北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel Updates Lunar Lake Processor Lineup with LNL-V Model(Guru3D)
Intel Lunar Lake-V CPUs To Max Out At 8 Cores In 4 P & 4 LP-E Configs: 8 Xe2 GPU Cores, 32 GB LPDDR5X & 17-30W TDPs(WCCF Tech)
Golden Pig Upgrade Package 2024/04/17 14:18(bilibili)

“Lunar Lake-MX”と呼ばれていたものは“Lunar Lake-V”に解明された。“Lunar Lake-V”は全てが4 P-core + 0 E-core + 4 LP E-coreで構成される。SKUは周波数とL3 cache容量で区別される。iGPUはXe2-coreが最大8基である。メモリ容量は最大32GBで、カスタムされたLPDDR5-8533をMoP pakcageで搭載する。オプションでファン有り/ファンレス設計があるが、標準的な“Lunar Lake-V”のTDPは17~30Wである。従来の15~28Wから若干上がっているのはCPU pakcageにメモリが搭載されるためだ。
 
Lunar Lake-V (2024年4月19日)

少し前に“Lunar Lake”の型番としてCore Ultra 5 234Vというものが出てきていた。これを踏まえると“Lunar Lake-V”という呼称は納得できる。

CPUやGPUの構成は従来の情報通りだ。CPUコア数は8-coreでその内訳は4 P-core + 4 LP E-coreとなる。Efficient CoreはE-coreではなくLP E-coreの扱いとなり、このあたりに“Lunar Lake”がPerformance-per-wattを大幅に底上げしたヒントがあるのではとWCCF Techは予想している。
GPUは“Battlemage”世代のXe2-LPGで、最大8基構成である。

“Lunar Lake-V”のSKUだが全てが4 P-core + 4 LP E-coreの構成をとり、コアが減少したモデルはないようだ。その代わりSKUはL3 cacheの容量や周波数で区別される。

“Lunar Lake-V”はCore Ultra 7とCore Ultra 5が確実に投入されるSKUとなるだろうが、“Lunar Lake-V”のCore Ultra 7とCore Ultra 5はどちらも4 P-core + 4 LP E-coreの構成となる。L3 cache容量はCore Ultra 7が最大仕様、Core Ultra 5は若干削られた仕様となり、周波数はCore Ultra 7がより高く設定される。

Core Ultra 7とCore Ultra 5でコア数に変化がないことを奇妙に思われる方もいるかもしれないが、Mobile向けのU seriesにおいてはCore i7 10810U/10710Uを除き、現在に至るまで“7”のコア数と“5”のコア数は同じである。第8世代から第11世代ではCore i7とCore i5は4-coreで、違いは主にL3 cache容量と周波数で、世代によりiGPUの規模も相違点となる。例外は“Comet Lake-U”のCore i7 10810U/10710Uでこれだけは6-coreであるが、その下に4-coreでCore i7 10610U/10510Uが存在している。第12・13世代はCore i7, i5ともに2 P-core + 8 E-coreで、その次のCore Ultra 7とUltra 5も同様である。

“Lunar Lake-V”が担う消費電力帯は従来のU seriesが担う消費電力帯であり、SKUの構成もこれに準じたものとされたのだろう。
“Lunar Lake-V”の主力はCore Ultra 7とCore Ultra 5となるだろうが、モデル末期に例外的にCore Ultra 3が投入された場合はこれが2 P-core + 4 LP E-coreの構成をとる可能性はあるかもしれない。

LPDDR5Xをオンパッケージで搭載するのも既報通り。TDPが17~30Wと2W増えているのはこのオンパッケージのメモリの分のようだ。

“Lunar Lake”は2024年末に登場するが、数多く出回るのは2025年に入ってからとなるようだ。
関連記事



○Amazon売れ筋ランキング CPU メモリ グラフィックカード マザーボード SSD 電源

コメント
この記事へのコメント
200331 
リーク情報ではLunar Lakeの仕様はかなり固まってきた感じがするね
それに比べてArrow Lakeは不確定な気がする
2024/04/19(Fri) 12:43 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200333 
やっぱLPコア扱いか
SoCやGPU全部オンダイだけどPコアというかCPUブロックへの電力を遮断したり、LPコアのトランジスタを省電力なものにしてMeteor Lakeより高効率化するんだろう
2024/04/19(Fri) 15:55 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200334 
Core ultraには3のブランドは存在しません。あるとするならば2年後あたりにUltraから外されたときにCore3として登場でしょう
LNLはLPeが4とありますがマルチフレッド時には動作します。
ultra5と7の違いは周波数、GPUのコア数です。
2024/04/19(Fri) 16:15 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200336 
バスとの接続から「実質LP-E」とはいえるけど、公式にはEコア扱いで、外野も言い方の匙加減次第ではないかと思う。
MeteorだとLP-Eが弱すぎて「LP-Eを使ってCPUブロックを休ませる」って方針があまり機能していないので、
EコアとLP-Eコアの中間程度の設計にしていい閾値を探している感がある
2024/04/19(Fri) 19:05 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200346 
Alder lakeの頃からPコアEコア4つずつくらいが1番バランス良さそうと思ってたから個人的に嬉しいです。
2024/04/20(Sat) 07:48 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200349 
200331 
Arrowもすでに十分情報が出ていますよ
LNLはモバイル/タブレット向けなのでOEMが既にサンプルを受け取っており今後も多くの情報は出るでしょうね
一方で今年のArrowはまずはデスクトップからなので情報はまだ先でしょう
2024/04/20(Sat) 10:07 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200354 
「Meteor LakeのLPコアはXXだったからLunar Lakeでは…」

って声はよく聞くけど、そんなフィードバックをかける時間的余裕があるのか疑問に思う。

良いと思って作った3レベルコアをどうして1世代でやめたのかとか、1世代限りの3レベルコアをどうしてあんなに大声で宣伝したのだろうとか、謎が多い。

妄想に過ぎないのだが、ゲルジンガーのCEO就任でいろいろな方向が変わったのかもしれない。
2024/04/20(Sat) 19:01 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200365 
200354
2022~23年の学会発表時の質疑応答や新聞のインタビュー記事(WSJやNYTなど一般紙なので逆にanand/toms/wcfcみたいなテック系メディアでスルーされがち)を読むと、
10nmとSapphire Rapidsの遅れの原因を探ったところ、理論上最強に拘ってプロジェクトを遅らせるのが原因で、
完璧を目指すよりまず終わらせろ、一定期間で1世代分にふさわしい進歩を出せ、みたいな方針に変わってる。
Meteor lakeを触ってみて分かったが、あからさまに「良くなってるけど完成度は低い」感じ。

この方針のプロセス面の代表例がIntel4/3や20A/18Aみたいにライブラリが揃っていないのを自家用に先出しする方針で、
設計面の代表例が528core版Sierra Forestのキャンセル。
2024/04/21(Sun) 15:31 | URL | LGA774 #-[ 編集]
200410 
200354
一世代限りのコアとは?MTLの設計はARLに引き継がれますよ。LNLは説明どおり超低消費電力セグメントです。
2024/04/23(Tue) 10:32 | URL | LGA774 #-[ 編集]
コメントを投稿する(投稿されたコメントは承認後表示されます)