000RTX 4000 SFFRTX 2000
ArchitectureAda Lovelace, TSMC 4N
コアAD104AD107
CUDA Core7680614461442816
SM604848
RT Core60484822
Tensor Core24019219288
コア周波数Max2.57GHz2.17GHz1.56GHz2.13GHz
搭載メモリGDDR6 24GB
ECC対応
GDDR6 20GB
ECC対応
GDDR6 20GB
ECC対応
GDDR6 16GB
ECC対応
メモリ速度18Gbps18Gbps14Gbps14Gbps
メモリインターフェース192-bit160-bit160-bit128-bit
メモリ帯域432GB/s360GB/s280GB/s224GB/s
TGP210W130W70W70W
価格$2250$1250$1250$625


“Ada Lovelace”のワークステーション向けカードの下位モデルとなるRTX 2000 Adaが正式発表された。使用されるGPUコアはAD107で、CUDA core数は2816となる。AD107はGeForce RTX 4060に使用されているコアで、仕様としてはAD107のフルスペックのGeForce RTX 4060に対し、RTX 2000 Adaは2 SM分ユニットが無効化されている。一方で、Total Graphics PowerはPCI-Express電源コネクタ不要の70Wまで抑えられるとともに、RTX 4000 SFF AdaやRTX A2000と同様のロープロファイル対応の小型のカードに仕上げられている。またRTX seriesらしく、VRAMも16GBのECC対応GDDR6を搭載する。

これまでProfessional向け“2000”を名乗るカードは下一桁“6”のコアが用いられることが多かった。同様にコンシューマ向けで“60”を名乗るカードは下一桁“6”のコアが用いられることが通例だった。しかし、“Ada Lovelace”世代はこれら前例から外れており、GeForce RTX 4060には“AD107”が用いられている。そしてGeForceの“60”に近いスペックを持つProfessional向けの“2000”にも“AD107”が用いられることになった。

“Ada Lovelace”の下一桁“6”―AD106が用いられているのはGeForce RTX 4060 Tiである。RTX 2000 AdaでAD106が用いられなかったため、デスクトップ向けのワークステーション向け製品ではAD106採用製品はラインナップされていない。またGeForce RTX 4080 seriesに用いられているAD103も同様にデスクトップ向けのワークステーション向け製品には採用されていない。このあたりの選択の意図はNVIDIAのみぞ知ると言ったところだろうか。
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コメント
この記事へのコメント
199410 
GeForce RTX 4050 はよ
2024/02/14(Wed) 07:45 | URL | LGA774 #-[ 編集]
199419 
値段以外は凄く魅力的なスペックに見える

ECC非対応にして399ドルとかで出して欲しい

怖い(逸般)人のmini-ITXグラボの鉄板になるか?w
2024/02/14(Wed) 19:00 | URL | LGA774 #-[ 編集]
199421 
VRAM8GBで450ドルのバージョンとか出したらまたa2000 6gbみたく海外のsff界隈やレビューyoutuber界隈で重宝されそう…

でも今はロープロのライバル増えたしそこまでしゃ無いか…
2024/02/14(Wed) 23:04 | URL | LGA774 #-[ 編集]
199435 
$625が10万超える換算しなきゃいけない世の中が…
(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)
2024/02/15(Thu) 21:22 | URL | LGA774 #-[ 編集]
199452 
4060レベルの物が倍の値段になる。
ゲーマー向けに消極的になりますわ。
2024/02/17(Sat) 17:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
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