北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Intel to launch three Nehalem-based processors by the end of 4Q08(DigiTimes)

Intelは“Nehalem”ベースの4-core CPU(“Bloomfield”)を第4四半期に予定している。これらは新型のLGA1366を使用する。“Bloomfield”はXE, P1, MS3の3つの価格帯に投入され、周波数はそれぞれ3.20GHz、2.93GHz、2.66GHzとなる。TDPは全て130Wで8MBのL3キャッシュを有し、SMTを搭載する。

“Bloomfield”に関してはほぼ既報どおりです。
 
“Bloomfield”に対応するチップセットとしてIntelは第4四半期にX58+ICH-10をローンチする。新プラットフォームは現在のものと比較すると15~30%ほど性能が向上しているという。X58チップセットは長らく使われてきたFSBに代わりQuickPath interconnect(QPI)を採用する。
またX58は4本のPCI-Express x8を有し、AMDのQuad CrossFire Xに対応する。しかし、NVIDIAのSLIに対応するかどうかはまだ分かっていない。


PCI-Express x16スロットは最高で4スロット搭載され、x8レーン4本とすることでQuad CrossFire Xに対応することになるようです。Computexで展示されたX58搭載マザーでもPCI-Express x16スロットを3~4本持つものが見られました。

別の話になるが、IntelはCore2 Extreme QX6850とQX6800を7月以降フェードアウトさせる。またパフォーマンスレベルの4-coreであるCore2 Quad Q9550とQ9650は2009年第1四半期にフェードアウトする。Intelはメインストリーム向けの“Yorkfield”も2009年第4四半期までに引き上げる方針である。

最後にAtomの話であるが、Dual-CoreのAtom 330は7月に大量再生産に入る。しかしSingle-CoreのAtom 230の不足のため、同社は(Dual-Core Atom 330の)ローンチを当初の8月から9月へと延期するようである。

“Nehalem”はまず4-coreから投入されるため、それに押し出される形で“Yorkfield”がフェードアウトしていくようです。それと比較するとDual-Coreの“Wolfdale”は比較的後まで残るかもしれません。


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