北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森八雲. Since July 10, 2006.)
Microsoft and Intel looking to limit netbook sizes to 10.2-inch for Windows 7(DigiTimes)
Microsoft, Intel put squeeze on Via(TG Daily)

台湾のODMノートPCメーカーによると、IntelとMicrosoftはWidnows 7搭載のネットブックのモニタサイズの上限を12.1インチから10.2インチに縮小することで合意したようだ。

この合意により、Atom Zxxx搭載の11.6インチネットブックはWindows 7登場後は消えることになる。
 
これに関連して、Windows 7のネットブック向けSKUに関するニュースが入ってきています。

Maximum Hardware Specifications For Small Notebook PCs(Tech ARP)
マイクロソフト、Windows 7のネットブック限定エディションを準備か(CMPUTERWORLD.jp)

Windows 7のネットブック限定版としてはWidnows 7 Starter for Small Notebook PCとWindows 7 Home Basic for Small Notebook PCsの2種類が用意されるようです。
なおこれらはOEM向けのみの提供となり、さらに搭載できるハードウェアにいくつかの制限が設けられます。制限の内容は以下の通りです。

  ・ディスプレイサイズ:10.2インチ以下
  ・メモリ:1GB
  ・ストレージ:250GB HDDまたは64GB SSD
  ・CPU:2GHz以下の1-core CPUで(GPU・チップセットを除いた)TDPが15W以下のもの

Tech ARPの記述では、今回話題となっているWindows 7 Starterでも同様のハードウェア制限が設けられているようです(ちなみにアプリ同時実行数制限は廃止になった模様(参考))。

Atom自体、そんなに性能の高いものではなく、その消費電力と発熱の低さを生かして、小さなPCに入れてなんぼという面もあります。なので、Windows 7登場後はAtomは10.2インチ以下を中心に展開し、11.6インチや12.1インチクラスはCore2ベースのCULVやK8ベースの“Yukon”, “Congo”が担うことになるでしょう。CULVやK8ならば通常版のWindows 7も快適に動かせるはずです。

完全に割を食った感があるのはVIAのNanoです。DigiTimesによるとNanoは11.6インチ以上ではアドバンテージを持っており、一方Atomは10.2インチ以下で優勢となっています。しかし、ネットブック向けWindows 7が10.2インチ以下に限定されることにより、NanoはAtom有利の10.2インチ以下のレンジで戦うか、11.6インチ以上でAtomよりはるかに高性能なCULVやK8と戦わなくてはならなくなります。今年末に登場するといわれている新型Nanoやその後のDual-Core Nanoがどういったものに仕上がってくるかにかかってきそうです。

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