北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
初出:2008年4月27日18時19分
追記:2008年4月28日16時43分

◇AMDのEnergy Efficent processorの展開
AMD ENERGY EFFECTIVE PROCESSORS(Xtreview.com)

AMDはより電力効率に優れたCPUを開発しようとしている。そして第2四半期の終わりにはTDP65WのPhenom X4 9150e(1.80GHz)と9350e(2.00GHz)が登場する。これらはいずれもB3 steppingで登場する。
3-core CPUでもTDP65Wのモデルが登場する。それがPhenom X3 8450で2008年第2四半期に販売される。


そして2009年初めには45nmプロセスでEnergy Efficentモデルを投入する。L3キャッシュを省略した4-core CPUである“Propus”は2.30~2.60GHzで登場し、TDPは65Wとなる。後に、AMDは45Wの4-coreも投入する。

Xtreview.comも結構飛ばし記事が多いのですが・・・。
しかしそれでもこの情報には期待させられます。2.00GHzの9350e! まさに待ち望んでいたCPUです。

ちなみにPhenom X3 8450は昨日発売されていますが、今現在流通しているものはTDP95Wのようです。TDP65Wの8450が後から出てくるのか、それともXtreviewの間違いなのかは分かりません。私としてはぜひともTDP65Wの8450も出して欲しいですが・・・。
 
(参考)
初の3コアCPU、Phenom X3が発売に X4最下位の9550も同時発売、低消費電力のX4 9100eも29日(火)予定(AKIBA PC Hotline!)
Phenom X3 8450(AMD)



◇65nmプロセスでAthlon64 X2 6000+が登場する?
ATHLON X2 6000+ 65NM(Xtreview.com)

公式にではないが、65nmプロセス“Brisbane”コアの上位モデルに位置するAthlon64 X2 5800+が投入されるといわれている。しかし、Xtreview.comが得た情報によると、2008年第2四半期末にAMDは65nmプロセスでAthlon64 X2 6000+(3.10GHz / L2=512kB x2)を“Brisbane”コアで投入する模様である。つまり、6000+は90nm CPUが引退した後にもプライスリストには残るようである。

今現在“Brisbane”コアは5600+(2.90GHz / L2=512kB x2 / HT 1000MHz / TDP89W)までが投入されています。
また5800+については前々から第2四半期中に登場するという話が飛び交っています。“Brisbane”版6000+については今回が初登場ですが・・・出るのでしょうか?
TDP65Wで出たらなかなか面白いことになりますが。

(追記:2008年4月28日16時43分)
Athlon X2 6000+ to go 65nm(TechConnect Magazine)

“Brisbane”コアのAthlon X2 6000+の話がTechConnect Magazineでも取り上げられています。
内容はほぼXtreview.comと同じで新6000+は3.10GHzでL2=512kB x2となり、TDPは125W以下となるようです。



◇45nm CPUはSocketAM3版のみ
45 NM AMD PROCESSOR FOR AM3 ONLY(Xtreview.com)

最初の45nm AMD CPUはDDR2をサポートし、現在のマザーボードと互換性のあるSocketAM2+で投入されると考えられている。そして最初の45nm CPUは2008年第4四半期に登場し、その後の2009年上半期にDDR2/3両対応のSocketAM3の45nm CPUが登場する。SocketAM3のCPUはSocketAM2/AM2+のマザーボードでも動作し、DDR2をサポートする。しかしSocketAM3のマザーボードはSocketAM3のCPUしかサポートしない。

だがAMDは計画を変更し、45nmプロセスCPUはSocketAM3でしか投入せず、SocketAM2+版の45nm CPUは用意しない。最初の45nm・SocketAM3のCPUは4-coreの”Deneb”となり2008年第4四半期に投入される。周波数は2.40~2.80GHzでL2=512kB x4, L3=6MBとなる。

現在の65nmプロセスではPhenom X4 9950(2.60GHz / TDP140W)が投入される他、TDPを削減したPhenom X4 9750(2.40GHz / TDP95W)とPhenom X4 9850(2.50GHz / TDP95W)が予定されている。
3-coreも拡充されPhenom X3 8550(2.20GHz / TDP95W)がまもなく登場する他、第4四半期にはPhenom X3 8850(2.50GHz / TDP95W)が予定されている。


SocketAM3 CPUがSocketAM2 / AM2+マザーと互換性を持つならば最初から45nm CPU群はAM3版から投入してしまおうという考えでしょうか。
AM2+ CPUはAM3マザーでは使用できませんので、AM3登場間近な2008年第4四半期という時期に新プロセスでAM2+ CPUを出すよりも将来性を持つAM3 CPUを(AM3マザーに先立って)投入するというのは合理的ではあります。

(追記:2008年4月28日16時43分)
AMD Phenom X4最新TDP規劃曝光 45nm四核心年底登場 時脈最高2.8GHz(HKEPC)

HKEPCでも似たような記事が出ています。
45nmプロセスの“Deneb”は2008年11~12月に2.40~2.80GHzで登場し、TDPは95Wとなるようです。そしてこの“Deneb”はSocketAM3で登場する模様です。

65nmの“Agena”の今後の展開についてもXtreview.comと大体同じことが書かれており、TDP95Wの9750が第2四半期、9850が第4四半期に投入されます。これらの投入に伴い、TDP125W版はフェードアウトしていく模様です。9950はTDP140Wのものが投入されるようですが、これに関しても第4四半期にTDPを下げたものが後に投入されるようです。