北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Nvidia's Hybrid SLI is reaching its end(Fudzilla)

Hybrid SLIは2008年にNVIDIAからアナウンスされた。これはHybrid PowerとGeForce Boostという2つの機能からなっている。Hybrid PowerはGPUに負荷がかかっていない時にはIGPで描画を行って消費電力を抑えるもので、一方のGeForce BoostはIGPと単体GPUを協調させて性能を向上させるものである。

Hybrid Powerでは単体GPUが使われない時はこれをオフにするが、Multiple digital display環境ではHybrid Powerを使うことができない。Hybrid Powerを使用する場合は、Primaryディスプレイが直接マザーボードに接続されている必要がある。
 
いくつかの情報によると最新の単体グラフィックカードであるGeForce GTX 285, 295ではHybrid SLIをサポートしていないという。さらに、NVIDIAは新しいデスクトップ向けチップセットの計画を立てていない(確かにIntel CPU向けには新チップセットの情報は出てきていない。しかし、AMD向けにはMCP82の情報が出てきている)。そして何よりもリテール市場では実際Hybrid SLIは終焉を迎えようとしているという事実がある。ただ、OEM向けにはまだ需要があるかもしれない。

Hybrid Powerに関してはAMD向けのGeForce8000系とnForce700a系でのみ対応しています。GeForce Boostになると上記に加え、Intel向けのGeForce9000系も対応しています(参考)。
GeForce Boostに関してはノートPC向けなどで単体ローエンドGPUと内蔵グラフィックを組み合わせることにより、全体の消費電力を抑えつつ性能を確保するといった使い方が今後もされるのではないかと思われます。
一方、Hybrid Powerに関しては登場時のレビューでも使いづらさが指摘されており、最新グラフィックカードが対応していないとなると、こちらは本当に終焉を迎えるのかもしれません。